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『私たちの40年!!』のMLへの投稿に付いて(その2)
『私たちの40年!!』のMLへの投稿に付いて自由な討論、書き込み、意見交換等に置ける最低のルールと云うか気を付けて頂きたい事を皆で決めて行こうとの主旨で毎日の書き込みの中から皆さんの意見を書き残す事にしました。
『私たちの40年!!』のMLは、2月が390件、3月が444件、4月に過去最高の525件と云う大新記録を出しこれを抜くことは先ずないだろうとコメントさせて頂きましたが、5月は何と実現不可能と思われた500件台を大きく上回り643件の書き込みが有りました。これは先ず今後到達不可能な数字と捉えています。原発問題だけでなしに沢山の話題に皆さんが真面目に対応、意見交換が行われていることへの結果だと思います。7月にはロンドンオリンピックを語るとのテーマでバーチャル座談会を開催したいと思っていますのでまた書き込みで賑わう事を期待しています。
皆さんの書き込みの一部を(その2)として字数が許される限り集めて見ました。
写真は、5月の最大の話題、着伯50周年のサントスバス旅行の際に撮った移民の像前での集合写真を使用しました。


伊藤: 和田さん 伊藤 修です。私は、今回の原発問題にかんして、改めて「私達の40年・・」もメンバーの末席に参加して良かったと思っております。
この手の問題に関しては、一般のソーシャルネットワークでは、炎上しかねる問題であります。
反対、賛成の二元論からは、グにもつかぬ者まで無責任な発言を書き込みます。
貴兄のお陰で私は原発の問題を少なからず勉強させていただきました。
「私達の40年・・」のメンバーの多くは、海外にいらしゃるか、海外生活を経験された方がほとんどです。
それは、「日本人として世界を生きる」方々がほとんどという意味でもあります。
そして、もうひとつ、お年寄りが 多い(笑)しかし、考えてみてください。
5球スーパーのラジオに目を輝かし、白黒テレビを街頭で眺め、ローラー式の洗濯機から2槽式に歓声をあげベトナム戦争に怒りを感じ、沖縄の返還を喜び、キューバ危機に怯え、冷戦からソ連の崩壊、ドイツの統一EU通過統一、中東戦争、石油危機、中国平安門事件、経済自由化、リーマンショック、ブリックスの台頭通信インフレもテレックス、ワープロ、ファックスからPC、Eメールへ、黒いダイヤル電話が携帯電話、アイホーン。そしてグローバル世界。
本当に激動の世界を生き抜いて来たんですね。
私達が「日本人として世界を生きる」事、生きていくことを今の日本の方々がどれだけ理 解しているでしょうか?
「貧しくて日本から移民した可哀そうな人々」が相変わらずです。
今、日本には、とりわけ若者には「日本人として世界を生きる」事を理解してほしいですね。
私は親父を頑張ります。
「私達の40年・・・」はますます重要な素晴らしいグループだと私は思いました。ありがとう!

和田: 伊藤さん 貴重なコメント有難う御座います。
「本当に激動の世界を生き抜いて来たんですね。」には、同じ世代を生きて来た同志としての親しみを感じます。おっしゃるように次世代へのバトンタッチを考える時期に来ていますね。香織さんの云われる綺麗な自然の日本を残すか、古谷さんの云われる経済的に自立できる強い日本を残すか?思案のしどころですね。

香織: 和田さん 私は奇麗な国土を残してさらにエネルギー資源の自立、経済の繁栄のすべて可能にする、新エネルギー開発のことを書いています。
山本さん、西郷さん、香織です。
PDF開けられませんでしたが、ご推薦のサイト読みました。
大変に詳しく調べておられる情報サイトで勉強できました。
気がついたことは、ドイツ人とのインタービューの内容(ポジティブ調)に対してパート2の他のEUの国の新聞見出しのトーンの違いです。
EUの国で、ドイツは特別視されているのがよく分かりました。
他国のやっかみとフランスの利権欲たっぷりのコメントで呆れました。
あれを各々の国民の意見だと思って勘違いされると迷惑だと思います。
何故あの作家は、わざわざネガティブな意見を並べたのか何かしらの圧力でもあったのかしらと思ったぐらいです。
どこの国のEUの人間は、原発が大嫌いです。
好きなわけ無いでしょ?チュルノブイリ事故で影響があったのですから。
あれでどれだけの人が癌が発症しているか?10年ぐらい前から癌などが増えていたら、それが原因でしょう。
日本は、距離があって、国民は危険性を知らずにずるずると政府に騙され続けていただけです。
一般の日本の国民は福島事故で、日本の原子力発電の現状を知ることになって初めて、脱原発をまじめに考え始めたのです。
安全と騙されていた30年間、愚民政策が今暴露されて、真剣に脱原発の意識が高まっているのです。
原発が安全なわけ無いですよ。
安全なら、どこの国も乱立させるでしょ、そんなに便利で安価なら
でもそれをしないと言うことで、いかにやっかいな過去のお荷物的エネルギー源だと言うことです。
そんなに素晴らしいものなら、助成金なんか払って置いて貰う必要もないですよ。
どの県も、皆喜んで、お金払ってでも原発に来てもらいたいはずです。
放射能が危険じゃないかもなどと思うなら、ヨーロッパは何故地震も台風もないのに原子力発電所が増えないのでしょうか? つまり危険だからです。
日本は、地震大国です。大きな地震が来たら、あれだけ複雑な設計ですからパイプが外れたりするはずです。そのたびにミクロ単位の亀裂があちこちに入ったりそれをどうやって見つけたり補修したり出来るのですか?事故がゼロになるわけがない。
私は物理と物質工学を習ったので頭の中で細かい世界が想像できるのでよけいに恐いです。
廃棄される原子炉の容器のことを思うだけで恐ろしいです。巨大な放射性物体、これをどうやって破棄して安全性を補償できるのですか?
なんでこんなに膨大なコストがかかる巨大物体を国がいつまでも
補償していかないといけないですか?原子力が不経済だと言うことは、今では誰でも知っていることです。
もうけにならないのです。国益がないのです。
西郷さんのような立派な技術者の方は、原子力の可能性にチャレンジしたいのは分かりますが国民に掛かる代償が大きすぎます。
それまでして、原子力開発がしたいなら、試験装置程度で安全性100%のプロトタイプを完成させてください。

桜井: 皆さん 桜井 悌司です。ところで私の感想ですが、最近の皆さんの交信を拝見させていただきますと、何か面白くなくなっています。
自分がいかに物事を知っているか、調べているかを誇示するような交信が多く、同じ人がたびたびメールされています。少し冷静になっていただいた方がいいのではないかと思います。メールは往々にしてだんだん過激になりますので注意が必要です。

西郷: 桜井さん サンパウロの西郷です。
メール交信について、私も桜井さんの言われるとおりだと感じています。

古谷; 香織さん 此処数日雑用に追い回され、返事を差し上げるのが遅くなりました。
数日前、私が日本の赤字国債発行残高がGNPの二倍を超えると申した事に対し、貴女は対外債権・債務収支が黒字だから、赤字国債発行残高はそれ程多くないと反論されました。この点は事実です(添付資料ご参照)。
貴女は、企業会計のP/L(損益計算書)、B/S(貸借対照表)をご存じでしょうか?企業会計では、P/Lは一年間の損益を表し、B/Sは期末の資産状態を表したものです。企業活動が、成長しているか?衰退しているか?を知る事は一年間のP/Lでは分かりませんし、B/Sを何年分も重ねて診る必要があります。国家(政府)の財政状態を観るのも、基本的には上記と同じです。
私が、赤字国債残高が非常に多いと申したのは、P/Lの話で、貴女が対外収支は黒字と言われたのはB/Sの話です。無論、対外債権は資産ですから、貯金です。しかし、年次の収支(P/L)が赤字が継続するなら、やがては貯金を食い潰してしまいます。
私は、日本が二十年来不景気で、政府の徴税が不足して、満足な予算が組めないと申しました。日本社会で老齢化が進み、医療・社会保障費などが膨らむ一方で歳出規模の圧縮が困難な中、税収不足で歳入予算が組めないので、止む無く赤字国債を発行せざるを得ない。Primary Balanceを見て下さい。如何に徴税力が不足しているかお分かりと思います。これが一年や二年の事なら、大騒ぎする事はありませんが、二十年来続いていて、赤字国債の発行残高がGDPの二倍を超えたが、圧縮の目途が全然立たない状態をどう評価するかの問題です。
日本社会の現状を考えれば、歳出を圧縮する事は極めて困難ですので、極力赤字国債に頼らず、歳入の増加を図るには、税収を伸ばす以外手ありません。それには、企業(特に製造業)の活性化が必須、喫緊の課題です。抑々、20年以上も不景気が続いている事態が異常で、これが赤字国債の残高をGDPの二倍以上に膨らませた諸悪の根源です。早急に負のスパイラルを断ち切る要があります。
又、製造業会計に重要な経理指標に比例費と固定費があります。比例費は、生産に伴って発生する費用で、原材料、動力費、副資材、輸送費等が該当します。固定費は、生産が行われ様が、行われまいが、常に発生する費用で、建物・設備・機械の償却費、人件費、通信費等です。売上高、比例費、固定費を図表に表して損益分岐点を求めます。経営の実態を把握する上で、有益な資料です。
電力会社でも、電源に依って、上述の損益分岐点の位置が異なります。つまり、原発や水力発電は、高価な設備の塊で固定費ばべら棒に高く、逆に比例費は極く僅かです。他方、火力発電は前二者に比較して、固定費はそれ程高くありませんが、比例費は原材料費が高いので、高く付きます。従い、前者は発電機を動かせば動かす程、利益が大きく発生しますが、逆に動かさないと、大きくロスが生じる事になります。後者は、前者の全く逆。大きく儲からないが、大きく損もしない特徴があります。電力各社は、何故原発の稼働率を上げたか?又、原発を全て止めてしまうと電力会社の損益がどうなるか?少なく儲けて、多く損する事にしかなりません。東電が、何故電力代を上げ様としているか?これでお解り願ったと思います。
原発は危険か,否か?此の点だけで論ずれば、答えは自明の理です。これ以上、
議論する要は全くありません。しかし、私が再三申し上げて来たのは、原発再稼働の是非は、国家経済活性化の為に何が必要か?の視点で論ずべき問題である点です。20年来の不景気が齎した政府の税収不足、企業の収益力の低下、個人の所得の減少等の負のスパイラルを早急に断ち切る必要があり、原発を止めた儘では産業興しが出来ず、どうしても原発の再稼働が必要なら、どの原発をどう言う条件なら、再稼働が認められるか? 行政・電力会社・地元民が鋭意協議して、遅滞無く合意を得られる様切に望んでいます。
未だ未だ述べたい事がありますが、桜井さんが「先輩、くどいね」と苦情を呈して居りますので、この辺で止めて置きます。

香織; 古谷さん 本当に毎回、丁寧に教えてくださりありがとうございました。
古谷さんのお陰で今までうとかった日本の経済のかたちが見えてきました。
古谷さんからこうしていろいろご意見を聞かせていただけて心から感謝いたします。
「私の40年」はブラジル移民の交流サイトであることは十分に知っていて
2度和田さんに確認をしていましたが、「面白くない」と言われる方達が出てこられたので私も御迷惑のうわぬりは止めておきます。
ここで討論しても、日本の原発問題や経済問題が良くなるわけではありませんからごもっともです。
櫻井さんは、大学の先生をされておられるようですが10代20代の血気あふれる大学生を「面白くないね」で押さえられるだろう気迫が確かにあります。
そしてブラジルの観光のために寄稿された文章も大変に高度で難しくて読解が出来ない自分の馬鹿さがよく分かりました。
古谷さん、これからも宜しくお願いします。

和田:香織さん/古谷さん 他多くの書き込みを寄せて下さった皆さん。
『私たちの40年!!』MLの書き込みに付いてと云うスレッドが大きく広がり原発問題から経済問題にまで発展し桜井さん、西郷さんからは、メーリングリストの書き込みとしては、偏重、行き過ぎではないかとのご意見も寄せられて古谷さん、香織さんも本件での書き込みをストップさせるとの事ですが、私は、この『私たちの40年!!』MLの主旨からして皆さんの書き込みは、書かれる方の裁量で話題には制限を付けるべきではないと思っています。自由闊達、色々な情報源としての意見交換の場であって欲しいと願っています。本日中に『私たちの40年!!』MLの書き込みに付いての皆さんの貴重なご意見をその第1部として寄稿集に収録して置く積りですが、私たちが生きたこの時点で小さな『私たちの40年!!』のMLを通じて何を感じ、何を語り合ったかを記録として残して置くのは自己満足に近いかも知れませんが生きた証拠として価値ある物だとの捉え方をしております。この主旨に賛同して頂ける皆さんには今後とも自由な投稿を続けて頂きたいと願っております。宜しくお願いします。

香織: 和田さん さすがに人間力が大きな方です。心より敬意と感謝をいたします。
また死ぬまでには知っておきたい、隠されていた事実系の話が見つかったらご紹介します。
私は個人攻撃はしていません。
ただネットで、見つけた戦後の歴史、戦後の偉人、戦後の腐敗 に興味があるのです。
せっかくこうして今を生きているのです、自分たちが生きてきた世界、日本を知りたいと思うのは同然のことだと思います。
個人攻撃をしていませんし、それぞれのかたが自分の生きてきた今の己に満足をして歴史の中の一人の人間という見方が出来れば幸いです。
私たちは皆、複雑に繋がって生きています。ですので、一部のみを取り上げて問題すべてを押しつけることなど到底出来ません。
しかしながら、今まで気がつかなかった真実を知ることが出来れば、せめてこれからの人生の指針に役立てることが出来ると思います。
これからは、自分で選んで、正しく生きる努力できると良いと願うばかりです。
スカイツリーが一般に公開されて、さすが新しもの好きな国民性を見ることが出来ました。老いも若きも長い列に並んで我先に450mの高いところから、どんな日本を見たのでしょうか。
祖国日本がこれからも安全に栄えることを心から願っています。
海外に住んでいても、私たちは日本人なのです。
その日本を思う気持ちで和田さんも40年の同船者を固く団結していきたのだと思います。
ブラジルの発展のためそしてブラジルと日本を結ぶ橋造り、本当にありがとうございます。

和田: 香織さん 『私たちの40年!!』MLの趣旨を御理解頂き有難う御座います。
4月に書き込み数525回を記録した時にこの記録は、今後到達できない数字だと思いましたが、5月には何とこの記録を軽くオバーしてしまいました。これは香織さん始め皆さんが毎日書き込みをして下さったお陰です。特に今月は、着伯50年の集いもありましたがその多くの書き込みは、原発問題、日本の経済問題等誰もが興味を持ち真剣に考える共通の話題に対する書き込みが多数観られました。皆さんの積極的な書き込みに感謝しています。
毎日20通平均のメールには、悲鳴を上げる方もおり配信停止を依頼して来られた方や一時ストップ要請の方もおられました。これからも「来る者は拒まず去る者は追わず」で最低の制約で八方破れに近い自由さで管理運営をして行きたいと思いますので宜しくご協力下さい。

西郷:和田さん サンパウロの西郷です。
 小生は今回の多数の投稿が「メーリングリストへの書き込みとして偏重、行き過ぎ」とは思っていません。自由だと思っています。
 ただ、以前、述べましたが「勝ち負けを決する為」と思われるような、(専門家と言えども)第03者の意見、データーを見つけ出して根拠(情報)として投稿し、取り止めも無いやり取りは頂けないと感じてのことです。どちらの意見が正しいかと言うことに決着をつけようとするのでなければ、どのような意見をいくらでも投稿されて良いと思っています。

和田: サンパウロの西郷さん。分かり易い貴兄のスタンスを知らせて頂き有難う御座います。正直な所、私自身も沢山の貴重な添付資料を開ける時間がなくそのままになっている物も沢山ありもっと皆さんの書き込みをFLWする必要があるのではないかと反省している次第です。『私たちの40年!!』MLは、論壇ではなく私自身も気軽に参加出来る自由な意見の交換の場であって欲しいと願っています。
母の日の奥さまと正雄君との初めての小旅行楽しまれましたか。また大きな魚を釣り上げて満面に笑顔を振りまく新しい写真を楽しみにしています。釣り談義も良いですね。私は太公望に向かない短気?と船酔いで魚釣りはアマゾンのピラニアを数匹釣り上げた程度です。
これからも宜しくお願いします。

丸木:丸木でーす ウイーン滞在中の僕達はドナウ河畔の国際原子力機構IAEA本部でブラジル代表部の家内の同僚外交官と会いました。理事長の天野さんは不在でしたが、オフレコ談義でしたので北島じゃないが「何も言えねえ」。ここには僕が東芝放射線時代の日本の顧客の放射線医が勤務されたことがあり、ビジネス関連の思い出もあります。

山本:古谷さん 所用のついでの早起きです
このML内容の趣旨にそぐわない原発問題を切っ掛けに今回語りとしたい経済的資源問題の経緯を更に展開します。
今の日本生活必需品食料の市場価格差から大部分、電源エネルギー用資源のウランと共に、海外から輸入に頼っている経済大国でも無資源国扱いの日本は。
先の大戦以前からの東南アジア諸外国は別とし、先に朝鮮合併と大陸中国の一部旧満州国を植民地的に傀儡政権の確立と言われた経過から、今の国連である米国と論議が噛み合わず宣戦なしで奇襲攻撃による大戦となって敗戦。
何れも、日本は古谷さんも述べられるよう、あらゆる生活必需品獲得を今の中国(尖閣諸島の資源獲得問題?)との争いを観れば、日本が中東諸国へ石油獲得に東南アジアと中東沿岸を経由する航路するよう、日本が諸外国と何らか意見が噛み合わないと、再び歴史は繰返すのかなと想像されます。

香織: 古谷さん  多方面にわたり貴方様の学識の深さに感嘆しております。
ところで偶然にも、古谷さんと山本さんの、日本史の話題を読むあたりに私も偶然に、 田母神さんの 免職事件なるものを知っていろいろ調べています。
「日本は良い国だ」と言ったことが問題で、自衛隊から免職処分を受けた方です。
国会召集尋問もされても愛国心からの誇りあふれる立派な応対が素晴らしかったです。
そう言えば田母神さんのご出身は福島で、その福島の放射能汚染のこともBlogで
「安全だ」とおっしゃっておられます。
www35.atwiki.jp/kolia/pages/470.html">http://www35.atwiki.jp/kolia/pages/470.html 
戦後産まれた私たちは、日本は悪い国だと洗脳されてきたのでしょうか、
戦後60年以上も経ち、当時の真実にも光が当たるようになってきたようですね。
http://nandakorea.sakura.ne.jp/html/iiwarui.html  
オランダ人で、インドネシアの外国人捕虜キャンプにいた人達がオランダには多くいますが
この方達も当時キャンプの看守で残酷だったのは日本人ではなかったと言ってくれます。
日本人は、戦争に負けて、歴史も占領軍によって自国悪論を教育されてしまったような気がします。
と言うことで、古谷さんと山本さんのこれからの論議楽しみにに勉強させていただきます。
これからも宜しくお願いします。

杉井: 山本さん 沖縄県人の一部には独立運動を続けている人達も居る様ですが、殆どの人は日本国民であると自覚しており、今更琉球王国として独立するなどあり得ません。 菅元首相は沖縄は独立した方が良いなどと馬鹿な事を言いましたが。
問題は沖縄本島の約20%、町村に依っては50%以上を米軍基地が占めていて、騒音や暴行や事故が多発していることで基地反対運動が起きており、市街地にある普天間飛行場を辺野古に移転する件も自民党政権時代に一旦同意に達していたのを民主党政権になってルーピー鳩山が県外移転と言い出したことから暗礁に乗り上げて
しまった状態です。
地勢的に見ると沖縄は極東の扇の要という重要な位置にあるため、日本に開国を迫ったペリーも先ず当時の琉球王国に来ており、米軍も戦後長らく日本へ返還しなかったのも中国へ睨みを利かせる最適の場所だからと言えます。 
基地撤廃や独立問題の声が大きくなると喜ぶのは中国であり、今でも元々中国の属国だったのだから中国へ取り戻そうとか、米国は日本ではなくて中国に尖閣諸島を含めて沖縄を変換すべきだったとかの声が出ている程ですから、万一沖縄県の住民投票で独立などすれば、中国は即時に安保条約を締結して人民解放軍を
駐留させ、挙句の果てにはチベットやウィグルの様に中国に併合してしまうでしょう。 独立しなくても尖閣諸島を武力で奪取した後は解放という名目で沖縄の武力占拠に出て来るでしょう。
中国の暴挙を防ぐ意味でも沖縄の基地は必要であり、自衛隊が米軍の肩代わりをすれば感情的な問題は軽減されるでしょうし、それが無理ならいっそのこと無人島である尖閣諸島のいくつかの島を埋め立てて滑走路と基地を造成出来ないものかと思います。
自然破壊の声が出るでしょうが、辺野古を埋め立てても同じことで、無人島の上、中国を牽制するには有意義かと思います。
先日島サミットが開催されましたが、こんな南太平洋の小さな島々にまで中国は経済援助、軍事援助をしており、トンガの様に対中国債務がGNPの3割まで達していると中国の言い分を何でも聞かざるを得なくなります。 そんな中で中国と国交の無いパラオが領海で密漁をしていた中国漁民25名を逮捕したのは快挙と言えます。
南シナ海では南沙諸島での中国漁船問題でフィリピンと中国の海軍が対峙しており、大体東シナ海(East China Sea)とか南シナ海(South China Sea)とかの名称からして全てが中国の領海だと厚かましく認識しているのでしょう。
着々と海軍を増強して太平洋へ進出し、第2列島線の実現を目指しているのを見ると50年後のアジア地図の実現に向かっている様に思えてなりません。
中国の国力と比べても勝てる相手ではないので悔しくないと香織さんはおっしゃいますが、もしここで中国に日本周辺の海の支配権を抑えられ、沖縄を奪取され、日本が中国に併合されて東海省などになったら言論の自由や人権なんか無くなってしまいます。英国から中国に返還された香港の実情を見てください。返還から50年は一国二制度と英国時代の権利を守ると言ったのに、人民解放軍が駐留し、選挙にも口出しして次第に言論や人権の自由が無くなりつつあります。
戦後賠償を国民党の蒋介石が断ったので賠償はしてないものの、ODAなどの有償、無償援助や技術援助などが結果的に軍事力増強に使われて中国が巨大化した原因になっていることが、中国国民には全く知らされてないので、日本に対する感謝の気持ちなど全く無いし、しょっちゅう反日運動が起きるのです。 これは韓国でも同じことで、日韓請求権協定があるのに未だに慰安婦や徴用者の請求権を持ち出して保障を求めて来ています。
中国を甘やかすことはもういい加減止めにしませんか。

山本: 杉井さん

私が沖縄問題の根本的問題を問い思うには、日本が日米と戦って敗戦後、沖縄を含めた本土全般の施政権は、サンフランシスコ講和条約成立までは、連合国側の米国軍事政権が占領した沖縄を含めて本土を米国GHQ主導による民主化政策の施政権政治。
>地勢的に見ると沖縄は極東の扇の要という重要な位置にあるため、
日本に開国を迫ったペリーも先ず当時の琉球王国に来ており、
米軍も戦後長らく日本へ返還しなかったのも中国へ睨みを利かせる
最適の場所だからと言えます。 
この件は、何処かのSNSところでも述べましたが、沖縄を極東の扇の要とは、小さな島々の沖縄諸島を手も足も出ない発言権のない日本政府は、後の米国が左右イデオロギー的思想対立の東西冷戦確立の戦略に組み込まれ、戦艦の航空母艦的に利用され弱体化した日本が日米基軸との名で米国追随する日本政治の原点。
大昔は旧琉球王国として平和な島だった現沖縄県を、沖縄返還を米国の戦略に追随した米軍任せにしてきた日本政府の遅れのつけは、日本本土の国民から見れば東西冷戦を引き継いで今や、共産中国の経済発展は覇権的に見え出したので、米国の軍事と経済面からの戦略を、日本が敗戦後から永年占領された以降属国的に追随し利用されて、沖縄県民を今でも苦しめているのだと考えます。



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