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特定非営利活動法人 NPOチャレンジブラジルとは。
25年間続いた日本ブラジル交流協会のブラジル研修生制度が頓挫しており来年からは、テストケイスとして4月から5-6名の引き受けをブラジル日本交流協会として再開し2008年度から正式派遣引き受け制度を継続するとのことですが、『私たちの40年!!』の画像掲示板に下記書き込みがありました。この書き込みでテク亭非営利活動法人 NPOチャレンジブラジルと言うサンパウロ新聞の編集長である鈴木雅夫さんが理事長をしておられる団体の存在を知りました。
勉強不足で恥ずかしい次第ですが、日本の若者にブラジル移住と言う一つの人生の選択が存在する事を一人でも多く感じてもらうチャンスを提供するこれらの地道な活動が継続していく事を切に望むものです。
写真は、話題の発端となった宮本 修さんです。


元日本学生海外移住連盟の宮本 修さんの紹介文に対して下記のような書き込みが画像掲示板に掲載されていました。
投稿者の名前は匿名希望とのことで不明ですが、なかなかブラジル通の方のようです。
『こんにちは
 若い学生を受け入れる制度が・・
 チャレンジ・ブラジルは、ブラジル人、ブラジル日系人の間での評判は、どうなんでしょうか?
 ブラジルに行きたい学生に紹介しても良い物なんでしょうか?
www.challenge-brasil.com/">http://www.challenge-brasil.com/
(まちがってたらすいませんが、交流協会の研修制度廃止は、この事業で収益をあげるためなんでしょうか?)』

下記回答を当方から書き込んで置きました。
コメント有り難う御座います。勉強不足で特定非営利活動法人 NPO チャレンジブラジルの存在を知りませんでした。過去25年間日本ブラジル交流協会の南伯担当理事として南2州への研修生受け入れ先の紹介等交流協会のブラジル派遣生の10%近くの70数名の若者と接してきました。日本とブラジルの架け橋的人材を育成するとの玉井義臣会長(あしなが育英会会長)、藤村修理事長(大阪選出民主党衆議院議員)が心魂を注いでいた事業も入国査証取得問題に端を発し残念ながら頓挫してしまいました。(詳細は『私たちの40年!!』の下記関連URLを参照下さい。日本ブラジル交流協会関係の話題 特に27番目に有る鈴木雅夫さんが書かれた日伯青年交流についてのサンパウロ新聞の社説を参考にして下さいBhttp://40anos.nikkeybrasil.com.br/jp/biogcat.php?cod=15)現在日本ブラジル交流協会のブラジル派遣事業は停止していますが、ブラジルの法人、ブラジル日本交流協会で学生ビザの取得を基本にしてポルトガル語収得を軸にした研修制度の立ち上げを進めております。
お知らせ頂いたNPO チャレンジブラジルですが、このNPO団体の理事長が鈴木雅夫さんであることを知りこの団体は確かな基盤に立った継続的なNPOである事を保証します。鈴木さんは関西大学時代にやはり日本学生海外移住連盟の派遣団の一員として一年間サンパウロ新聞で研修し帰国後もサンパウロ新聞の日本支社長を務めておられその後ブラジルに来られてからは、サンパウロ新聞の編集長として日系コロニアの羅針盤、コロニアの木鐸として健筆を振るうだけでなくご自分が若い頃にチャレンジしたブラジルでの経験を日本の若者にも味合わせて遣りたい、人生の選択として自分の目と体でブラジルを味合わせて遣りたいとの熱い思いの実現の場としてサンパウロ新聞東京支社、福岡支局を動員してNPO非営利活動法人チャレンジブラジルを立ち上げて既に実績を上げておられる事を知り大変嬉しく感じるだけでなく出来るものなら私も手伝いたいと思います。
従い機会が有れば人生の選択の一つとして是非ブラジルを視野にいれチャレンジしてみるように若い人達の選択肢の一つとしてブラジルに目を向けて貰えるようにご指導下さい。
残念ながら昔のように永住権を簡単に出して貰えず苦労されており、宮本さんの取材記事を書かれたサンパウロ新聞福岡支局長の吉永記者もブラジル永住権取得のために大変苦労されたお一人です。ブラジルの日本移民100周年を迎えるにあたり入国査証の取得手続きの簡素化(短縮)、観光ビザの相互不要協定、永住権取得条件の緩和(現在シニアーの皆さんの移住は月間2000ドルの所得=年金のEVIDENCE=証明が有れば永住権取得が可能ですが、若者への永住権は、ブラジル国籍者との婚姻等の方法しか無いのが現状です)。
まじめな問題提起等有り難うございました。今後とも宜しくお願いします。


特定非営利活動法人 NPOチャレンジブラジル
チャレンジャーをお世話してこんなことを感じた

 現在、7人のチャレンジャーがブラジル各地に滞在している。それぞれの目的が違い、生活環境も異なる。共通しているのは、ブラジルが好きで自分の興味のあることに貪欲なことだ。

 目標、目的意識がはっきりしており、無駄のない生活を送っている。夏休みを利用して来伯している人や1年間滞在する人まで様々だが、短い滞在期間をいかに有効に過ごすのか、懸命に模索し、実行している。そして、決して贅沢はしない。倹約に倹約を重ね、有効にお金を使うことを心がけている。

 サンパウロでこれらのチャレンジャーと接していて、色々教えてもらうことが多い。チャレンジ・ブラジルを立ち上げて1年足らずと日が浅く、我々も手探りの日々が続く。息子や娘と同世代の若者たちとどのように付き合っていけばいいのか、当初、来伯したチャレンジャーたちを尊重し、必要以外は連絡を控えていた。チャレンジャーたちは困れば、連絡してくるだろう、と考えていたからだ。チャレンジャーたちは海外に飛び出してくるだけあり、自立心が旺盛で、できるだけ自分で問題を解決しようとしている。自分で解決できなければ、チャレンジャー同士で悩みを分かち合う。

 ところが、チャレンジャー第1号のYさん(女性)が帰国間際に「鈴木さんの考えは間違っている。悩みがあっても自分から言えないものなんですよ。もっと声をかけてあげて。鈴木さんの息子さんや娘さんがチャレンジャーだったらどうします。もっと連絡するでしょう」と強烈な一発を食らわせられた。

 チャレンジャーは、我々が仕事をし、忙しくしている事を知っているため、できるだけ迷惑をかけないように気配りをしてくれていたのだ。ある程度の距離を置いたほうがいいのではないか、という私の考え方が間違っていることを教えてもらった。我々は、仕事でチャレンジ・ブラジルを運営しているわけではない。それなら、アットホームな感覚でもっとフランクに付き合えばいい。それ以後、できるだけ電話を入れ、機会あるごとに食事に誘う。

 チャレンジャーは、悩みを打ち明けるわけでも、苦情を言うこともほとんどない。普段の生活を語り、バカ話をすることが多い。短い滞在期間をいかに有効に使うのか、我々が何を手伝えるのかを考える。幸い、我々がこれまで培ってきた人脈の中から、チャレンジャーの希望をかなえることができている。我々の力ではない。ヨチヨチ歩きのチャレンジ・ブラジルを理解し、協力していただいている日本人や日系人のおかげだ。我々が気のつかないところまでフォローしていただき、頭の下がる思いで日々送っている。

 いくらブラジルが好きで、自分の好きなことをやっていても、悩みはある。言葉の端々にその悩みが出てくる。口に出せば解消する悩みもあれば、内にこもった悩みもある。できるだけ、介入せず温かく見守っていようと思う。

「そのうち、世話にならなくてもいいようになりますよ」

 Kさんが私を睨みつけて言った。その気持ちがチャレンジャー精神だと思っている。そのときが来るのを楽しみに待っている。これからも「お世話をする」と言う目線ではなく、同じ目線でチャレンジャーと過ごしたいと決意を新たにしている。
2004年9月6日
理事長 鈴木 雅夫(現在サンパウロ在住)

私はチャレンジの関係者ではありませんが私の知る2006年度チャレンジ研修生何人かの活躍をお知らせします

男子 サンパウロから200キロ郊外にある日系人集団地の日本語学校教師
女子 邦字新聞社会部記者
女子 美術学校で学びながらアルバイトで領事子息の家庭教師




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