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兄、 栗本 克彦を偲ぶ!! 後藤 映子さんよりのお便りです。
栗本さんの妹さん後藤 映子さんより『私たちの40年!!』MLに下記お便りを頂きました。2003年秋に大学のデモの影響で変則休暇があり9月に九州を訪ねる機会がありました。そのときに大分県の豊後高田市の昭和の町を栗本さんご兄弟に案内して頂きました。懐かしい昭和30年代の学校給食をお昼にご馳走になりましたが一合入りの牛乳瓶、鯨肉の煮込み懐かしく思い出しました。別府でのミニオフ会の時間を気にしながら宇佐神宮を参拝しましたが癌の闘病中とは思えぬお元気さで元気に歩き回り案内して下さいました。栗本さんのHP「人生・ロマン・メッセ−ジ」はその題の通り人生とロマンを語り【南米航路移民船】の項目を見つけた時は感動しました。
後3年で60歳の定年退職、大学を終える女房は、退職記念に訪日し九州の大分県、杵築の後藤さんの100年以上経つ旧家で2−3ヶ月お世話になり庭仕事をしたり絵を書いたり近くの別府温泉に浸かったりゆっくりした日本の田舎生活を楽しんでみたいとの夢を持っておりそれが実現すればと今から楽しみにしているようです。
写真は、宇佐神宮を案内して頂いた時に栗本さんご兄弟と撮った女房の楽しそうな写真です


和田様ご夫妻様へ

兄が亡くなりましてから、早いもので、もうすぐ1ヶ月になろうとしております。
皆様方から、暖かい追悼のお言葉を頂き、兄もきっと喜んで安らかに、天国から見守ってくれている事と、感謝いたしております。
生前中は、皆様の本当に有り難いご縁を頂いて、心豊かな人生を送れて、兄は幸せだったとの想いを新たにしております。
 でも、生れ落ちてから、ずーとこの方共に生きて来た兄弟を亡くすと言う事が、こんなにも、堪えるものとは、想いもしませんでした。
5年来の幾種類もの癌との闘病生活でしたので、いずれはと、覚悟らしきものは、しっかり持っている心算でしたが・・・・・
良く昔の人が云っていました、「親を亡くすのと、兄弟を亡くす悲しみは違う。」との言葉が此方も年を取ったからでしょうか、身に沁みて、いまだに悲しみ、せつなさ、寂しさが、込み上げてきます。
 東京の入院治療が済むと、以前と変わらない明るい元気さで、我が家で1・2泊しては、一緒に駄弁って、食事を楽しんで、時には、そのままドライブや軽いハイキングをしたりして、兄の心地よい雰囲気に病気など、忘れたような生活でしたので、いよいよ悪くなるまでは、共に出来るだけの、楽しみを私達夫婦に享受させて呉れました。
 その間、兄の息子夫婦がネットを網羅して、兄に最適な医療を見つけて、看護にも最後まで最善を尽くして呉れましたことは、兄も心強かった事と、若い2人には、本当に有り難く感謝いたしております。

 兄のお陰で、60歳をこえてから、登山の楽しみや、パャRンの手解きなど、教えてくれ又ブラジルの和田様ご夫妻まで、お会い出来て楽しい想い出を与えてくれて、感謝いたして居ります。
あの時は、本当に楽しゅうございました。飛び入りなのに、沢山の楽しい思いを致しました。
いまだに、高田の町に行くと、給食のお店も懐かしく思い出して、寄ってみます。
和田様ご夫妻には、何時の日か、九州にいらっしゃる事がございましたら、この100年を越す旧い家で、奥様と2・3日でも、お過ごし下さると、本当に嬉しいのですが・・・・
 又今年もラベンダーが穂を上げて、ボトルを沢山編みました。
兄もラベンダーの香りが、大好きでしたので、今年編んだボトルと共に、旅立ちました。
生前のご厚情を感謝いたしますと共に、ご夫妻のご健康を願っております。
有難うございました。

----------後藤映子----------------



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