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麻生悌三のブラジル不思議発見 27 南米アヒル – バリケン
麻生さんのブラジル不思議発見2月号は、南米アヒル − バリケンです。付録は、南米の野豚 ケイシャーダとブラジルのイノシシー ジャバリ(Javali)です。南米アヒルは、近くの風車小屋公園の池にも生息しています。ケイシャーダとジャバリ、特に家畜化されたジャバリの肉は高級シュラスカリアではゼブー牛の瘤と共に人気がある肉です。桑の実のジャムを付けて食べるジャバリは人気があります。これは飼育されているジャバリの肉のようです。
写真は、南米アヒルの写真を掲載して置きますがBLOGには残り3枚の写真も一緒に掲載して置きます。
麻生通信は、必ず1週間前には送られて来ており月初めに収録出来て助かります。麻生さん有難う。


南米アヒル – バリケン
Barikenと呼ばれる南米原産の鴨の一種がいる。アヒルは野生の鴨を家畜化した家禽でその歴史は古い。日本には平安時代に入ってきている。アヒルと云う語原は、どうもアシヒロ(足が広い)から来た言葉らしい。バリケンはメキシコからアルゼンチンのラプラタ周辺にかけて棲息する、鴨の一種で、体色は、胴体は黒、首は白、で顔は赤く、成長すると、雄で4−5kg、雌で2−4kgになる大型の鴨である。古くから、先住民が家畜化してきたが、それを、欧州人が欧州に持ち帰り、欧州で家禽としてふっきゅうした。又暑さに強いため、東南アジアにも飼育が広がった。このアヒルは必ずしも、水浴場が必要でなく、鶏と同じ条件で飼育できる。但し、抱卵は、高い所で行う習性があり、木の祠などを、抱卵場所として選ぶ。昔アマゾンの田舎に住んでいた頃、或る日、アヒル(バリケン)の群れの中にいる雄のアヒルの下腹部に小指大の、突起がぶら下がっているのに気がついた。それがペニスだと知ったのは、大分後からで、其のときは、なんだか、見当も付かなかった。鶏等の鳥類の多くは、総排泄菅と云う、排泄装置(大便、小便、卵、精子)が一つの管で交尾も間に合わせている。その先入感により、アヒルに例外があるなど、思いもよらなかった。文献を調べたら、白鳥、鴨等の水鳥、駝鳥などの鳥にはペニスがあり、鴨などは、ペニスが毎年、生え変わる羨ましい鳥もいるそうだ。普通のアヒルはペニスの長さが5mm位しかなく、羽毛に隠れて発見しにくいが、バリケンは7−20cm位いあり、普段は隠れているが、交尾前後には下腹部から、太くはないが、先端が地面をこする程細長い物が、ダラリと下がっている。突撃の際には、勃起し硬くなり、銃剣の役目を果たす。又、バリケンは鳥目ではなく、夜目も効くらしい。 産卵も眞夜中に行う。何とも、変わった鳥である。(写真はバリケン)

附録 南米の野豚 ケイシャーダ
北米のテキサス、アラバマからアルゼンチン北部にかけて棲息する野豚ケイシャーダはポ名ではPecali,Porco do Mato等とも呼ばれる。英名はWild Pigである。成長すると体長
1m、体重14−30kgの小型の黒豚で、顔は長く、雄には短い牙がある。動きは敏捷で、群棲し群れは,50−300頭になる。時速40kmぐらいで走り、性格も獰猛で怒ると、集団で突進して来る。猪のような体格も大きな牙もないが、集団で来ると。密林の王者ジャガーも避けるらしい。インジオはケイシャーダを狩る時には、群れの最後尾の獲物を、弓で木の上から射るが、先頭の群れを射ると、怒った、ケイシャーダの群れが、木を取り囲み、木から下りられなくなるらしい。 
生後1年で繁殖し、5頭ぐらい出産する。繁殖力も強く、肉も美味でジャンフルのご馳走である。鹿と同様、豹。ピューマ等に狙われる。 犬と同様、嗅覚が鋭く、警戒心強い、それに、豚が噛み付く事は意外と知られていないが、丈夫な歯を持っており、噛み付く。
雑食性で果物、木の実、土を掘り返しミミズや昆虫、小型の蛇、サソリ等何でも食べる。
どう云う訳か、豚は蛇毒に強く、アマゾンに多いい、ジャララカ(アメリカハブ)に噛まれても死んだと言う話は聞かない。アマゾンでは恐らく昔、ケイシャーダを家畜化したであろう、家豚が飼われているが、体型、習性等ケイシャーダにそっくりで、放し飼いでほっておくと、ジャングルに餌探しに出かけ、夕刻には家に帰ってくる。 時折、本物のケイシャーダと交雑しかえってくる。数ヶ月たつと野豚のハイブリッドが産まれる。豚を人家の周りで、放し飼いにしておくと、毒蛇がいなくなると、云われており、豚が食ってしまうのであろう。、(写真は放し飼いの豚と野生のケイシャーダ)

付録 ブラジルのイノシシー ジャバリ(Javali)
ブラジルには元々イノシシ(英名Boar)は棲息していなかった。1900年の初頭、アルゼンチンに狩猟用として移入した猪が、逃げ出し、繁殖し、ウルガイ、ブラジル RS州、パラナ州の一部にまで棲息がひろがった。アジア、ヨーロッパ、北アフリカに生息するイノシシは、約300種の亜種があり、日本では、日本猪と沖縄に棲息する、琉球猪の2種がいる。当初ブラジルでは、生け捕ったジャバリを飼育し、繁殖させ、食用としていたが味の面で改良する為、1985年にカナダ、フランスより種猪を輸入し、掛け合わせて改良した結果、今日の美味しいジャバリ肉となり、サンパウロのシュラスカリヤで食べられるようになった。ジャバリは1年で体長130−150cm、体重120kgに成長し肉はコレステロールの少ないヘルシーで人気がある。ジャバリ肉と他の肉との比較。
生肉100g中    カロリー  脂肪g  コレステロールmg 蛋白質%
ジャバリー      160   2,8   45       22
豚          219  10,64 125       25
牛          214   4,75  92       26
ブロイラー      149   3,42  87       31

(写真はジャバリ)
2012年2月1日
麻生
   



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