HOME  HOME ExpoBrazil - Agaricus, herbs, propolis for health and beauty.  Nikkeybrasil  編集委員会  寄稿集目次  寄稿集目次  通信欄  通信欄  写真集  リンク集  準会員申込  em portugues




市田嘉彦と『トリオ ロス ルセロス』回顧録
『私たちの40年!!』のメーリングリストで伊豆山さんがトリオ ロス パンチョスのマラグエニアが大好きでこの歌が南米移住への道を開いたとの書き込みで賑わいましたが、そのトリオ ロス パンチョスが命名したと云う京都外国語大学の『トリオ ロス ルセロス』(明けの明星)のお一人市田嘉彦さんがトロントに住んでおられるとの丸木さんの紹介で市田さんの若かりし頃の回顧録が丸木さんから届けられました。我々同世代を過ごした者の共有して置きたい青春時代の一コマとしてトロント猛虎会のメンバーのお一人市田さんの写真をお借りしてこの寄稿集に収録して置きたいと思います。一緒に関係メールのやり取りも掲載して置きます。
『私たちの40年!!』メーリングリストのメンバーにもなって頂いており今後、市田さんのメキシコならぬカナダ移住への経緯等に付いても綴って頂けるとの事で楽しみにしています。


丸木大兄さま
先日は、アレックスの指圧会楽しかったですね。
また、次の機会にも参集してみたいと思っています。
ソンブレロスなんて名前何処から入手されたのですか。

小生が在籍しておりました京都外国語大学のローバー・スカウト・クラブ(ボーイスカウトの最年長グループ名)に所属されていた先輩、谷口さん、柳さん、永戸さんのラテングループの名前が『トリオ・ロス・ソンブレロス』です。
彼らはアルゼンチンの名ギタリスト『アニード女史』が訪日時に彼らの才能が認められ、一年間休学してアルゼンチン各地の音楽修行や演奏旅行に参加された大先輩達です。

その後、ちょっとしたラテンブームが学内で起こり、女性だけの『トリオ・ロス。ハポネシータス』が結成されました。同じくして、スカウト・クラブに所属していた林孝弘、柳本和也と小生達3人の素人組が先輩の真似事を始めました。
小生の先生で知人だったスペイン語の教授、フェルナンド・アカソ神父さまの支援を受けて、京都会館でのコンサートに出演中だったトリオ・ロス・パンチョスを尋ね『トリオ・ロス・ルセロス』(明けの明星)と命名して貰いました。

興味半分で参加した朝日放送主催、日本コカコーラ後援の東西大学バンド合戦に参加しましたら、間違ったのか関西代表となりました。
漫談家のもりのフクロウ司会で、審査員は野口さん、小阪バンドリーダー(もしも私が家を建てたなら 小さな家を建てたでしょう の『あなた』でヒットした小阪明子の父君)などでした。
そして、東京の文京公会堂で当時11pm番組や、英仏語堪能だった司会者の小島正男さんの司会で始まった最終戦で、慶応のフルバンドと決勝戦となり、僅少さのまぐれのまぐれで優勝トロフィーを頂きました。

その後、ホテル・ニューオータニで開催された日本コカコーラのクリスマスパーティで、ボーカル・グループのポーニー・ジャックスとパーティの余興として参加しました。
朝日放送、コカコーラの企画で、各部門優秀バンド、慶応のフルバンド、京都外大のモダンジャズグループ、法政のウエスタン、学習院でしたかハワイアンなど数団体で、九州大学バンド演奏旅行に出かけ、旅から旅の国鉄駅では女子学生達にサインを求められ、駅で見送られたチョッとスター気分になった思い出もあります。
1964年の正月、まだ珍しかった白黒TV番組で放映されたのが、生涯で最初で最後のTV出演でした。

また京都で開催されました日米トップ学生バンド演奏会が開催され、米国学生No.1のデンバー大学のバンドとの共演も楽しかった学生時代の思い出です。

丸木さんのお手紙からついつい古ーい古ーい昔の思い出話が長くなり失礼しました。
今となっては聞きつらい音質と内容ですが、当時のテープをコピーしたCDもありますが。。。

市田嘉彦


ブラジルの偉大なる日本人
 和田大兄さま

丸木さんからご紹介頂きました京都出身の市田でございます。
ご挨拶が遅れましたが、松本疐会長率いるトロント猛虎会にご出席頂いていたのですね。

丸木さんの弁によりますと、学生運動から目覚め日本の政治家を目指されていたとお伺いします。
大昔、世界青少年交流協会から日独青少年交流団に参加して一ヶ月ドイツの青少年と交流しましたが、主宰されていた川崎秀二代議士などは、当時だれも見向きしなかった日中交流を手掛けたり、『今日の日はさようなら』の作詞作曲をした親友の金子詔一氏との関係で知己となりました小坂徳三郎代議士などは、小生の身近な記憶に残る政治家だったと思います。

数年来日本の政治が閉塞感から抜けさせないでいる昨今、今もって思いますと、
和田さまの様な気骨のある方に政治家になって頂いて置くべきだったと思います。

私ごときのカナダ生活は、人さまに申し上げるべき片鱗もございませんが、
ただ、日本での思い出は多少持ち合わせております。
充分な経験もなく、全く文才もございませんが、みなさまのお仲間の末席に参加させて頂けます様、
それなりにまとめて試読して頂けるよう愚案を準備致したいと思います。
特に締め切り期限はございますのでしょうか。

宜しくご指導ご鞭撻の程お願い申し上げます。

市田嘉彦拝



アクセス数 7576413 Copyright 2002-2004 私たちの40年!! All rights reserved
Desenvolvido e mantido por AbraOn.
pagina gerada em 0.0142 segundos.