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年末アルゼンチン、バリロッチへの旅 2016年
年末は、余り出歩かないのですが、今年の12月21日(火)で結婚40周年の記念日になることからよくもまあ40年も我慢して呉れたとの感謝の気持ちを表す意味で隣国アルゼンチンの北パタゴニアの南米のスイスと云われているバリロッチに4泊5日の旅をプレゼントした。あちこち旅して廻っているがバリロッチは冬のスキー場程度との認識しかなかったが行って見るとそれはそれは素敵な場所でヨーロッパを思わせる最高の選択の場所でした。何時ものようにi−padで叩いた備忘録程度のメモですがホームページに残して置く事にしました。写真は随分沢山撮ったのですが、一枚しか貼り付けられないので観光船に群がって来る鴎が恵子の手に持つビスケットを大きな口を開けて持ち去る瞬間を撮って呉れた写真を使うことにしました。


12月20日(火) 11時に弥生と洋くんが車で迎えに来てくれる。飛行機は、アルゼンチン航空のAR1231便。13時30分にポルトアレグレを発ち1時間45分の飛行時間。サンパウロに行くのと変わらない。時差が1時間あり(夏時間が無く日本と丁度12時間の時差。昨日のストの影響でアエロパルケ空港は大混乱で6時間以上の待ち時間があったが、先ずは、ボージングパスを確保する為に長い長い飛行場の外まで続く列に入り1時間半程待たされて何とか搭乗券を貰い近くのパレルモ公園迄歩く予定だたが、諦めて涼しい飛行場の中で座って待機する事にした。移動日の今日も2万歩は、歩けないだろう。行列で並んでいる間にテンダで買って来たエンパナーダとクロアサンで昼食代わりをする。恵子は、持って来た小説を読み耽っている。
まだ午後の5時、8時5分発の予定だが1時間程遅れそうとのことでバリローチェのホテルに今日中に着けるかどうか?長い1日になりそう。
6時過ぎにバールでビールにーバゲッテを頼み軽い夕食を摂る。恵子は、アイスティーを美味そうに飲んでいた。
8時過ぎにまたバールでアイスティーとトーストを食べる。飛行場で3度目の軽食。飛行機は、決局1時間半遅れの9時35分に飛立つ。バリローチェ着は、真夜中になりそう。

12月21日(水) 午前中市内見学。アンデス颪と云うのか歩けない程の強風に見舞われる。夏服しか用意して来なかったので急いで毛糸の冬服を購入する。恵子も暖かそうなウインドウブレーカーを買って暖をとる。旅の服装は難しい。カナダ、ボリビア旅行では冬服ばかり持って行って暑くて半袖の夏服を現地調達する羽目になり今回はその反対となる。午後から遊覧船でヴィクトリア島に行き島の中を散策する。
バス、船、歩きの6時間の旅。近くの山々に我々の結婚40年を祝う夏の雪が降り白い雪が岩山を飾っていた。10月の北海道の大雪山、層雲峡の黒岳の初雪に出会い今年2度目の雪になる。
夕食は、ホテルの近くのレストランを紹介して貰って結婚40周年記念の夕食に喜び勇んで出かけるが7時半からしか開かないとの事で30分も待つのは大変と隣のビアホールに入って飲み始めると次々注文した料理が出て来て食べきれなくビールを飲んでハッピーアワを楽しんでいたら腹満腹でもう夕食に行けなくなりホテルに引き上げた。バリロッチを引き上げる最後の夜に行きそこなったレストランに出掛けることにする。よくもまあ40年間も我慢して呉れたなあと感慨深い気持ちで『有難う!』と感謝の意を伝える。記念になるバリロッチの旅となる。

12月22日(木) 6時に目覚ましが鳴ったらしいが気が着かず起きたら恵子はシャワーを済ませていた。急いでシャワーを浴び、7時からの朝食に降りる。カフェの後、メールをchk、昨日の写真132枚をPCに落とすが整理ができないまま8時の観光に出る。今日は、丸1日のマイクロバスによる湖1周の観光に出る。最初は、北に向かって湖畔を走り遠くバリローチェの街を遠望する対岸を北に向かって走り1時間程でアングスチーナと云う綺麗な街に着き半時間の休憩がありグラマードの街を思い出させる街を歩く。10時15分に次の目的地セッチ ラゴアスに向かう。チリーの国境30キロの地点を通過する。セッチ ラゴアスの名前通り7っの湖があり、幾つかの湖のスポットに止まってくれる。ルピノスの花が咲き誇りパタゴニアを感じさせてくれる。何処の湖も水が綺麗で透き通っている。湖には鱒が多く釣りも人気があるが国立公園内では釣ったら直ぐに湖に戻す規則になっているそうです。12時過ぎに隣接する別の国立公園に入りまた湖に止まる。午後1時前にサンマルチンの街に着き昼食に成る。山並みの景色は変わらないが、アメリカ松の植林が彼方此方に見える。植林も大事な産業のようだ。放牧は、見られなかったが山際に山羊をみかけた。
国道40号線のセッチ ラゴアスロードの起点であり終点のネウケン州のサンマルチンの街の入り口にあるパタゴニア料理を食べさせる店で昼食に成る。昼食後1時間程街をウインドウ ショピングしながら散策する。午後3時の帰路出発時点で万歩計は、11252歩を記録している。
4時過ぎに最後の湖、ラゴ エスコンヂダ(隠された湖) に立ち寄りバリローチェに向かう。途中トイレ休憩所に来る時に寄ったアングスチーナ立ち寄りバリローチェには7時頃戻る予定との事で 11時間の長いバス旅行に成る。

12月23日(金) 6時半起床。シャワーを浴び、朝食をして昨日より半時間遅い8時半にバスが迎えに来る。各ホテルを回り観光客を掴み港に着くまでにバスは、粗満席に成る。観光船は、10時出航との事でまた、国立公園の入場料340ペソを払い船に乗り込む。
1時間程の船旅でPuerto Blestに着き、そこからRIO FRIA(冷たい川)沿いにバスで3キロ走り着いたところが何とPUERTO ALEGRE(ポルトアレグレ)で我が街に帰って来た気がして嬉しくなる。ここから又別の観光船に乗りLAGO FRIASの周航にでる。名前の通り水が冷たく白く濁っており特徴のある湖でこの湖かしか遠望出来ないアルゼンチンの最高峰CERRO TRONADOR(標高3478メートル)が聳え立つ。雲に覆われていたが万年雪が頂上近くが雲の上に出ていたので写真を撮る。少しは観れる写真も撮れているだろう。
ポルトアレグレからバスでブレスト迄戻り30分で昼食を済ませ国立公園内の遊歩道を湖畔を下に見ながら45分程歩く気持ち良い遊歩道をCANTAROSの港まで来ると遊覧船で来た皆さんと合流しカンタロス湖まで板の階段を2000歩登る。途中カンタロス湖から流れ出す水が作る滝の第1、第2、第3のヴィウポイントから最後のカンタロス湖迄の急な階段には息が上がる。カンタロス湖の見晴し台で万歩計を見たら丁度1万歩を記録していた。時間は、午後3時過ぎホテルを出た時は、3500歩だったので6500歩、歩いた事に成る。カンタロスの港まで降りてきたら12103歩を記録していた。今日も最低の2万歩は、確保出来そう。
5時過ぎにはパヌエーロ港に戻る。8時間のバス、観光船、歩きの楽しい1日となった。夕刻から買い物をしながら街を歩く事にしよう。

12月24日(土) 午前中に残して置いた街から一番近いCERRO OTTOのテレフェリコに乗り街を見渡す展望台の回転式食堂でバリロッチ最後の昼食を楽しむ。10時過ぎにCHK OUT時に預けて置いた荷物を取り早めに飛行場に移動ブエノスアイレス行きの飛行機に乗り込む。30分早く6時40分にブエノスアイレスの飛行場に到着する。荷物も直ぐに取れ7時5分前に外に出る。当然の事としてTOMOKOさんは未だ来ていなかった。カフェテリアでコーヒーを頼みソファーに座り込む。20日にストの翌日でごった返していた同じ飛行場とは思えぬがら空きのクリスマスイヴの飛行場に驚く。程なく知子さんがご主人と車で現れ夕泥む温かいブエノスの街を走り54年前にアルゼンチン、パラグアイに移住する同船者の仲間が上陸したブエノスの港、移民局の建物が残る地域を見せて貰い知子さんのお宅に伺い成長したお嬢さん達とお会いする。家族皆でクリスマスイブの食事、ケーキを作っており色々話をしながら夕食の楽しみ12時のクリスマスを爆竹、花火と共に祝いケーキを食べてクリスマスを祝う。1時半になり知子さんのお宅を辞しホテルコロンまで送って頂く。温かいクリスマスでビール、ワインで酔っていたのか温かさに半袖だけで財布を入れた上着を知子さんのお宅に忘れて来てしまった。

12月25日(日) 昨夜(今朝午前1時半にTOMOKOさんとご主人にホテル迄送って頂いてホテルにCHK INする。インターネットが上手く繋がらずイライラするが遅いので寝てしまう。それでも6時過ぎに起きシャワーを浴びて7時から始まる朝食を取る。ブエノスアイレスのクリスマスイヴは、TOMOKOさんの御主人、大きく成長したお嬢さん二人と夕食を摂りながら話が弾む。12時には花火が上がりクリスマス気分が味わえる。昨日(今朝方)上着を知子さんのお宅に忘れて来ていたのに気付き7時半まで待って知子さんに電話をして手配して頂いていた日本人の運転手さんに知子さんのお宅を回って貰い上着を手渡して貰いお土産まで頂いて雨のブエノスアイレスをアエロパルケ(ラプラタ河添いの市内の飛行場)まで送って貰い1時間半遅れのポルトアレグレ行の飛行機に乗り込み、無事戻って来る。弥生が洋君と迎えに来て呉れていた。




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