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ヒラリーは党中核層、オバマはスターバック階層を獲得!
アメリカの大統領予備選挙、特に民主党の大統領候補選びの予備選は、ヒラリーとオバマ両候補の熾烈な選挙合戦が繰り広げられていますが、もう一つその選挙制度そのものが分かり分かり難くて理解が出来ていませんでしたが、富田さんが試験勉強をするように調べて纏めて下さった添付資料を送ってくれました。私自身大変分かりやすく勉強になりましが皆さんにも是非読んで頂きたく下記全文を掲載して置きます。サブプライム問題に端を発し一部経済の陰りが取りざたされていますが世界をリードするアメリカの大統領選挙の行くえからは目が離せませんね。女性初の大統領誕生か?初の黒人大統領出現か?または共和党の続投か?見守って行きたい。ヒラリーが勝てば北米に移住したいとのコメントをカナダの丸木さんが寄せていますので彼のコメントも一緒に掲載して置きます。
写真は、激戦を繰り広げている両候補です。


ヒラリーは党中核層、オバマはスターバック階層を獲得!
これはテキサス州議会のレティシア・バン・ピュッテ議員(民主党)のテキサス州に於ける大統領予備選挙についての感想である。ヒラリーはブルー・カラー層、オバマはホワイト・カラー層の票を獲得した、という訳だ。低所得、低学歴層がヒラリー、高所得、高学歴層がオバマを支持したのだ。共和党のマッケインの支持者はその上のプリウス階層だそうだ。

人種別に見ると、ヒラリーはヒスパニックの強い支持を受け、オバマは白人、黒人、ヒスパニックの支持を満遍なく得ている。ヒラリーはヒスパニックの55%を得、オバマは44%を獲得した。この数字はテキサスに於けるヒスパニックの人口比率が2004年の24%から32%に延びていることがヒラリーに追い風となったことを示している。

州全体を見ると、ヒラリーはほぼ全地域、特に南部で大勝し、オバマはヒューストン、ダラス、オースティン三都市で圧倒的な強さを示した。例外的なのは州第二の都市サン・アントニオで、ヒラリーは56%獲得している。これはサン・アントニオの人口の六割を超えるヒスパニックにクリントン前大統領の強力な支持者が多いからだ。しかしサン・アントニオの中でも、北部の新興住宅地域の高額所得層はオバマ支持者が多くて、他地域と同じ傾向を示している。

民主党内部では古い党員にはヒラリー支持者が多く、若い党員はオバマ支持者が多い。テキサス州選出の民主党連邦議員に跡取りが州議会議員である例が二件あるが、この息子たちは親たちに反してオバマを応援して、世代間の断絶が起こっている。とにかく今回の民主党の予備選挙は何十年振りかの熱狂的盛り上がりを見せており、両候補の中傷合戦にまで発展している。

一方共和党はマッケインが党大統領候補に指名されることが確実になり、今後の予備選挙は消化ゲームの様相を呈して来たため、有権者の関心が低くなったのはやむを得ない。

ところで大統領予備選挙は誠に複雑な仕組みになっており、州、党によってシステムが違うことがよりこのシステムを分かり難くしている。先ず投票日が州によってばらばらである。先月5日のスーパー・火曜日には20数州の予備選挙が行われた。その日テキサス州は選挙が無いにも関わらず、何千人もの有権者が「私は何処で投票するんだ?」と言って、役所に問い合わせてきたそうである。どうも一般の人には仕組みが良く分かっていないようだ。

選挙権の無い小生だが、インターネットで少々勉強したので、ご説明しよう。

先ず予備選挙は米国の二大政党が各々自党の大統領候補を選出する党内の選挙であって、公職選挙ではない、ことだ。

予備選挙制度の特徴

選挙権は18才以上の者で有権者登録を行った者に与えられる。住民登録制度の無い米国は本人自らが有権者登録をしなければ、選挙権を得ることは出来ない。更に独特なのは、登録の際に自分の支持政党を申告する点である。これは大部分の州がどちらか一党の予備選挙への参加しか認めていないからだ。

1.
夏以降行われる両党の全国党大会で公認候補者が決まると、11月にいよいよ大統領本選挙が行われるが、これも間接選挙である。

では予備選挙はどの様に行われるのか見てみよう。代議員の選出方法には二通りある。

予備選挙

各州の有権者は秘密投票によって特定の候補者支持を明確にしている誓約代議員(Pledged delegate)に投票する方式である。この選挙の結果、一票でも多くの票を獲得した大統領候補(の代議員団)が州に配分された代議員枠を独占して獲得するのが共和党では一般的である。勝者独占方式と言う。一方民主党は獲得票の比率によって代議員を分配する方式を採用している。予備選挙は党籍が無くとも投票可能で、この方式は一般の有権者が大統領候補の選定に参加出来る点が民主的である。党員集会一般投票が終了する午後7時以降に開催される、投票区、郡、連邦下院議員選挙区、州の各レベルの党員集会に参加する代議員を順次選出し、最終的に党全国大会に出席する代議員を選出する。党員集会に参加出来るのは予備選挙で投票した党員に限られる。集会では話合い、または挙手によって代議員を決定する。州によって異なるが、最終的に代議員が決定するまでに数ヶ月掛かる州が多い。と言うのは党員集会は重層的な構造をとっているため、最大4回の集会をする州があるかと思えば、小さい州はこの過程の幾つかを飛ばして投票区レベルの集会で全国大会の代議員を選出してしまう州もある。共和、民主両党共に全国統一の選挙方式は無く、両党の州本部が上記、二つの選挙方式を一つだけ又は両方を採用して選挙を行うのだ。
代議員の数は党本部が有権者数に基ずいて決定する。

Super Delegate(特別代議員)予備選挙、党員集会で選出される代議員の外に、特別代議員という制度がある。これは党の役員、連邦議会議員、知事及び大統領経験者等で構成される。特別代議員は先に述べた誓約代議員と異なり、全国大会まで「誰を支持するかを明確に表明する必要が無い」と言う特権を与えられている。彼らを非誓約代議員(Unpledged delegate)又はスーパー代議員と言う。特別代議員は、人気投票に成り勝ちといわれる予備選挙の影響が強くなり過ぎないように、全国大会において党主流派の意向を反映させる役割を担っている。ではテキサス州の開票結果を見てみよう。党本部から認められたテキサスの代議員数は228である。
3月4日のテキサス州大統領予備選挙の開票結果(数字は代議員の数である)  
  予備選挙 党集会 特別代議員 テキサス計 全国合計
オバマ 61 37 9 107 1,567+α
クリントン 65 30 12 107 1,462+α
態度保留 14 14  ?
計 126  67  35 228  4,048

テキサス州民主党の大統領予備選挙はこの表の通り3月5日現在、予備選挙の一般投票と党集会、特別代議員が選んだ両候補者の代議員獲得数は共に107人で同点の大接戦になっている。35人の特別代議員の内、14人は支持候補者を誰にするか態度を保留している。又支持候補を決めた21人も全国大会で支持候補を変更することも可能だから、どちらが勝つかは誰にも分からない。これから7月まで各種の取引、根回しが行われるのは勿論、未だ予備選挙が残っている州もあるので、これはもう持久戦である。全国合計で+αとしたのは今後の予備選挙の票と態度保留の特別代議員票があるからであり、態度保留の全国合計に?がついているのは、他州にも態度保留者がいることを示している。尚、民主党の大統領候補者の指名に必要な代議員数は過半数の2,025人である。

オバマ、クリントン両派の中傷合戦はWAR(戦争)状態であり、民主党が受けるダメージは計り知れないものがある。メキシコでは「汚れた服は家で洗え」と言うが、両派は将に公共の場で「汚れた服を洗っている」のだ。これで一番得をするのは、指名を確実にし、本選挙の準備に早や入ったマッケイン共和党候補である。今日の新聞に、中立を保っている民主党の元副大統領ゴア氏が両陣営の仲裁に入るべきだ、と危機感を露にした論評があったが、将に「漁夫の利」を占めるのはマッケイン氏のような気がするが、どうなることか。

党全国大会は非政権党が7月、政権党が8月に夫々開催する。4日間の党大会開催地は全州の党員、世界中から集まるジャーナリストが繰り広げるお祭り騒ぎの経済効果が大きいため、その誘致合戦でも火花が散るのだ。そして両党夫々の全国大会で党公認候補が指名され、本選挙に突入する。一般投票は11月に、
選挙人投票は12月に行われる。
尚、昨日発表された集票の追加発表によると、テキサス州でオバマは108人を獲得して、クリントンの上位に立ったとのことだ。今後の動きが楽しみである。

写真は共和党大統領候補のジョン・マッケイン氏
アリゾナ州選出上院議員。祖父、父に続く三代目海軍将校(パイロット)である。父の赴任先のパナマ運河地帯で生まれたため、反対派から外国生まれのマッケインは米国大統領の被選挙権が無いと中傷されたが、両親が米国人であるため、全く問題は無い。
ヴィエトナム戦争に従軍し、長期間ヴェトコンの捕虜だったことは有名。退役後下院議員を二期務めた後上院に転じ、2004年投票数の77%を獲得してアリゾナ選出上院議員再選を果たした。
アリゾナ州フェリックス市に住むマッケイン氏は数回の離婚暦がある7人の子持ちで、4人の孫がいる。現夫人はシンディさん。


和田さん、私たちの40年の皆様方、お元気ですか?
目下進行中の大統領予備選を取り上げて見ました。まるで試験勉強をしているような気分で書きました。ご笑覧下さい。
明後日から孫たちの春休みを利用して、マドリードに行って来ます。支倉が洗礼を受けた王立修道院を訪ねるのが楽しみです。
では宜しく。
富田

富田 さん
アメリカの大統領選挙の制度そのものが分かり難くて理解が出来ていませんでしたが、富田さんが試験勉強をするように調べて纏めて下さった添付資料が大変分かりやすく勉強になりました。有難う御座います。皆さんにも是非読んで頂きたく下記前文を掲載して置きます。
お孫さん達とスペイン旅行を楽しまれるとの事、支倉常長の縁のマドリード楽しんで来て下さい。4月に貴地でお会いできるのを楽しみにしております。

丸木で〜す
まぁ、他所の国の選挙なんかどうでもええようなもんやけど、南の巨人の動向は隣国カナダにも多大の影響がおますんで、少しは気になりまんな。
クリントン陣営の強力な支持者であったケネディ一族の寝返りがなければ、クリントン女史は楽勝してたかもしれません。
かつて、ニクソンが大統領になった際に、「我が内閣にはハーバードの糞ったれは一人も居ないぞ!」と、うそぶいたそうですが、ケネディ神話は今でも生きてるのが実感できます。オバマ夫妻はハーバード出身の超エリート、ケネディ一家の選挙マシーンに助けれれ互角に戦ってきたと思われます。来月のペンシルバニア州の結果により大勢は決まるでしょうが、建国所縁の地フィラデルフィアの住民の票が合衆国を救うことになるでしょう。
だけど、選挙は水物。まさかと思われた夫のビル・クリントンが当選したように妻ヒラリー・クリントンの運命がリバーティー・ベルが鳴り響いて決まるとは不思議な因縁です。最後に鐘を鳴らすのは貴女、ヒラリー・クリントン。
ベトナム戦争をおっぱじめたケネディ、それを収束したニクソン。イラク戦争をおっぱじめたブッシュ親子、誰が泥沼戦争を収束できるか。オバマならカーターの轍を踏み中東の権益を失い、欧州連合に世界の派遣を奪われるかも・・・。
クリントン政権が誕生すれば、住みよくなるアメリカに僕は移住します。



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