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「ありがとう・夢」準備順調 8月、日本から大衆演劇座長ら 【6月8日付けニッケイ新聞よリ】
コロニアで大衆演劇を追い求めて38年になる丹下セツ子さんが「第2回ありがとう・夢」と題して8月10日と11日に文化協会大講堂で行われる。あるぜんちな丸第12次航の上甲板の自由渡航者の一人として原節子さんが乗っておられたブラジルに住む母上の丹下キヨ子さんを訪ねて渡伯するとの事で船内でも評判であった。その原節子さんと丹下のセッちゃんとの繋がりが分からずにいたが今回サンパウロに出た際にトップセンターの日本食店「雅」で夕食をする機会がありたまたま座敷が満席で取れずカウンターに座る事になりテキパキと立ち回るセツ子さんに長年の疑問を投げかけ回答を得る機会があった。私たちの同船者の原節子さんは丹下セツ子さんの妹さんでセツ子さんより2年早くブラジルに来られ4年ほど滞伯後1966年に帰国された。その後セツ子さんの20周年記念講演その他に3度ほど来伯しているがあまりブラジルは好きでないとの事で現在東京の池袋に元気に住んでおられるとの消息が分かりセツ子さんとの関係も明確になりました。妹さんの節子さんの名前を芸名としてセツ子として使っているとの事です。同船者の原節子さんに連絡を取って見る積りです。


[既報] 「沢竜二・丹下セツ子特別公演、ありがとう・夢」が、八月十日と十一日、文化協会大講堂で公開される。昼の部は正午、夜の部は午後五時開演で、開場は開演の一時間前。入場料は二十五レアルで、現時点で既に四千五百枚が売れている。日本からは、テレビや映画でも活躍している沢竜二をはじめ、大衆演劇の座長ら十一人が来伯して、本格的な時代物「国定忠治」や「瞼の母」を演じる。他に沢竜二さん、花柳金流会の名取、菊地悦子さんらによる歌、太鼓や舞踊のショーもプログラム(四部構成)に入っている。
準備を進めている丹下セツ子さんは、六歳で日本舞踊、中学を卒業してすぐ女剣劇を始めた。女優だった母、丹下キヨ子がブラジルを訪れたのをきっかけに、三十八年前に来伯した。丹下さんは「ブラジルにはプロの(大衆芸能の)役者はほとんどいない。来伯してくれる日本の芸人、芝居のおもしろさ、きれいさ、華やかさをゆっくりとコロニアのおじいちゃん,おばあちゃんにみてほしい。今度が最後の機会だと思う」と語る。「ありがとう・夢」というタイトルは、「ブラジルで芝居を見てもらうという自分の夢を叶えてくれた金龍会やコロニアの人たちへの感謝」を表しているという。
公演の準備は着々と進んでいるようだ。丹下さんは応援広告を取るために自ら日系企業を訪問して回った。プログラムもほぼ出来上がった。
入場券はミニ着物、明石屋、トミ商会などの他、金龍会の出演者や丹下セツ子太鼓道場などが販売している。太鼓道場の電話は9660-8487

(平成14年6月20日タイプアップ/和田 好司) 



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