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「蹴球日誌」特別増刊号 「2004 Jリーグ開幕によせて」  3月12日
日韓合同のワールド・カップの始まる前、もう4年近く前から小島 耕さんのメルマガを購読しており、日本に完全に定着したJ リーグのニュースを中心に小島さんのサッカーに掛ける情熱を感じさせて頂いておりますが、『私たちの40年!!』HPも話題別目次を設けましたがサッカーを中心としたスポーツ関係の掲載記事が以外と少ない事が目に付きましたので今回は、小島さんの了解を得て3月12日付けのメルマガ「蹴球日誌」特別増刊号 「2004 Jリーグ開幕によせて」と矢張り同日付の「蹴球日誌」Vol.1379 「開幕前夜です」を掲載させて頂くことにしました。小島さんは一貫してサッカーは、サッカー場で見るのが常道と現場主義を説かれ自らも海外も含め多くの観戦を実施しておられます。そのうち本場?のブラジルにも来て頂きたい方です。12年目を迎える定着しつつあるJ リーグの人気は、小島さん始め多くのサッカーが3度の飯より好きだといった方達の情熱と情報活動にによって下支えされているのではないかと思います。適当な写真をお願いしたのですが手持ちの写真がないとの事でしたので開幕戦の横浜F対浦和の開幕激突戦を伝える日刊スポーツ掲載の【後半13分、浦和のエメルソンが同点ゴールを決める(共同)】をお借りしました。



12回目の春がやってきます。12年前の春、Jリーグ開幕前夜に眠れない夜を過ごした時と同じ気分の夜です。
いよいよ明日から04年のJリーグが開幕します。今年は「代表の年」と呼ばれ、フル代表はW杯予選、U-23代表はアテネ五輪予選、そして本選を戦う一年として注目を集めています。しかし、その根底になるものは国内のリーグ戦であることは言うまでもありません。そうです、僕たちのJリーグがあるからこそ、代表の戦いに期待や注目できるのはすでに皆さんもご存知の通りでしょう。
昨年のJリーグは、J1リーグでは横浜F・マリノスが完全優勝、J2でも2部リーグでは世界でも異例とも言える観客動員を誇る新潟がJ1昇格を果たすなど話題が尽きない一年となりました。全国に散らばった28のクラブが、いい意味でも悪い意味でも特色を出し始めたここ数年のJリーグ、強い・弱いだけでは判断し切れない様々な価値基準がJクラブを支配するようになりました。数年前に比べると経営的に安定してきたクラブ、そうでないクラブ。人気があるクラブ、ないクラブ。地域にしっかりと根ざしたクラブ、ホームタウン活動で悪戦苦闘しているクラブ・・・、各クラブに様々な格差が生まれていることが、直接リーグに面白さを呼びこんでいるとも言えるでしょう。各クラブの競争、知恵の絞り合いの中でお金だけでは量れない競争の面白さがJリーグの昨今の面白さを増幅させています。さて、12年目のJリーグはどんなシーズンになるでしょうか?今年も各クラブが様々な準備をシーズン前に行いました。浦和、横浜FMのような豪華補強をするチーム。イルハンを獲得した神戸、観客動員記録更新が期待される新潟、J2でも爆
発的な得点力を持つ川崎、京都・・・もちろんここに挙げられなかったチームも勝利を追求し必死の努力をしています。皆さんが自分の応援するチームに沢山の期待を抱く季節でもありますよね。
「Amazing, J.」、先ごろリーグから新たなスローガンが発表されました。次の時代に向けた新しいスタートとして、サッカーの持つ「歓び」、「驚き」をさらに多くの人々に伝えたいという想いを込められた、このスローガンに今年のJリーグの焦点、興味が詰まっているように僕は感じます。Jリーグによってこの11年間、僕らはサッカーを観る歓び、そしてプロ選手による素晴らしいプレーへの驚きが日常化するようになりました。Jリーグの存在が言わば空気のようになり、サッカーを語ることが普通になった人、地域が日本中に増えることは日本サッカーの実力の底上げを呼んでいます。12年目のJリーグ開幕にあたり僕は、多くの人がこの「歓び」、「驚き」に改めて敬意を表する一年であるように願わずにはいられません。「歓び」、「驚き」というシンプルな感情をたくさん感じることで、サッカーにあらためての尊敬を抱く一年にしたいと思っています。昨今の情報化、通信技術の進歩、そしてサッカー熱の高まりで僕らは世界中のサッカーを楽しめるようになりました。でも僕らの国のサッカーはJリーグが土台です。近くのスタジアムで近くに選手を感じられる、その喜びを忘れない一年しようではありませんか。
今年も沢山の「Amazing」をスタジアムで感じられますように。そしてそこに沢山の幸せを感じられますように。さぁ12回目の春がやってきます。今年も大好きな人を連れてスタジアムへ行きましょう。日本のサッカーに誇りを感じる人を一人でも多く増やしましょう。
「蹴球日誌」は今後もJリーグと共にこれからも歩んでいきます。開幕前夜に素晴らしい一年になることを祈って・・・。さぁスタジアムでお会いしましょう。

                  2004.3.12 「蹴球日誌」:小島 耕

「蹴球日誌」Vol.1379  開幕前夜です  3月12日

☆      さぁ、始まります。
明日、04年のJリーグが始まります。明日の第1節はJ1、J2合計14試合が行われます。各チームのサポーターにとっては、自分の応援するチームの試合が一番の注目カードだと思います。今年は「代表の年」と言われ、海外でプレーする選手も増えていますが、僕らの国のサッカーの土台がJリーグであることは言うまでもありません。今年もTVの向こう側でなく、スタジアムの熱気を肌で感じるJリーグに触れていきましょう。開幕前夜、いよいよ興奮しますよね。
☆      注目は沢山・・・。
横浜FM−浦和の優勝候補対決、味の素スタジアムへ大挙押し寄せる新潟サポーター、イルハン-カズの2トップ(神戸)、J1から降格した悔しさをぶつける京都、仙台の戦い・・・。見所を挙げ始めるとキリがないですね。僕自身もまた明日から(すでに始めていますが)、精力的に取材を続けたいと思っています。皆さん独自の楽しみ方を今年も早く見つけてください。僕個人の注目はもちろんJ2・横浜FCです。
☆       15歳10ヶ月6日。
僕も先週、練習試合の取材で彼を見ましたが前へ向くボールタッチの柔らかさとドリブルの鋭さは年齢を感じさせませんでしたよ。J1・東京Vのアルディレス監督は明日の試合(磐田戦)で森本貴幸選手をベンチ入りさせると明言しました。森本選手が試合に出ると15歳10カ月6日での出場となり、J2(当時)・広島の高萩選手が昨年記録した16歳8カ月3日のJリーグ最年少出場を更新します。アウェーの磐田スタジアムで、昨日卒業式を終えたばかりの少年が「大人の活躍」を見せられるのか、明日のナイトゲームは注目です。
☆       大忙し。
平山選手、U-23代表の活動が一区切りつくとこちらのチームへ参加します。日本協会は、今月23日にU19−韓国代表との国際親善試合(国立)に出場するU−19日本代表メンバー24選手を発表しました。アテネ五輪アジア最終予選を戦っているU23−日本代表の平山相太(国見高)も選出されています。その他、増島(FC東京)、カレン(磐田)など今年Jリーグ入りした楽しみな選手たちの名前が数多くありますね。注目度はやや低めですが、楽しみなゲームになりそうです。
☆      結果を出そう。
週末から行われるアテネ五輪アジア最終予選2回戦に向けて福島県内で合宿を行っていたU−23日本代表チームは今日の練習で合宿を打ち上げ、初戦のバーレーン戦が行われるさいたま市へ移動しました。一時はメンバーの多数が体調を崩していましたが、徐々に回復しているようで緊張感を高めて試合に臨めそうです。あと3試合、ホームで戦うアドバンテージを油断に変えることなくしっかりと結果を出して欲しいですね。明後日です!

「蹴球日誌」5月11日版で下記のような嬉しい便りが寄せられました。ご披露して置きます。小島さんオメデトウございます。ここに幸あれ!!

個人的なニュースですが。
「蹴球日誌」をご愛読頂いております皆様に大事なこの本文部分を割いてお知らせがあります。「蹴球日誌」配信者であります私、小島耕は本日、妻になる女性と入籍致しました。突然ではございますが、ここに皆さんに僕の幸せな感情を含めてご報告したいと思います。もちろん「蹴球日誌」自体は今後とも変わることなく、家族を持った自分になっても連日の配信を続けてまいります。個人的なニュースではありますが、僕の何よりも愛すべき、全国、全世界の読者の皆様に一番に報告したいと思っておりました。どうぞ、これからも何卒「蹴球日誌」を応援してください。
個人的なニュースでしたがどうぞご容赦くださいませ。とにかく幸せです!どうもありがとうございました!
御愛読ありがとうございます。
kohsan3073@yahoo.co.jp
マガジンID   0000027363
発行部数     4580部    (ありがとうございます)
日本代表のW杯優勝よりも、「蹴球日誌」1500号よりも、僕の単行本出版よりも早く結婚することになりました(笑)。とにもかくにも5月11日は一生忘れられない日になると思います。皆さんに感謝です。






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