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『日本から一番遠いニッポン』=ジャーナリスト三山喬氏=南米日系人の生き様描く ブラジル新聞WEB版より。
また読んでみたい本が出版されました。ニッケイ新聞に掲題の『日本から一番遠いニッポン 南米同胞百年目の消息』(三山喬氏著)が紹介されています。ブラジルにおける日本移民100周年の今年は、色々な関係書物、ルポルタージュが、新聞、TV等で取り上げられており現地に住む我々としても嬉しい限りです。目次によるとブラジルだけでなくフジモリ政権のぺルー、コロンビア、棄民政策の証言としてドミニカ、ブラジル、ボリビアにも言及する幅の広い内容で元朝日新聞記者の三山さんがぺルーに8年間住みついて得た実体験を元に書いておられる内容の濃い書物のようで是非読んで見ようと思っています。簡単な著者紹介と本の目次もお借りして掲載して置きます。写真は、同書の表紙をお借りしています。


『日本から一番遠いニッポン』=ジャーナリスト三山喬氏=南米日系人の生き様描く ブラジル新聞WEB版より。

 【藤崎康夫=東京支社長】百周年を目前に控えた六月四日、気鋭のジャーナリストによる南米移民に関する渾身のルポルタージュ『日本から一番遠いニッポン 南米同胞百年目の消息』(東海大学出版会、二八〇〇円+税)が日本で出版された。
 著者の三山喬氏は朝日新聞記者として学芸部、社会部などで活躍。ドミニカ移民の訴訟問題に取り組み、現地を取材し、中南米移民の強い関心を抱き、一九九八年に退社し、フリージャーナリストの道を選んだ。
 取材を通して日系人に深く接する中で、「南米の地とは、日本人の〃血〃と〃文化〃はどうなっていくのか」という思いを抱くようになり、ドミニカ、ペルー、コロンビア、ブラジル、ボリビア、チリ、奥アマゾンにまで足を伸ばして実態を追った。
 「移住とは、同化とは…、自分なりの考えが像を結ぶまで何年もかかりました。
ありのままの百年史を知りたかったのです」と三山氏は語る。
 『ペルー新報』記者とフリージャーナリストという二足のわらじを履いたときもあった。
 「ペルーのコミュニティーで、わずか二世代で日本語が消え去り、同化が進んだ
のは、歳月のせいばかりではなかった。『反日の時代』という大きな障壁が文化の継承を阻んだのである」と日本人たることを拒んだ二世の姿も描く。
 また、ブラジルを描いた部分では、勝ち負け事件の当事者へのインタビュー、邦字新聞で記者として活躍する日本人青年らの姿も描かれている。十二章の構成で、明確な視点と確かな文章が冴えた、百周年にふさわしい出版物のようだ。


日本から一番遠いニッポン 南米同胞百年目の消息

移民百年―。南米の地で、日本人の「血」と「文化」はどうなっていくのか。
著者三山 喬 (ミヤマ タカシ)紹介:
1961年、神奈川県生まれ。東京大学経済学部卒業。98年まで13年間、朝日新聞記者として東京本社学芸部、社会部などに在籍。ドミニカ移民の訴訟問題を取材したのを機に移民、日系人に興味を持ち、1年余の中南米放浪ののち2000年10月からリマに移住。日系紙『ペルー新報』などを足場に南米在住のフリージャーナリストとして活躍。日本の各紙誌に記事を送る。2007年に帰国し、取材・執筆活動を続けている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

著書の目次:
プロローグ
第一章 邦字紙の窓から(ペルー)
    政変のリマに移り住む/フジモリ政権の崩壊/平穏に戻ったコミュニティー
第二章 老闘牛士との旅(ペルー)
    村祭りへの誘い/スペインで知った日本の心/完全燃焼の闘い
第三章 それぞれの「マリア」を追って(コロンビア)
    未知の日系コミュニティーへ/ゲリラの出没する入植地跡/“夢移民”たちの物語/「移民」ではない現代の定住者たち/“時代の空気”が導いた移住
第四章 テロの記憶(ブラジル)
    いまも残る「勝ち組の心情」/事件が問う「同化」と「アイデンティティー」
第五章 ふたつの国の狭間で(ペルー、ブラジル、日本)
   “日本人化”した若者の心/社会問題化する出稼ぎ子女の「不適応」/彼らはなぜ転落してしまうのか/“絶望”を固定化させないために
第六章 棄民政策の証言(ドミニカ、ブラジル、ボリビア)
    法廷に立った「時代の目撃者」/カリブ海の島で起きたこと/アマゾン戦後移民の現実/入植者を救った公金の“流用”
第七章 オキナワ村の半世紀(ボリビア)
    数奇な出自を持つ開拓村/アメリカへの複雑な思い/「未曾有の好景気」の中で
第八章 デカセギを愛した女たち(ペルー)
    新しいタイプの定住日本人/別れても日本には戻らない/おカネのことでは我慢できる/「ナマの現地」と向き合う生き方
第九章 日系人(ガイジン)候補奮戦記(ボリビア)
    「日本人村」からボリビアの社会へ/三者三様の結果に/意外な後日談
第十章 ブラジルの記者仲間たち(ブラジル)
    移民社会の終焉に立ち会う/定住の「覚悟」に揺れる心
第十一章 再び政治の季節に(ペルー)
     すれ違いの“電撃チリ入国”/「フジモリ世代」の二世たち/サトウキビ移民の“聖地で”
終章  奥アマゾン再訪(ボリビア)
    密林に飛び込んだ女性写真家/七年ぶりのヒロシマ村で/「同胞」との別れ
あとがき




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