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スペイン旅行(2016年6月)
ヨーロッパには、前回行ったフランスとポルトガル以外では、仕事で行ったデンマーク、ノルウェイ、オーストリア程度で馴染みが薄くこれから行って見ようとターゲットにしているが、その手始めとしてスイスの汽車の旅を考えていたが日程が合わず急遽流行り❔のスペインに行くことにした。ポルトアレグレからリスボンへのTAPの直行便が週に3度出ておりこれを利用してリスボン―バルセローナ(4泊)−マドリド(5泊)の行きの機内泊を含めて10泊の旅となった。飛行機の中、汽車の中、バスの中でipadで叩いた備忘録を日にち毎に写真と共にBLOGに公開していたのを纏めてホームページに残して置くことにした。写真を選ぶのに苦労したが、バルセローナのサグラーダファミリアをバックにした丁度咲いていたジャカランダを入れたおじちゃんの写真を使用することにした。


2016年6月15日(水) 19時30分より少し遅れてTAPのリスボン行き直行便がポルトアレグレの飛行場を飛び発った。リスボンまでは8800キロ、10時間半の空の旅。時差が4時間あるとの事で現地時間10時15分着の予定。ポルトアレグレの夜の8時にはリスボンでは、夜中の12時で16日に入っている。何時もの用に時計は、ブラジル時間のままにして置くので4時間進める必要がある。
飛行機はブラジル大陸の上空を北東に飛びサンパウロ、リオ、ベロ、サルバドール、レシフェを右手に見ながらフォルタレザから大西洋を一気に跨ぎリスボンに着く。
ゆつくりした夕食が出て魚料理を頼み結構楽しめた。缶ビール
機内でWIFIが使えるとテーブルに書いていたので試してみたがダメだった。丸木さんの繁田一家の残党を読んでいたら電源が10%しか残っていないとの事で57章で辞める。
テレビ画面には地図と現在位置と残り飛行時間等の情報が表示される。フォルタレザに近ずいて来て見ていたら左端に北ゴヤス(トカンチンス州)の私が住んでいた懐かしいグルピーの街の名前が飛び込んで来た。あんな開拓前線の田舎町が飛行機の世界地図にまで載る用になるとは。。。地図上ではフォルタレザよりは左よりのサンルイスとの中間辺りから大西洋に出るようで現在テレジナの上空を飛んでいる。リスボン迄後5800キロ、そろそろ寝ておかないと明日が大変。今日の歩行数は、やっと15000歩、先が思いやられる。
一先ず寝る事にしよう。
ブラジル時間朝の5時から朝食が運ばれて来た。後1時間ちょとでリスボンに着く。2度目のリスボンは、空港だけ。バルセロナ迄乗継ぎ、夕刻到着の予定。乗継ぎ時間は、3時間あるので十分、少し空港内を歩けるだろう。

6月16日(木) 現地時間10時12分リスボン到着。予定より3分早く着く。入国審査を受け空港から出ずに乗継ぎする。バルセローナ行きは午後1時15分発。リスボンの空港ではSKAYPEの有料WIFIが繋がりメールを落とし2_3返信をする。定刻に出たTAP便では、サンドイッチとトマトジュースで昼食?をする。ブラジル時間では朝の9時、4時間の時差になれないと。
うとうとしたら2時50分に海上からのアクセスでバルセローナ空港に到着した。
時差が1時間あるとの事でブラジルとは5時間になった。
無事ホテルに入りこれからは、BLOGに直接書き込む事にする。

6月20日(月) 朝7時に目覚ましを掛けて置いたが6時半には目が覚めた。引越し?準備をして時間を潰し8時にはCHK OUTしてタクシーを呼んで貰う。SANTS駅は、観光バスで何度も確認して置いたので安心していた。15分程で駅に着いたが改札は、15分前に始まるとの事で簡単な朝食を摂る。一応荷物検査はあったが改札は、バーコードの付いた切符のCHKだけで最も簡単、3番ホームで待つ事暫し、3号車のBとC席に陣どり出発を待つ。9時丁度に何の合図もなくゆつくりと走り出す。席はゆったりした席で快適。長女の弥生がプレゼントして呉れた汽車の旅は、ニュージーランド、カナダに次ぐ汽車の旅、マドリド迄2時間45分の旅が楽しめそう。車内表示によると最高時速300km迄出している。車内温度は22度と半袖で十分。流石北半球、初夏の気持ち良い気候。私は、IーPADでこれを叩き、恵子は流れ行く車窓の景色を楽しみながらシャッターを押している。
10時15分にザラゴーザに一時停車。
11時45分マドリド着予定。ホテルは、Mercure Madrid Plaza de Espanaに5泊の予定。
マドリドでは、2日間は、日帰りバス旅行が計画されており市内観光は、3日間。どれだけ歩けるか楽しみだ。
マドリドに近ずくに従い気温が上がり26度を指している。暑い午後になりそう。最高時速は、301kmを記録したが、それ以上は、上がらなかった。そろそろ駅が近いらしい。

6月22日(水) 7時に携帯の目覚しを掛けていたが6時には目が覚め起き出す。
今日は、9時から日帰りのトレード行きバス旅行が計画されており、8時40分には集合場所に着く。9時前に地下駐車場に歩いて行き9時過ぎに出発し恵子が車窓から撮った写真と変らないスペインの田舎の景色が続き1時間半でトレードの町の入口に着く。市内観光は、すべて歩きで昼食までに1万2千歩歩かされる。歩くのに慣れているはずだが結構疲れる。昼食時にテーブルを共にした仲間は、コロンビア、アルゼンチン、オーストラリア、地元スペインにブラジルに日本の6ヶ国の国籍の混合で別に違和感がない。観光地ならではと云えよう。
トレードの町は、川に擁護された城塞になっており町の入口が、一つだけの橋になっている。マドリドに首都が移る前の首都だったそうだ。中世の街並みを今に残す坂の町を歩く。オーロプレットを思い出させる。カテドラルは、スペインで一番大きくは、ないが一番大事な教会と位置付けされているだけに見応えある教会だった。エルグレコの家やシナゴーゴー、教会と王室の住居が一緒になっている大きな教会等を見て歩く。
昼食後は、川の外から眺めるスポットに止まり写真を撮ったり、金細工の手ずくりの店に立ち寄り娘達とリリアにトレードの飾り皿を買ってやる。
5時過ぎに地下駐車場に戻り1日のツールが終わる。近くのホテル迄歩いて戻る。

6月24日(金) マドリド最後の日は、観光バスで110km離れたアヴィラの町とアヴィラから65km離れた所にあるセゴビアを訪問する予定。10時間弱の観光旅行になる。
前田さんがポルトガル、スペインの旅で放牧されている家畜を見かけなかったとのコメントをしておられたが、マドリドから1時間程、バスで走った所で牛が放牧されているのを見つけ、写真に収める。所々に牛が通る場所を示す牛の標識が出ていたので放牧もある様です。
10時20分にアヴィラの町に着き2キロ半の城壁に囲まれた城内に入る。2時間程狭い石畳みの道を長い列を作ってカテドラル、アヴィラの聖女サンタテレザ生誕の地に造られた大きな教会等を見て回り12時20分にセゴビアに向かう。昼食は、セゴビアになるらしい。
13時20分セゴビアの町の入口の大きな駐車場に着き、そこからは、歩いて町のレストラン迄あるく。ビールとタッパの簡単な食事有り付けて助かる。昼食後は、15時にカテドラルの入口に集合との事で各自自由に町を見て回る。カテドラルは、ゴチック様式の高い丸い天井の立派な教会でカッペイラが幾つも有りガイドさんが英語とスペイン語で説明して呉れた。
カテドラルの後は、旧王宮を見学し堅固な城壁に囲まれた城塞都市のセゴビアを歩いていたら途中から天気がおかしくなり辺りが暗くなり今にも降りだしそうな気配。歩けなくなった人達にタクシーを当てがい元気な人を急かせて早足で城壁に沿って歩き、城外にあるバスの駐車場に向かう。何とか雨が降って来る前にバスに辿り着いた途端に雨が降りだし16時40分 に雹が降って来て道路が真っ白になる。もう少し遅れていたらびしょ濡れになっていたところだ。5分程で雹は、上がる。
16時50分にバスは、マドリドに向う。途中からはカンカン照りの天気に戻る。道路は、よく整備されており有料道路になっているよう。急な雨で引き上げるのを早めたお陰で何時もの渋滞にもあわず早目にマドリドに戻って来た。
明日は、マドリドの飛行場発が7時半の予定で2時間前の5時半迄に飛行場に着くには4時45分にはホテルを出る必要があり、4時起きに成りそう。出発日の土曜日中にポルトアレグレに帰るのは有難いが、朝の早いのには閉口する。今晩は、早く寝る事にする。

6月25日(土)
丁度4時に携帯の目覚ましが鳴り出し起き出す。ブラジル時間では未だ金曜日の夜の11時、今日は長い1日に成りそう。荷物を纏め4時45分に頼んでおいたタクシーに乗り込み飛行場に向う。通常は、30分は掛かるそうだが早朝で車も少なく15分で着いた。
8時にマドリドを飛び発つ。リスボン迄1時間15分の旅。時差が1時間あるので8時15分着予定。ポルトアレグレ行きの直行便は、10時45分発予定で3時間あるので乗継時間は十分にある。機内では、小さな容器に入ったヨーグルト1個だけだったのでリスボンでは何か食べたい。飛行時間が1時間で8時には着陸する。リスボンの空港は、前回のパリ、リスボン旅行で通過しておりお馴染みで娘達と洋くんにお土産を買い足す。
お腹が空いたのでサンドイッチとミルクコーヒーで朝食を摂る。トランスファー手続きでEUからの出国のハンコを貰う。飛行機は、5分遅れの10時50分に動き出す。ブラジル時間では土曜日の朝の7時10分前、10時間50分の昼間の空の旅。右側の窓際の席なので眼下に何が見えるか覗いて見よう。国際線では滅多に窓際には座らないが、エアバスのA330機は、2,4,2の席の配置になっており隣が恵子なのでトイレに立つのも自由。機窓からの景色を楽しむ事にしよう。11時丁度に離陸、一路ポルトアレグレを目指す。大西洋の海上を飛んでいる間は、水ばかりで見るべきものはなく、配膳された昼食を楽しむ。魚料理を頼んだがそれほど美味くなかった。SKOLのビールは、良かった。ブラジル大陸に戻るまで一眠りしよう。地図の上では帰路は、フォルタレザの東側を通過する様だ。
5時間半、4700km走った。ナタールまで950kmとの事でブラジル大陸が近ずいた。フォルタレザとレシフェの間ナタールの上空を飛ぶ往路より大分東寄りの空路を取っている様だ。
車窓は、全て閉めており機内は、真っ暗で寝るのに適している。恵子は、ヴィデオ画面で活劇の面白そうな映画を楽しんでいる。今朝起きてすぐ着けた充電式補聴器は、丁度12時間電池が切れるとの知らせのピーピと云う音が聞こえ出したので外して充電器のケースにしまう。機窓からブラジルを見下ろすとの計画は窓が閉め切ったままで実現せず。起きている間は、アイパッドを叩いている。今回の旅行は、機内1泊、バルセローナ4泊、マドリド5泊の都合10日間のゆったりした旅で毎晩宿を替えて走り回る日本の旅と違いスペインの大都会を2日間の市内観光バスで見て周り1日をホテルから歩いての観光に恵子にも付き合わせバルセローナ4日で10万歩、マドリド(日帰りのトレード、アヴィラ、セゴビアの2日間を含む)13万歩とよく歩いたものだ。この全歩数に同行したけいこは、19日のバルセローナの34470歩、23日のマドリドの34170歩の1日7時間近い歩きには閉口しこんな旅は、今後は御免蒙りたいと今後の同行を拒否宣言している。インターネットと歩きへの拘りを改善させないと旅の伴侶を失いかねない危險を感じる旅となった。
4時過ぎに昼か夜か分からない食事が出て予定通り6時前にポルトアレグレに着き10日間のスペイン旅行が終わる。何時もの様に帰る所を見つけるために旅に出るとの感を強く持つ。



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