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一線退く古参議員たちー「政治にロマン消えた」−過渡期迎える10月選挙―新人21人が出馬 【ニッケイ新聞8月23日(金)】
10月の大統領選挙、州知事選挙と共に行われる全国統一選挙に立候補している日系候補者に付き8月23日付けのニッケイ新聞に下記のような記事が掲載されている。日本の桐井 加米彦さんからブラジルに置けるニッケイの政界進出に付いてのご質問を受けていた事もあり選挙結果は別途掲載する事にしてこの記事を転載させて貰う事にしました。古くは田村幸重さん、平田進さんと言った懐かしいサンパウロ州選出の連邦下院議員がおられましたが今回は立候補を断念したパラナ州選出のベテラン政治家(下院の連続当選回数が一番多いデカノにまで到達していた)上野アントニオ元下院議員、お馴染みの野村丈吾元下院議員のお二人のコメントはそれだけ説得力があり現状分析としては的を得たものである。全国19州と連邦区に80名の日系候補者が名乗りを挙げており、乱立、日系票離れ等の逆風の中でどこまで当選者を出せるのか注目して行きたい。写真は、適当なものが手元にないので在日ブラジル大使館のHPより政治のメッカ首都ブラジリアの大聖堂の写真を借りて置きました。


十月選挙に出馬を表明する日系候補八十人に、議員未経験の新人が二十一人と目立つ一方で、日系コロニアになじみの深い古参議員の名前が見当たらない。上野アントニオ、伊波興佑、神谷牛太郎、下本八郎、野村丈吾。九八年の選挙で共倒れとなった五氏は今回そろって出馬を取りやめた。彼らの人生の中で政治の季節はもはや過ぎ去ったのか。かつてパラナ、サンパウロの各州を代表したベテラン二人に、選挙の見通しなどを含めて聞いた。
 世代交代の時期と認識したのでしょうか。
 記者の質問に対し、上野アントニオ氏は強く否定する。「いや、交代などできていないのだから、それは過渡期と言った方がいいでしょう」
 後継者が現れない。その現況に、いらだちを隠せない様子だ。バトンタッチしようにも、日系候補が一つの都市から乱立する有り様にある。
 実際、最近の選挙を振り返れば、それは交代というよりも後退の言葉の方がふさわしい。
 十二年前は八人を数えた日系下議も八年前に五人に減り、現在はたったの一人に。
 「小林パウロ氏だけになった時点でこの過渡期の意味を深く考えるべきだった。今ごろになってあわてても遅すぎる」
 出馬に踏み切らなかった理由について明言を避けた上野氏だが、自身が当選を重ねていたころの日系コロニアを懐かしむ。 
 「昔は指導投票というものがあった。親が子供に『この日系候補に入れなさい』といったものだったが」
 コロニアの支えが基盤にあればこそ、勇気づけられ、また、当選の見込みも立った。
 それも、今では様変わりし、「日系の半分、いや三分の一も日系候補に投票していない」時代に入った。
 パラナ州では今選挙で、下議を目指す日系候補が五人。州議を狙う同候補が四人いる。
 当選ラインはどの程度か。上野氏は「下議ならば七万前後、州議であれば二万五千から三万は必要だろう」と予想する。 
  ◇  ◇  ◇
 一にカバン、二にカバン、三にカバン。野村丈吾氏は「最近の選挙は資金がなければ競争できなくなった」と嘆く。
 かつては手弁当で選挙戦を戦い抜くこともできた。「自分の車にガソリンを詰め込んで駆け回って選挙運動を繰り広げていたな」。ロマンチックな政治の時代だった。野村氏はそう表現する。
 と同時に、まだ一世が元気だった。「コロニアの未来を案じて、日系の代表として政界に出てくれ、と頼まれたものだ」。投票権はない一世だったが、熱い情熱とロマンはあった。
 しかし現下では、日系議員は減少の一途をたどっている。その理由について、野村氏は「日系人の意識の変化もあるが、出稼ぎが増え、日系票が見込めなくなったこととも関連している」と指摘する。
 今回、全国十九州と連邦区に日系候補が立った。
 「これはいい傾向だ。かつてのようにサンパウロに集中することなく全土から出てくるのだから、地方から出てくるリーダーに将来は期待できる」 
 PSDBから出馬する日系候補が全体の十六%と少なくないが。
 「小林パウロ氏が強いリーダーシップを発揮して、モーションをかけているからだ」
 当落線のボーダーは。
 「下議で八万以上ないと安泰とは言えない。州議で五万は欲しい。ただし、党派にもよる。この前のサンパウロ市議選挙では二千票で通った人もいる。PRONAからの出馬だった。このため小さい党から立候補する人が増えているのも確かだ」




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