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第38回バーチャル座談会『新春放談、行く年来る年2018ー2019』その10(最終回)
今回のバーチャル座談会は、前哨戦が長引き本来の年末、年始の挨拶、交流があまり振るわなかったですが、最後に来てはなさん、しゅくこさん、マリコさんのお便りが飛び交いもう少しで字数オーバーになりそうでした。村松さんの古谷さん宛の部分500字程をカットせざるを得なくなり申し訳ありません。また反響を呼んだ富田さんの国境待合室の話をコメントと共に残して置くことも考えたのですが、その11は、番外編としてサンパウロ新聞廃刊と決めていましたので断念しました。
写真は、やはり年末年始にリオで集まった3家族、孫3人を含めた家族全員9名の記念写真を残して置くことにしました。


丸木で~す きのう日系会館内の小林ホールでの新年宴会は大盛況で楽しかったです。会館に二百万ドル寄贈され小林ホール(大講堂)建設に貢献された故小林夫妻の長男が司会され、通り一遍で退屈な総領事はじめ地元政治家の挨拶もなく和やかで、尺八、鼓、三味線による北海道から九州まで日本民謡メドレーで御節料理と雑煮を堪能しました。ビールやワインはありましたが日本酒がなかったのが解せません。トロントには生酒や酒ピリーニャを発売してる酒造会社があるのに惜しい話です。トロント猛虎会会長と今シーズンこそ阪神タイガース優勝の乾杯しました。

和田:トロント訪問時に見せて頂きましたが、日系会館内の小林ホールは立派ですね。ブラジル日系コロニアでも110周年記念事業にと100万ドルを寄贈された方がいましたが、小林ホールの様に国士館スポーツセンター内に寄贈された方の名前を残す建造物を残して欲しいですね。
今回のバーチャル座談会は、健筆家のお馴染みの皆さんが普段と変わらぬデベートに熱弁を振るわれましたが、最終回のトップを飾って丸木さんの今シーズンこそ阪神タイガースの優勝との乾杯に救われました。今回は、やはり村松さんの健筆と五十嵐さんの総括が良かったですね。毎年年始の挨拶を写真と共に送って下さるメンバーがお休みしたりしましたが、しゅくこさん、はなさん、出石さん、昭子さん、多加代さん等女性軍の書き込みも花を添えて呉れました。1万語に達するまでコメントを待ち明日には最終編をUPすることにします。丸木さんには、タイガースと共に不滅の活躍を期待します。

昭子:和田さん 白い花は私の思いだけです。移住地一般ではありませんので悪しからず。。。少し 集めてみようかなと思っています。全て私の庭のものです。

マリコ:はなさん、しゅくこさん、出石さん、多加代さん、昭子さん、
そして、和田さん、井川さんはじめ、W50の男性の皆々様へ。
『新年、明けましておめでとうございます。』遅い挨拶となってしまいましたが、皆様におかれましては、良い年をお迎えのことと存じます。
昨年は(も)いろいろお世話になりました。
書き込みは少ないですが、多く学ばせて頂けるW50に感謝するばかりの私。
どうぞ、今年も宜しくお願い致します。
皆様にとりまして、健康で幸多き年となりますことを心より祈念しております。
はなさん、地震のあった友人の事を心配して下さりありがとうございます。
はなさんのところは大丈夫だったようで安心しました。
新年3日に起きた熊本地震。本当に新年早々で驚きましたよね。
被災地訪問を通して知り合った方々に電話をしてみましたが、和水町に近い方が『かなり揺れましたが 大丈夫です。』とのことでした。
益城町の方々も、熊本市内の方々も、大分の親戚も大丈夫でした。
ただ、共通の言葉は、『あの時の恐怖が蘇って怖かったよ。もう一度来ない事を祈りながらも、一応、貴重品は纏めておこうかと…』と言っておられました。TVの発表では震度6クラスが1週間以内に...なんて言ってますから、
本当に気が休まりませんよね。
年々増えている自然災害ですが、今年こそは、少ない事を祈りたいです。

和田:マリコさん お元気に新しい年を迎えられたようですね。肩の痛みは如何ですか?上手く痛み君と付き合っておられるとおもいますが、今年も元気に溌溂と舞台を跳ね回って貰いたいですね。ポルトアレグレの日本祭りは8月17日、18日です。昨年同様日曜日は、開園と同時に出演頂き飛行場に直行する事にして2日間舞台を勤めて頂けると皆さんが喜ばれます。今年は男性軍は、小川さんにオペラ歌手の田中公道さんが加わり賑やかになります。今年もカンピーナスの日本祭りから公演が始まるのではないかと思いますが、ポルトアレグレ日本祭りも宜しくお願いします。楽しみに待っていますよ。

マリコ:和田さん 明けましておめでとうございます。昨年は(も)大変お世話になりました。
今年もどうぞよろしくお願い致します。
年々素晴らしくなる「ポルトアレグレ日本祭り」。今年は更に…ですね。
今年も是非お仲間入りさせてください。宜しくお願い致します。
今から楽しみにし、マルシアさんにスケジュールを押さえてもらっています。
土曜日と日曜日の朝という事で、今から憩の園のバザー担当の方に伝えておきます。
今年は、上村さんの足が良くなっていたらイヴォチに行けると良いのですが…。
いつ頃からポルトアレグレに行けば良いでしょうね?
あ!それから、今年もポルトアレグレ日本祭りに健康体操は参加出来そうですか?いろいろ教えてくださいね。
今年は、5月16日にサンパウロへ到着予定です。
6月初旬の健康体操の記念行事があり、それがスタートになりそうです。
でも、日本祭りはやはりカンピーナスが最初ですね!
恵子さん、日本祭りの関係各位の皆様にくれぐれも宜しくお伝えくださいね。

和田:マリコさん 御存じないようですのでお知らせして置きます。イヴォチ移住地の上村さんは、12月13日に心臓発作で亡くなられました。サンパウロに官民合同会議に出席の為に行っておりお葬式に参列できませんでした。前の土曜日には、イヴォチの会館で行われたカラオケの会に参加されておられて元気にしておられたそうですが、皆さんが急なお呼びで驚いたそうですが、安らかだったそうです。冥福を祈ってあげて下さい。
日本祭りにマリコ親衛隊の健康体操の皆さんが来て下さるのであれば実行員会で出来る範囲(少なくともホテルの宿泊費)等は負担させて頂けると思いますよ。是非誘って挙げて下さい。ではまた。。。

田中公道:和田好司様 新年おめでとうございます。皆様お揃いで良い新年をお迎えのこととお慶びを申し上げます。
今年の8月は大変にお世話になりますがどうか宜しくお願い申し上げます。
「私たちの50年」タイトルの皆様の記事をいろいろな思いで楽しく拝見させて頂いています。
ブラジルに通って21回目になりますが、日系社会からブラジル社会での音楽活動に、今は再び日系社会を訪ね歩いて見たい強い思いに駆られています。
本年8月に貴市を訪れさせて頂きますことをとても嬉しく光栄に思っています。どうか宜しくお願い申し上げます。
私たちは今、Mogi das Cruzes に滞在しています。7日からアブダビに滞在しまして13日に帰国致します。どうぞ皆様に宜しくお伝え下さい。ありがとうございました。

和田:田中さん ご丁寧な新年の寿ぎ有難う御座います。ブラジルのモジ ダス クルーゼスでお正月を迎えられたのですね。日本と比べて如何でしょうか?これで何度目のブラジルのお正月を迎えられるのでしょうか。寒い日本に戻られ次はいつ頃ブラジルに戻って来られるのでしょうか?マリコさんは何時も最初の公演がカンピーナスの日本祭りだと云っておられましたが田中さんもその前後に戻ってこらえるのでしょうか?ポルトアレグレの日本祭りは8月17日18日ですが日本祭り前後に1週間程度ポルトアレグレに滞在頂ければと思いますのでご都合の着く日程を田中さんの方で組んで頂ければそれに沿って飛行機、ホテルの手配をさせて頂きます。
初めてインタネットの電波が飛んでいない田舎で正月、誕生日を迎え通信不通でしたのでお返事が遅れてしまいました。今日午後からポルトアレグレに戻りますので週末までには平常に戻したいと思っています。ではまた。。。

和田:神戸の内田ご夫妻 様 神戸のOFF会で今年の8月17日、18日に行われるポルトアレグレの第8回日本祭りのメインテーマは、2020年の東京オリンピックの前宣伝をとの意向もあったのですが、オリンピックのロゴを使用する許可が難しく日本政府(ポルトアレグレ領事事務所)が手伝って呉れるとの事ですが、2月の実行委員会でどうするか最終決定する事になっていますが、現在の所メインテーマは、スポーツと娯楽と当り障りのないテーマをメインテーマに決めています。
日本古来の武芸の一つとして流鏑馬をとの話も出ていますが、馬場を作るのは大変だし将来の課題になりそうです。内田さんが50年近く遣っておられる弓道をご披露頂ければ28メートルの弓道のデモンストレーション用の場所は、サッカー場内に仮設する可能性はあるのではないかと思います。もし内田さんご夫妻が久し振りに來伯される可能性がお有りでしたら2月の実行員会で皆さんと話し合って見たいと思います。残念乍ら日本―ブラジル間の航空運賃の負担は出来ませんが、自費で來伯される可能性があれば8月に合わせて日本祭りに参加頂けませんか?サンパウロ―ポルトアレグレ間の往復切符お二人分とポルトアレグレ滞在中のホテルは実行委員会で負担させて頂きます。(中平マリコさん、田中公道さんと同じ条件)
今年8月の來伯可能性をお知らせ頂けると有難いです。内田さんの弓道披露の可能性と場所、設備等に関するご希望等を可能性があるようであればお知らせ下さい。

内田:和田さん 実は、お世話をしている叔母の具合が悪くなり心配です。
ポルトアレグレの日本祭での、弓道のデモは、恐らく無理かと思われます。
叔母は、母の妹で、現在一人で暮らしており色々と私たちが面倒を見ております。
ご準備をされているかとも思いますが、早めにご連絡とお詫びをしておくべきだと思いました。
まことに相済まないことで申し訳ありません。どうぞ、事情ご理解のほどお願い申し上げます。

和田:内田さん ご返信有難う御座います。楽しみにして居りましたが今年は無理との事、残念ですが、次回來伯される時期を8月に合わせて日本祭りに参加、弓のデモを実現させて貰えると嬉しいです。2月の日本祭り実行員会にも報告して置きます。心置きなく叔母様のお世話をしてあげて下さい。今年も良き年となりますようにお祈りしております。有難う。

村松:W-50 Nen 諸君 米国農業の技術的発展
 米国農業は@東部中北部地区、A東部南部地区、C中西部中北部地区、D南部地区、E西北部地区、F西部中南部地区、Gハワイ地区に分離されそれぞれ農業形態が異なる、それは気候、土壌、作物(穀物、野菜、果樹、花卉)、畜産(肉牛、酪農、養豚、採卵)、消費地、輸出による。
 特に米国の地域別の農業の違いがある、@中西部諸州の穀物と畜産、A南東部地域の柑橘と蔬菜、B西北部地区の果樹と種苗と花卉、C西部カリフォルニアの350種類の作物と果樹と畜産と花卉、Dハワイ地区の熱帯果樹、花卉、コーヒー等である。
 米国農業は各種技術進歩で大きく国の経済に貢献している。
· 輪作:病害防止、雑草駆除、土壌老化防止。
· 品種改良:病害虫抵抗力、多収穫、新品種、同時期収穫。
· 肥料、農薬:土壌試験、短長期継続肥料、即効性、人体や環境に無害。
· 農業機械、器機具:大型トラクターと機具の改良、燃料節約、燃費、各種作物に適合の収穫機械器具の改良、輸送、選果、包装、冷却機械器具改良。
· 労働者:機械化で労働者数激減、労働生産性向上、衛生、保険、労働時間改良、労働賃金向上。
· 収穫、包装、予冷、出荷:GPS使用で最適収穫時期、同時収穫、田畑全体が一定収量、作物や畜産物の包装改良、選果の機械器具技術、冷却運送。
此処で米国最大の農業州の中西部諸州と西部のカリフォルニア州が国内供給や輸出作物や畜産で米国経済に大きく貢献しているので解説する。
· 中西部諸州での大豆、玉蜀黍、マイロ(ヒエ科)等の穀物生産と肉牛や酪農を主体とする有畜家族農業は国内供給と海外輸出で米国が世界一となっている。
特に目覚しい発展は大型機械化と付随できるアタッチメントの技術が1台の機械で全て管理できる事、またそのため手作業に要した雇用労働力の激減に繫がった、遺伝子組み換え大豆や玉蜀黍の開発で農薬散布費用のコスト削減と収量増加に貢献した、また環境問題にも貢献した。またGPSを使い収量調査が1m平方から2.5cm平方まで測定でき、収量地図が記録されその収穫量地図に従って翌年の施肥量が散布され大きく節減できるシステムが可能となった。
· 肉牛生産もしかり、放牧方式では長期間の飼育と飼料効率の面で大きな負担が生じる、フィードロット(囲い式飼育)で機械化を導入し穀物飼料もアッペン方式(消化吸収可能な処理穀物)をと最も栄養価が高く急速増体量(飼料効率)の技術飼育で生後16-18ヶ月で500kgに仕上げ適度な脂肪を持った赤身肉(ステーキ用健康肉)の生産可能の技術が米国肉牛生産を世界一に成長させた。
· 酪農牛にしてもしかり、品種改良と同時にAI(人工授精技術)からET(受精卵方式)の技術進歩で牛乳の生産量をはるかに向上した、いまや一頭が過去の二頭分に変わった、飼育方式もITを駆使し1酪農家あたりの飼育頭数も2千頭を超えている、労働者人件費の面で大きく貢献した。また牛乳の消費も学校での消費を1%の低脂肪に切り替え、スーパーの店舗でも低脂肪が75%を占め米国の子供をはじめ全ての消費者の健康食に貢献している、生産者にとっても高価な穀物の給餌を半減させ安価な牧草で生産費の削減、1%死亡消費は倍に伸び生産者の生産も倍に拡大、酪農牛の出す乳は3.5%であるため、乳業会社や組合の加工場では飲乳が1%であるため残る2.5%の脂肪はバターに加工し開発途上国への支援物資となり現金の流出を減少させている。
· カリフォルニア州は米国最大の農業州である、私が赴任した1970年時から現代を見ると創造を是する技術進歩がある、それまでは海外からの農業労働力が不足した為日本からも「短農(短期労務者)」の門戸を開けていた、然し大学の試験場と農機具メーカーの技術進歩で農業機械化が進んだ、その為「短農」制度やメキシコからの農業労働者の導入制度が1968年中止となった経緯がある、その後全ての農畜産業の機械化は急激に進んだ。
· 例:私が学生時代1ヵ年実習した農家では加工用トマトを生産していた、種まきは手押しの簡単な機械で筋に連なって播種していた、また収穫期には200人のメキシコ人が並んで手で熟れた実だけを出来高払いで収穫していた、トラクターの荷台に積むにも手作業であった、その後1970年再訪してみると大きな収穫期に10名位が載って機械で根から引き抜いてコンベヤーに乗せふるい落とす機械であった、コンベアーの前に人が立ち青い実は手作業で捨てていた、それが現在は播種も10列一度に播きほとんどが一度に熟成する品種の改良されしかも種無しだ、収穫機は運転手一人だけで誰も乗っていない、青い実は色彩選別装置で落とす労働者は200人が1-2名で可能となっている。
· 米作は最も大きな技術進歩が見られる、航空機による播種と農薬や追肥散布、ドローンを使った生育状況管理、1枚の水田は16ha、全て自動地ならし機で平らにならされる、水が一定に導入され配水される、収穫はGPSを搭載したコンバインが2.5cmあたりの収穫量を記録し1枚筒の田の収量地図を記録する、此の地図が翌年肥料設計に使用され1枚筒の田の一定した施肥量で肥料の無駄が削除され更に増収となる、稲の品種改良で倒伏しない丈の低い稲で多収穫米の為コンバインも穂先だけ収穫するのでスピードアップできる、収穫能力も過去の2-3倍の速さに進歩している、全てが人件費削減である。
· 野菜にしても過去の消費者の需要の記録から作付け計画を決める、肥料設計も播種も農事会社が纏まった契約農家に変わって手配施行する、農家は灌漑や生育状況そして販売状況の管理である、農業には毎年変化する国や州の法律を学ばねばならない、それが農家に変われるのが農事会社である、大型機械や航空機までを保有し機械の稼働率を最大限に活用する、収穫はパッカーと契約することで収穫会社は労働者を抱え、販売事務者からの需要に応じて収穫作業に従事する、労働者の給料も州の最低賃金プラス出来高払いのため一般の事務職よりはるかに高級。畑にはトイレが用意され、石鹸水と紙タオル消毒水が備わっている、野菜の収穫は手袋をはめた労働者によってナイフで収穫されるが、その後は全て機械化である、以前の収穫労働者数はるかに減少し労働効率も上昇している。
· 州の殆どは雨量が少なく乾燥した気候である為潅概が不可欠、1930年の大恐慌時ニューデール政索で国が建設したシャスタダムや、1960年代に州が建設したオロビルダムに北東の山岳地帯の雪解け水を貯水し、サクラメント川に放水しサンフランシスコ湾から太平洋に流れる途中で、巨大な2基のポンプで汲み上げ幅30mの運河を700km建設し、ロスアンジェルスの大都市の水、その途中に広がる大平原の砂漠300万haに供給し作物の生産に寄与している、潅水方法も初期の畑の畝間に水をパイプを浸かって一畝ごと担当者が流す方式からスプリンクラー方式に変わり、現在は天敵潅概方式となりタイマー使用で灌漑担当者は要らない、経費も大幅に減少し労働力の減少と収穫量の大幅向上に貢献している。
· 各種農産物の同一生産者が協会を結成し州政府に対し投票で「マーケテング・オーダー」と言う法律を纏めさせている、例えば州のトマト生産者達が結成したトマト協会が此の法制化により販売したトマトの量によって供託金を支出しあう、此の供託金の約半分をトマトの宣伝啓蒙に使う、また半分の予算は大学(国が土地を提供し州立の総合大学を各州に1校建設、農学部は農業教育、農業試験場、普及所を抱える)の農業試験場の試験研究が行われている為、その試験場に予算を出し生産者の要望する課題に沿って試験研究を依頼する、そのため研究結果は直に生産者に還元される。
· 農民組織が政府に対して声を上げる組織がある「Farm Bureau」である此の組織は農業者が農業を継続する上に政治に対して農業者の声を一つにまとめてロビー活動をする組織である、州内の郡単位で纏まり郡単位で年間の要望を政策として纏め、全郡単位が集合し州の連合会を結成し州の政策を決定する、そして50州が連合会を結成し全米の農民組織政策を国の政治に反映させる議会工作をしている、1%の農民人口が結成する政策を議会は受け入れるための大きな活動が行われている、これが米国農民の国の農業政策を動かす強さである。

麻生:村松さん 加州が農業州に生まれ変わったのは、水利利用に成功したからだといわれています。次回、おりがれば、TVA計画等につき御教示願います。

工藤:村松 先生 東京の工藤です。論文敬意をもって、拝読いたしました
 特に「短農」の項目は、私が1956/10~1959/10月の3年間、丁度今年で60年前の体験評価です。
カリフォルニア州/,ロスの近郊オックスナードで働いていました。
  錦衣帰還ならず、≒3000$<=百万円ためて帰国しました、
  その後、商社の農業開発・JICAなど、海外農業開発専門家と称して、アジア・アフリカ・中南米・オーストラリア5大陸の開発途上国20カ国をホッツキ歩きました。この下りは和田先生にご承知・ご理解いただいています。
  これから、ベトナムの熱帯果実・加工・輸出のデモンレーション研究所を夢見てますが・・・ ご承知の如く、果樹は金になるまで10年を要し、手労働のため元を取るまで20年かかります。 誰も賛同してくれません。まさに絵に描いた餅の如し、法螺話にされています。
  まさに松村先生の論文は・1年先のために米を作り・10年先にために木を植えて。 百年先のために人作りは日本の、士農工商・大和魂の実践論文として、拝読感銘を受けています。 今後ともご指導・ご鞭撻のほどよろしくお願いします。
  麻生先生のコメントにありますように、加州はじめ世界の灌漑農業についての、  論説を受けたまりたく存じます。ご期待申し上げます。
  多謝 多謝  工藤拝
· カリフォルニア州は米国最大の農業州である、私が赴任した1970年時から現代を見ると創造を是する技術進歩がある、それまでは海外からの農業労働力が不足した為日本からも「短農(短期労務者)」の門戸を開けていた、然し大学の試験場と農機具メーカーの技術進歩で農業機械化が進んだ、その為「短農」制度やメキシコからの農業労働者の導入制度が1968年中止となった経緯がある、その後全ての農畜産業の機械化は急激に進んだ。

しゅくこ:マリコさ〜ん & 皆様へ
ごぶさたしています。体調はいかがですか? ふうちゃんはその後快復されたでしょうか?
昨年はマリコさんのご活躍にはらはらしながら、ふと気が付くとこちらの方がはげまされているのでした。
今年も4/28日の日曜日に移民センターでマリコさんの歌声を聴かせていただけると思うと、美しい力強い歌声とともに、青空に輝くイペの金色春の風がよみがえってきます。
お花好きなマリコさんになにか冬らしい花の写真をと思い庭にでました。
毎年ずっしりと赤い実が雪の中に垂れ下がっていた冬の優等生の南天が (左)、2年前から蕾がたくさんついても、花時になるとすべておちてカスカスになり (中央)、枯れた枝先が汚らしく、みすぼらしく、ドライフラワーにもならない。がっかりして外に出る楽しみがなくなっていました。ところがです。この30年間、ただの垣根の用しか足していなかった山茶花が、何を思ったかその代役を務めるように、一斉に笑いさざめくような勢いで満開の華やかさを呈しています。(右)
なにがおこっているのかわからない自然の演出。
この花たちをみていると、ふと、105才の美人画家、篠田桃紅さんの言葉がおもいだされました。もしよろしかったらごらんください
「人間は年とともに深まって行き、若い時にはできなかったことがたまにはある。わたしはいくつになっても発見してるの、いろんなことを。春の風は一色なのに、花はそれぞれに違う色で咲いている。
その理由を春風に尋ねても一切知らないと答える。人もそう。それぞれにいきなさいってことよ。」

マリコ:しゅくこさ〜〜ん 早速の返信ありがとうございます。
しゅくこさんにおかれましては、ハラハラしながらも楽しく良いお正月をお迎えになられた様子。楽しく、嬉しくメールを拝読させていただきました。
頼もしいお孫ちゃん達の成長が益々楽しみですね。
2019年のしゅくこさん、そしてファミリーのご健康とご多幸を祈っています。
母 ふうちゃんのこと…ご心配をかけております。お陰様で、ふうちゃんは昨年クリスマス前に退院し、彼女がいるホームで行う私のクリスマスコンサートに間に合いました。
今では、車椅子を自走させる程 元気になっています。本当は、退院時に購入した歩行器で歩く練習をして欲しいのですが、『股関節が痛いねん…』と言われると、術後の痛みの経験ある私は、ついつい『はいはい。じゃ、痛くない時に練習してね』としか言えず…です。でも、骨折、手術、入院は、認知症のお年寄りには進行の度を進めると言うの本当ですね。ふうちゃんも、ご多分に漏れず、進行しているのには驚きます。更に子ども帰りしたふうちゃん…可愛いですよ〜〜〜。
でも、凄いのは、
ブラジル関係の行事や、東北被災地、熊本被災地への活動への理解は凄く、活動の時期的な事をしっかり記憶しています。そして『ふうちゃんが大変やからやめとくわ』と言うと、『約束したことは守らなあかんよ』と、逆に励ましてくれます。本当に素晴らしい母 ふうちゃんです。
これからもいろいろな面を見せてくれると思いますが、出来る限り、共に歩んでいたいと思います。今年度のブラジルへの活動期間中の詫びも含め…。
2017年の見事に咲き誇る南天の写真や、今年の赤い山茶花の写真、そして、篠田桃紅さんの言葉をありがとうございます。今の私にはとても意味ある、有り難い言葉です。今年も、どうぞよろしくお願いします。

和田:しゅくこさん 今年初めての日曜日、朝から始まった大河ドラマ≪韋駄天≫を見たり好きな時代劇大岡越前スぺシアルを見て正月気分を味わっていますが、何とかバーチャル座談会の最終回と番外編のサンパウロ新聞廃刊をUPする仕事が残っているし歩きもあるし動き出す積りです。と云うことでしゅくこさんの書き込みをBLOGにUPしました。何時も綺麗な写真と文、投稿有難う。今年も宜しくお願いします。
バーチャル座談会は、これで終了とさせて頂きます。
明日から新しい年の仕事が始まりますね。今年もそれぞれに咲き、生きて行きましょう。



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