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アイデア提唱=伯国で悠悠自適な生活を=日本の年金生活者呼ぼう(ニッケイ新聞より転載)
1月20日(火)サンパウロの東洋街のレストラン【ポルケシン】で学移連(海外学生移住聯盟)の2004年度新年会が開かれ総勢17名の万年オールドボーイが集い楽しく、過去、現在、未来を語り合いました。参加者の中に兵庫農科大学卒のメンバーで現在兵庫県人会副会長の岸本晟さんも元気な姿を見せておられ1月16日にニッケイ新聞に掲載されたアイデア提唱として日本の年金生活者をブラジル永住権を取得して悠悠自適の老後生活を過して貰える体勢作りを構築して行こうと思っていると熱ぽく語っていました。『私たちの40年!!』HPでも寄稿集287番目に【年金生活をブラジルで=国際的余生の新しい形=2000ドル超の受給者に永住権】   としてリタイア査証制度を紹介しておりますが、岸本さんのアイデアもこのシニア移住のシステムを利用しての組織移住促進の考えのようで14ページに渡る記事の基に成ったオリジナル原稿を送って頂きましたので2回に分けて掲載させて頂きます。
写真は、新年会で撮らせて頂いた岸本さんです。


1月16日(金)
 日本での年金生活に不安を抱いている高齢者に、ブラジルで悠悠自適な生活を! そんなアイデアを兵庫県人会副会長の岸本晟さんが提唱している。考えるキッカケになったのは、昨年十月に四十年ぶりに再開した友人の一言だった。
 「実は、日本の高齢者は今後の老後の生活に不安を感じており、絶望していると言っても過言ではない」とその友人は、月額十五〜二十万円の年金では生活が難しくなっていると力説。そこで岸本さんは「そのお金をブラジルで使えば、悠悠自適な生活も不可能ではない」と考え始めた。
 その友人は兵庫農科大学(現神戸大学農学部)時代の同級生で、二人とも拳法部に所属し、防具をつけて殴る蹴るの稽古をした仲。その後、岸本さんは学生移住連盟の第二次南米実習調査団として渡伯、移住した。以来、実に四十年ぶりの再会だったそう。
 友人は初めて訪れたブラジルにいたく感動し、「岸本君が移住した気持ちが今はよく分かる。食べ物も抱負、人も温かいし、気候は極めて良い」と褒めちぎった。
 岸本さんはさっそく調査を開始。日本人の年金に対する意識調査を見て愕然とした。〇一年十一月に生命保険文化センターが日本全国の四千百九十七人に実施した調査では、(1)まかなえると思う=一九% (2)わからない=五・三% (3)まかなえるとは思わない=七五・八%だった。
 四人のうち三人が年金生活を不安視。年金生活に絶望していると言っても過言ではない、という友人の言葉を裏付けるようなデータだった。さらに年々老齢人口は増加する。「日本の将来推計人口」(国立社会保障・人口問題研究所二〇〇二年発表)によれば、日本の高齢人口は二〇二五年に総人口の二八・七%に、二〇五〇年には三五・七%(三人に一人以上)にもなるという。
 月額十五〜二十万円の年金は、レアルに単純換算すれば四千五百〜六千レアルであり、夫婦で十分裕福な生活ができる金額だ。しかも、ブラジル政府にとっても外貨獲得の手段となる。岸本さんは計算した。もし十万人の定年退職者が月額二千ドルを送金すれば、年間二十四億ドルの外貨獲得となる。デカセギ送金に匹敵する金額だ。
 フィリピンなどでは国家戦略として日本などからの定年退職者受入れを考え、余暇退職庁を創設して、海岸の風光明媚な観光地に余暇退職者村を建設しているそう。
 ブラジル政府も、外国人で二千ドル以上の年金をもらっている人には永住ビザを発行している。そこで岸本さんは考えた。交通が便利で援協診療所もあり、日本食材も豊富な東洋人街に高齢者向けの集合住宅を建設、または日系病院もあり日系団体も活発に活動で、気候が温暖なアチバイア市などにコンドミニオ・フェッシャードを作るなどだ。
 もしそうなれば、旅行会社、日本食レストラン、不動産だけでなく、さまざまな産業が活性化する。
 ただし、外国人を狙った犯罪や言葉など問題は山積しており、困難な局面は簡単に予想される。そこで岸本さんは「それ以上にお互いにとってのメリットは大きいのでは」と考える。
 「大事なのは、お金儲けではなく、恩返しの発想で取組むことです。実際我々は県人会やJICAなどを通して、日本の税金のお世話になっている」と熱く語る。「私のアイデアを叩き台にして、どなたか具体化してほしい」と岸本さん(電話11・270・0025)は呼びかけている。


「日本国定年退職者伯国移住計画案」
                              
T. はじめに
   日本国民の年金生活高齢者をブラジルに移住させるこの計画案は、昨今の日本の情勢を勘案し、国際的立場から見た日本国民高齢者の有益善用を目指し、又ブラジル日系人活性化に結びつくとするものです。さて度々貴文化協会が移民100年祭の記念プロジェクトを募集されて、一般日系社会に呼び掛けられました事に励まされ非才なる私ですが、原案の趣旨、所以、参考調査資料、具体的予備措置、成果、波及効果等を披瀝させていただきました。
U. 提案の所以
1.先進国である日本の国際化
    二十一世紀を迎え、世界的視野で行う協調関係、地球的規模で考え行動を共にする提携、則ちグローバル パートナーシップの時代が到来しました。
先進国である日本の産業界では日本的企業系列を破壊し、新たな有力企業と提携するという業界再編成がすすめられています。その戦略の中では、従来の企業グループが崩れ、外資が有力パートナーとなるケースもあります。また再編は国・公立大学や市町村合併という日本人の生活圏まで及んでおり、今まさに日本システムが大編成されつつあります。則ち日本は世界から孤立して存在することは不可能でありますが、日本の伝統と精神を深く継承しながら日本の国際化が勧められるのを、熱い思いで海外に住む私達日本人と日系人は注視しています。
 さて、多民族社会のブラジルでの日系社会では、移住先駆者が、苦悩しながら自己に変化を受け入れて、ブラジル社会に適応させ、自己変革、則ち国際化を体現して、農業立国であるブラジルの農業生産活動に創意、工夫を加えて、あらゆる困難に耐えて、粉骨砕身「勤勉かつ誠実」に努力し、労働し、ブラジル国家の建設に寄与してきました。現在、日系人は政界、国軍、商業、サービス業、芸術、医療、製造業、農業等あらゆる分野で活動しています。そのことはブラジル官民共に認めるところであり、世界最大規模の約140万人という日系社会を形成し、現在では日系人に関係しないブラジル人は存在しないといえます。 一世紀をかけて築いてきたこの日系人社会は、日本の何ものにも替えがたい重要な海外資産であり、ブラジル日系人は日本人の国際化にお手伝い出来るノウハウを有していると言えるのではないでしょうか。
2. 増加する日本の高齢者
     1956年の国連報告書によれば、総人口に占める高齢人口(65歳以上)の割合(高齢化率)が7%を超えた時にその国は高齢化したと言います。
 日本では、1970年に7%に、1994年には14% に達し高齢社会の段階に突入した。2000年の国勢調査によると、高齢人口は2204万人であり、2001年現在、65歳以上の者のいる世帯を構造別にみると「夫婦のみの世帯」が27.8%最も多く、次いで「三世代世帯」25.5%、「単独世帯」19.4%となっている。
 国立社会保証・人口問題研究所発表の「日本の将来推計人口」(2002年1月推計)によると高齢人口は、2025年には3473万人、総人口の28.7%(3.5人に1人)となる。さらに2050年には3927万人、その割合は35.7%(3人に1人以上)となる。
 国連経済社会局の世界人口見通しによると、現在の総人口63億人が西暦2300年には、 約90億人に増加するとの推計を明らかにした。そして日本の人口は、2000年の1億2700 万人、2050年に1億1000万人、2100年に9000万人と減少傾向となるが、2300 年には1億人と増加に転じていると言う。
 第2 次大戦直後(1947年)の日本人の平均寿命(男50.06歳、女53.96歳)であったが、厚 生労働省(2001)の発表によると、日本人の平均寿命は男78.07歳、女84.93歳で男女共世界最高である。2300年までに女性は108歳、男性は104歳になっていると言う。さてブラジルの人口は1億6772万人(2000年)である。60才以人口は1960年には3百万人、2002年には14百万人、2004年には2千万人、2020年には32百万人(地理統計院)であり、ブラジルも確実に高齢化社会への道を進んでおり、今年1月1日60才以上の高齢者の人権を保護し、生活改善を目的とした高齢者憲章が施行された。
3. 高齢者活力の有益善用
     日本人高齢者の大多数は健康で、自由に使える時間を十分に持っています。価値観の多様化や経済社会の急激な変化に対応して、高齢者も新しい知識や技能を学習することも必要でしょう。しかし日本人定年退職者は既に、長年培った日本文化の体験を集積しており、何ものにも替えがたい貴重な人材であると考える事が出来ます。ブラジルの日系社会はまさしくこのような人材を今、必要としています。
 日本の国策として日本人移住者がブラジルに来なくなって20年以上になります。
 21世紀のブラジル日系社会は次ぎなる飛躍を目指しております。日本人定年退職者移 住が実現すれば、日系社会は彼等を日本文化の体現者であり、日本文化の伝道者として迎えることが出来、日系人社会への日本人高齢者活力の有益善用となります。この事は、ブラジル日系人と日本人高齢者との双方、そしてブラジルと日本国家の両国家にも有益であると考えられます。
4. 日本文化の継承
     日本文化は、ブラジル社会に受容され、確実に定着しつつあります。例えば柔道、空手、茶道、華道、書道、将棋、碁、折り紙、日本料理、東洋医学(指圧、整体、鍼灸)、社会教育団体、各宗教団体の活動等であります。
 現在、日本人は75000人が在伯していますが平均年令は67才であり高齢化しており、日本文化の継承にあたって日本文化の新しい伝達者の要望があります。その日本文化の伝達者の役割を日本人定年退職者移住者に果たして欲しいという要望があります。更に、日本語新聞が購読者の減少からブラジルでは以前の3紙から2紙の発行になり、先細り状態でありますが、日本語新聞は日本文化の重要不可欠な媒体であり、日本人定年退職者伯国移住が実現すれば日本語新聞の需要が高まり発行部数も増える事になり、日系人への日本文化伝達手段が充実することにも結びつきます。なお現在、日本文化の継承者と考えられるのは、日系2、3、4世、更には日本文化に親しみを持つブラジル人であります。
5. ブラジル日系社会の活性化
      ブラジルの在留邦人は75000人で年々減少しているが、日本からの移住者が 新しい血として入ってくると、日本の会社の最前線で働いた人の新しい情報、知識、教養、芸術、医療、技術そして文化が継続的に日系社会に加わり活性化される。
 この計画が実現されと日本人定年退職者との対話や仕事を得る為に、必然的に日本語 を学ぶ必要性を生じ、日系2、3、4世層やブラジル人に日本語学習熱が高まり、日系社会が活性化されることになり、更には日本人移民が守り、育てた日本人街リベルダーデ区も活性化される事になるでしょう。
   6. 友人との再会(本計画案の発端)
      2003年10月13 日、1964年以来始、足かけ40年ぶりに、A旅行社の企画による視察旅行でブラジルに2週間の予定で来ていた60代前半の友人のF君にNホテルのロビーで会った。
 私にとっては、面影は変わらなかったが、髪の毛が真っ白な浦島太郎の同君であったが心は直ぐに40 年前に戻って話がはずんだ。
 兵庫農科大学(現神戸大学農学部)でF君は昆虫学を専攻し、私は果樹園芸学を専攻した。私達はクラブ活動で拳法部に所属し防具をつけて蹴る、投げる、打つ等の稽古をしたが、F君はタフでなかなかへこたれぬので私は閉口した覚えがある。
 私は三年生の時に学生移住連盟の第2 次南米実習調査団の16 人中の1人としてブラジ ルで一年間実習生活を送り一年留年したので彼が先に卒業した。
  さて、Sレストランの座敷でF君は、ブラジルの日本酒東麒麟をグイグイと飲み干しながらの話しは下記の通り。
 「自分は学生運動をしていたので就職時に挫折し、農業関係の就職を断念し、ガス会社に入社して勉強のやり直しをして、専門を都市ガスに切り替えて猛勉強してガス専門家になり会社役員をしていたので、そこそこの資産は貯えた」
 「今回、パラグアイのイグアスー移住地を訪問して、買い物が日本語でなに不自由なく出来るのに痛く感激した。そして緑が多いブラジルが大変気に入った」
 「岸本君がブラジルに移住した気持ちが今は良く分かる、食べ物も豊富、人も暖かいし、気候は極めて良い」
 「妻を3年前に癌で亡くし、1人娘も結婚したし、残っていた母も見送って、今は何か新しいことをやってみたいと思っている」
 「1000 uぐらいの庭つき住宅があり、気に入ればその住宅を購入してブラジルに移住してきても良いと思う」
 「話しは変わるが、今の日本では月額15~20万円の年金では生活が難しくなってきている」
 「日本の高齢者家庭の平均貯蓄額は1000~1500万円というので、可能性として定年退職者である高齢者がその金でブラジルに住宅を購入して移住し、年金でブラジル生活をするということが考えられるし、そうすればブラジルには雇用も生じるよ」
 「フィリッピンやタイでは日本人村といわれるシニア向け豪華施設があるが、うまくいっていないらしい」
 「既に、誰かこんなアイデアで移住し、高齢移住者むけ住宅建設をしている人がいるのではないだろうか?」
 「実は、日本の高齢者は今後の老後の生活に不安を感じており、将来に絶望していると、言っても過言ではないと思う」
 いま日本の人々の暮らしの中にきこえてくるのは、音たてて崩れ行く日本社会の、地底から噴き出してくる不気味な地鳴りの音であるという。高齢者達は先きの戦争で人生を翻弄された苦い経験を持ち、個人生活のささやかな幸せなど、社会の激変を前に、もろくも消え去るかもしれないと不安を抱いている。
 高齢者ばかりでなく、20歳代の若者達が、各年齢層の中で、就職、解雇、年金等将来に最も大きな不安を抱いているという。
 学生時代のF君は学生運動活動家で1960年代の日米安保闘争、三池炭坑闘争等に参加 して指導的役割を果たしており、彼の正義感がこれらの言葉を吐かせたものと思う。
 その正義感に答えて、私は、「それでは今後の老後生活に不安を感じており、絶望していると言っても過言ではないという、日本人定年高齢者救出作戦」について3年をめどに青写真作りを考えよう、と答えたのがこの文案作成の始まりある。      
V. 調査資料
1. 日本人の年金に対する意識調査
     2001年11月に 生命保険文化センターは、生活保障に関する「自分の老後の日常生活費は公的年金でかなりの部分をまかなえるか?」という調査を日本全国18~69歳の男女4197人に行った結果は下記の通り。
1. まかなえると思う(19%)—「まったくそう思う(2.4%)+まあそう思う(16.6%)」
2. わからない(5.3%)
3. まかなえるとは思わない(75.8%)—「あまりそうは思わない(39.1%)+
まったくそうは思わない(36.7%)」
つまり日本人の75.8%の人が老後の日常生活費が公的年金では生活出来ないのではないかと思っていることである。
 さて単純計算では2000年の国勢調査の高齢人口の2204万人の75.8%である1670万人の日本の高齢者が、実は、今後の老後の生活に不安を感じており、将来に絶望していると、言っても過言ではない、と友人のいったことが思い出された。
 日常生活費とは、衣、食、住、医療、教養・娯楽費、交際費、交通通信費等でしょうか。
 個人によりその内容は異なるでしょうが、月額15~20万円(平均17万円という)の年金 では生活が難しくなっていて、物価やサービスが年金よりも高いということある。例えば老人保健制度でいえば、1973年の老人医療費支給制度により70歳以上(寝たきり等は65歳以上)の老人の医療が無料化されたものが、医療保険各制度の財政状況が1990年代に入って軒並み悪化したので、70歳以上は1割り負担、70歳以上でも一定所得以上の者は2割り負担という風に改定された。
 消費税も現在は5%であるが将来は増加する見通しである。
 さてこの月額15~20万円の年金を単純計算で1 USドルを100円とすると、米貨で月額1500~2000 USドル、1 USドルがR$3レアルとすると、ブラジル貨で月額R$4500~6000レアルであるが、この金額でブラジルでは生活出来ないかということである。
 ブラジルの最低給料が80 USドルでR$240レアルを考慮すると、米貨1500 ~2000 USドルとしてもブラジルの最低給料の18~25倍になり、特別な贅沢をしなければ、月額R$4500~6000レアルで、ブラジルでは夫婦で十分生活出来る金額である。サンパウロ州奥地の地方都市で生活すれば物価も安く、例えば食費は日本の数分の一の価格で、日本米は1kg 100円、牛の上等のフィレ肉が1kg 400円、オレンジが1箱 500円である。生活を節約すれば受け取り年金額の30~40%の貯蓄も不可能ではないと考えられる。則ち、「不安」から「悠々自適」の生活への一大転換である。それも住宅を購入して移住すればなお安心といえよう。月額15~20万円の年金では日本での生活が難しいと感じている日本人高齢者の生き方の一つの選択肢としての「日本人定年退職者伯国移住計画」が実現出来ないかということが本文の内容であるが、個人の自己責任で定年退職移住者が、すでにいると聞いているが、彼等の貴重な体験も活用することが考えられる。
  ところで日本国の年金生活者の中で、最も深刻なのは持ち家を持たない人といわれて いる。日本は家賃も高いし、年金で高い家賃を払うのが困難な場合もあります。
 また高齢者世代に部屋を貸し渋る大家さんも増えているとかで、そんな人たちにとっ ては、気軽に入出国を繰り返す長期滞在者気分でなく、物価の安い国で定住生活を目指すのは、真剣な経済生活の防衛手段になりうると考えられます。「人はパンのみにて生きるにあらず」、というが「衣食足りて礼節を知る」ともいうではないか。
2. 海外移住情報
     インターネット上の海外移住情報でリタイアメント(退職者)査証制度を調べてみた。
a. スペイン:
    年間1万USドル(月額833 USドル)(同居家族がいる場合1人当たり1700 USドルが増額)以上の年金受領者が対象。
b. メキシコ:
    年令に関係なく、毎月1000 USドルの収入(年金や金利収入など)などがある人で、夫婦などの場合は、1人増える毎に毎月500 USドル の収入証明が追加されます。最長1年間の滞在査証が発給。延長は現地の移民局が行う。
c.ベネズエラ:
    毎月1200 USドル以上の年金を受給している人を対象に、年金受給者査証が発 給されます。同伴者がいる場合は1人増える毎に月500 USドルの受給額が追加されます。滞在期間は1年毎の更新。ベネズエラには永住権は存在しません
d. ブラジル:
     50 歳以上の退職者でブラジルへ月額2000 USドルを送金(年金を含む)できる人に対しては、退職者用の永住査証が発給されます。退職者用永住査証は一般申請に比べ緩和優遇されているので取得しやすくなっていますが、取得にはブラジル国家移住審議会や外務省移民課などの審査があるため取得までに3ヶ月以上の期間が必要です。日系旅行会社の日本支店などでも査証相談が可能。付け加えると、ブラジルにはサンパウロ州とパラナ州には、日系老人施設が8箇所あり、日系人団体により運営されている。また、サンパウロ州のピラシカーバ市には1906年に開設された「老人のふるさと ラール・ドス・ヴェリンヨスLar dos velhinhos 」という老人施設の模範があり参考にすることも考えられる。
e.フィリッピン:
     フィリッピン退職庁(現余暇退職庁PLRA)により、2003年9 月から新ロングステイ(長期滞在)査証 では預金の必要なしに1年間滞在出来る。その内容と条件は、フィリッピン内にコンドミニオなどの住居を所有しているか、またはフィリッピン余暇退職庁指定のコンドミニオやホテルなどに宿泊する人が対象。滞在期間は出国により再申請が可能。 フィリッピン余暇退職庁は2002年秋より、在住者向けの専用サービスデスクを設置し、週7日・24時間運営の生活支援サービスを開始。通訳・法律・観光交通・その他、生活に関わるあらゆる情報提供と相談に対応。今まで民間に頼っていた業務を政府直轄で行うことで、信頼獲得と入国者促進を図るのが目的。このフィリッピンについては2003年11月30日放映のNHKテレビに「世界の介護市場を狙うフィリッピンの国家戦略」として若い女性の介護士を育成してカナダ国やアメリカ、ヨーロッパ諸国そして将来は日本の高齢者介護市場に国家資格を持ったフィリッピン介護士を送り込む計画である。更に貿易産業省の管轄で投資局の傘下にある「フィリッピン余暇退職庁」は、国家戦略として、フィリッピンを第2の故郷にしてもらうべく、リタイアメント・ビレッジ(余暇退職者村)計画を実施、工事中で、海岸の風光明美な観光地に4万人宿泊可能な施設を建設中である。利用者は1ヵ月10万円で部屋代、食事代、そして介護士による介護サービスが受けられる。フィリッピンにとって外貨の獲得は、雇用の拡大にもつながることになる。4万人分の流入外貨獲得額は単純計算によると年間480億円(約4億8千万ドル)である。また10人の利用者に1人の介護士が必要とすると4000人の介護士の雇用が創出できる。ところがこのフィリッピンで永住者殺害事件が発生している、と海外移住情報は伝えています。




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