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マデイラ河のサントアントニオダムから 荒木昭次郎さんのダムシリーズ(6)です。
これまでにも数回、ブラジルのダム(イタイプ発電所他ブラジル各地のダム)について産業開発青年隊のダム男として現在も活躍しておられる荒木昭次郎さんから現在挑戦しておられるボリビア北部のマデイラ河のダム建設現場、サントアントニオダムから写真と文を送って頂いたので寄稿集に収録して置くことにします。続編が届けば付け加えることにしてコメント等も一緒に掲載して置きます。
写真はマデイラ河を運行する川舟(イタジャイ河で乗ったフェリーボートと同じような川を渡るBALCAと呼ばれるフェリー)をお借りしました。その他の関係写真は、下記BLOGに紹介しております。
blogs.yahoo.co.jp/yoshijiwada2/4564706.html


和田さん恵子さん、新しいアトリエを設けお元気に活躍の様で何よりです。

以前、寄稿集に収録して頂きました(寄稿集884番)アマゾン奥地の西端マデイラ河に建設予定だったサントアントニオダム工事が始まり、私も契約が決まり先月から現場に通っています。偶然にアマゾン河河口で合流するトカンチンス河のエストレートダム、アマゾン河支流ブラジルの西の端マデイラ河のサントアントニオダムの二ヶ所のダム工事に通う事になり、ブラジルで建設工事に就く為に産業開発青年隊で移住した者として大変幸運に感じています。

このマデイラ河に沿って、100年前に建設されたマデイラーマモレ鉄道は以前ブラジルのグローボで短編シリーズ物として放映され、ブラジルでは歴史的に名が知られている河です。今回はマデイラ河の写真を数枚送ります。

マデイラ河
このマデイラ河はボリビアとの国境からポルトベーリョ市まで流れるアマゾン河の支流の一つで流量が多く年平均20000m3/sで2月から5月頃までの増水期には1,5倍の30000m3/sになるそうです(日本の利根川は平均256m3/s)。途中二ヶ所ほどに岩石と転石の多い早瀬があるので、その落差を利用してダムが設計され発電に利用しようとしているわけです。

河の名前のマデイラとは木材と云う意味ですが、今でも大小の流木が多く、そのため船舶のスクリュウは鉄製の籠で防護されていますが、それでも時々壊されているそうです。それに南米一帯の木材は日本の木材と違って比重が重く、水面に現れるのは数cmなので大変危険です。流木は特に雨期の増水期に多く、ある調査結果では1日に最高7千本ほどの流木があったそうです。
木材は根こそぎ流されてくるので木があった土地も一緒に流され河水はいつも黄色くにごっています。今は雨期前ですが水嵩が多くなっていますがまだまだ水位は上がるそうです。
写真の一枚は大木が岩石の上に打ち上げられているのと流木。
ポルトベーリョ市の港からマナウスまで輸出用の穀物類を運ぶ輸送台船。
サントアントニオダム予定地の急流それに河川横断用の船舶。

荒木


(コメント集)
荒木 さん
ダム男の本懐ですね。MADEIRA河、とても懐かしいです。1963年正月をトメアス移住地で過ごしアマゾン河をべレンからマナウスまで高拓生の山崎さんのアビアドールと呼ばれる交易船に乗せて貰い1ヶ月近く掛けてのんびりした旅を楽しみました。船が泊まると担ぎ人足を遣るのですが若いころから弱力で15kg袋の塩袋を担いでいて桟橋の揺れにふらついて塩袋を川に落としてしまい船主の山崎さんに大喝されました。砂糖、メリケン粉、ビスケット、カフェー等主要品とジュート、グアラナ、鰐皮、ピラルクの乾し肉等との物々交換をしながらハンモックにぶら下がって寝ていました。
マナウスからポルトべリョーまで船で下りポルトベリョーからMADEIRA河に沿った死の鉄道と呼ばれた(枕木1本に人一人の犠牲者を出したとか)マデイラーマモレ鉄道でグジャヤラミリンまで行きそこから対岸のボリビア側にあるグヤラミリンに渡りマラリア撲滅の為の小さなDDTを撒いて回る小舟に乗せて貰いリベラルタまで行きました。ボリビア北部のリベラルタの街にはアンデスを超えてアマゾンに遣って来られた日本人のお年寄りにお会いしました。確か関東大震災の頃にリベラルタから相当額の慰問金を送ったとか云っていました。
このマラリアが蔓延したマデイラ―マモレ鉄道の沿線が現在は舗装道路になっているとか聞きますが、河を堰き止めてダムを造るのですね。また行って見たい場所の一つです。
また現地の様子写真等を送って下さい。楽しみにしています。


和田さん、
先日送った写真に輸送台船の写真が忘れられていました。掲載された写真は河を横断するバルサと言われている船です。
先ほど送ったのがマナウスまで運ぶ台船です(写真があまり良くありませんが)。
次回にMM鉄道の写真などその後アマゾンのダム、サントアントニオについて書いてみる予定です。
荒木


荒木さん
写真送付有難う御座います。
『私たちの40年!!』寄稿集のHPの写真説明文を書き換えて置きます。写真は気に行っているのでそのままにして置きます。
続き楽しみにしています。



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