HOME  HOME ExpoBrazil - Agaricus, herbs, propolis for health and beauty.  Nikkeybrasil  編集委員会  寄稿集目次  寄稿集目次  通信欄  通信欄  写真集  リンク集  準会員申込  em portugues




ブラジルを旅する畑山 美紀さんのお便りと写真をBLOGに纏めました。(中編)
美紀さんのブラジル旅日記(写真付き)は、一度で収録出来ずその後編として纏めて見ましたが、サルバドール、雨のナタール、マラニオン、パラ、マカパを経由オイアポッケから仏領ギアナ、スリナムまででまた1万語に達してしまい第3部が必要と成りました。ガイアナ、サルトアンジェレス、コロンビア、中米は次回に回します。
旅先の写真に気に行ったものが沢山あるのですが、矢張り美紀さんが写っている方が良いのでポルトアレグレに立ち寄られた時の写真を使わせて貰いました。



独立記念で賑わうサルバドール 畑山 美紀さんからのお便りです。
http://blogs.yahoo.co.jp/yoshijiwada/41198143.html

和田様
今日も朝から暑いサルバドールです。
昨日の独立記念のお祝いでは交通規制がありハーハ要塞付近は歩行者天国、警察もかなり出ており、遅くまで賑わっていました。要塞前にはステージがつくられサルバドール出身のClaudia Letteさんのコンサートが。夜ちょっと見に行きましたがステージの300mほど前まで人が詰まってほとんど見れませんでした。が、サルバドールの人たちのエネルギーを感じた1日です。旧市街のパレードではしっかり陣取って撮影できたので、その写真も添付しますね!
朝から夜まで大興奮のサルバドール、今朝はいつもの静かな朝に戻っています。
それでは、バーハ海岸に泳ぎに行って参ります(^o^)丿
美紀

(コメント集)
サルバドールの海浜は暖かそうですね。
バイヤ州の独立記念日だったとの事、賑やかさが伝わって来そうです。サルバドール、レシフェのカーニバルはノルデステ特有の全員参加の町の中でのカーニバル。まるで阿波踊りを秩序なく盛り上げたようなものです。独立記念日も同じようなトラックの上でがんがん鳴らす音楽に合わせて皆がぞろぞろ付いて回る形の小さなカーニバルの様相を呈していたのではないかと想像しております。
ボンフィンのミサンガ沢山買い込んだようですね。安くて軽くて大きな希望を三つまで叶えてくれる霊験あらたかなミサンガ皆さんが喜ばれるでしょう。切れたときに望みが叶うとの事ですが、ぼろぼろになっても切れて呉れません。美紀さんも結んで見ましたか?


朝から土砂降りのナタルより 畑山 美紀さんからのお便りが届きました
http://blogs.yahoo.co.jp/yoshijiwada/41251027.html

和田様
もうポルトアレグレからだいぶ離れてしまいました。
今はアフリカ大陸に一番近いブラジル、ナタルに居ります。
サルバドールから北はビーチリゾートが続くので、あまり観光客がいるところよりはのんびり過ごせそうな美しいビーチ…と思ってナタルを選びやって来たのですが、朝から土砂降りの雨。聞けば3日間雨が降り続いているそうです。
ガイドブックでは1年のうち300日以上が晴天で、それ故『太陽の町』とも呼ばれていると書いてあるのに…旅の運気が下がっていなければ良いのですが(^.^)
観光客より観光業に携わっている方たちのほうが暇で大変そうです。
ビーチの帽子売りやとうもろこし売りを見かけましたが、ビーチ自体ほとんど人がいないのでちょっと気の毒です。私も濡れていい格好で3時間ほど歩き回り、雨が上がる気配がないので引き上げました。ナタル自慢の美しい海が見られず本当に残念です。写真もほとんど撮れず…逆に考えれば旅の途中、こんなにのんびり過ごす日も、たまにはあっていいのかな、なんて思います。
ポルトアレグレのお天気はどうですか?もう懐かしい場所になりつつあります。
ナタルの写真がほとんど無いので、サルバドール最終日に撮った写真も何枚か添付させていただきます。
美紀

(コメント集)
美紀さん
ナタールに到着しましたか。ブラジル領土としてはもっと西に世界遺産の一つ(知床に似ていると恵子がコメントしていました)フェルナンド デ ノロニア島があります。現在雨期のようで島も雨かも知れないですね。アフリカがそこだと感じる自然の島でした。
サルバドールの世界遺産ペロリニョーの坂道良く撮れていますね。漢字が出ています。2枚目はエレベータの近くの壁の穴を通しての下町でしょうか。諸聖人の湾と呼ばれている大きな湾の中程にイタパリカと云う島があるのですが行って見られましたか?自転車で島を一周できます。
天気が良ければ砂の坂道人で一杯なのでしょうね?雨のナタール歌にでも成りそうですね。
次はどこから便りが届くか楽しみです。貴女のブラジル旅行記をその内纏めて寄稿集に収録させて頂きます。

日本の地図では日本が真ん中、左に米大陸でアフリカは右、あの地図を見慣れてしまうと南米とアフリカはどうも遠いい気がしてしまうのですが、地図の中心をずらせば間違いなくお隣の大陸ですもんね。ここが一番アフリカに近いなんて不思議な感じです。今日は夜になって雨が上がり「今さら?」と空に一言。
土砂降りで宿の宿泊客もみな1日のんびり過ごしていました。
サルバドールの穴の写真はボンフィン教会前の壁の穴です。丁度良い高台で素敵な演出をしてくれました!下町のメルカドの先にある船着場、祝日でお祭りがあったせいか人がいなくガラーンとしており乗れませんでした…


ナタルから32時間、どこでしょう? 畑山 美紀さんからお便りと写真が届きました。
http://blogs.yahoo.co.jp/yoshijiwada/41322910.html

和田様
おはようございます。ポルトアレグレの倍は気温が高い所に来て3日になります。
ナタルから乗ったバスは32時間後、ここサンルイスに到着しました。思っていた以上に時間がかかり、途中休憩でお手洗いや食事に降りるものの、サンルイスに着いたときは若干歩行困難でした(^.^;
乗車時間は長く疲れましたが、道中たくさんの人が気遣ってくれました。適当に食事を頼んでご馳走してくれた隣の席のおじさん、夜中は冷房対策で持ってきていた大判の布をかけてくれました。休憩のたびに「行きましょう」と誘いに来てくれた人もいれば、ホドビアリアから家族の迎えの車で宿まで送ってくれたビジネスマンまで…とても思い出深いバス移動になりました。
ブラジルはとにかく人の優しさで充実した旅ができています。
和田さん、園田さんをはじめ出会った全ての人に感謝です!
サンルイスの宿で一緒になったベレン出身のお父さん(14歳の一人息子さんと旅行で来ていました)、「ベレンに着いたらアマゾン・フルーツの美味しいアイス屋さんがあるから一緒に行こう」と連絡先を残していってくれました。今日の夜行バスでベレンへ向かいますが、また楽しみがひとつ増えました。
そして昨日はレンソイス国立公園ツアーへ。15人のツアーでしたが私以外全員ブラジル人。でもナタルからのバス同様、みんなが気にかけてくれるのでとっても楽しめました。昨日は一日中「ミキ・サムライ」という名前でしたが(^o^; 
レンソイスは日本のテレビ番組でも取り上げられたらしく、以前いとこから「ブラジルに行くなら是非行ってみて」とメールを貰っていました。期待を裏切らない素晴らしい砂丘と透き通った湖!深いところで水深は5m近くあるそうですが、透明度が高いので下がちゃんと見えるんです!こう見えても(?)水泳部だった私、3時間泳ぎっぱなしでした!海ではないので波も塩辛さもなく、小魚が戯れているくらいです。
この小魚、旅行者がビスケットやクラッカーを投げるとすごい勢いで何百匹も集まってくるんです。写真でその様子をお楽しみください!昨日1日で、もう日本人とは思えないくらい真っ黒になってしまいました。
今日は1日、タイルが美しいサンルイスの旧市街歩き、しっかりカメラに収めて参ります! 美紀

(コメント集)
美紀 さん
ナタールから32時間掛けてサンルイスに到着しましたか。もう10年近く前に茜と小百合がポルトアレグレからレシフェーまで72時間のバスの旅をしています。水曜日の午後の2時に出たバスが土曜日の10時頃にレシフェーに到着する予定が4時間遅れ午後の2時にロードビアリアに到着したので72時間、丸3日のバスの旅になったようです。私たちは土曜日の朝ポルトアレグレを発ち昼前に到着予定で出迎えて貰う予定でしたが間に合わず午後からホテルで落ち合いました。普段バスに乗った事がなかった娘たちは旅の最高の部分はこのバスの旅だったと何時も語っています。
サンルイスの町の中心地は世界遺産に指定されており興味深い街です。船で行けばアルカンタラのブラジル空軍の衛星打ち出しの基地があります。直ぐそこに見えている対岸の島ですが波が高く気分が悪くなり真っ青になり苦しみましたがアルカンタラの島そのものは悠久の自然を感じさせる小さな村でした。機会があれば船で島に渡って見ると良いでしょう。

昨日のレンソイスは朝5時半に出発、戻りは1時過ぎで大満足・大疲労でした。
運転手さんは毎日毎日、往復7・8時間同じ道の運転だと嘆いていました^^;
今朝、和田さんのコメントを呼んでアルカンタラへ行ってみようとフェリー乗り場へ
行くと朝7時・9時15分の2便のみでいけませんでした…その後スコールに
襲われずぶ濡れの旅人です。今日はこれから20時のバスでベレンへ。
ブラジルに住んでいる方でも、バス旅行をすると改めてこの国の大きさを
実感されるのでしょうね。茜さんと小百合さんの72時間移動、すごいです!

愈々べレンに発たれますか。バスはピアウイ州の州都テレジーナまで戻ってからべレンーブラジリア街道に出るのでしょうか?46年前はパラ州から水路でサンルイスに出ると最短距離なのですが船が見つからず道は無しでこの区域だけは小型飛行機を使いました。確かパラ州のブラガンサの飛行場からだったと思います。べレンではトメアスー移住地まで行かれますか?


赤道直下の暑い暑いマカパからです 畑山 美紀さんかからのお便りが届きました。
http://blogs.yahoo.co.jp/yoshijiwada/41392430.html

和田様
こんにちは、北上するにつれ段々とネットに繋げない環境になってきました。
そして暑さとの闘い?赤道から僅かに6キロほどの所にいます。
サンルイス・レンソイス国立公園へ行った後はベレンへ、ここで思いがけず連邦大学の教授のお宅に泊めていただきました。サンルイスでお会いした方で、「ベレンに来たら連絡を」と再会を約束していたのです。いつもタンクトップに半ズボンでまさか教授とは思わず、後から聞いてびっくりでした!イコアラシやモスケイロ島な ど地元の人たちで賑わうビーチに連れて行っていただき、和田さん宅に続くブラジルでのホームステイでした。トメアスーには行きませんでしたが、教授が「あそこではすれ違う人ほとんどが日本人、日系人」と言っていました。ベレンの後は24時間かけてアマゾンを渡河しマカパにやってきました。初めてのハンモックでの夜、 真っ暗な夜のアマゾンに満点の星空、熱帯雨林の向こうから昇ってくる大きな太陽…24時間があっという間で、もう少し船上で過ごしたいと思うほどでした。そしてマカパは赤道直下、やはり暑いです。じっとしていても体力を奪われていく気がします。そんなに暑いのに、船で一緒だった女子大生と彼女の彼がマカパの町を案内 してくれました。ブラジル、どこへ行っても親切な人たちに助けられています。今日の夕方、バスで仏領ギアナとの国境の町・オイアポケまで行きそこで1泊、その後越境してギアナ3国を旅します。南米の小国、どんな国なのか全く分からず期待と不安が入り混じっていますが、目前となると楽しみの方が大きいです。ガイアナと ベネズエラは出入境ポイントがないので、ブラジルへ再入国、ボアビスタからベネズエラに入る予定です。
添付写真はベレン郊外のイコアラシ、アマゾンを渡河したハンモック船から、
そしてブラジル7不思議の一つだと聞いたマカパの要塞です。
それでは、次はどこからレポートできるか分かりませんが、
ギアナ3国楽しんでまいります!!
美紀

(コメント集)
べレンからマカパは、船の旅ですか。ハンモックにぶら下がり川風に当たるのは気持ちが良いでしょうね。
これからギアナ3国訪問ですか、そこはまだ行った事がありません。どんな所かまた報告して下さい。楽しみにしています。


仏領ギアナを旅してます! 畑山 美紀さんからのお便りが届きました。
http://blogs.yahoo.co.jp/yoshijiwada/41432370.html

和田様
こんな時間に失礼します。
遂にオイアポケ川を渡って仏領ギアナへやってきました。
フランス語など全く分からず、大袈裟なジェスチャーでどうにかこうにか
旅しています!ここもネット事情が良くないので、レポートはまた後日、
改めてさせていただきます。先ずは写真にて…
ブラジル・マカパの赤道記念碑と仏領ギアナとの国境の町・オイアポケです。
また改めて仏領ギアナのレポートをさせていただきます。
美紀

(コメント集)
オイアポケ川を渡るとフランス領ギアナですか。
ブラジルでは北から南までの事を『シュイからオイアポケ』と云いますが、北の外れオイアポケに辿り着いたのですね。ブラジルを出国しギアナフランセースを旅している貴女が羨ましいです。
これから幻の滝、アンゼレスの滝にも挑戦されるとか無事上から下まで滝が見えること祈っています。このMLのメンバの中にもお二人程この滝を見られた方が居られます。これからの報告を楽しみにしています。

青森の佐藤です。畑山さんという方、一人旅しておられるんですか?フランス語に苦労しているらしい様ですが、でも楽しく旅しているように感じられます。私には、金と暇があっても外国を一人旅する勇気がないので、羨まし思います。

畑山さんは、日本では旅行社に勤められ御金を貯めて昨年からメキシコを出発点として中米、カリブ海諸国をめぐり南米に入りボリビア、チリ、アルゼンチン、ブラジルを一人で旅行これからヴェネズエラから中米、メキシコまで戻り帰国されるようです。確か帰国便が既にFIXされておりメキシコからの帰国便は決まっているようです。
お元気で聡明な方で写真のセンスがあり何時も旅先から写真と文を送って呉れています。トラックバックすればこれまでの写真と文が全て観ることが出来る筈です。

なんといってもその迫力ある若さ!うらやまし〜〜〜イ。
行く先々、地図をおっています。
豚インフルエンザもなんのそのですね。あや子

あや子さんも美紀さんのファンですか?地図をおっているとか。美紀さんの写真は旨いですね。正式に勉強されたからなんでしょうね。持参しているカメラは普通のデジカメですが。。。
日本に帰国されるまで応援して行きたいと思います。
ラテンカラーにアル彼女の書き込み欄に評価をして上げてください。
大分上が見えて来ました。

和田さん、ブラジルはホライマ州よりアマパのオイアポケの方が北部としては有名なのでしょうか?オイアポケ、なんだか妙に耳に残る名前です。マンゴー・パパイヤ・バナナ・カジュの木があちこちにあり、カジュの実のお尻についたカシューナッツの実がとっても可愛らしかったです!ここに来るバスでは途中アクシデントで暗闇でのタイヤ交換、街灯の一本も無く携帯の明かりが頼りでした。そんな中、星空だけは素晴らしく美しかったです。
オイアポケ、あえて言えば「こんな辺境もう二度と来ないかも」ですが、何故かこんな何でもない所に戻って来たい気がするのも確かです。それもまた旅の発見・楽しみですね!

ブラジルの南北両端は、北はオイヤポケ、南はシュイと云うのが常識でオイヤポケからシュイまでと云う言葉がブラジル南北の両端として全てを含むと云った言い方で使われていましたが、大分前に地理学上はローライマの北端の方がブラジルで一番北だと認定されたようですが、一般的には矢張りオイアポケの方が人気があり認知されているようです。一度行って見たい場所です。南のウルグアイとの国境は、自由都市(フリーゾン)になっており何度も出かけています。

畑山美紀さん
南米各地を訪問した私も知らない土地の写真を楽しく拝見させて戴いております。
仏領ギアナの「過酷な流刑地」の監獄とは大昔のフランス映画、PAPILLON (ポル語のBORBOLETA, 蝶々)の舞台で主役の、STEVE MCWEENが何度も脱獄を試みては失敗するというストーリーですが、それを思い出しました。
杉井

杉井さん、コメント頂きありがとうございます!
やはり南米各地を旅されたのですね。まだまだ知らない魅力がたくさん眠っている場所ですね。仏領ギアナはパピヨンの舞台、聞いたことはありますが実際映画を見たことはありません。帰国したら探してみます!当時の建物がそのまま残されており廃墟と化していますが、遺跡好きの私にはとても興味深いものでした。 美紀


【ビッグビジネスここにあり―仏領ギアナ】 畑山 美紀さんからのお便りが届きました。
http://blogs.yahoo.co.jp/yoshijiwada/41443943.html

和田様
既にフェイジョアーダやマンジョーカの粉をかけたご飯が恋しくなっている美紀です。
軽食スタンドではコシーニャの姿を探し「あ、ここはブラジルじゃないんだ」と再確認(^.^)
仏領ギアナはこれといって生産しているものがなくヨーロッパからの輸入品が殆ど、物価は相当高く旅行しづらい場所ではありますが、フランスパンが安くて美味しいのは「さすが!」です。人種はほとんどが黒人、商店やレストラン経営は中国人、警察や国の機関で働くのは白人フランス人という感じです。オイアポケ川を渡ってから首都カイエンヌ(フランスの海外県なので県庁所在地ですね…)まで乗り合いコレクティフでも正規料金が40ユーロという高さ、他の南米諸国では考えられません!
みんなどうやってお金を稼いでいるのか不思議な場所ですが、カイエンヌから1時間強のクールーにはビッグビジネスあり、です!ギアナ(フランス)が誇る宇宙センター。
欧州から比較的簡単に船でアクセスできるこの地では、世界の商業衛星の3分の2近くが打ち上げられているそうです。ここで打ち上げられる衛星の9割が電話やインターネットなどの通信衛星、残りの1割が科学的なものと軍事衛星だそうです。打ち上げは年に10回ほどあるので訪問時期が良ければ簡単に見ることができるよう、次回は8月中旬でした。
打ち上げの時はクールーの街にものすごい轟音が響き渡るそうです。
これがあるから、フランスは植民地としてここを残してる…そんな気がする所でもありました。
翌日はフランス革命後から政治犯が送られた『過酷な流刑地』とも言われる島へ渡りました。
囚人が入れられていた建物の隣が宿泊所になっていたり、当時の建物がレストランになっていたり、何とも複雑な気持ちでコーヒーを飲みました。
仏領ギアナ、公共のバスなどなく物価も高く、まだまだ旅行しづらい場所ではありますが、そんな場所だからこそ現地の人が珍しい旅行者をいろいろと助けてくれます。宇宙センターで働くフランス人がスリナム料理屋台へ連れて行ってくれたり、軍人さんが軍の施設を見せてくれたり、日に日にギアナの魅力に引き込まれていきました。
そんな仏領ギアナの魅力、写真で伝わるでしょか?!
(宇宙センターのレール、これは衛星を発射台にセットして運ぶ時のレールです。)
次回はギアナのお隣、1975年に独立した若い“スリナム”からレポートします。

(コメント集)
美紀さん
元気に旅を続けておられるようですね。ブラジル国内なら美紀さんが回られる所は多分殆ど行っておりコメントも出来るのですが、ギアナフランセーザは行ったことがなくあや子さん同様、地図で追いかけるようになりそうです。次はスリナミからの便りになるとの事楽しみしています。昔、スリナミに日本から海老を取る船が大分来ていたようですが今でも海老が取れるのでしょうか?
美紀さんの写真には、詩情が漂いますね。空の色が綺麗です。鉄道の線路と置くまで続いている感じが見事ですね。ロケットの発射基地があるとは知りませんでした。

あや子さん、和田さんのブログで登場させて頂いている美紀です。
もう若さを武器にできない歳になってきているのですよ。。。
何でも食べてどこでも寝れて、ちょっと踏み出す勇気があればどこへでも行けと信じて旅していますが!ブラジルでそうだったように、未知のギアナでも何か聞けばたくさんの人が助けてくれました。嬉しさと同時に、都会的になりすぎて、他人に無関心になりつつある日本を残念に思うこともあります。
昨日はスリナムで、オランダに住む方がスリナム料理をご馳走して下さいました!

スリナムは元オランダ植民地、不思議と、まだお会いしたことのないあや子さんのことを思っていました。世界的にはまだまだ知名度の低い南米の小国ですが、やはりオランダではよく知られた場所なのでしょうか?「観光客は少ないけど、アムステルダムからはKLMの直行便も飛んでいるから割と旅行者が来るんだよ」と聞きました。歴史地区はユネスコの世界遺産にも指定され、「オランダにもこんな建物が残るのかな?」と思いつつ町歩きを楽しみました。オランダ ― いつか、行って見たいです。
ちなみに昨日お会いした方はオランダに住むシンガポール人、仕事でスリナムを行き来し今日のフライトでオランダに戻るそうです。あや子さんともどこかですれ違っている方かも知れませんね!
長々と失礼しました、つい オランダ=あや子さん と思いメールさせて頂きました。
スリナム旅行記、間もなく和田さんにお送りします(^o^)
美紀

美紀さん
メールありがとうございます。
スリナムはオランダが統治していたので、オランダ語を話すしオランダにはけっこうスリナム人がいます。そんなんでスリナムを知らないオランダ人はいないでしょう。
アムステルダムから直行便が出ているのは知りませんでした。物価はどうなのでしょうか。一度は行ってみたい国ですね。オランダ語が通じるし。
旅行記楽しみにしています。
私が日本にいた頃イースター島にあこがれていました。今のように一人歩きのガイドブックはなく、ツアーは高く短い期間にそれだけのお金をつぎこむ気はなくあきらめました。
仕事も楽しく会社はやめたくなかったけれど、今やらないときっと後で後悔すると思い "エイ、ヤー" でやめてアメリカとカナダを歩いてきました。
英語もたいしてできず、若さと情熱だけの決行。当時はコンピューターもなく、週に一度絵葉書を親に送るのが唯一の親孝行と思い、出していました。
美紀さんを見ているとそんな若かりし自分を思い出します。
日本に帰るまで一緒に旅行を楽しみたいと思います。オランダに来る時は是非連絡ください。
あや子


出会いはサイバーカフェ、スリナム案内人 畑山 美紀さんからのお便りが届きました。
http://blogs.yahoo.co.jp/yoshijiwada/41464325.html

和田様

先ほどリオの写真、拝見いたしまいした。
残念ながら帽子をかぶったままの、シャイな砂糖パンだったのですね。
旅先での写真はやはり青空の下が一番映えて良く撮れますね。
でも、帽子をかぶった砂糖パンの写真も珍しいかもしれません(^.^)
私は昨日、スリナムを後にして未知のギアナ3ヶ国目、ガイアナへやって来ました。仏領ギアナでもスリナムでも、ガイアナは危険だ、泥棒・窃盗が多い、一人で行く旅行者はいないなど脅されましたが、宿泊したホテルの方に色々と聞き、国境のフェリー乗り場まで行くバスを呼んでいただき、その後も首都ジョージタウンへダイレクトに行くバスに乗れホテル前で降ろしてくれたので問題なく辿り着きました。
スリナムでは思った以上に英語が通じ、また観光案内所の資料も豊富であちこち歩き回りました。お店を経営している華僑以外アジア人はいないので町中では「動物園にやってきた新種の動物」状態、とにかく人々の視線が痛かったです(~_~) 走り去る車からも何度と無くクラクションを鳴らされ顔を覗き込まれたり。それはここ、ガイアナでも一緒ですが!
スリナムの首都・パラマリボでメールチェックしようと入ったサイバーカフェでは英語が通じず、オランダ語も出来ない私に「僕が通訳しますよ」といってくれた親切な方。シンガポール出身で、世界中飛び回っているバイヤーさんでした。
何の情報も無く向かったスリナムですが、思いがけず親切な彼に会い、この国について色々と教えていただきました。ちなみに税率が低い(ほぼ闇取引)なので輸入はかなり安く簡単に出来るとか。南米では珍しく右ハンドルの左側走行、これもほとんどの車が日本の中古車だからだそうです。車ももちろん、輸入中古車は他の国で買うより全然安いのだとか。確かに9割以上日本車でした。



アクセス数 7564201 Copyright 2002-2004 私たちの40年!! All rights reserved
Desenvolvido e mantido por AbraOn.
pagina gerada em 0.0169 segundos.