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山添 洋子さんの40年目の里帰り お便りと関係記事の収録です。
40年振りにブラジルを訪問された元日本学生移住連盟のブラジル研修生、帰国後大阪商船の事務員として移民船で何度かブラジルを訪問された山添さんがご主人とご一緒に来伯されましたがこのたびやっと落ち着いて来たとのことで下記お便りを下さいました。
山添さんとは日本学生海外移住連盟のOBの皆さんを糾合して大束さんが主宰しておられるML『夢・ベテラン』でお知り合いになり今回の来伯時には連盟OBの歓迎会が行われましたが私は都合が付かず出席できませんでしたが翌日サンパウロのニッケイホテルで朝食を御一緒させて頂きお話をする機会がありました。Blogに書き込んだ山添さんご夫妻との朝食時のコメントと大束さんが流されたOB会の様子と共に収録して置きます。
写真は、大束さんから送って頂いた山添夫妻の東山農場(NHKの【はるとなつ】のロケ地としても有名)見学の際のものを使わせて頂きました。


和田様
お久しぶりです。
大変感動的なブラジル旅行から帰って1ヶ月経ち、ようやく日常生活に戻りつつあるところです。
皆様にお礼をと思いながらも、帰宅して、留守の間に溜まった用事を片付ける暇もなく、年末年始になり、本当にあわただしく1日1日が飛ぶように過ぎていきました。
久しぶりに「私たちの40年」のフォルダーを開くとまるで長い巻物のように何ページ分ものメールが来ていて…よくまあ、こんなに熱心に書いてくださいますねえ。
すごいエネルギーに驚嘆しています。
でも、残念ながら全部読むエネルギーがこちらにないものですからところどころ拾い読みさせていただいているところです。

ブラジルの旅は40年ぶりに旧友達のお元気な姿に接し、お仕事の1端を見せていただいたり、ご家庭を訪問させていただいたり本当に心温まるおもてなしをいただきました。
また、私たち夫婦だけで動いたところでは、外国人旅行者としてブラジル人との楽しい出会いがいろいろありました。
私たちがどこから見ても金持にはみえないせいか、泥棒さんにも強盗さんにもお会いすることなく、親切なブラジル人にばかり出会いました。
この度の短い経験ですが、日本との大きな違いはブラジルは、やはり自分で自分の身を守らねばならない国、病気や事故や災難に遭っても、老後の生活でも、自分で備えねばならない、つまり強い者は良いけれど弱い者には辛い国だということです。
例えばサンパウロの街の道路でも高い段差があり、あちこちアスファルトに大きな穴ぼこが空いたままだったりしてとても、足の悪い障害者や高齢者が出歩きにくいと思いました。
もちろん日本だって充分とは言えませんが。
いま、日本は格差社会などと声高に叫ばれていますが「いやいやそうは言っても、やはり弱い者を捨てては置かない優しい国だ」と感じましたがいかがでしょうか?
私が福祉関係のことにずっと足を突っ込んでいるからそう感じるのでしょうか?

お礼が遅くなりましたが、嶋さんや、高橋さんをご紹介いただきお陰で楽しいアマゾンの旅ができました。
どうもありがとうございました。
山添洋子
yamazoe@wine.plala.or.jp

下記書き込みをサンパウロに飛行場で叩きポルトアレグレに戻ってから直ぐに出す予定でしたが、旅行中にブロードバンドの設定を変えた為に自宅でPCが繋がらずオリジナルの再設定をするのが翌日になり送れませんでした。電話で指導を受けながら何とか繋がるように再設定できたので一日遅れで送って置きます。

12月2日(土)ニッケイパレスの地下食堂『つばき』で来伯中の山添ご夫妻と8時から10時まで朝食をご一緒させて頂き色々歓談する機会があった。
山添 洋子さんは、日本学生移住連盟(学移連)の1965年派遣第6次実習団員10名の紅一点として来伯、赤間学院での幼稚部での実習他で1年過ごされ帰国後1967年―1968年の2年間三井大阪商船の南米移住船のあるぜんちな丸とぶらじる丸で乗組員(スチユワデス)として勤務されました。同船者の園田 昭憲さんがブエノスから日本に勉強の為に帰国した1968年12月13日横浜着のぶらじる丸でお世話になった事を覚えておられ今回直接お会いできないので事実関係を確認して欲しいとの事でしたのでお聞きしたところ間違いなく1968年12月着のぶらじる丸に乗船していたこと。この航海を最後に陸にあがり翌1969年春に大阪の万博(EXPO70)でお手伝いするために三井大阪商船を退社、万博で活躍されたとのことです。従い今回の来伯は、実に38年振りのブラジルへの里帰り?になったとの事でリオ、サンパウロ、クリチーバ、イグアス(パラグアイ)、マナウス等を訪問観光は勿論ですが、第6次派遣団員の5人がブラジル、パラグアイに住んでおられるとのことで再会を楽しみにしているとの事です。
ご主人の山添 耕治さんは、京都市立芸術大学の名誉教授をしておられ油絵が専門とのことで多くの作品を残しておられます。洋子さんがブラジル向け移民船に乗っておられた時期に耕治さんは、スペインでの研修を目指し1967年―68年の1年間船で32日間掛けてマルセユウー経由スペインに留学されたそうで東と西に向かい長い船旅を経験されています。山添ご夫妻には、31歳、29歳、27歳の一姫二太郎のお子さまも巣立ちご夫婦そろっての海外旅行は、矢張り洋子さんの第二の故郷とも云うべきブラジルを選ばれたそうです。洋子さんが船に乗っておられた当時の写真を見せて頂きましたが是非『私たちの40年!!』HP、ブログにも掲載させて頂きたい写真があり帰国後スキャナーに掛け送って頂くようにお願いしました。
写真は、ニッケイパレスホテルの『つばき』で撮らせて頂いた山添 洋子さん、耕治さんご夫妻と私も一緒に記念写真を撮って頂きました。

山添さん(奈良女子大)ご夫妻歓迎連盟ブラジルOB会は予定とおり、12月1日に「ごんべ」にて、総勢14名の参加で行われました。
山添さんのご主人(京都市立芸術大学名誉教授)にとっては始めてのブラジルご旅行、さらに山添さんと同期や同船の方々も参加されたため、話が尽きる事を知らないOB会となり、解散も普通より1時間近く遅くなりました。

12月3日には、大阪府大の尾崎さん、玉川大学の大槻さん、加えて小生同行でカンピーナス市郊外の東山農場を訪れ、塚本恭子さんの出迎え、東山グループ取締役社長岩崎透氏の農場案内を受けました。

時間的に無理かと思われるな計画でしたが、大槻さんが簡易昼食を持ってこられて、Unicamp 構内の一角でピクニックとしゃれこんだ楽しい一日となりました。

今回のOB会と東山農場の[ハルとナツロケ現場見学]でMLのフォトアルバムに山添さんご夫妻、角谷さん(三重大)、伊藤さん(熊本商科大) 、大槻さん(玉川大)、徳力さん(三重大)の写真をアップロードしましたので、ご覧下さい。

なお、OB会幹事長の日比野さん(神奈川大)から、ブラジル移民100周年に合わせて、日本からのOBの皆さんの訪伯団を期待するとの発言がありました。

参考情報: 現在は東山農場見学には事前申し込みが必要になっています。
メールでの申し込み、問い合わせは塚本さんが下記アドレスで対応してくれます。
< tsukamoto@t... >
大束拝




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