【嬉しい便り】中村 實さんからの寄稿。
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多摩市にお住まいの中村 實さんからノーベル賞のダブル受賞の快挙を伝えるお便りを頂きました。朝日新聞の報道と共に掲載して置きます。
小柴さん、田中さんと首相は「3兄弟」? 一緒に昼食
日本で初めてノーベル賞の「アベック受賞」となった島津製作所ライフサイエンス研究所の田中耕一さん(43)=ノーベル化学賞=と東大名誉教授の小柴昌俊さん(76)=同物理学賞=の2人が11日、小泉首相(60)の招きで首相官邸を訪れた。
4階の特別応接室で2人と対面した小泉首相は、握手を交わして2人の受賞を祝福。記念撮影で2人にはさまれて首相は「3兄弟みたいだ。年代的にも3兄弟だね」と上機嫌だったが、田中さんは「そんな恐れ多い」と照れ笑い。
ノーベル賞を受賞する小柴昌俊・東大名誉教授(左)と田中耕一・島津製作所主任は小泉首相から握手を求められ記念写真に納まった=11日午後0時19分、首相官邸
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Nature 最近の日本はいささか国内外で冴えないことが多く、小泉総理ばかりか日本人が世界に向かって胸を張れる快挙は二人の日本人がノーベル賞を受賞しましたことでした。
一人は東大名誉教授小柴昌俊氏です。受賞理由は宇宙ニュートリノの検出への先駆者としての業績でした。宇宙から飛来する素粒子(ニュートリノ)は物質で、地球を簡単に貫通するもので、捉えることは極めて困難とされてきました。それを地下1000mの廃坑を利用して作られた水槽で捉えることができました。
小柴氏は文化勲章を既に受章しており、毎年次はノーヘル賞の候補の本命と言われていました。東大理学部出身者で豪放磊落な人柄で親分と慕われ、理論的には存在が証明されていた素粒子を、実際に実験で証明して見せました。始めは3000トンの水槽の
周囲を光増倍管で囲むもので、その着想は彼抜きで語れません。諸外国でも各種実験設備で確認しようとしましたが、膨大な費用がかかるのですから落Zなどの調達には裏を支えた多数の人々がいます。受賞のニュースは日本人の学問の水準の高さと
国が全面的に応援したからです。彼は物理学会のドンと言われる存在です。更に「スーパーカミオカンデ」でより精度の高い実験をしています。
日本人として11人目の受賞で、三年連続の受賞の知らせは国民に圧倒的なインパクトを与えました。
もう一人は京都の民間会社の田中耕一氏でした。彼の受賞理由は、21世紀の生命科学の鍵を握るたんぱく質などの高分子の質量や立体国「を解析する方法を開発したことが評価されました。 彼は現在42歳という若さで,東北大学で電気工学を専攻したが化学賞なのだから本人ばかりか関係者で彼の業績を知っている者は殆どいませんでした。それに学位ももっていない無名の新人が、時の人になったのだから驚きを持って歓迎された。
彼の研究は新薬の開発に革命をもたらし、乳ガンや前立腺ガンなどの早期診断に道を開くばかりか、食品検査の分野での応用も報告されている。
彼は少年のような探究心で、人の生活に直接貢献する手段を開発したのだから、人類にどれほど役に立つか計り知れ無いものがある。
彼が開発した時の会社の賞金は15000円だった.。
中村 實 Minoru Nakamura
206-0025 多摩市永山2−1−3−203
nakamino@h4,dion,ne,jp
新宿オフ会の写真を送ります。中村 實さんからのお便りです 画像掲示板1760番目より転載。
立川にお住みの中村 實さんから新宿のオフ会に参加された時の写真と共に次のお手紙を頂きました。写真は、画像掲示板で紹介して置きます。
尚、今回の紙資料の手紙をワードにデジタル化するにあたり以前は自分でタイプアップするかFAXで大阪の妹の所に送り叩かせて受け取る方法を使用していましたが、昨年末に来伯された静岡の松だ憲彦さんから贈られたャtト【読んdeココ】を使用手紙文をスキャナーに掛け自動転換して貰いました。ほぼ100%近い正確度での転換便利さを感じました。
拝啓
さつきが日々鮮やかに彩を添えている季節になりました。今御地は冬の季節に入るのですね。
しばらく振りにお会いできて安堵しました。かくも長い間各地を訪ね、多くの人と旧交を温めてこられたのだからタフ振りに賞賛あるのみです。私も4月22日から3日間北海道に行き、各地を歩き回ってくたびれてしまいました。もう年なのだと観念しています。
新宿では短い時間ではありましたが、歓談でき忘れえぬものでした。あの場所が漠然としていましたので、一番先に行って時間調整をしていました。都庁はしばしば行くので苦になりません。行く度に新宿の様相が少しづっ変わってゆきます。いまでは遷都するという意見は下火になっています。こんなに何もかも東京に集中すると、大災害時損害はどれくらいに上がるか枚挙に暇ありません。これこそ一極集中の典型ではないでしょうか。
私はゴルフやマージャンはやっていません。一時期二人の息子の兄はスティーブジョンャ棟ヌ候群という厄介な病気になり、入退院を繰り返しました。弟のほうは生まれながらの精神疾患で知恵遅れでした。そのために我が家は火の車でアップアップ。健康のために必要と分かりながら出費などない有様でした。人が遊んでいるとき時、一緒にプレイするなんてとても考えられませんでした。その反動か今はパャRン・カラオケ・囲碁と暇があると自然に足が向いてしまいます。特にカラオケは体の調子のよい時は、少し位知らない歌でも合わせることが出来る。戦前戦中の歌はこなしていける自信がある。女の人は最近の歌ばかり追い求めている傾向がある。じっと聞いていると大体こんな具合にやればよいか見当が出来る。
写真出来上がりましたので同封します。
お体に気をつけて下さい。
中村 實
敬具
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