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『日本は不景気とはいえません』(画像掲示板よりの転載)
バーチャル座談会は、暫く休眠状態でお休みしていますが、画像掲示板を通じて日伯間の特定な話題の遣り取りが続きいきおいバーチャル座談会の雰囲気を醸す場合があります。訪日した山下さんの帰国感想のコメント『日本は不景気とはいえません』に対して日本の皆さんからコメント、感想が寄せられ連日話題で賑わいました。バーチャル座談会のミニ版として纏めて寄稿集に掲載し残して置くことにしました。
写真は、山下さんが住んでいる観光都市リオの絵葉書をお借りしました。


バーチャル座談会のブラジル側コメテーターとしてお願いしているリオ在住の山下 日彬さんが休暇で日本に行っておられましたが、帰国後の日本に付いての感想を寄せて頂いております。『日本は不景気とはいえません』とのご意見を皆さんはどうお考えでしょうか?
資源は豊富だが貧しい国?に住む者だけが感じる感想でしょうか。
山下さんの感想を下記します。
「一台2、3万円もするセルラー電話機が、デジタルテレビ放送や本格的高速ネットサービス開始前に800万台も売れる金持ち市場は他に類がなく、未来技術の世界唯一の大テスト・マーケットであろうと日本人として意を強くした。 このような見方をすると日本の消費の底力は実にすごい、休暇ではあったが、例えば東海道新幹線の東京大阪間定価1万5000円で16両編成の列車が日に129便が指定席売り切れ自由席は立ち席ができる。羽田札幌便、片道定価3万円でジャンボ機が日に44便が全席売り切れ、因みに福岡へも日に38便伊丹へ日に27便それも747-500という500人乗り大型ジャンボが飛んでいる。これほど高料金を払って大量の旅客が移動できる経済力のある国は世界中さがしてもおそらく日本だけだろう。」 

山下さんの『日本は不景気とはいえません』のコメントに対して日本のHSLNのメンバーの東京にお住みの山本 芳雄さん及びジャカルタにお住まいの長岩 雄さんからご意見が寄せられています。また私の友人で千葉に住んでいる坂本 翼さんからもDMでコメントを頂きました。3通続けて掲載して置きます。
山下さんの書込みされた皆さんに対するご意見もあれば聞きたいですね。

山本 芳雄さんのご意見。
日本に永年生まれ住む私の分析では世代間格差により個々の生活状態で景気判断に相反する認識があると思います。
老若男女たちがよく海外へ行く人たちは、ただ海外へ行って楽しむだけで日本との経済的な生活物価の価格格差の問題点認識のない人たちには、今の経済社会の仕組みから不況感は身に染みていないのではと思っています。(この点は人によっては怒られるかもしれませんがあえて言わせてもらいます)
俗に、海外の人たちはよく口癖に日本人は金を派手に気前良く使ってくれると言う。この事は何を意味しているのでしょうか?

永岩 裕さんのご意見
バックパッカー派の旅行者も多数いる反面、海外有名高級ブランドの買い物にうつつを抜かす沢山の人達が大挙してパリやローマの店に買い出しにいくのが好例でしょう。
例えば、パリならセリーヌ、ルイヴィトン(東京にもありますが)ローマならグッチとかです。
こういう商品を一般人のレベルで買い物するのは日本人が一番多いそうです。

坂本 翼さんのご意見
日本が不景気であることはまちがいありません。他国と比べるのは意味がありません。世界には国連だけでも191ケ国はある。どこと比べれば気が済むのか。比べるのは無意味でしょう。ローマ帝国と比べるのに等しい。
景気、不景気というのは、ある国のある期間をとって、それが基準とする期間に対してどうかと比較することに意味があります。
メールに述べられている現象は、日本が既に新しい時代に入っていることを証明しています。それは、1億総中流というような段階から、アメリカ型の多様な階層への分離が始まっているということです。東京から一歩地方へ行けば、シャッター街と言われるような状況が至る所にあります。いま、困っているのは自営業、中小零細企業です。サラリーマンはリストラされたり、退職した人は厳しい。
しかし、リストラに生き残った人は、会社の業績はいいし、物価はデフレで安くなっているし、云うことなしです。
今後、貧富の差はもっと激しくなるでしょう。そういうアメリカ型がいいのか別の日本型がないのか、考えてみることは必要です。
テレビでもこの種のもっともらしい議論が多くて困ります。
以上、感想を述べました。

追加のコメントが山本さんと長岩さんから寄せられていますので下記して置きます。この画像掲示板は、意見の交換の場とも考えていますのでご意見がある方は是非寄せて下さい。
画像がないと寂しいのでこの週末に過し易い冬を楽しんでポルトアレグレから130km離れたグラマードの町にある黒い湖(LAGO NEGRO)の穏やかな景色を貼り付けて置きます。有名な紫陽花は11月からですがもう葉が出始めていました。ツツジが綺麗に咲いていました。

去る7/31〜8/1に丁度、東京から地方の中堅都市へ行った時の写真を見てもらえばよく解ります。
JR東海、豊橋駅構内-@
http://yama1481.hp.infoseek.co.jp/image2b014/photo003.html
閉店間近の「豊橋西武」の素顔-@
http://yama1481.hp.infoseek.co.jp/image2b014/photo007.html
豊橋駅前、アゼリア通り(駅前大通)
http://yama1481.hp.infoseek.co.jp/image2b014/photo008.html

愛知県では第二位の中堅都市である豊橋駅前の風景は構内でも道路でも人通りと車は閑散としています。
来る8/10に西武が閉店するというのに店内混雑して多くはない、東京でしたら人並みで混雑で我先に買い込むという雰囲気は見られなく通常の買い物風景でした。
坂本さんの見解のように、私も一億中流意識をもっていた時代から国民各層の職業分類・財産所得・就労と未就労などの格差の分化現象で貧富の差が生まれて、景気動向の認識危機感のありなしに示されて中流意識は二極分化の崩壊へ向かっていると思います。
山本芳雄

Øこういう商品を一般人のレベルで買い物するのは日本人が一番多いそうです。
と書きましたがこれは海外への買い物をする人々の動静であり可処分所得が比較的に多い、家から通いのまだ未婚の会社員達に当てはまりそうな事でこれをもって、日本が不景気ではないと申しているのではありません。
自殺者の数が世界有数と言う事、これは病気苦や失恋が原因の場合もあるでしょうが、基本的には借金や生活苦、失職、倒産が最も多いものと思います。
永岩 裕

「日本の景気を他国と比べても意味ありません」のご意見がありましたが私はちょっと違う考えを持っています。和田サンが何とかして私に反論させよとしていますので ハハハハ・・・
同じ地球上に住むかぎり外国とも比較せねばならないかと思うのです。
プラザ合意で日本は円が三倍の価値になり、日本国内では同じ50万円の
給料でも外国からドルで見ると日本人の給料は三倍に跳ね上がりました。
しばらく日本人は子供に至るまで消費に浮かれていましたが、結果は公務員や銀行マン、サービス業などの効率が極めて悪いことを世界的に証明することになりました。
今120円で80円から見れば給料はドルで三割ダウンにはなっていますが、まだ日本の水準は高いと思います。この好況に甘んじている限り、日本の景気回復はまだまだ遅れると思うのですが・・・・
山下 日彬

山本さんから次の様なコメントが届いています。これまでの総括的なご意見でこれで日本は不景気でないのか不景気なのかの討議は打ち切りとしたいですが、同じ現象の裏と面と言うか見方によっては同じ現象の捉え方が違って来る事が良く分りました。9月に2年振りに3週間程、訪日しますが私自身、今回7年振りとなる女房には、どの様な姿で故国日本が写るのでしょうか。楽しみです。
今後もこのような本音での会話、意見交換が行われればと願っておりますので宜しくお願いする次第です。
折角の画像掲示板ですので季節の花を贈ります。

和田さん 皆さん 今日は 山本@東京です
山下さん並びに坂本さんの見解を纏めて、再度集約して見ますと
戦後、一億総中流意識が生まれてから崩壊までの景気認識の歴史的二極化現象の盛衰。
@バブル経済:1970年代一億総国民は日本列島改造論以降、株と不動産屋的儲け話に浮かれ海外の物件不動産も植民地的に買えるとか、日本的な生活慣習の下に物価高も厭わずの傲慢さが生まれた漬けで、砂上の楼閣の如く日本経済は崩壊して淘汰の進行中で、色々な立場に貧富の格差が生まれてきた事。消費面から捉えた大都市内の業界格差、大と中小都市間格差、業界・職種間の所得格差による景気認識の差が生まれている現実でも、海外旅行だけはAのプラザの恩恵で相変わらず繁栄した現象は景気動向の認識有り無しにブームは続いています。
Aプラザ合意:'80年代為替レートが変動性になって円の価値が諸外国と物価の優劣(高低)格差が起こり中流意識が生まれた。ものづくりは海外へ移転したら後に逆デフレ傾向で喜ぶもの苦渋するものたちの国民各層たち、対する海外旅行のマニアたちは、旅行業者と航空業界が低価格のパックの運賃等で競って嬉しい旅行する機会をえる商魂で日本の不景気はと聴かれたら問題認識は生まれない可笑しな錯覚現象が起こっている?
従って、昔の歴史で昭和恐慌のような誰でも共通的な国民が不景気だという最悪の危機感認識が起こらない懲りないない現実(現代の国民性)でいる限りまだまだ日本の現実は二極化しただけの差別化した甘い認識なのかなと思います。
山本芳雄
mail yama1481@mail2.alpha-net.ne.jp  
Web http://yama1481.hp.infoseek.co.jp/

『日本は不景気とはいえません』←私見、景気認識の差とはとの山本芳雄さんの総括ご意見でこの話題は、お終いにと書いた途端に日本からHSLNのScaramoucheさんより1985年のプラザ合意に付いての歴史的考察を分かり易く書いたコメントを頂きました。全文を下記に掲載して置きます。
暫くUPが遠のいているバーチャル座談会に変わるものとして、これからも本音を言い合えるこの種話題も取り挙げて行きたいですね。
皆さんの参加に感謝しております。

此のプラザ合意ですがね、当時は輸出産業が大打撃を受けるとか、いや海外からの製品が安く購入出来るから、消費者に取っては有益である、と言った事ばかりが論議されて居た様です。
其れ迄日本の生命保険会社や損害保険会社などの大手機関投資家はアメリカの高金利に釣られて、我も我もとばかり対外債権投資にのめり込んで居ました。
其の投資額は大手生命保険会社の場合なんか一社で7千億〜8千億円位。損害保険会社では1200億円〜1500億円と言われて居ります。
プラザ合意の1985年頃、日本の対米黒字は417億ドルと言われて居ます。此の年、財テクと言う形で米国に流れた金が377億ドルと言います。此の頃、アメリカから持って帰る事が出来無いで、溜まりに溜まった金が公式な物だけでも1500億ドルだそうです。
プラザ合意が成ったG5の会議の時は1ドルが240円でした。1500億ドルと言うと、約36兆円ですか?
問題なのは此の投資がドル立てで行なわれて居たと言う事です。プラザ合意後の半年間に日本が失った金は、10兆円近くにのぼったと言われて居ます。10兆円と言う莫大な損失が、輸入品が安くなった位で取り返せる物でしょうか?
アメリカは事有る毎に対米貿易の不均衡を口にして、日本の儲け過ぎを非難して来ました。
日本の対米貿易での黒字は、唯単に帳簿上だけの事であって、日本は儲けた金の殆どを有無を言わせぬ強い要請によってアメリカへの再投資をさせられて居ます。
此れは主に米財務省証券などの米国債権を買わされたのですが。
要するに日本が対米貿易で儲けた金は、全部アメリカに置いたままで、此の金はアメリカに良い様に使われ、日本には一銭も回って来ないと言う事です。
「勘定足って、銭足らず!」の典型です。折角あくせく働いて預金にして置いたのに、イザと言う時其の預金すら使わせてくれ無いし、挙句の果ては預けて置いた元金をカットしてしまった!と言う事でしょ、プラザ合意は?
橋本さんが総理時代にアメリカで、米国に預けてある金の一部でも、此の際使いたい物だ!と、つい愚痴を零した事が有ります。駄目でしたね?
竹下さんは国際化の推進者でした。彼が言う所の国際化をした結果が此れだ!まあ、日本としてはアメリカさんには逆らえませんから、ショウガナイと言えばショウガナイ!でしょうが。
然し、半年で10兆円位は損した事と、其のメカニズムの何たるか位はマスコミも日本国民に知らせるべきですよね?36兆円なんて言う借金は、如何にアメリカとて容易に返せる金額では有りません。其れなら、借金のの額を減らしちゃえ!でプラザ合意でしょ、本当の所は?
ルイ・ヴィトンやエルメスが買い易くなった!等と言って、喜んでは居られませんよね?!
敬具。
Scaramouche

スカラさんご指摘の1985年プラザ合意でアメリカの意図した事はまったく同感です。
でもそれが1990年以降に徐々に始まったバブルの崩壊から95年以降の超絶不況と2000年前後からのデフレの説明への答えにはならないのでは?
某金融投資家の説明では:
ソ連東欧共産ブロックの崩壊と自由化(1995年頃から)でこれまで人件費の安い東側で作られ消費されていた価格優位産品が、どんどん資本主義経済内に入ってきて、日本を含む西側先進諸国内で国際競争力が失われて価格破壊が起こった事。
それに拍車をかけるように、西側に組み込まれた(体制はかわらないものの)中国からの大量の日本・米国などへの輸出ドライブ。
さらに日本・台湾などからの中国への資本と生産拠点のシフトで日本はすでに製造業の空洞化が言われて久しいのではありませんか。
不況の影響を最も受けているのが、世界最大の生産拠点になりつつある中国に生産拠点をシフトしている日本じゃないのでしょうか。
で、このロシア・東欧・中国の輸出ドライブによる日本を含む西洋先進諸国の不況は上記の国々の人件費メリットが消える少なくとも2010〜15年頃までは継続されるとの分析があります。
ちなみにここインドネシアはまだまだ対中国に対して、人件費などで優位性が失われておりません。
永岩 裕

私は、此の答えが出せる程の叡智は持ち合わせては居りませんし、又経済学とやらに関しては、丸っきりの音痴です。答えを出そう等と言う、大それた気持ちも有りません。
ただ竹下さんが金や太鼓で国際化をブチ上げて、其の結果がPlaza accordだった訳ですが、「おいおい、そんなに美味い話ばかりでは無いよ!」と言う事を言いたかった訳です。
此れは全く私の個人的な考えですが、デフレであれインフレであれ此れで戦争が避けられるなら、オンの字だと思って居ります。
私は経済評論家とか経済学者の言う事は、全く難しくて解りませんし信用もして居りません。結局、世の中はどう成って、我々はどうすれば良いのですか?の明快な答えが出て来ませんもの。
株価だって金の流れだって、経済学通りには流れて居ないでしょうよ。世の中には、経済理論なんかパワーで吹き飛ばす程の「金と力」を持った連中が存在しますからね。
世の中の評論家とか経済学者の大半は、此の連中の通った道が一番正しくて適切であったと、後から無理矢理理屈を付けて居る様な気がします。隠す所は隠しながら。
資本主義と言う物は、こう言った物なんでしょうね。手段は選ばず、何はともあれ資本を握った者の勝ち。理屈と言い訳は、後から何とでも付く。
良識の所有者と言われる人でも「我も良かれ、他人も良かれ。我は他人よりもチョイト良かれ!」です。此れがエスカレートしたら一体どう言う事に成るのでしょう?昔「欲望と言う名の電車」と言う映画が有りました。此れに乗っちまった?!
と言う訳で、貴方の仰る「1990年以降に徐々に始まったバブルの崩壊から95年以降の超絶不況と2000年前後からのデフレの説明」をした積もりでは有りません。
敬具。
Scaramouche




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