6月1日(土) W杯の開会
W杯が開幕した。
開会式で、金大統領が「全世界人が平和と安全、人類共栄の・・・」と、挨拶されていた。 W杯であれ、オリンピックであれ、スポーツの世界大会では何時も同様の趣旨のことが言われる。しかし、現実の世界に戦争は絶えない。
アフガンも完全に平和が戻ったとは言えないし、イスラエルとパレスチナとの間に、和平が訪れる気配はない。さらに、インドとパキスタンとの関係が悪化している。駐印アメリカ大使館員や家族に、帰国勧告が出された。アメリカが、イラクに対し武力行使を行うことはないだろうか。
この現実に、金大統領の言葉を虚しく感じたは、私だけではないだろう。
真に平和な世界の実現は、何時のことだろう。逆に、大規模な戦争の危険の方が現実味がある。
6月14日(金) W杯1次リーグ突破
今まで、サッカーの試合をキックオフから最後のホイッスルまで観戦したことは無かったが、TVで中継された試合の殆んどを観戦してしまった。最初は、お祭り騒ぎを覗き見する気持ちであったが、解説付きのTVを見ているうちに、その迫力・戦術・個人技・連携プレーの面白さに引き込まれた。日本がワールドカップの試合で始めて勝利し、さらに、今回始めて決勝トーナメントに進出することが決まり、思わず拍手と喜びの声をあげた。それにしても、高校の体育で行っていたサッカーと違い、ファールの多いのに驚いた。スポーツは、サッカーに限らず、フェアープレイでなければなるまい。フェアープレイを崩すことは、スポーツの自殺行為ではないだろうか。
同じ事は、サポーターにも言える。世界大会と言うことで、少々お祭り騒ぎになるのは仕方がないが、サポーターの行動は目に余る。試合終了後、繁華街に繰り出して深夜まで騒ぐ、警察の呼び掛けに拘らず川に飛び込むなどの愚行が繰り返されるなら、やがて「サッカーファン即マナー欠如者」と見なされ、折角のサッカー熱も冷めることになる。 今日も、日本のあちこちで大騒ぎをすることだろう。大会期間中、大きな事故や事件が起こらなければ良いが・・・。
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