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第37回バーチャル座談会 【ロシアワールドカップを語る!!】その9
【ロシアワールドカップを語る!!】その9は、前回掲載できなかった分から始まり、第2ステージのトーナメント形式の8試合の結果が出て6日から始まる準々決勝の前にリリーズしたいと思い急いで纏めました。注目されたブラジル対メキシコ戦、日本対ベルギー戦が中心になって居ますが、サンパウロのサッカージャーナリストの沢田啓明さんの話題を集めた日本選抜軍の総括までを取り上げました。字数の関係で一部掲載が次回に廻ったコメントもありますので了承下さい。写真は、パウリーニョに担がれてゴールを喜ぶネイマールの写真を残して置くことにしました。


小川:大前提として時間稼ぎはそんな叩かれることでしょうか?1-0で勝ってるチームは普通にやってます。負けてるのに…って言いますが、グループリーグの勝ち抜けに際してあの時点でフェアプレーポイントで上回っていたなら1-0で勝ってるのと同じ、10分は目立ちましたがあの作戦はありです。
そら圧倒的強さがあるチームなら攻めてもいいのかも知れませんが圧倒的に強ければあんな微妙な状況にはならないわけで、フェアプレーだとか綺麗事を言う意味がわかりません。韓国みたいにファウルの国とまず比較すればあの時の他もやってる作戦以外はフェアプレーです。
博打には違いなく結果論、勝てば官軍ですが、あの作戦中にコロンビアが失点したら…そんなたらればは百も承知で賭けに出て勝っただけ。サヨナラの場面で四番打者にスクイズさせてフェアプレーじゃない!ホームランが見たかったと言ってるようなものです。
賞賛批判紙一重ですが、決勝T進出と言う事実だけが後に残ります。ベルギーに勝てるわけないと思うのも普通ですが、別にあの作戦をしたから決勝Tに出る価値がないとはお門違いの批判。本田選手の意図はわかりませんが、私ならあんな博打に出る度胸はないですね。
この話題は日本でもメディアの洗脳とは別に、にわかも含めた視聴者はベルギーと戦える次の試合を単純に楽しむことでしょう。BBCのような反日メディアやテコンドーサッカーの韓国記事は無視して、奇跡のベルギー戦勝利を願うだけでよろしいのではないでしょうか?

麻生: W杯日本対ベルギー審判団 インターネット情報ですが、FIFAは日本対ベルギー戦の審判団を発表しました。主審セネガル人のマラング ジェジュ 副審 セネガル人。セネガルの敗退の経過から。決して日本に好感情を持っているとは思えません。敢えて、セネガル人に笛を吹かすのは、何か、下心があっての判断と勘ぐるのは、行き過ぎでしょうか。(下種の事は分かっています)無用な勘ぐりならば、幸甚です。

松栄:和田さん 古谷さん 榎原さん 前田さん、麻生さん・・・
ご返事が遅れてしまって、本当に申し訳ありません。ご論評いただき、ありがとうございます。
言い訳になるのですが、昨夜も ことのほかお客さんが多くて、帰宅が午前一時を過ぎていて、疲労が重なっていたのか、またバタン・キューでソファーで熟睡してしまいました。
私の勝手な意見を取り上げて頂き、本当にありがとうございます。
4年に一度のワールドカップ、科学の進んだ現在のこういう大会は世界に放映されていて、それぞれの国がそれぞれの評論家の解説で、その国全体の国民がみて、聞いて、考えています。
ですから、世界中が一緒になってそれぞれの国の、他国に対する考え方を左右して行くものと見えます。オリンピックと同様、各国の人間性や、考え方を世界に知らせる数少ない国際イベント競技、ではないかと思っています。
そこで見せてもらえる、その国民の考え方、というのは大変に重要なその国のアピール、になるとおもっています。
人間の感情なんて、曖昧なもので、映像によって左右されてしまうことが考えられます。そんな中で、試合の流れ、というのもだいじなことではないか、と思います。先ほど、麻生さんのご質問にもあるのですが、日本の頭脳プレーで
ベスト16に残れなかったセネガルの方たちをレフェリーに据えた、という事実、これも世界に放映されていて、世界中の人たちが、その点に注目しながらの試合になるだろう、と思います。既に昨日の段階で、そんなことを論評してるニュース を見ています。
ここで、日本チームが、どう戦い、セネガルレフェリーがどう審判するか
も世界中の興味の一点になることを、FIFAの役員も知っているはずです。
今回、とくに 爽やか度判定 なんていう以前にはなかったらしい判定方法
が、結果Hグループで採用されて、その割を食った国があって、不平が各国
から出ている、ということもFIFA役員は承知のはずです。そんな点から、勝てば官軍、的な考え方はワールドカップ的大会ではちょっと時代に合っていないのではないか、と私は思った次第です。
勿論、日本が勝ち進んで、決勝にまでいけることを望んでいます。
世界の57位だったですか韓国? がそんな国が、世界一(ドイツ)を下した
試合もあって、61位が3位を食ってしまうことも可能だろう、と思います。
相撲なんというプロの個人技では、横綱が幕下的レベルに負けることはあり得ない、と思いますが、サッカーでは、それが起こる、という面白さのスポーツだと思います。ゴルフ、テニスなんかでも最近はそんな試合がありますが。
どちらにしても、明日の試合、できれば日本がベルギーい大差で勝って欲しい
と思っています。そうすれば、 「どんなもんだ!!!」 と胸を張って言えるからです。または、できれば、0−0とか1−1、くらいで、トーナメントに入ったこの試合から、ペナルティー合戦 にでも持ち込んで、世界の人たちの目を楽しませてもらえれば、・・・・ と今は考えています。そんな感じで、今は見ています。個人的考えばかりを書いてしまって、申し訳ありません。何か、ドキドキしますが、4年に一度のワールドカップ、楽しみたいと思ってたのしみにしています。

和田:展望台メンバーの皆さん! 第37回バーチャル座談会 【ロシアワールドカップを語る!!】その8  をリリーズしました。今回は、ホームページとMLでは全文を掲載出来ましたが(1万語以内)BLOGでは2回になりました。出来ればHPか下記MLで全文を一度に読んで下さい。日本対ポーランドの試合への感想がまだ最後まで掲載しきれていませんが、明日の日本対ベルギーの試合如何では、話題が沸く可能性が強いですね。今回のバーチャル座談会は、展望台の皆さんんも参加して頂いており結構盛り上がっており嬉しく思います。15回位まで行くかも知れませんね。番外編も作り皆さんの書き込みを残して置きたいと思います。

和田:ポルトアレグレの飛行場でサンパウロ行きのフライト待ちです。歓声が上がり見に行くとブラジルのゴールでした。これから搭乗です。ポルトアレグレは、雨模様。サンパウロは?

麻生:W杯ブラジル対メキシコ 前半メキシコのスピードとすばしこい動きは、ブラジルのゴール前に攻め込み、実力の程を見せた。メキシコの動きに慣れてきたブラジルは球捌きの巧さと、パスでメキシコ陣営に攻め込み、あわやゴールのチャンスを数度生じて、前半零対零で終了。ネイマーの動きもよく、ウイリアムも機能的に動いており、後半はゴールが出るだろう。
後半開始5分左から走りこんだウイリアムのパスを受けてシュート、ゴール前にいたネイマーとガブリエルが二人同時に飛び込み、ネイマーの足先に当たり、ゴール。ブラジル1点。メキシコのラフプレイが目立ってきて、ネイマーが標的。
メキシコの猛攻が続くが、ブラジルの守備が堅く、決定打を与えず。
逆にブラジルのカウンターは2度ほどゴールのチャンスをキーパーが潰した。
ブラジルのリズムに乗った、展開になり、球回しも、ブラジルのペース。
45分、中堅から受けたパスをネイマーが走りこんで、センターにパス、此れを飛び込んだ20番が決めて2点。結局、2対零でメキシコを下した。

古谷:皆さん ブラジルがメキシコを弐対零で下しました。順当な結果です。
ゴール前の守備力の差です。ブラジルの守備には厚みがありました。
主審の誤審が目につきました。選手が判定に不服を申し立てのは当然です。
Neymar は徹底的に痛めつけられました。相手選手の妬みです。一種の有名税です。傷が早く癒える様祈っています。

麻生:W杯日本対ベルギー 前半べルギーが日本の食い下がりに、手を焼いており、これまで互角の零対零で前半終了。ベルギーは流石に、スピードと云い、突破力と云い、これまでのチームにない力量のチーム。それを相手に、奮闘している日本は立派。
後半2分原口がベルギーの油断の隙をついて独走ゴール先ず1点。6分乾がセンターからロングシュートを放つ。ゴール日本2点。異本は疲れが出てきたのか、散漫さが感じられた。24分ckから頭で合わせられベルギーが1点。
28分ckから8番が頭であわせベルギー2点目。45分最後の時間に独走したベルギーの22番に決められて3点目。
日本が大劣勢を伝えられた試合で、勝負は兎も角、日本は劇的な負け方をした。ベルギーは簡単ではないが、まさか、日本に此れだけ奮闘されるとは夢にもおもわなかったに違いない。ポーランド戦の時間つぶし作戦等、もう誰も口にしないだろう。この日本の力戦が世界の非難を帳消しにした。3対2で日本の負け。

和田: 麻生さん 日本は、惜しいことをしましたね。2対零で勝っていたのにその後3点を許すとは?これが実力ですかね?
私は、遅れた飛行機が無事コンゴニアスに到着しタクシーでニッケイパレスに到着したのが3時過ぎで試合が始まっていました。チエックイン後部屋で暫く見ていましたが、今回のサンパウロに出て来た目的の一つである買い物があり前半が終了しない内にダイソーに出かけました。ダイソーで何時もは売り切れがちな書道用の半紙1000枚、墨墨10本、折り紙に5人の孫様に弁当箱、橋セットその他諸物の買い物を済ませ(來週ニュージランドから末娘小百合が孫2人を連れて2回目の里帰りをして来ます)ホテルに帰る途中バールの人集りから離れて来た人に≪試合はどうだ?≫と聞いた所、日本が2対1で勝っているよ。このまま日本が勝てはブラジルと当るがとっちを応援すると聞き返され、もちろんブラジルだよと答えて置きましたが、日本の2対1に驚きと共にこのまま終わって欲しいとホテルに急ぎ足で帰りましたが、ホテルのロビーに居た日系の皆さんが心配そうな暗い顔をしていたので≪どうなの?≫と聞いた所、エンパタード2−2との事で急いで部屋に戻りテレビを付けると延長時間に入っておりこのまま引き分けで30分の延長線に入りそれを我慢するとPK戦で日本が勝つ可能性もあるかと思って居たのですが、本田のフリーキック、コーナキックのこぼれ球を前に持って行かれあれよあれよという間に決勝ゴールを入れられてしまいました。日本が2対零で勝って居ながらどうしてそれを守り切れなかったのか?西野監督は3点目も可能性があったと積極的なインタヴィウの返事をしていましたが、2対零で勝っている時こそポーランド戦の盥回しをするべきだったのでは、無いでしょうか?
実力とは、云え惜しい試合を落としてしまったようですね。これで実力通りFIFAランキング2位のブラジルと3位のベルギーの事実上の優勝戦が実現します。明日の午前中の日本食の買い物と午後の日本商工会議所での会議に参
加、6時に終了次第飛行場に戻り8時過ぎのフライトでポルトアレグレに戻ります。和田インサンパウロ

松栄:麻生さん 日本は立派だったですね。後半30分まで、日本の勝利を信じて、久しぶりに胸が高鳴っていました。
ブラジル実況をやっていたアナウンサーも、次の試合は ブラジル対日本 と声高ににってましたが。結局最後の最後に、点を取りに行って、一瞬の帰りが
遅れた分、逆に決められてしまった。入れられた悔しさに、三点目を取られて
「ブラジルと日本の試合を見なくて済んだ」と思いました。どちらを応援したらよいのか・・・分からない。
しかし勝ってほしかった、というのが本心、負け惜しみ、という言葉の語源のような試合になってしまった。なんとしても、残念です。しかし、日本の評価をグッと上げてくれた試合だったと日本選抜、監督、みんなに感謝したいです。

和田: 松栄さん おっしゃる通り惜しい惜しい試合を落としてしまったですね。50年‼の皆さんにも読んで貰えるように返信として送って置きます。

池田:日本チームおめでとう。 負けたが今回の試合は金メダルを与えても恥ずかしくない。日本人らしい試合でした。犬たちが散歩する公園に行ったら試合を見たみなさんは日本チームの奮闘ぶりは凄かったと喜んでくれました。写真のように応援したのですが、これからは、ブラジルだけの応援です。

前田:麻生さん W杯、アジア予選から昨夜まで日本チームには楽しませて頂きました。よくここまで頑張ったと思います。決勝まであと数日です。
夜中に起きるので健康に良くないですが頑張ります。

麻生: 前田さん 1993年にドーハの悲劇(W杯出場をかけたイラクとの試合で、ロスタイムに同点2対2にされ、出場できなかった。日本チームのスタミナが問われた)を思い出します。やはり日本人は草食動物で、肉食の連中のようなスタミナにかけているのかも。

松栄:前田さん 麻生さん そうですね。後半の20分で2−0になって、日本にも少しだけ慢心が出たとも見えました。あと30分ならなんとか一点で抑えられるのではないか、という。麻生さんご指摘のドーハの悲劇も、この瞬間の日本選手の脳裏から消えたのかもしれません。(油断)
それと、日本選抜としてのブラジル、ヨーロッパのカウンター攻撃の威力も経験がなかったのも災いしていた、のかもしれません。ブラジル放送の解説をしていたかつてのホナルジーニョのカウンター攻撃(一瞬の縦ロングパスで、10秒もかからず相手キーパーと対峙して、フェイントでゴール)を一度でもけいけんしていれば、往年のソクラテスなんかも凄かったけど、何とかなったかもしれない。。
それを警戒して、フォアード一人作戦の場合は、そんなカウンター攻撃を封ずるために一時期、スイーパーという味方キーパーと、相手フォアードの間に一人、独走崩しの選手を置いていた時代もあったようですから。
麻生さんなんか50年、私でも40年以上ブラジルサッカーを見てきたので、そういう見学経験があるので、ある意味、日本の監督に、そういう知識、経験があれば、防げたかもしれませんが、・・・
結果的には、麻生さんの言われるように、日本選手のスタミナ不足が決定的敗因だったように思われました。(クタクタになっていた感じ)90分すぎての延長戦(ロスタイム)では、スタミナが残っている方が勝てる、という単純な話です。今回もそうなってしまった。日本選手が一瞬のカウンターに、スタミナ切れなのか、付いて行けなかった。
本当に日本が世界の悪者になろうとすれば、今回も30分過ぎから2−0で訳の分からないパス回しで、時間稼ぎもできた、と思いながら見ていましたが、日本は今回は堂々と胸を張って負けました。見ていて清々しい負けっぷりで、次回には勝てそうな雰囲気がのこったので、今後の日本に期待が持てそうです。日本の選抜チームの試合の前一週間、ぶっ続けでシュラスコを毎日、フェジョアーダも毎日食べたら、欧米の強力チームでも勝てるのではないか、と今は思っています。寿司刺身では、スタミナで肉食に負けてしまう、のでしょう。そんな感想でした。

丸木で~す 草食動物がシュラスコやフェジョアーダを毎日食べてたら死んでしまいますよ。1964年の東京オリンピックの前に森永が水連の強化合宿に牛乳を寄贈したら、水泳オリンピック選手が下痢を起こして惨敗しました。それでも、明治乳業が寄贈したレスリングチームは完勝したから、僕にはミルクの成分が理解できませんが

古谷:松栄さん Churrasco の国アルゼンチンが負けています。日本の敗因は肉を食べない所為ではありませんネ。FIFAランク61位の国が、参位の国と良く互角に戦ったと思います。この様な経験を積んで行けば、そう遠くない先で、優勝候補を倒せると思います。足らないのは、「肉」でなくて「強豪相手との試合経験」です。

ニッケイ新聞=日本代表、酷評覆し大健闘=独自のプレースタイル発見=収穫の多いW杯ロシア大会=サンパウロ市在住サッカージャーナリスト 沢田啓明  2018年7月4日 日本代表のワールドカップ(W杯)ロシア大会が終わった。 1次リーグを1勝1分1敗(得点4、失点4)のグループ2位で突破したが、2日に行なわれた決勝トーナメント1回戦(ベスト16)のベルギー戦で2―3と惜敗した。
 日本は1998年から6大会連続で出場しており、ベスト16に残ったのはこれが3度目。つまり、実力は1次リーグ敗退(ベスト32)とベスト16のちょうど真ん中あたりということになる。惜しくも史上初のベスト8入りを逃したが、色々な意味で収穫の多い大会だった。
 W杯開幕前の状況までさかのぼり、この大会における日本の試合内容の総括、今後の課題などを考えてみたい。
 日本はW杯アジア予選をグループ首位で勝ち抜いたが、昨年10月以降の強化試合で強豪国には完敗し、W杯出場を逃した国にもなかなか勝てず、お先真っ暗の状況にあった(この時点で、私は日本のW杯1次リーグの成績を1分2敗と予測していた)。
 今年4月初め、日本サッカー協会はハリルホジッチ監督を解任し、それまで協会の技術委員長を務めていた西野朗(1990年後半から2010年代中盤までガンバ大阪などを率いた)を後任に指名。この決断に対して一部のメディアやファンから批判があり、事情をよく知らない外国メディアからは「日本代表は危機的状況にある。W杯での好成績な望めない」と酷評されていた。
 監督が西野朗に替わっても、当初、日本は強化試合で全く勝てなかった。
 しかし、W杯開幕2日前のパラグアイとの強化試合で従来の控え組を出場させたところ、MF柴崎が効果的な縦パスでチャンスを演出し、MF香川とFW乾の元セレッソ大阪コンビが見事な連携で得点にからみ、守備もCB昌子が高さと強さを発揮して快勝。大会直前になって、初めて光明が差してきた。
 ハリルホジッチ監督時代の日本は、縦への攻撃を急ぐあまり、従来のショートパスをつなぐスタイルが崩壊していた。
 しかし、西野監督はコンパクトな布陣で、選手たちが優れた技術と豊富な運動量を発揮し、攻守両面で組織的にプレーするスタイルへの転換を試みた。個人能力の単純な総和では世界の強豪にかなわないが、組織力とチームとしてのまとまりで互角以上の戦いに持ち込もうとしたのである。
 この戦い方は、チームワーク、献身性、粘り強さといった日本人の特長とも合致している。とはいえ、日本のFIFAランキングは61位で、1次リーグで対戦する相手はすべて日本よりもランキングが上。劣勢は否めなかった。
 6月19日、1次リーグ初戦で南米の強豪コロンビアと対戦。このグループでは最強の国で、この試合で勝ち点を取れないばかりか大敗を喫するようなら、敗退が濃厚となる可能性もあった。
 しかし、前半3分、香川のシュートをペナルティエリア内でコロンビア選手が手で止める反則があり、この選手は一発退場。日本はPKをもらって数的優位に立つという望外の幸運を手にした。香川がPKを決めて先制し、その後、コロンビアにFKを決められて追いつかれたが、左CKをCF大迫が頭で決めて勝ち越し、2―1で2大会ぶりの勝利をあげた。
 続くセネガル戦では相手選手の驚異的なスピードとパワー、恵まれた体格に苦しんだが、二度先行されながら粘り強くプレーしてその度に追いつき、2―2で引き分けて貴重な勝ち点1を手にした。この時点で、グループの首位に立った。
 1次リーグ最後のポーランド戦で、西野監督は選手の疲労を考慮して先発メンバーを6人入れ替えた。しかし、新たに加わった選手が精彩を欠き、ポーランドに先制を許してしまう。同時刻に別会場でコロンビア対セネガル戦が行われており、後半、コロンビアが先制したので日本は2位となった。
 日本がポーランドに0―1で敗れ、コロンビア対セネガル戦が1―0のまま終了すれば日本はグループを2位で通過できることから、終盤、西野監督は選手たちに最終ラインでボールを回して時間稼ぎをするよう指示。
 ポーランドはすでに敗退が決まっており、名誉のためにスコアはともあれ勝利が必要だったのでボールを追うことはせず、試合はそのまま終了。
 コロンビア対セネガル戦も1―0のまま終了したため、日本のグループ2位とベスト16入りが決まった。
 ただし、コロンビア対セネガル戦でもしセネガルが得点していたら日本は敗退していたところだった。個人的には、日本は失点したり警告を受けるリスクを避けながら得点を狙って攻撃するべきだったと考えている。
 決勝トーナメント1回戦では、FIFAランキング3位の強豪ベルギーと対戦。前半を0―0で折り返すと、後半開始早々、MF原口と乾の見事な得点で2―0とリードした。ところが、その後、空中戦の弱さを突かれて連続失点を喫し、追加タイムにも日本のCKから逆襲されて得点を許し、2―3の大逆転負けを喫した。
 この大会を通じて印象に残ったのは、これまで監督が替わる度にプレースタイルを大きく変更していた日本が1次リーグでの試合を通じて固有のプレースタイルを〃発見〃し、ポーランド戦を除く3試合でそれを実践してみせたことだ。
 このスタイルは、現時点でもコロンビア、ベルギーのような強豪国にかなりの程度通用した。運動量、チームとしてのまとまり、選手の戦術理解度などの点では、すでに世界的なレベルにある。今後はこのスタイルを突き詰め、テクニック、フィジカル能力、戦術眼などをさらに向上させていけばよい。
 現在の日本代表の選手の大半はドイツ、イングランド、スペイン、フランスといった欧州のトップリーグでプレーしている。しかし、所属クラブの多くは中堅以下であり、さらに個人能力の高い選手を育ててビッグクラブへ多くの選手を送り込みたい。
 今後、日本のフットボール界が選手育成にさらに力を入れ、日本代表のどのポジションにも世界のビッグクラブで活躍する選手がいるようになれば、W杯で今回惜しくも逃したベスト8以上の成績を残すことは十分に可能だ。ベスト8以上の常連になれば、いずれは優勝を狙うこともできるはずだ。
 大会前は国内外で酷評されていた日本が、大方の予想を覆す好結果を残したのは見事だった。
 とはいえ、冷静に分析すれば、世界の強豪国との差はまだ大きい。今回の成績に浮かれることなく、地に足を付けて強化に励み、4年後のカタール大会でさらに成長した姿を見せてもらいたい。

和田:第37回バーチャル座談会 【ロシアワールドカップを語る!!】その9は、7月6日(木)の準々決勝が始まる前にリリーズする積りですが、『日本代表のワールドカップ(W杯)ロシア大会が終わった』との沢田啓明さんのロシアW杯の日本チームの総括と云えるコメントを収録して置くことにしました。日本は残念ながらベスト8に入れませんでしたが、準々決勝は、6日にウルグアイ対フランス、ブラジル対ベルギに7日にロシア対クロアシア、スエ―デン対英国の潰し合いがあります。大方の見方では、6日のウルグアイ、フランス、ブラジル、ベルギのグループの生き残りが優勝すると見ているようでブラジル対ベルギーが事実上の優勝戦ではないかと見ているようですがどうでしょうか?ブラジルには前に進んで貰いたいですね。



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