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麻生悌三のブラジル不思議発見 54 ≪のみ(PULGA)とオウムの物真似≫
麻生さんのブラジル不思議発見7月号は、≪のみ(PULGA)とオウムの物真似≫です。何時も想像が着かないような変わった話題を見付けて来ては、驚かされますが、最近では見かけなくなった懐かしい蚤が話題に上っています。≪蚤は立派なペニスを持っています≫には、笑ってしまいますね。人間に換算すれば50センチの巨砲になるそうです。
もう一つの話題、オームの物真似も面白いですね。猿の咽喉も人並みの構造に手術できたら猿がオームの声帯模写が出来るようになり人間との簡単な会話が可能になるかも知れないとの事、毎回驚かされますね。写真は、ブラジルで見られる≪コンゴーインコ≫です。


半世紀程前のサンパウロの街はのみの巣窟だった。邦画常設館のシネテロイ。松竹,シネジョイャ等に行くと、必ず、のみに集られた。急速に減った原因は、薬剤がふっきゅうし散布の効果が上がった事だが、ネズミの駆除が進んだ事が大きい。又、吸引式清掃機のふっきゅううで、のみ、卵、幼虫、さなぎまで吸い込んで除虫出来たことも、蚤が減った要因である。蚤は7千年前の恐竜時代の琥珀に蚤が化石になっているのが発見されて、いるので、多分、恐竜にも寄生していただろう。その化石は、羽があるはずなのに、無かった現在の形であった。進化の途中で羽が邪魔になり、無くしてしまったのだろう。蚤の前の
段階が、どんな昆虫だっだか、全く不明であり、憶測でトビムシが進化した物だろうと、云われるが、化石のような証拠がない。3億年前ぐらいの石炭紀に突然、蚤と呼ばれる昆虫が地球上に現れたのだ。蚤と言う和名は、血を飲む、から飲むが訛りノミになったらしい。

形態
蚤は卵― 幼虫 − さなぎ −成虫と変態を繰り返し行う完全変態と呼ばれる昆虫であり、蛹から成虫になるとき、羽化して飛ぶが、蚤は進化の途中で羽を無くし、羽なしで
成虫となる。羽を無くす前のオリジナルの蚤は太古の空を飛んでいただろう事は間違いない。成虫は左右に扁平で宿主の体毛の中を動きやすい体形である。シラミ、ダニ等は上下に扁平で、体表にへばりつくのに適した体形である。体長は1mm−9mmでメスのほうが大きい。妻の方が夫より大きい夫婦をのみの夫婦という言葉が出来た。口器は吸血に適した針の格好である。体毛の中での移動の邪魔なる羽が退化したため、強靱の後脚を獲得した。それにより、体長の60−100倍跳ぶ能力を得た。哺乳類が排出する、二酸化炭素や、光るもの(走光性あり)を目掛けて、跳躍する。其の距離は数メートルに達する。

蚤のライフサイクル、
卵は白色の0,5mmの円形で産卵後3日で孵化する。孵化した幼虫(蛆虫)は2mm−5mmで2回の脱皮を行い、蚤の糞、ほこり等を餌に7−8日後、糸を吐き、繭を作り蛹いなる。10日後羽化し成虫になる。成虫は宿主に移ると8分以内に
吸血を始める。メスはフェロモンというホルモンを分泌し、オスを誘い交尾し、産卵、吸血を繰り返し、3週間ぐらいで1日30個を産卵する。成虫になって1ヶ月ぐらいの寿命であるが、繁殖率は高い。蛹の状態で、人や動物の気配を繭の中のサナギが感じると、素早く、羽化が始まり、成虫になり、宿主に跳び移る、本能的動作もあり、その動作はまだ科学では証明できていない。

蚤の金玉、蚤の心臓(小心者の度胸)とか、蚤の小便、蚊の涙、とか、小さいものを蚤を題材に表現する格言も多いい。蚤にはペニスがない等の無責任な言い伝えもあるが、蚤は立派なペニスを持っています。メス蚤にマウントして、歩く蚤を潰したところ、インサートした穴からペニスが抜けなくなりました。引っ張り出して、虫眼鏡で見たら、小さな突起がありました。小さいとは蚤の体長に比べての話で、人間に置き換えれば50cm位の長さの突起でしょうか。人間の勃起の長さは日本人の場合、普通で15cmです。従い、その3倍以上なら、立派という感嘆詞がつきます。行為中、抜けなくなるとは、なんとも ユーモラスです。挿入してから、抜けるまで、時間が掛かるのは、特にイヌ科の動物等は、ペニスを挿入してから、睾丸で精子の製造を開始する構造であるゆえ、中々、抜けないように、しているのだ。人間のように、予め、睾丸に精子を溜め込んでいる動物は、射精後、直ぐ抜ける構造になっている。
蚤の媒介、犬や猫が外部との接触が無くて、蚤の発生を見ることがある。その多くは、ネズミが背負ってきた蚤が、庭や家に落ち、宿主に感染する事が起きる。又、屋外に散歩に出て、たかるケースも多いい。公園の葉陰等に隠れた蚤が、動物が接近すると、1m以内なら、跳躍距離であり、蚤の移動範囲です。

14世紀に欧州の人口の1/3を死亡させた、凄まじい、ペストの流行は蚤によってもたらされ、ネズミにより運ばれた。最近でも、マダガスカル島で100人位が死亡した、流行も起きており、地球上から。完全に撲滅された黴菌ではない。


オウムやインコの物真似(声帯)
オウムとインコの違いは、オウムには頭部に冠があり、インコにはない。冠の有無によって一応、区別されている。オウムは東南アジアが主産地であるに対し、インコは中南米に生息している。住み分けは峻別されている。全く同種の鳥であるが、インコとオウムが混在して生息している例は聞かない。基本的には種子食であり、大きな、丈夫な嘴は種子を割るのに適している。一方の足で、枝を掴み、もう一方も足で実を掴み、器用に実を割り
食べる。オウム、インコは鳴き声等を物真似するのが上手で、特にブラジルに棲息している、コンゴーインコ(体長50cmの大型で、体色は赤、黄色、紫の3種の体毛を持つ)は、特に、物真似が巧い。インコ、オウムは全部で300種類位い棲息しているらしいが、独特の嘴、太い肉厚の舌、咽喉と鳴帯の位置と構図は人間に類似している。

人間と同種の類人猿の声帯よりオウム、インコの方が人間に近い。人間の声の物真似が巧い所以である。
ジャングルで豹が狩に出動すると、見張りの猿が、奇声を発して仲間に、警戒警報を出すが、それを聞いた、オウムがソックリな声を出して、真似するが、これも警戒の物真似である。DNAが98%人に類似している、猿族は、咽喉の位置が人間より、上に付いており、人間と同じ発声は出来ない。しかし、構造上、息を吸いながら、水を呑む事は出来る。
人間も乳児の時は、猿と咽喉の位置が似ており、乳を吸いながら、呼吸が出来た。成長するにつれ、片方しか出来ないようになる。従って、咽喉の構造上から、猿はオウムの声帯模写はできない。医学が進歩し、猿の咽喉も人並みの構造に手術できたら、オウム同様、物真似が出来るようになるかも知れない。発声が出来、会話も覚えさせたら、人間と簡単な会話なら、出来るように。なるかも知れない。

麻生(2018年7月1日)



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