アマゾンの森林再生、ジュースで支援 神戸の男性 【神戸新聞より転載】
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『好きです神戸』HPの管理者MASAYOさんは、最近はブラジル、アマゾンの字が大きく目に飛び込んで来るとの事で12月2日付け神戸新聞に出ていた掲題のアマゾンのジュースを日本で販売(一号店が神戸)する「クプアスインテルナーショナルジャパン」がアマゾン果樹専用のジュース専門店を開くとのニュースを掲示板で知らせて呉れました。私たちの同船者が入植したトメアスー移住地の農業共同組合の製品が日本で楽しめる事になり嬉しい限りです。今年の1月にトメアスー移住地を40年振りに訪問し同日系農協も訪問アサイジュースの日本向け輸出をTRYした経緯もあり今回クプアスを中心に独占輸入契約を結んだとのニュースは、アマゾンと日本を結ぶ嬉しい嬉しいニュースです。MASAYOさんが同店の開店と同時に試飲に行き状況を報告して呉れるとの事で楽しみです。写真はCAMTA(トメアスー農業協同組合)のHPに掲載されているアマゾンの熱帯果樹のオンパレードです。 |
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ブラジルのアマゾン川流域で取り組まれている森林の再生農法「アグロ・フォレストリー」を支援するため、同農法で栽培される現地産フルーツを用いたジュース専門店が十二日、神戸・三宮にオープンする。神戸市内の男性が、日系農家との交流の中で温めてきた構想で、「一杯のジュースでアマゾンを再び豊かな緑に」と夢を膨らませている。(藤本陽子)
「FRUTA FRUTA(フルッタ・フルッタ)」。同市北区の長澤誠さん(41)が社長を務める「クプアスインターナショナルジャパン」が神戸国際会館SOLに出店する。
長澤さんは大手メーカーを経て、父が経営するチョコレートメーカーに入社。アマゾンに「クプアス」というカカオ似の果物があると聞き、商品開発を目指して現地を訪れたところ、チョコレート以外に、乳酸飲料に似た味の果肉をジュースやアイスクリームに利用できることが分かり、商品化を思いついたという。
さらに、日系人が多く住むブラジル北部、アマゾン川流域のトメアス郡で、アグロ・フォレストリーに取り組む人々との出会いが事業参入を後押し。森林を焼き尽くして開墾する農法に背を向け、自然の森に倣い、果樹の混栽で荒れ地に森を取り戻そうとする姿勢に感銘した長澤さんは、販路拡大につながればと、日系農協とクプアスなどフルーツの独占輸入契約を結んだ。
店では輸入したピューレ状フルーツを、ジュースやアイスクリームに加工、二百五十―三百五十円で販売。スターフルーツ、アセロラ、グァバなどは日本でもおなじみだが、鉄分などが豊富でスポーツ選手に人気がある「アサイ」、オレンジに似た「タペレバ」など珍しいジュースも用意するという。
神戸からは、かつて新天地を求め、ブラジルを目指した人々が旅立った。それだけに「一号店は神戸にこだわった」と長澤さん。ゆかりの地で自分たちのフルーツがジュースとして製品化されることに、日系農家も感激しているという。
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