聖市議会に百周年委員会=移民の日にあわせ発足式
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連邦政府ベースの動きとして「6月14日、ブラジリアイタマラチー宮にて日本移民100周年事業を含む2008日伯交流年伯政府実行委員会が正式発足しました。」とブラジリア在住の河野賢二さんがBATEPOAPOのMLに報告しておられますが、今回日本移民99年の移民の日にサンパウロ市議会にも百周年委員会が設置されサンパウロ市に置ける100周年祭の行事を支援することに成ったとの報道がニッケイ新聞WEB版に掲載されています。サンパウロと別に独自に100周年行事を検討しているパラナ州、リオ州等でも同じような支援団体として続々と名乗りを上げており1年を割り込みカウントダウン段階に入った日本移民100周年の話題を今後拾って行きたいと思います。写真は河野さんが送って呉れたブラジリアの会議の写真をお借りしました。 |
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2007年6月20日付け ニッケイ新聞WEB版より。
聖市議会に百周年委員会=移民の日にあわせ発足式
十四日のブラジル政府百周年組織委員会発足に続き、サンパウロ市議会に特別委員会が設置されることが決まり、十八日午後五時から同議会議事堂で発足式が行なわれた。
「サンパウロ市議会ブラジル日本移民百周年祭典特別委員会」は今年六月の議決〇四、〇五号に沿って設置されたもので、アントニオ・カルロス・ロドリゲス議長が委員長をつとめる。現在のメンバーは野村アウレリオ、神谷牛太郎、羽藤ジョージ、アントニオ・ゴラールの四市議。なお、連邦下議となったウィリアン・ウー、パウロ・テイシェイラ両議員も聖市議時代に名を連ねていた。
日本移民九十九周年にあわせて実施された発足式。議場にはアジルソン・アマデウ副議長、関係市議のほか、ウー、飯星ワルテル両連邦下議、上原幸啓理事長はじめ百周年記念協会代表、日系団体関係者など約百人が訪れた。
サンパウロの式典会場となるアニェンビー会場を管理するサンパウロ・ツリズモ副会長のタス・ガザニス氏、丸橋次郎在聖総領事館首席領事も臨席した。
日伯両国歌の斉唱後、来賓、市議があいさつ。上原理事長は「今日は私たちにとって、日本移民九十九周年を祝った大きな日」と話し、「名誉なことであり、感激している」と委員会発足の感慨を表わした。
丸橋首席領事は、日伯交流年の準備が具体化しつつある現状を紹介するとともに、「一人の力には限りがある。関係者が力を合わせればより大きな事ができると思う」とあいさつ。「市議の仕事はコミュニティにより直接に結びついているだけに、大きな力になる」と、サンパウロでの委員会発足に祝意を表わした。
この日の議長をつとめた野村市議は、百周年を「伯国建設に尽くした祖先を顕彰する場に」と強調、「百年祭の祝典へ向かって、共に働いていこう」と呼びかけた。
連邦レベルをはじめ、国内各州、市で発足する百周年委員会。最も日系人口の多いサンパウロでも、ようやく市レベルで二〇〇八年への一歩を踏み出したことになる。
百周年協会の松尾治執行委員長は、「式典会場の利用など、多くの点で市議の協力が必要。これからさらに連絡を密にしていきたい」とコメント。委員会発足へ期待を表わした。
同委員会では、今後も他の議員に参加を呼びかけていく意向で、最終的なメンバーは十人前後になる見通しだ。野村市議は「日系に限らず、希望する人すべてに委員会は開かれている」と話した。
今後は必要に応じて委員会が開かれる。同市議によれば現時点で、アニェンビー会場の利用関係のほか、イビラプエラ公園の日本館と先没者慰霊碑敷地の整備、イピランガ公園に庭園やオリンピックセンターを整備する計画などが挙がっているという。
BATE PAPOのメーリングリストにブラジリアにお住みの河野 賢二さんが寄せられた書き込みです。
2008年日伯交流年実行委員会発足
去る14日、ブラジリアイタマラチー宮にて日本移民100周年事業を含む2008日伯交流年伯政府実行委員会が正式発足しました。委員長は外務省アジア局長のRoberto Jaguaribe大使が任命されました。
アレンカール副大統領ほか7閣僚が出席し本事業に対するブラジル政府のプライオリティーを感じさせました。なお来週19日には伯国会にてアモリン外務大臣出席のもと日本移民99周年記念イベントが催されます。2008年をターゲットにブラジル政府は日本に対し(米国、カナダ、ニュージランド、オーストラリアを含む)90日観光ビザ免除に向けて動き始めました、日本サイドのReciprocidadeを期待するところです。
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