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第27回バーチャル座談会【ブラジルワールドカップを語る!!】を開催します。
これまでに2004年のアテネ・オリンピックに付いて語る!!、2008年の北京オリンピックに付いて語る!!、2012年のロンドンオリンピックに付いて語る!!及び2010年の南アのワールドカップを語る!!と云ったスポーツの話題に付き期限を決めてその期間中に投稿、書き込みされた内容を記録に残して来ており、1週間後の迫った【ブラジルワールドカップに付いて語る!!】を6月5日から7月15日までの41日間の間、皆さんとサッカー談議を繰り広げて行きたいと思います。その前哨戦としてリオの山下さん、アメリカの富田さんが話題として取り上げていますが、バーチャル座談会は明日5日からの書き込みとさせて頂きます。
さあ【ブラジルワールドカップに付いて語る!!】の始まり始まり。発言前か最後に発言者のお名前を忘れずに付けて下さい。ワールドカップへの思い、過去の想い出、優勝候補チームの動向、優勝予想、贔屓チームの試合結果等何でも結構です。開催期間中の関係発言はホームページに記録、永久保存?させて頂きます。
写真は、富田さんがBLOGに掲載された優勝予想国、ブラジル、アルゼンチン、ドイツ、スペインのエンブレ―マです。


麻生:和田さん、皆様  今週3日、ブラジル対パナマの親善試合が行われた。相手チームはさして問題となるようなチームではなかったが、予想以上に強かった。
結果はブラジルが4対零の圧勝だったが、目立ったのは、FWネイマーの華麗な動きと得点能力。それに、個人技とリズムのブラジル式サッカーに、パス回しと、早い攻守の転換の欧州式連携サッカーを取り入れていることだ。監督のフェリッポンは全ポルトガルを率いた経験があり、欧州サッカーを熟知している。流石だと思わせたのは、ゴール前の混戦になった時の、ブラジルの個人技で全員がFWになりかわる動きで、シュート能力が格段に高いことだ。(日本チームの最大の課題であるシュートの下手さと段違いである)日本のフアンとおなじみのMFのフッキ(日本で11年間プレーしていた)は、パス回しと攻守に繋げる、チームプレーに徹した動きが多く、意外な成長を見せている。後半のゴール前混戦で1点を蹴りこんだ技は流石だった。
W杯優勝の予想は、世界のアンケートでは48%がブラジルを指している。次が、スペイン、アルゼンチン、ドイツで伏兵がイタリー、ベルギー、オランダとなっている。W杯南米大会では南米勢が優勝すると言うジンクスがあり。順当ならブラジルだろうが、意外性のスポーツの代表であるサッカーだけは、蓋を開けなければ、判らない。兎に角、人類最大の祭典である、サッカーW杯、地球上がサッカーで盛り上がる。

和田:麻生さんブラジル選抜軍の技術面での解説有難う。ブラジルは、来週木曜日から始まるワールドカップの開会式と初戦をクロアシアと対戦する。最終親善試合では、麻生さんの解説に有るように4-0でパナマを下し順調な仕上がりと云える。アルゼンチンも3−0でトリニダドトバゴを下しウルグアイも2−0でスロベニアを破っている。順調な南米勢の仕上がりに反し英国は、エクアドールと2−2で引き分け、イタリアも1−1でルクセンブルゴと引き分けている。オランダは2−0でガーレ(北イングランド)に勝っているが、やはり南米大会では地元が強いとのジンクスが生きているのかも知れない。下馬評では、48%がブラジルの優勝と見ているとの麻生情報が生きてブラジルの優勝を期待したい。クロアシアは、既にブラジル入りしているとの事で心配されていた地元ポルトアレグレのベイラリオ周辺工事も私がいない内に無事完了しているようで問題なさそうです。これから1ヶ月の間、ブラジル、世界がサッカーで沸き返る事になり我々も色々な観点からワールドカップを語り得れば嬉しいですね。

丸木で〜す その地球の一角、トロントでは先週から既に市内郊外すべての街角で出場32カ国の国旗、Tシャツ等のサッカーグーズが野外で売られており、昨日ギリシャ人街で観た車にはイギリスとギリシャの国旗が翻ってました。そろそろ、僕達夫婦もブラジル国旗と日の丸を掲げて走ろうかな。カナダは出場しませんが、外国生まれ人口の方が多いトロントではワールドカップが花盛りです。日本対コートジボワール戦はサッカー場で、ギリシャ戦はスポーツバーで、コロンビア戦は日系文化会館でそれぞれパブリックビューがあります。

和田:丸木さん。トロントでもワールドカップ参加32ヶ国の旗が売られているのですね。お国のカナダの旗も売っているのでしょうか?
ブラジルでのワールドカップは、1950年に開催されており2014年の今回が2度目です。64年振りの開催ですが、人口は、5190万人から1億9070万に増えPIB(一人あたりの所得)は、1600ドルから1万2千ドルに増えています。首都は、リオからブラジリアに遷都、町(ムニシピオ)の数は1889都市から5570都市に増えています。決勝戦は、今回もリオのマラカナンで行われますが、1950年には20万人に近い熱狂的なファンがウルグアイに負けるのを観戦しましたが11億レアイス(5億5千万ドル)掛けて改築した今回は、最高7万8639人しか観戦できません。テレビでは世界中で何人が観戦するのでしょうかね?

古谷:和田さん、皆さん 昨年から今年にかけてのブラジル・サッカーの戦績表を別添しました。ご一覧願えれば幸いです。
戦績は、21戦15勝02敗04分けでした。得・失点は、58得点・15失点で、一試合平均は2.8得点0.7失点です。ブラジルの去年のメンバーが今月・来月のFIFA出場メンバーとは同じでないかも知れませんが、チームの特徴は「守備が堅い」点です。特に最後列の守備の堅さは際立っています。ブラジルが優勝候補の筆頭と言われる所以です。
攻撃陣では、Neymarの得点数が際立っていますが、彼が徹底的にマークされるのは当然で、FIFAになると相手守備陣が退場処分を覚悟で、Neymarの足を潰しに来る事が予想されますのでトップ或いはトップ下がどう彼をカバーするか?が攻撃のポイントになると思います。
当たるも八卦、当たらぬも八卦。御代は見てのお帰り。先ずは篤とご覧あれ。

和田:古谷さん 分かり易いブラジル選抜軍の最近の戦績票、添付有難う。21戦15勝2敗4分けですか。先日のパナマ戦が入っていないようですが、今日午後4時からサンパウロのモルンビーで最後の練習試合をセルビアとやります。これに勝つと17勝、2敗、4分けとなりますね。今日は、早めに自宅に戻り試合を観戦する積りです。物見高い、ブラジルで一番煩くクリチカルなサッカーファンと云われているサンパウロでの総仕上げの試合、どんな結果になるか下馬評が楽しみです。

古谷:和田さん 「先日のパナマ戦が入ってない」との事ですが、添付しました戦績表の最終戦が今年の06月03日のパナマ戦でした。スコアーは4対0.これ以外のパナマ戦が洩れているいると言う事ですか?

和田: 古谷さん パナマ戦は、入っていましたか、戦績票の枠外に記載されていなかったのでこれは入っていないのかと思いました。ブラジルが負けたのはえ英国とスイスいずれもヨーロッパ勢で決勝リーグに成らないと当たらないので順調にベスト16には進むでしょう。今日のセルビアとの試合に注目しましょう。

丸木で〜す 日本チームは今日のザンビア戦(アメリカ)の後、いよいよ明日サンパウロ州イツーに移動しレシーフェでのコートジボアール戦に備え、サポーターはどきどきわくわくです。イツーに本社のあるビール会社シンカリオールを数年前に麒麟が買収したせいか日本チームのユニフォームにはKIRINのマークが目立ちます。マリリンモンローもどきセクシーなマークの美味しいビール(アルチューハイマのせいか名前を思い出せません)も同じく麒麟の傘下に入り清酒の東麒麟(アズマキリン)の仲間が増えました。さぞかしブラジルでは三菱系のキリンが大儲けする事でしょう。僕達夫婦は明日カリブ海のアルーバに行き40年アニバーサリーを祝います。移民船ブラジル丸がキュラソーに帰港し、散策た48年前に近くの島アルーバの話を聞いて以来ようやく夢の実現です。ワールドカップの開幕戦はリゾートでのテレビ観戦になります。

和田:丸木さん 日本の選抜軍の情報に詳しいですね。明日、サンパウロに着きイツーで合宿ですね。キリンが支援しているとは知りませんでした。
カリーブ海のアル―バで結婚40周年を祝われてサッカー観戦ですか。ブラジルと日本が当たる可能性は少ないので応援に困らないですね。

古谷:和田さん 最新のFIFAの強豪国のRankingは下記の順序です(一位から十位まで)。
スペイン/ドイツ/アルゼンチン/コロンビア/ベルギー/ウルグアイ/スイス/オランダ/イタリア/英国
我が愛するブラジルは11位です。昨日お送りした最新の戦績表からお分かりの通り、ブラジルは尻上がりに強くなっており、FIFAのランキングなどX喰らえの調子で、優勝候補の筆頭です。尤も調子が良過ぎると1950年大会の二の舞にならないかとの懸念が頭を横切ります。

和田:古谷さん FIFAのランキングでブラジルが11位とはどんな基準でランクを付けているのですかね?理解に苦しむ所ですが、X喰らえに賛成です。今日のW杯前のセルビア戦を見ましたが、事務所から戻ったら既に20分を過ぎていて意外なセルビアの善戦に驚きました。後半14分にセントロアヴァンテのFREDが座ったままの姿勢で強烈な蹴りで入れたゴールだけの練習試合でした。途中終了までソファーの上で寝てしまいました。何とか勝ったようですが盛り上がりの無い試合でクロアシア戦が心配になりました。神の加護が必要になるのですかね?

古谷:和田さん エライこっちゃ。02月14日発表のFIFAランキングでブラジルは18位に下がりました。
下記の資料をご覧下さい。ブラジルが優勝候補とは誰が言ったのですかね?

和田:古谷さん ドンマイドンマイ!! FIFAのランキングなんてX喰らえです。
日本が29位でコートジボアールが12位です。ブラジルの初戦の相手クロアチアが9位、メキシコが15位です。W杯で2度優勝したウルグアイが16位、フランスが17位、ブラジルが18位、馬鹿にしたランキングですね。W杯優勝チームは、永久に1回優勝ごとに10点は、加算するとか計算方法を公平にするべきですね。W杯の予行演習とも云える昨年のコンフェデレシオン杯で優勝しているブラジルを何と心得るか?実力と神の加護で優勝して見せます。ご安心の程を。。。

古谷:和田さん FIFAのランキングの決め方に就いては、下記のURLをご参照下さい。参加国が多いだけに決め方が複雑です。大相撲の番付の様な訳には行かぬ様です。

和田:古谷さん FIFAのランキングの決め方解説、参考になりました。今回のワールドカップの南米予選に主催者国として予選大会に出ていなかったのが世界ランキングのベストテンにも入らないと云う事実が理解できました。実力でアルゼンチン、コロンビアより下位との位置付けに疑問を持っていましたが、理解できました。日本のランキングも実力以下の評価のようですね。予選リーグを突破16チームに残ればランクが上がるのではないかと思いますが、48ヶ月の戦績が反映されるとの事ですので直ぐには上がらないかも知れませんね。何としても今回のW杯で優勝して実力世界1を確保、ランキングX喰らえと胸を張りたいと思います。

富田:古谷さん、最新のFIFA/Coca-Cola World Ranking (fifa.com)
6月5日付によると、
1.スペイン
2.ドイツ
3.ブラジル
4.ポルトガル
5.アルゼンチン
6.スイス
7.ウルグアイ
8.コロンビア
9.イタリア
10.イングランド
になっています。ブラジルは順位が上がった、と印がついているので、最近ランキングが上がったのでしょう。

古谷:富田さん ご指摘を有難うございました。私が和田さんにお送りしたのは02月の発表の内容で、どうやら01月までの成績を参考にしたものの様です。ご指摘のランキングは06月05日付けですので、五月までの成績に基づいたものと思います。実は和田さんに02月づけの成績表を送ってから、富田さんそ指摘の成績表を別のURLで見てシマッタと思った処でした。最近のブラジルの成績は、お送りした別表の通りで、随分と良くなっています。最近の欧州は北の方が強いので、それらとの対戦が最近はありません。気になっている処です。
開催国ブラジルは地理的に南北に長い国で、開催地北のManausから南のPorto Alegre迄気温差が相当あります。西欧各国にはブラジルほど温度差が無いとすれば、ブラジルで南北に振り回されたら、欧米の選手たちはコンデイションを狂わしはしないか?その分、ブラジルの選手には有利だと、虎狸の計算をしています。

和田:富田さん FIFAも現在の実力で優勝候補を上に据えて置かないと18位のブラジルが優勝したのではFIFAのランキングの権威が下がりその存在性、必要性そのものが疑われるとの配慮から手加減をしてブラジルを上げたのでしょう。実力相応のランキングになりましたね。これなら皆、納得するでしょう。

丸木で〜す さきほど、一緒にジャクジーに入ってたチェコ人が1947年にチェコがワールドカップで優勝し、ドイツとソ連を見返してやったと云ってました。セルビアの皇太子が暗殺され世界大戦が勃発しましたからセルビアも侮れませんね

麻生:皆さん ブラジルは1対零でセルビアに勝ちました。セルビアの硬い守備にブラジルの攻撃陣も手を焼きました。後半13分にFWのフレイデイーがロングパスを受け、倒されながらも、蹴りこみ、勝ち点を挙げました。
12日のW杯初戦のクロアチアと似ているチームと言うことでセルビアを選んだらしいですが、クロアチアも固い守備で、ブラジルに対抗してくると思われる。クロアチアにとって引き分ければ、大金星であり、体格を生かした、ラフプレーも侮れない。

和田:麻生さんも観戦していましたか。セビリアは、意外にしぶとい守りでブラジルに良い所を見せる機会を与えなかったですね。前半のオスカール(元インテル)に替えて期待のウイリアムを入れましたが何もできずFREDのゴールの後はソファーの上で寝てしまいました。W杯初戦のクロアシアも守備の硬い似たようなチームとの事で心配ですが、個人技で何とか勝ち点3を上げて呉れるでしょう。後5日に迫りました。これから喧騒の坩堝に入りますが、ストが継続しており塵が町に溢れている写真が今朝の新聞に出ていました。どうにかならないものですかね?ポルトアレグレのBEIRA RIOも最終テストをクリア(消防局のCHK)15日(日)16時のフランス―ホンジュラスの試合を待つばかりのようです。

麻生:和田さん ブラジルはクロアチア戦になれば、持ち前の軽快な動きで硬い守備陣を翻弄するでしょう。
日本はザンビアに4対3で勝ちました。シュート力が最大の課題だった日本は、これまでの親善試合に関する限り、得点力がかなり進歩しており、コンフェデ杯の時とは格段に違いです。この攻撃力があれば15日のコートジボアール戦は何とかなるでしょう。

富田:アメリカ便り「W杯出場選手の75%は欧州クラブに所属」富田さんからのお便りです。

和田さん&私たちの50年の皆さん、いよいよ今日W杯Brasilが始まります。
さて、一昨日欧州発の新聞電子版に、信じられないデータが載っていました。W杯に出場する736選手中、563名が欧州各国のチームに所属している、というのです。
驚くべき情報の詳細を、ぜひ下記のアメリカ便り「W杯出場選手の75%は欧州クラブに所属」でご覧ください。
http://blogs.yahoo.co.jp/stomita2000/25839750.html

W杯出場選手の75%は欧州クラブに所属
ミュンヘン・バイエルン(左)とマンチェスター(右)のエンブレム
 スイス・ニヨンに本部を置く、欧州クラブ連盟は11日に、W杯ブラジル2014に出場する、32ヶ国の選手中、欧州のクラブに所属する選手は75%を占める、と発表した。
欧州クラブ連盟のデータによると、32出場国に最も多数の選手を供給している、チームはバイエルン・ミュンヘン(ドイツ)とマンチェスター・ユナイテッド(英国)である。
 736出場選手(23X32=736)中、欧州のチームでプレイするものは、563名に上り、全体の76.5%に当たる。欧州の5大リーグである、スペイン、英国、イタリア、フランスとドイツのいずれかのクラブでプレイする選手に絞っても、52%になる。
 バイエルンとマンチェスター・ユナイテッドは夫々14選手をW杯出場国に供給し、特にマンチェスター・ユナイテッドの選手たちは9ヶ国のチームに所属して、W杯戦に臨むことになる。バルセローナ(左)とナポリ(イタリア)のエンブレム
バルセローナ(スペイン)とナポリ(イタリア)は夫々13選手を各国に供給して、3,4位につけている。
そして、12選手を供給しているのは、チェルシー(英国)、ジュベントス・デ・ツリン(イタリア)とレアル・マドリード(スペイン)の3クラブである。何れも名門中の名門クラブだ。
なお、W杯南アフリカ2010の最大選手供給クラブは、バルセローナとチェルシーで、夫々13選手だった。
 W杯ブラジルに出場する、欧州勢13ヶ国の選手のうち、中国のクラブに所属する、ボスニアのZ.ミシモビック選手を除く298名が欧州クラブに所属している。そして、ロシア・チームは全員がロシアのクラブに所属している。
 では次に各国チームの中で、欧州組の比率が高いチームを拾ってみた。最も多いチームは日本の対戦相手のコート・ジボワールで、23選手中22名、続いてカメルーンの21名、欧州組が19名を占めるチームは、アルゼンチン、コロンビアとナイジェリアの3ヶ国。W杯主催国ブラジルは欧州組18名を擁する。因みに日本は12名である。
サッカー界の高給取りトリオ
左から高給取りトリオのロナルド、ネイマールとメッシ(futbolspiens.com)
 こう見てくると、欧州が世界最高のサッカーの舞台であり、最高のプレーヤーを吸い寄せていることが理解できる。それは同時に欧州のクラブが最高の給料を払えるからでもある。それはまた、欧州のファンの目が世界最高に厳しいことも意味する。レアル・マドリードの本拠地・サンティアゴ・デ・ベルナベウでは、ヘマをした選手に向って「あいつを殺せ!」と観客たちが怒鳴るのを、何回も私は聞いている。一方、ファイン・プレイには惜しみなく拍手を送るのである。
 世界中のサッカー選手の中で最高の高給取りトリオは、バルセローナのリオネル・メッシ(アルゼンチン)、同じくバルセローナのネイマール・ダ・シルバ(ブラジル)とレアル・マドリードのクリスティアーノ・ロナルド(ポルトガル)である。この三人が所属する、スペイン・リーグの二つの名門チームは、数ある欧州クラブの中でも、強豪中の強豪であり、世界中のサッカー少年のあこがれの的だ。W杯は国別対抗のトーナメントだが、欧州クラブのファンにとっては、ひいきのチームのヒーローのゴールを見る醍醐味もある。
先日、アメリカ便り「W杯開催中、君の細君が守るべき14の規則」に記したとおり、熱狂的フットボール・ファンにとって、W杯は単なるスポーツではなく、四年に一度巡ってくる、神聖な「儀礼」なのだ。
 W杯ブラジルを迎える我が国の盛り上り振りを見ると、我々も世界的フットボール・ファンのレベルに達したようである。

富田:アメリカ便り「W杯2014優勝確率の高い国は?」 富田さんからのお便りです。
和田さん&私たちの50年の皆さん、
アメリカ便り「W杯2014優勝確率の高い国は?」をお届けします。
予測をしたのは、世界最大級の投資銀行である、ゴールドマン・サックスです。
ワールド・カップの行方はお堅い銀行までも夢中にさせる魅力を持っているようです。
日本の可能性?も含めて、是非下記のブログで、「W杯2014優勝確率の高い国は?」をご覧くださいBhttp://blogs.yahoo.co.jp/stomita2000/25821207.html
W杯2014優勝確率の高い国は?
      本大会の4強国、左から時計回りに、アルゼンチン、ブラジル、スペイン、ドイツのエンブレム
 世界中のサッカー専門家からアフリカの魔法使いまでがW杯優勝国の予想を立てている。しかしこの世の中で「論理的、科学的予測の専門家」と言えば、銀行だろう。
蛇足ながら、予測とは数字的根拠に基づいて推測することで、魔法使いの予想とは違う。
事実New Yorkの世界最大級・投資銀行・ゴールドマン・サックス(GS)は、彼らの巨大なスパコンを駆使して、2010年のW杯を一位・ブラジル、二位・スペイン、三位・オランダと予則していた。
結果はブラジルの優勝こそなかったが、スペイン、オランダは一位、二位に輝いたのである。信頼度は高いと言って良いだろう。
 さて、今年5月31日、ゴールドマン・サックスは「W杯Brazil 2014優勝確率が最も高い国はどこか?」を発表した。それによると今回は、48.5%の確率で優勝すると言う、大本命がいるのだ。
 W杯ブラジル2014開幕はすぐそこまで来ている。誰もが本大会で最も輝くのは誰か?
どのチームがW杯をホームに持ち帰るのか?を知りたがっている。
最も有力な候補国は、万人が認める常連の国々である。そして歴史と数字がそれを裏付けているのである。
 予測は出場32ヶ国の優勝する確率を測定した結果、GSはブラジルが優勝確率48.5%でトップに立ち、二位はアルゼンチンの14.1%、続いてドイツが11.4%、四位はスペインの9.8%となった、と発表した。
こうして予測された
 下の優勝国予測表は、出場32ヶ国の試合結果履歴をベースにした統計モデルを作成して、本大会の全64試合の結果を予測したものである。
寡聞にして知らなかったが、一か月間、32チームはグループ・ステージから決勝、三位決定戦を含めて64試合もプレイするのだ。
GSは予測を行うに際し、32ヶ国の1960年以降の全データを参考にしている。表のOddsとは確率または賭け率を意味するが、これはGS独自の数字で、イギリスのブックメーカーたちのOddsとは関係ない。これらの数値を基にして、ゴールデン・サックスはGS Probabilityと称して、各国の優勝確率をパーセンテージで表している。トップのブラジルは48.5%、アルゼンチンは14.1%、我が日本は0.00%の優勝確率がある、ということになる。


ゴールデン・サックスによる優勝国予測表、右端の数字が優勝確率(deporte.pe/futbolinternacional)
GSがW杯の優勝予測をするのは、今回が初めてではない。2010年の南アフリカ大会でも実施している。2010年はいくつかの予測が的中している。ドイツが準決勝に残ること的中させたし、デイビッド・ビーヤ(スペイン)の得点王も的中させた。
優勝はブラジルが26.6%の確率で達成するとしたが、見事に外れた。しかしスペインとオランダが二位、三位に入ると予測して、それぞれ一位、二位に輝いたから、まず合格点を出すことにしよう。
2010年にGSによって4強に選ばれたのは、お馴染みのブラジル、スペイン、オランダ、ドイツの4か国だった。今回は、オランダの代わりにアルゼンチンが入った。
準々決勝以降の予測
 では、下の図を見ていただきたい。ブラジル2014の準々決勝4試合と準決勝、決勝試合結果の予測である。
ゴールデン・サックスによる準々決勝以降の勝敗予測(deporte.pe/futbolinternacional)
準々決勝
ブラジル 3−1 ウルグアイ
ドイツ 2−1 フランス
スペイン 2−1 イタリア
アルゼンチン 2−1 ポルトガル
そして以下が準決勝の予測である。
ブラジル2−1ドイツ
スペイン1−1アルゼンチン
この試合は1対1のまま延長戦でも決着がつかず、ペナルティー戦にもつれ込む。
そして決勝ゴールをアルゼンチンのメッシが決めて、母国を決勝へと導くのである。従って、GSは最も輝いた選手は、メッシと言いたいらしい。
W杯ブラジル大本命のブラジル・チーム(hoy.com)
 決勝戦は7月13日午後4時、リオデジャネイロのブラジル・フッチボールの聖地マラカナンでブラジルは宿命のライバル・アルゼンチンと対決する。
そして、ブラジルは3対1でアルゼンチンを下し、6度目のW杯優勝を決めるのである。
 ブラジルはこの勝利によって、マラカナッソと呼ばれた、64年前のマラカナンの悪夢を拭い去ることが出来た……ということになるか?
楽しみなことである。 



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