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麻生悌三のブラジル不思議発見 53 ≪ゴキブリ(Barata)とサンゴ蛇(Coral)≫
麻生さんの連載ブラジル不思議発見6月号は、3億年前から存在する古代昆虫ゴキブリとブラジルのサンゴ蛇です。どちらも普通に見かける昆虫と蛇ですが、ゴキブリが3億年前からこの地球上に存在した昆虫とは、知りませんでした。コラルの名で誰もが知っており綺麗な猛毒を持つ蛇も親しみを持っていましたが、咬まれると致命傷を負う恐ろし蛇だとは知りませんでした。毎回麻生さんのブラジル不思議発見には、驚かされる話題が満載です。写真は、ゴキブリより綺麗なサンゴ蛇が良いだろうとの麻生さんに選んで貰ったコラルの写真を使う事にしました。毎月初めのブラジル不思議発見は、暫くは継続させるとの麻生さんのお約束ですので楽しみにしましょう。


ブラジル不思議発見 − 53 ゴギブリ (Barata)とサンゴ蛇(Coral)
ゴギブリは3億年前の石炭紀に発生したと言われる、古代昆虫である。3億年も姿、形も変えず現代に至り、世界中(北南極以外)に棲息してている。ブラジルの原野ににょきにょき、土の塔が、大地から、盛り上がるように立っているのが至る所で見られる。この
塔の主は、シロアリと称されるが、実はゴギブリの一種である。4千種類のゴギブリが世界に生息しているが、ブラジルにはことのほか多いい。和名の名称は御器(食器)をかじる虫から、ゴキカブリと呼ばれ、江戸時代には油虫と言われる、ようになった。明治に入り、生物用語集が日本で始めて出版された。その印刷ミスでカの字を脱落させてしまい、
ゴギブリと印刷発行された。その誤字が今日も正式名称とされている。
―昆虫の不思議
昆虫は爬虫類、鳥類、哺乳類、その他と全く関連の無い生物で、独自の発展を遂げている。
そもそも、昆虫に進化した、元の生物が明確になっていない(カニ、海老の甲殻類が進化
したという説が有力である)。それゆえ、宇宙から、飛翔してきた隕石に付着してきた宇宙生物だろうとの憶測が今日でも消えない。先ず、昆虫は成虫にいたるまで、変態(形を変える)する事で他の生物にはない。変態は卵―幼虫―成虫の不完全変態(ゴギブリ)をとる種と卵―幼虫―さなぎー成虫の完全変態(のみ、蝶)をとる種と2形態ある。次に昆虫が変わる、擬態である、木の葉に転換したり、蛇の形に変えたり、どうして擬態が出来るか、まだ証明されていない。絶対に哺乳類には出来ない、単為生殖なども昆虫、爬虫類は出来る種もある。種を増やすには、オスxメスの交尾が絶対条件だが、メスだけで精子なしで子孫を増やす芸当の出来る種類の昆虫もいる。
形態
多くは体長10−40mm位であるが、アマゾンに棲息するナンベイオオチャバネゴギブリは体長11cm、開帳20cmに達する特大のもいる。扁平でよく走る、飛ぶ力は余り無いが、短距離飛翔である。雑食性で、体は光沢があり、アブラムシの語源になっている。
物陰、湿地を好む。
生態
不完全変態の昆虫だが、単為生殖(オスなしで繁殖する)3億年も生き続けた生ける化石昆虫だが、本来は熱帯雨林に寄生する昆虫だ。幼虫は羽がないだけで、成虫と同じ形をしている。5−7回の脱皮を経て成虫になるが、成虫になるまで1-1年半かかる種もいる。
食用 薬用
中国、東南アジアでは食用にする地域もある。ゴギブリの空揚げは芝海老に似た味と云われるが、どうだろうか。野生動物はゴギブリを主食とする種類も多く、トカゲ、小蛇、鳥類、クモ、サソリ等はゴギブリが大好物だ。地球が食糧難になった場合、ゴギブリのハンバーグ等真っ先に出てくるメニューだろう。

最強の毒を持つブラジルサンゴ蛇(Cobra Coral Brasileiro)
北米から南米にかけて棲息する、蛇で体色が赤、白、黒の横の輪があり、サンゴ色にも似ており、ド派手な色で、体長は最高80cm(どちらかと言えば小型)で細長く、頭は丸く、毒蛇の三角頭には、程遠いい、美しい蛇だが、この蛇、キングコブラ等と同種のコブラ科に属し、毒の強さは、体重500kgの牛を倒す。ブラジルの毒蛇の中では、Coralと呼ばれる、この蛇の右に出るものはいない。咬まれて、血清を打たなければ、間違いなく死亡する。あまり凶暴性はなく、滅多に咬害はないが、夜行性で、小型で、家の中にも入ってくる蛇だ。美しく、小型なので、子供等が掴もうとして、咬まれる場合がある。咬まれたら、神経毒のワクチンを打たねば、命は無い。最も、サンゴヘビにも数種類あり、
無毒の蛇もいるらしいが、無毒か有毒か等、見分けがつくものではない。ド派手なこの蛇
に出会ったら、退散するのが無難です。ブラジルでは毎年、かなりの数の人(3万人とも言われている)が毒蛇に咬まれているが、その80%はJararaca(アメリカハブ)です。
体に鎖状の斑紋のある、クサリヘビ科の蛇で、毒性は出血する出血毒の蛇。毒の強さは
マムシより強く、ガラガラヘビより弱いが、死亡例もある。サンゴヘビの毒は、神経毒で
呼吸神経を麻痺させて、呼吸を止めるので、窒息死となる。
麻生(2018年6月1日)




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