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『実業のブラジル』誌掲載の南伯便り 【南の国境から見たブラジル】(その9)
【南の国境から見たブラジル】その9です。もう5年近く前に神戸高校同級生の山下さんに勧められて軽い気持ちで引き受けた実業のブラジルへの連載ですが、月初めに前月のポルトアレグレの地元紙に掲載された記事を選別して箇条書きする程度ですが、ブラジル南部都市ポルトアレグレでの出来事を私自身の備忘録としても役立つように纏めて送っています。書き始めてから49回目から54回目までの6回分です。残して置いても果たして役に立つものかどうかの疑問は残りますが、『継続は力なり』とも云いますので『私たちの40年!!』HPに収録して置くことにします。
写真は、2011年新年号の表紙を使用しました。


南の国境から見たブラジル 2010年9月号 連載49
10月の州知事選挙はタルソ候補が優勢
10月の州知事選挙、最新の世論調査ではPTのタルソ・ジエンロ候補が42%で独走体性態勢に入り、PMDBのフォガッサ候補が27%、PSDBのイエダ現知事は14%の支持率で再選は絶望的です。現役知事でありながら拒絶率が47%と高く伸び悩んでいます。RS州での大統領選挙は、PTのジルマ候補が支持率を伸ばしPSDBのジョゼ・セーラ候補を凌駕する勢いを示しています。

GMグラバタイ工場CELTA生産150万台
GMがグラバタイ市に2000年より生産開始した車、セルタが8月27日に150万台目を記録した。GMのグラバタイ工場は、現在年間24万台生産体制を38万台への増設工事を14億レアルを注ぎ込んで行っており12年には、新らしく2車種を含む4車種の生産体制を整える予定。式典に参加したGMのピネイロ・ネット副社長は、「GMの最新工場をグラバタイに建設した事は正しい決定だった事が証明されて大変嬉しい」と誇らしげに語った。

 緑のポリエチレン生産開始
9月に世界で初めてのエタノールを原料としたエチレンから環境にやさしい緑のポリエチレンが生産されます。年間20万トンの緑のポリエチレンを生産するために4億5千万リットルのエタノールが必要ですが、RS州の生産量はわずか1千万リットル。そのほとんどを他州から鉄道(40%)、船(40%)、トラック(20%)で運ばれてきます。RS州政府は、10年内にこの緑のポリエチレンの原料を州内で自給すべくサトウキビ栽培を奨励すると発表している。

エスポインテルにルーラ大統領が参席
第33回エスポインテルが8月28日から9月5日までエステイオの畜産展示場で行われ今年は豚を含む7791頭が展示され昨年をこえる10億レアル以上の即売が予定されている。9月3日にはルーラ大統領が03年来、7年振りに展示会に顔を出し人気を博した。

南伯日本商工会議所がJTI工場を視察
昨年本誌8月号で報告しているJTI(日本たばこインターナショナル)社は、タバコの都といわれているサンタクルス・ド・スールにある既存工場2社を2億3千万ドルで買収し今年のニュウ・クロップから本格的な買い付け、加工、輸出を始めている。ポルトアレグレのRS州日本商工会議所(日野原ペードロ会頭)の8月の昼食会としてサンタクルス・ド・スール市のJTI工場訪問を実施、珍しい業種の工場視察を行った。JTIの本社JT(日本たばこ産業株式会社)は、1985年に日本たばこ公社が民営化された会社で現在も財務省が50%を所有する半官半民の会社で株価は3000ドルを超す26万2800円を付けている優良会社で世界大手500社に入る企業。JTIの参入でRS州からの対日輸出項目に葉タバコが大きく伸びるのではないかと期待していましたが、JTIの輸出はほとんどがベルギーのアントワープに積み出されそこからJTIの生産工場に配給されるシステムになっており統計数字上仕向け地が日本にはならないとの事で少々がっかりしました。地盤沈下で活動が低下していたRS州の日本商工会議所としても日本の大企業をメンバーに迎え今後の活性化が期待できる。JTI工場視察時の写真等は、最近開設した南伯日本商工会議所関係の欄を設けた下記BLOGを参照下さい。
http://blogs.yahoo.co.jp/yoshijiwada2/folder/951799.html
(著者:さわやか商会主・元南伯日本商工会議所会頭)

南の国境から見たブラジル 2010年10月号 連載50
 10月総選挙、州知事はタルソ・ジエンロ
10月3日に行われた総選挙では大統領選挙は決着がつかず上位2候補での決戦投票が31日に行われますが、州知事選挙では、予想通りPTのタルソ・ジエンロ候補が54%を獲得しRS州知事選挙では今回初めて1度目の選挙で過半数を得て選出が決まりました。上院議員選挙では、PTのパウロ・パイン現上議とPPのアナ・メリアが当選し前知事のPMDBのリゴットは落選しました。連邦下院議員選挙ではPTが8議員、PPが6議員、PMDBが4議員、PTB、PDT及びPSBが各3議員を選出しています。州議員選挙では、過去最高得票を記録していたPC do Bのマヌエーラ候補が今回も48万2千票強を獲得し断突の新記録で当選し注目を浴びている。州内の政治勢力は55議席のうち半数の27議員が新しく選ばれPTの躍進とPMDBの衰退が目立った。
不人気で第3位に留まったイエダ知事は残りの任期に全力を尽くすとのことで1期4年で権力の座を去ることになった。過去20年、州知事で再選された者はいないのジンクスからすると、珍しもの好きのガウショ精神の表れか。タルソ候補も3度目の正直で今回、州知事に選ばれたがどのような施政を敷いて行くのか2011年からの州政府の動向を注目して行きたい。

BRASKEM「緑のポリエチレン」生産開始
9月28日にルーラ大統領がBRASKEMツリウンフォの「緑のポリエチレン」プラントのイナグラソンに参加した。砂糖黍から生産するエタノールを原料として年間20万トンの環境に優しいポリエチレンを生産し85%を輸出する。プレマーケティングでは3倍の60万トンの需要が確認されており第2プラントを原料供給が容易なサンパウロ州かバイヤ州に建設予定にしている。ちなみにこのプラント建設に5億レアルと17か月を要している。

 ブラジルの穀物生産1億4千890万トンに
CONAB(ブラジル国内配給局)の発表によると今年の農業年度の穀物生産は過去最高の1億4千890万トンに達するとのことでその内、RS州は2千500万トンを締める。年々穀物の生産量が伸びているにもかかわらず冬作の小麦の植え付け面積の減少と買取価格の低下が問題化している。

RS州の輸出額は減少傾向
RS州の8月までの工業製品の輸出総額は、ブラジル全体の伸び率33%より低い8.4%の伸びにとどまり84億ドル(総輸出額の83%)と減少傾向を示しサンパウロ、ミナス、リオに次いで第4位に転落している。輸出先国は、中国、アルゼンチン、アメリカになっている。中国向け輸出産品は、大豆油、パルプ、鶏肉、化学品、原皮などとなっている。アルゼンチン向け輸出が26.3%増加、アメリカ向けも11.9%の増加を示している。

ワールドカップにAEROMOVELの工事着工
2014年のワールドカップに向けたポルトアレグレ市内の会場となるスタジアムの整備、周辺の道路設備などが開始されているが飛行場とメトロ駅とを90秒でつなぐ944メートルの距離にAEROMOVEL(空気で走るモノレール)を2980万レアルの予算で敷設する予定で100%ブラジルの技術で開発された30年来の大量輸送装置が実用化される。
(著者:さわやか商会主・元南伯日本商工会議所会頭)

南の国境から見たブラジル 2010年11月号 連載51
大統領決戦投票はジウマ候補が勝利
10月31日に大統領選挙の2次投票が行われ、予想通りジウマ候補が勝利を収め、10月3日の1次選挙でRS州知事に選出されていたタルソ・ジエンロ候補共に12年振りのPT(労働党)の連邦政府と州政府がシントニアを合わせた行政が敷かれることになりギクシャクした連邦政府との不調和音が無くなることになった。
ジウマ新大統領の地元とも云えるポルトアレグレでの勝利宣言には、コラーレス、オリビオ・ヅットラなど上司でもあった元州知事が同席していた。
現在、新州知事に選出されたタルソ・ジェンロとイエダ知事との間に政権交代のための打ち合わせが開始されているが、再選ならなかったイエダ知事は、「4年間で公約の総ては実現できた」と州政府の財政立て直しの実績を自負、残りの期間を全うするとさばさばした姿で業務を行っている。

シャぺコ水力発電所が発電開始
42ヶ月の建設期間を費やしたシャぺコ水力発電所は、10月14日に第1号機が発電を開始した。2011年3月には、214MW生産の4機が稼働、合計855MWを発電、南伯に電力を供給する。RS州とSC州境のウルグアイ川に完成したシャぺコダムは、高さ47メートル、全長598メートルを有し26億4千万レアルを投資した。シャぺコ水力発電所の発電によりRS州の消費電力の18%、SC州の25%の電力の新規供給を受けることになる。

NC2 GLOBALカシアスでトラック生産開始
キャタピラとナヴィスター・インタナーシオナルのブラジルに置ける合弁会社NC2 GLOBALは、本格的な国内市場を目指すトラック生産を強化するとの事で2年以内に独自の工場建設を考えているが、新工場設置場所はまだ未定で一先ず現在の生産拠点であるカシアスのアグラーレの借り工場で従来の輸出市場以外に国内販売用のトラックを生産する。年内に250台、来年は1200台を生産予定で1千万ドルを新規投資、グアイバー、カシアス、カノアス他の候補都市に建設予定の新工場には2億ドルの投資を見込んでいる。2015年には年間16万台の市場が見込まれておりNC2は、国内5大トラック製造企業の1翼を担う事を目指している。

 グアイバー工業団地に大型タイヤ工場
FORD自動車の工場建設予定地跡の960ヘクタールは、長く放置されていたが新しくグアイバー工業団地として使用されることになっており、すでにトヨタ自動車のアルゼンチンからのハイラック輸入販売拠点として25ヘクタールが使用されているが、今回アルゼンチンのFATE社と地元VIPAL社との合弁によるFATE PNEUS do BRASIL社として103ヘクタールを使用し2011年初頭より工場建設を開始予定しており日産6千本のタイヤ―を生産する最新工場が出現する。総投資額4億レアルの80%は、RS州立銀行、RS貯蓄銀行、南部開発銀行(BRDE)の3銀行が同率融資を決めており1000人の直接雇用が予定され期待の投資案件として耳目を集めている。

夏時間採用で5%の電力消費を節約
10月17日より来年の2月20日まで126日間、ブラジル南部、南東部中西部の10州で実施、消費電力の5%の節約を図るとの事。この時計を1時間進めると云う器械的な操作に腹時計が直ぐに調整できなくなるのも年の性でしょうか?
(著者:さわやか商会主・元南伯日本商工会議所会頭)

南の国境から見たブラジル 2010年12月号 連載52
RS州次年度予算は353億レアル
11月11日に州議会で2011年度の州予算案が議決され総額353億レアルとなり新規投資額は29億レアルに決定した。1月から新しい州知事に就任するタルソ州知事は、すでに州長官などの人事は固めており、スペイン、ポルトガル、アルゼンチンなどを訪問し新知事としてへの活動を開始している。連邦政府との連携も労働党政権として調整が付き易く総合的な政策実施が期待される。

RS州ペロッタス水域で原油採掘の可能性
ぺトロブラスは、2004年にBM-P-2として
採掘権を取得していたRS州のペロッタス水域のTAVARESからSAO JOSE do NORTE間での試験的採掘期間を終え、この地域に原油と天然ガスがある可能性が強いと判断し、今後2年以内に本格的な採掘を実施する見込みと発表し州民を喜ばせている。

CEITECチップ生産が進まず
国内最初のチップ生産工場として鳴り物入りで建設、すでに5億レアルを注ぎ込んでいるチップ工場CEITECは、遅々として進まずドイツ人の初代社長を交代させ2011年にも8千万レアルを投入年間5千万〜1億個のチップを生産する工場としての完備を目指している。初期段階ではブロードバンドの無線WiMAX用のチップ生産を検討しており開発銀行の融資も決まっている。

RS州の地盤沈下?国勢調査結果
国勢調査結果が発表されているが、全国で一番人口伸び率が低かったのがRS州との結果が出ている。州都ポルトアレグレもドーナツ現象が現れ人口が伸びずブラジル国内での人口順位が10位に下がって135万人に留まっている。新規マンション建設などは、活発に進んでいるように見えるが、人口は伸びていない。従来、他州への移住が州民の気質とされているものの寂しい結果となっている。ブラジルの穀倉地帯とされ、牧畜の盛んな農業州から工業化への道を目指しているがリオグランデ港の造船業が目立つ程度で他州に後れを取っているのが現状、新政府タルソ知事がどのような施策を取るか注目される。

 ポルトアレグレ飛行場第2ターミナル開設
2014年のワールドカップ開催地としてのポルトアレグレの受け入れ態勢完備への課題の一つとして国際空港の整備が急務と云われていたが、手っ取り早い解決策として、僅か350万レアルの予算で9年前に使用を停止していた古い飛行場の施設を第2ターミナルとして整備し12月5日から使用を開始した。WEB-JET、AZUL航空などを第2ターミナルに移すことにより年間250万人の乗客をさばき第1ターミナルと合わせ合計850万人を処理できる能力になり滑走路延長、モノレール設置などが残っているものの飛行場の整備は一応、メドが付いたようです。

滋賀県米田副知事がRS州訪問
琵琶湖とパットス湖が取り持つ縁で滋賀県とRS州が姉妹県提携を結んで今年で30年になったのを記念して、米田耕一郎副知事を団長とする慶祝団、15名がポルトアレグレに来訪しました。滋賀県が贈ったポルトアレグレの市民の憩いの場所、滋賀公園訪問、イエダ知事の歓迎シュラスコ昼食会、南伯日本商工会議所主催の地元日系団体合同の歓迎夕食会、IVOTI移住地の移民史料館の開所式などに参加して親善に尽くしました。
(著者:さわやか商会主・元南伯日本商工会議所会頭)

南の国境から見たブラジル 2011年1月号 連載53
新しい年が始まる
ブラジリアでは人気絶頂のルーラ大統領からジウマ大統領にバトンタッチされ、RS州では、不人気のイエダ州知事からタルソ知事にバトンタッチされ新しい年が始まりました。私も1月2日に71歳の誕生日を迎えまだもう少しはこの欄を担当できるかなと「中ぐらいのおらが春」を迎えました。今年もよろしくお付き合い下さい。

イエダ前知事州庫に36億レアルを残す
4年間で州知事を引退したイエダ知事は、州庫に36億レアルをキャッシュで残しタルソ知事にバトンタッチをした。2010年度のRS州の経済成長率も1993年度の10.8%に次ぐ7.8%を記録しており「4年間でやるべきことはやった」との降板の弁がさわやかに響いた。ご苦労さんでした。

ルーラ大統領35回目のRS州訪問
驚異的な人気度87%を記録したルーラ大統領が暮れも迫った12月29日に35回目のRS州訪問を果たし国道101号線の複線工事のイナグラソンに参加後、新トンネル内1800メータをタルソ新知事と共に歩いた。歴代大統領で海外訪問日数が一番多かったルーラ大統領は、国内外でも稀有の8年間の治世をおえた。ジルマ大統領とタルソ知事とともに新しい年、新しい政権が始まった。期待して見守りたい。

サンボルジャに米ガラ火力発電所建設
 アルゼンチンとの国境地帯の米所、サンボルジャの町にビオマッサによる火力発電所が建設され1月に試験運転を開始、4月から12.3メガワットの売電を開始する。ドイツのファウンドが出資、5千5百万レアルを投下、年間9万6千トンの米ガラを燃し発電をする。今はやりの環境に優しいエネルギーとして注目され米ガラを提供する会社には環境保全に協力している会社として緑のシールが授与されるそうです。

インテル世界選手権第3位に終わる
昨年は、南アでのワールドカップが開催されたがブラジル選抜軍は、期待を裏切りオランダに苦杯をなめさされました。地元ポルトアレグレのインテルナシオナルは、リベルタドール杯に優勝し南米代表としてアブダビで開催されたFIFA主催のクラブ対抗世界選手権に参加、2度目の優勝が期待され何と8000人に上るガウショをアブダビに送り込みましたが準決勝でコンゴのマゼンべという無名のチームに負けてしまい決勝進出を逃し3位決定戦で韓国のチームには勝ちましたが優勝を逃してしまった。地盤沈下が懸念されるポルト・アレグレでもサッカー世界1で気勢を上げたかっただけに残念でした。

 3月からグアイバ河、渡河航路再開
昔は、グアイバ河に掛かる橋が完成していないころは、フェリーポートでポルト・アレグレからグアイバに渡り州内南部に向かっていましたが現在使用しているエレベータ式の橋が古くなり新しい架橋が計画されていますが、一足先にポルト・アレグレとグアイバ間15kmの距離を20分でつなぐカタマラン式の客船2隻が3月からお目見えする事になりイエダ知事が試験航海に招待されて御機嫌だったようです。現在ポルト・アレグレ〜グアイバ間はバスで50分かかっているのをカタマランは、20分で繋ぎ料金はバスと変わらない片道7レアル前後となる見込み。客席は、120の座席があり1日2000人を運ぶ予定とのこと。観光用としても小1時間で往復可能で現在の観光船「白鳥」より何時でも乗れるので便利かも知れません。ポルト・アレグレに来られたらお時間があればぜひTRYしてみて下さい。
(著者:さわやか商会主・元南伯日本商工会議所会頭)

南の国境から見たブラジル 2011年2月号 連載54
タルソ知事90人の有識者を諮問委員に
タルソ知事は、州の経済発展を実現するために90名の州内有識者を諮問委員会メンバーに指名、各界の問題点につき意見を求める組織を設置して真剣に州の経済発展、社会問題解決に取り組んでいる。イエダ前知事がDAER(州道路公社)を通じて125地方都市との間に締結した舗装道路建設計画など1億2千5百万レルが2011年度の予算に計上されていなかったことが判明し、その埋め合わせに苦慮しているとの報道にイエダ前州知事がキャッシュで州公庫に残して行ったと発表された数字が問題になっている。

RS州は、輸出4番目の州に定着
RS州の2010年度の輸出総額は、154億ドルと前年比わずか1%の伸び率でサンパウロ、ミナス、リオ州に次いでブラジル第4位に定着したようです。ブラジル全体では32%の輸出増大が記録されているなかRS州は、中国向け大豆の輸出減、アルゼンチン向け電力の輸出減などが目立ち大豆油、大豆粕、自動車などの輸出増が見られたが、第3位の位置をリオ州に譲った。やはりブラジルは、サンパウロ、ミナス、リオの3角経済圏を中心として動いているようです。

RS州2010年度工業伸び率8.7%を記録
1992年度から州工業連盟で工業生産の伸び率の統計を取っているが2010年度の伸び率は、2000年度の10.2%に次いで2番目の8.7%を記録したと発表している。10年来の工業伸び率は、内需によるもので自動車が23.1%、機械関係が19.6%、鉄鋼基礎産業が19.4%の伸びを示している。一方、たばこ産業が12.2%の落ち込みを示し、印刷産業の3.3%、食品、飲料水産業2.2%の落ち込みが見られた。

TRENSURB車両の買い替え
26年前に地上を走る地下鉄としてポルトアレグレのメトロを世銀入札案件として三井が落とし日本車両の4両連結の25車両を購入したが今回、6両連結の25車両の購入計画を発表している。新車両は、1700人を運ぶ6両連結で現在運行している車両より600名増員する。20か月後に第1号車両が届き以後2か月ごとに新しい車両が届き4年で完納予定で5億レアルの予算が見込まれている。2014年のワールドカップ開催時までに一部運行が義務付けられているようでPAC2計画で実施される。

MANITOWOC CRANES新工場建設決定
米国のウィスコンシンに本社がある多国籍企業(ヨーロッパ、日本、インド、中国に計15工場を持つ)MANITOWOC CRANES社がブラジル進出を決定しRS州中部都市パッソ フンドに7000万レアルを投資しトラックに搭載するクレーンを製造販売する事になり300名の新規雇用が生み出される。パッソ フンド市は、45ヘクタールの土地の譲渡と10年間の家屋税の免除、サービス税(市税)を2%に減税等の優遇措置を与えている。

リスボンにTAPの直行便が運航
6月12日からTAP(ポルトガル航空)がポルトアレグレからリスボンに直行便を飛ばすことになりフロリアノポリス、ブエノスアイレス、モンテビデオからのヨーロッパ向け旅行者を集め南伯からポルトガルの距離を短縮する事になった。週4回の就航で現行の年間120万人が大幅に伸びる事を期待している。
(著者:さわやか商会主・元南伯日本商工会議所会頭)



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