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「アマゾンの大蛇ーアナコンダ」 マナウスのベテラン・ガイド高橋 雄一さんからのお便りです。
アマゾンのガイド高橋 雄一さんのガイドに纏わるエピソード17として秘蔵の話題を特別に送って頂きました。ブラジル奥地には牛を飲み込む大蛇アナコンダが生息するとの話しは良く聞きますしマットグロッソの農場を訪問した時も大蛇の皮を干して飾っていたり、その皮の前で撮った大勢の記念写真等が飾っていましたが、今回1月にマナウスを訪問した時にお世話に成ったJOSEさんが目撃したと言う全長20m、胴のの太さがドラム缶大のアナコンダを2度も見たとの報告を受けており、現在漁群探知地で調査させているとのことです。どんな結果がでるか?暫くは高橋さんの大蛇レポートが続きそうです。
写真は巨大大蛇アナコンダの第1目撃者のJOSEさんです。


エピソードその17

「アマゾンの大蛇ーアナコンダ」

アマゾンの大蛇(アナコンダ)についての話は久しく聞き及んでいませんでしたが、何と今回はリバーサイドホテルで、その発見情報を得ました。
10月13日(金曜日)から15日までの日程でサンパウロに駐在されている、お客様を案内し
ての滞在でありましたが、リバーサイドに着くと、いきなり、大蛇(コブラ.グランデ)が、ホテル
の船着場に現れ、それを目撃したジョゼーの話では、とてつもなく大きなアナコンダで、襲われて、飲み込まれてしまうのではと思ったくらいに怖かったという?????< /FONT>

現在、リバーサイドホテルでは大きな船着場兼用となる筏ハウスを建造中です。その筏ハウス建築に大工として働いているのが、大蛇を目撃したジョゼーです。
ジョゼーは、ホテルの従業員でもあるわけですから、大工仕事以外にも船頭になったり、ワニ
見学の時にワニを素手で捕獲するハンターでもあります。
和田さんご夫妻の時の船頭も確かジョゼーではなかったかと?思いますが。
性格は温和で真面目な信頼できる人柄ですから、そのジョゼーが作り話をしたり、あるいは
尾ひれをつけてオーバーに話をする人物でもありませんので、ジョゼーの話は信用できると
みんなが、ジョゼーの目撃情報を信じています。
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目撃したジョゼーの談話は以下のとうりです。
9月30日(土曜日)午前10時頃、建築中の筏ハウスの屋根部分の大工仕事をしていたところ(電動ノコで木材を切りそろえていた)隣にある旧い船着場の方で(この船着場は水上に浮かんでいます)風もないのに大きな波が立ち始め、船着場の下部のほうからは泥水や木切れが大きな渦巻きとともに水面に浮上してきた。何か大きな生き物が暴れまわって、川底にあるゴミや泥を水面に上昇させ、理由はよく分からないが、いかにも怒り狂って船着場の周りの水面を濁らせ自分を威嚇しているようにも見えた。
最初は大型のワニ(クロ.カイマン)あるいは巨大ナマズ(ピライーバ)が暴れているのかと思ったが、その生き物は沖合いに向け移動しはじめた。

沖合い200メートルのところまで水中から大きな泡を吹き出しながら巨大なものが泳いでい
くのが見えた。航跡?足跡?蛇跡?何というのか潜水艦が浅い水深を航行していくようにはっきりと、化け物が遠ざかっていくのが分かった。
すると突然、その化け物が姿を現したのだ。全体ではなかったが背中の一部と頭の部分が
高い屋根にいたので良く見えた。目撃できた背中の部分と頭とは10メートルは間隔があった
見えた背中も頭も太さは200リットルのドラム缶くらいはあった。
ワニや巨大ナマズではなく、正体はコブラ.グランデ(アナコンダ)だったんだ。
びっくりしたよ、話には聞いていたが実際に自分の眼で見ることができるなんて、電動ノコの音が気に喰わなかったのかな、相当に怒り狂っていたので襲われて飲み込まれてしまうんじゃないかと思ったよ。

数秒の間、姿を見せて又、水中に潜っていってしまった。
そこからは泡も立てずに、遠い何処かへ移動してしまったと思ったよ。そうすると又、しばらくしてから、隣の船着場の水面が渦巻き、泥や草が川底から舞い上がってきたんだ。 化け物が戻ってきたんだ。正体が分かっただけに今度は襲われると思って生きた心地がしなかったけど、僅かの間で波立ちや渦巻きも収まり、どうやら又、どこかへ去ってしまったようだ。
しかし今度は気配を感じさせず、姿も現さずに居なくなってしまったんだ。

背中から頭までの間隔が10メートルならば尻尾までの長さは同じ位あるので全長は20メートルということになる?ドラム缶の太さだと、ほぼ直径は1メートルくらいでしょう。胴体の部分が1メートルであれば全長が20メートルになるというのは、うなずける?
しかし20メートルのアナコンダが捕獲されたという公認記録はありません。
目撃情報は多々ある。実際に20メートルに達する大蛇が存在するのでしょうか?今回、目撃された場所はアマゾン河で川幅は7キロ、水深は3〜40メートルはあるところです。ただ大蛇が暴れまわっていた所は川岸に近いところなので、川幅や水深は意味が無いかも知れません。しかし第一船着場は川岸にあるのだが何故か、そこだけ川底をえぐったように水深があるので前から不思議に思っていたのですが、あるいは大蛇の寝床として利用されていた場所なのかも分かりません。

本当に20メートルの大蛇が実在するのだったら、これは超ビッグニュースになるでしょう。
世界中のマスコミが取材に来る事になってしまうでしょう????????
そして先週の土曜日(10月7日)に再び、その化け物大蛇が最初の時と同じように荒い波立ちや草木、枯れ木を渦巻かせ自身の存在を見せ付けたのです。ただ、その時は川底で暴れ狂っていただけになり、姿は見えなかったそうです。しかし前回と同じように沖合いに泳ぎ去って行くときには潜水艦のような大きな泡立ちを水面に浮かばせながら居なくなってしまったということです。土曜日に出没するのか?私が居た10月14日は大蛇は現れませんでした。
ジョゼーの話を裏付けるように、ホテルの近くで操業していた漁船の乗組員がジョゼーが最初に目撃した日の4日後に同じくらいの大蛇の背中と頭を見たという目撃情報もあります。

< div>最初、この話を聞いたときには大蛇ではなく他の生物と見間違えたのではと思いました。
巨大ナマズとか大型のワニとか、あるいは大西洋から遡上してきたサメとか、錯覚は誰にでもあることですし、ジョゼーも気が動転していて大蛇に見えたのではないかと。
しかし胴体だけとか頭だけしか見えていたのだったら、それは大蛇ではなく他の生き物であることも考えられますが、胴体と頭が同時にしかも、その間隔が10メートル近くあったということですから、ワニとかナマズではないでしょう。大型のワニでない事は間違いない、ワニは特徴のある頭や背中も鱗板なので、元漁師のジョゼーが見間違えることはない。
けれど、もし大蛇でもなければ一体?どんな生き物なのでしょうか?太古の生き物なのか?
あるいは大西洋から遡上してきた大型の魚類?なのか。
ホテルのオーナーである辻さんが知り合いの人に頼んで、魚群探知機を使って、その正体不明(大蛇ということではあるが)の生き物の行方を捜索しています。

この話は外部に(特にマスコミ関係)は秘密にしておこうということです。
マスコミなんかに分かってしまうと、それはホテル周辺が騒がしくなり、せっかく静かなアマゾンの自然を楽しみにしてきた、お客様達の妨害になるからです。
特別に私達の40年MLの閲覧者の皆様だけに教えている、ごく最近のアマゾン情報なのです。が、私自身が目撃した訳ではありません、悪魔でもジョゼーの目撃情報にもとずく、話としての話題であるということについて念をおしておきます。
次回は40数年のアマゾンで幾度となく聞いたアマゾンの大蛇について書いてみます。



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