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ブラジル通信(3)
来年4月16日(金)成田発のVARIG便でHSLN(ハッピーシニアライフネット)の主宰者柿沼 實さんを団長にブラジルオフ会参加者が来伯される事になっており、まだまだ先の話とのんびりしていましたが数えて見ると後100日ちっと、具体的なスケジュールの詰めと最終見積を取る段階に来ており新年早々TUNIBRA旅行社との話し合いが始まります。
このブラジルオフ会参加者、ブラジルに関心を持っておられる方にブラジル通信としてブラジルに付いての情報(ブラジル経済、特に為替の動き)に付きお知らせして来ましたが、2003年を終えるに当りブラジル通信(3)を掲載して置きます。
写真は、今回のブラジル訪問のハイライトの一つイグアスの滝をHSLNメンバーで新潟にお住まいの画家、青柳 三郎さんが描かれたものをお借りしました。題して【大地の滝】です。


これ迄2回に渡るブラジル通信(8月と11月)では、ブラジル経済の最新情報と治安問題、為替の行方等をお知らせしてきましたが前回の予想年末1ドル=R$3,00は、外れました。為替は、年末の需要(買い)を期待していたのですが、民間株式投資の増大、貿易収支の好調等の影響でドルの入超基調が続き12月ベースで2.88%、年間ベースで19,26%のレアル通貨高を記録1ドルがR$2,862で昨日12月29日の取引を締めています。(これを書いた翌日の12月30には1月2日にDEUが来る26億ドルの大型為替契約の清算があり1,43%の下落を記録最終的には1ドルR$2,903で締め年間ドル下落は、18,11%となりました)。1月に最終見積を取る段階では、矢張りこの1ドルR$2,90程度を使用する事になるのではないかと思いますが、昨年神戸高校10回生卒業45周年記念行事としてイグアスの滝での同窓会開催を目指して時より20%近くの割高となりそうです。
このレアル高、ドル安でドル預金、ドルベースでの投資信託等を持っていた人たちは、実質20%-30%近い目減り(ドル安と金利分)がありましたが、投資では矢張りサンパウロの株式市場での株価指数が97.33%(粗倍増)の22310ポイントを記録、最終値は,22236ポイントで年を終えています。一日の取引高が8億レアイスを記録、その多くの投資が国内の個人及び外国の個人投資家とも言われておりこの傾向は来年も続くのではないかと予想されています。
12月のドル安、レアル高の原因の一つブラジルの貿易収支ですが、昨年の入超131億5千万ドルの倍近い245億ドルを記録している。年間輸出総額が723億8千万ドルで輸入総額が478億6千万ドルとなっている。1988年度の191億2千万ドルの入超記録を更新し95年から2000年まで続いた出超基調から転じて大きなドル財源となっている。2004年度も中銀予想では190億を見越している。
一方、年初には、中央銀行の手持ち外貨は、375億ドルと発表されていましたが今年の末には490億ドルを越え500億ドルに迫っています。
中央銀行が実施している年間基礎金利は、1月に25.5%、2月から5月までは26.5%で推移、6月以後毎月0.5%%から2.5%の下げを記録12月には16.5%まで10%の下げを記録している。純金利は、この基礎金利より1年間の予想インフレ率を差し引いたもので現状では10.3%と先進国に比較すると高い数字となっている。
インフレ率に付いては、ヴァルガス経済研究所が出すIGP-M(総合市場価格=60%が卸売り価格、30%が消費者物価価格残り10%が建設資材価格の3指数の加重平均)が使用されるが2003年度は、8,71%に収まり1998年の1,78%以来の低インフレ率となっている。特に昨年は25.31%であったと事からすると3分の1に収まっており上出来と云える。2004年の目標は5.5%となっている。
IMFとの合意数字のうち国民総生産の4.25%に当る660億レアイスの節約目標を11月末で700億レアイスを達成している。従い世界市場におけるブラジル国債の危険率もJPモルガンが出している指数でも年初の1374ポイントかr12月には499ポイントまで下がって来ている。
こうして数字を拾って来ると良い事尽く目の感じがするがブラジル経済そのものの成長率は、1998年の0.1%以来の最悪の0.13-0.2%程度に留まるのではないかとの予想である。2004年度の成長率3.5%(IMFとの合意数字)達成が可能なのかとの疑問も出てくる。
労働者が毎月受け取り給料の平均所得は、確実に落ちて来ており前年比11月ベースで13%の実質賃金減を記録している。数字としては労働者の月間平均給料が2002年においてはR$982,97であったのが今年の同時期にはR$855,62に落ち込んでいる。
更に気になるのが失業率で2003年8月の13%より幾分下がったとは云え11月に12.2%を記録している。
金利を下げ、為替を押さえ、インフレを抑制しながら経済成長を図るという難しい命題を担ぎながらのLURA大統領の2年目のブラジル経済は?
政治面では、就任初年度の2003年に実に27ヶ国を駆け巡る驚きの外交政策を取り、これは元外務大臣だったカルドーゾ前大統領が就任初年度に訪れた国々より15ヶ国上回り世界の檜舞台で物怖じせず渡り合うヂプロマシーにはその経歴、容貌と共に注目を浴びている。1月26日にはインド、5月には中国行きが決まっており何れ日本にも立ち寄り話題を提供すると思います。
話がブラジルの政治、経済の無味乾燥な数字の羅列になってしまいましたが為替は対ドルに対し毎日毎晩その価値を減らし続けたハイパーインフレの時代と違い2003年は、約20%のレアル高ドル安を記録日本からの旅行者には高く付く結果になっていることは頭に入れておいて下さい。1月中旬にサンパウロに出た際にTUNIBRAを訪問して詳細スケジュールの打ち合わせと見積をお願いする事にします。又訪問先の紹介、簡単なポルトガル語の会話等に付いてもお約束している通り掲載して行く積りにしております。
良いお年をお迎え下さい。




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