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関心高い「ビバ・ジャポン」ブラジル・サンパウロ 堀江剛史
『私たちの40年!!』ホームページの寄稿集でも幾つも署名入りの記事を掲載させて頂いているサンパウロ新聞の堀江 剛史記者にサンタカタリーナ州のラーモス移住地の桜祭りを取材に来ておられるのにお会いした。いつもの少しはにかんだ感じのする笑顔を見て親しみを感じる。何度かポルトアレグレにも取材に来られ一緒にカシアスの町迄車で出向き色々人生観を語り合った事もある。ブラジル移民に目を向けた彼の書く記事には何時も注目をしている。
ラーモス移住地での立ち話の中で中国新聞 『世界の街角から』への投稿はと聞いて見た所、『最近また書いたよ』との事でしたのでチエックして見たところ掲題の記事が掲載されていました。お借りして収録して置くことにしました。
写真も中国新聞WEB版に載って居るものをそのまま使わせて頂きました。


中国新聞 世界の街角から 2007年7月27日付け
関心高い「ビバ・ジャポン」ブラジル・サンパウロ 堀江剛史
来年、日本人のブラジル移住開始から百年がたつ。全日系人の七割、約百万人が集中するサンパウロ州で今年三月から、日本文化教育プログラム「ビバ・ジャポン」が始まった。
 州内五千五百の公立学校の生徒五百万人を対象に日本をテーマにした授業・研究を行う大規模なものだ。移民国家ブラジルでも、義務教育の中で特定の国を取り上げたプログラムが行われるのは初めて、という。農業を中心に国家建設に協力した日本移民に敬意を表することがきっかけだ。
マリア・ヴァスコンセーロス州教育局長は「食を中心に日本文化は一般化したが、これを機に、さらに理解を深めてほしい」と力を込めている。
 六月にオザスコ市のテルモ・コエリョ・フィーリョ・マジョール校で開かれた、全校生徒二千五十人が学んだ成果を発表する「ニッポン文化祭」を訪ねた。
 サンバに使う楽器でリズムを取りながら、日本の歌をそらで歌う生徒たち。メンバーの一人、アリーネさん(18)は「歌詞は一カ月で覚え、意味も調べた。他の日本の歌も覚えたい」と笑顔を見せていた。
 校舎内は、日本とブラジルの両国旗をあしらい、百年続く友好関係を表現。それぞれが関心を持った生け花や、茶道、日本の歴史、マンガなどをテーマにした研究結果を展示、生徒自身による日本文化に関する講演も行われた。
 「授業で詳しく習わなかった後遺症や土壌への影響などが分かった」と口をそろえるジャシェリさん(16)やアンドレイアさん(16)は、原爆の歴史に関心を持った仲間と壁新聞を作り、発表内容を張り出した。パトリシア・ベラト校長(40)は「今まで実施したどのプロジェクトより積極的」と生徒たちの好奇心の旺盛さに驚く。
 州教育局の日野寛幸部長(60)は「ビバ・ジャポン」の発案者。日本だけを取り上げることへの反発を危惧(きぐ)していたが、杞憂(きゆう)に終わったという。「日本移民に対する最大の賛辞。来年の百周年を機に日本とブラジルのきずなが深まれば」。十歳で福岡県から移住、言葉で苦労し、開拓も経験しただけに思いは熱い。
 生徒に案内され、面はゆいような気持ちで校内を見て回ったが、ブラジルは世界に類を見ない親日国であることを生徒たちの笑顔から、あらためて知る機会ともなった一日だった。
写真説明 ニッポン文化祭で、茶の湯を再現する女子生徒たち

ほりえ・よしふみ 1975年、広島市南区生まれ。2002年からニッケイ新聞(www.nikkeyshimbun.com.br/)記者。「ペルーからの報告―フジモリ待望論はあるか」で、03年度海外日系新聞協会特別賞を受賞。



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