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日本ブラジル交流協会 藤村理事長来伯とそのお礼状
去る8月に衆議院議員運営委員会の米州議会制度調査団の一員として今回で31回目になる来伯を果たした日本ブラジル交流協会理事長の藤村 修代議士より無事帰国の通知とお礼状が届きました。一つは衆議員議員としての挨拶状でもう一つは日本ブラジル交流協会のサンパウロの皆さんへの同協会理事長としての挨拶状です。来年度は四半世紀に当る25期生となることから過去最高の57名の候補者を日本で事前研修中との事、700百名を越す日伯交流の架け橋的人材を養成する移住者の新しい血の導入が途絶えてから久しい現在、特異な制度として注目を浴びており今も変わらぬ泥臭い移住、ブラジルを一つの人生の選択として取り組む若者に期待を掛けるのは単なる私の過去への郷愁でしょうか。
写真は、8月24日サンパウロで行われた日伯交流協会理事会参加の際に藤村さんを挟んで左側、パラナ州担当理事の江頭 美さんとご一緒に撮って貰ったものです。


                     2004年9月1日
関係者各位
                    衆議員議員 藤村 修

拝啓 時下ますますご清栄のこととお慶び申しあげます。
先般は、衆議院議員運営委員会の米州議会制度調査団の一員として御地をご訪問させていただきました折には、温かくお迎えをいただきご親切におもてなしを賜りましたこと心より御礼を申しあげます。
今回は、ニューヨーク、ワシントン、サンパウロ、ブラジリアの各都市への訪問で、米国においては議員年金制度の調査を中心に多くの関係者のご意見を伺うことができました。また、ブラジルでは政府要人や伯日議員連盟のみな様との意見交換により、2008年の「移民百周年」に向けてさらなる日伯間の交流の活性化についての意識を高めたところです。
また、私はは調査団とは別行動でサンパウロにおいて日伯交流協会理事長として関係するみな様と久々の再会をさせていただきました。過去24年にわたり700人を越える日本の学生がブラジルでの1年研修に取り組んでまいりました。この間、引き受け先関係者の方々には並々ならぬご指導ご支援をいただいてまいりましたこと、あらためて御礼を申しあげます。来年度は25年目の派遣となりますが、日伯の若者交流においても新たな日伯関係のもとで、この際、初心に戻って制度の見直しなどに取り組む所存でございます。引き続き関係各位におかれましてはご協力のほどお願いいたします。
末筆ながら、みな様におかれましてはますますのご健勝とご活躍を祈念申しあげます。
敬具

サンパウロのみな様
 予定通り、8月28日の午後に成田空港に到着しました。
 今回は14年ぶりの訪伯の妻・真弓ともどもサンパウロのみな様には何かとおもてなしをいただきありがとうございました。
 日伯交流協会設立から28年、研修生派遣事業は24年の歴史の重みをしっかりと感じながら、また、協会事業の中で物故者となられた先人のみな様の偉大な成果にも思いを馳せながらのブラジル滞在でした。
 研修生事業については来年の派遣が25年目の節目となります。この際、歴史の転換点とも言える四半世紀の派遣事業については、一度原点にもどって見直しを考える時期かとも考えて、日本側でも様々に議論をした上で関係者にお話させていただいたところです。山内会長、二宮副会長はじめ理事のみな様、運営委員の若手のみな様には率直なご意見やご要望を提起していただきましたが、いずれも日伯の交流事業にたいして並々ならぬ熱意のなかからのお話であったと思います。東京側におきましてはこれら貴重なご意見を組み入れて新たな体制づくりや「教育」の理念の確認など作業をすすめさせていただきます。
 1980年代がブラジルで「空白の時代」と言われ、90年代が日本においても不況が続きこちらも「空白の10年」などと言われて、ここ20年余の間の日伯交流が低迷してきたことは事実です。できれば我々の日伯交流が今後の日伯の支柱となるべく「若者の交流」の再構築に一緒に取り組んでいただきますようお願い申しあげ、帰国のご挨拶とさせていただきます。      藤 村 修




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