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日本ブームに追い風を  雑誌 メイド・イン・ジャパン
私の長女和田弥生エリーゼ(1977年3月10日ポルトアレグレ生まれ)は、今回5度目の日本生活を終え2年振りに2月28日に帰国して来ました。暫くはポルトアレグレに腰を落ち着けて呉れればと思いますがどうなんのでしょうか。出来れば『私たちの40年!!』HPのポルトガル語版を新設して手伝って呉れればと願っていますが実現するのでしょうか。帰国前の2月17日付けで財団法人 海外日系人協会(国際協力事業団 横浜センター内)で編集をお手伝いしている月間専門誌 『海外移住』(国際協力事業団発行)3月号に掲載予定の記事校正のお願いというのを担当の阿部順子さんから受け取ったものを持ち帰っていたのをお借りしました。同誌3月号の6ページ目に掲載されているはずですが校正版から転載させて頂きました。
写真は雑誌表紙を載せたいのですが手に入るまで少し古いですが弥生の写真を載せて置きます。


「メインド・イン・ジャパン」は、ブラジルの日系人をターゲットに、日本の姿を知ってもらおうというコンセプトで構成されていて、ブラジルで五万部、日本国内で二万部発行している。当初は日系人だけをターゲットにしていたが、近年の日本ブームにより、非日系のブラジル人読者も増えているという。
編集部は日本とブラジル両方にあり、取り上げるテーマは毎回ブラジル側で決めるそうだ。日本に長く住んでいると日本の生活に慣れてしまい、すべてが当たり前に見えてくるので、ブラジル人の目から見た「おもしろい日本」を見逃してしまうことがあるのだという。例えば最近、携帯電話のストラップを特集したが、日本の編集部にとってストラップはあまりにも日常的すぎて見過ごしていたという。
ブラジルの若い日系世代が注目するのは、日系のビューティーコンテストや日系人タレントなどの話題。また、デカセギ経験のある日系人たちはJポップに関心があり、非日系の若者の間では日本ブームが起こっていて、コスプレなど、日本の若者に流行っているものが「新しくてクール」だとウケているそうだ。
編集部:和田弥生エリーゼさんは、ポルトアレグレ出身の二世。大学でジャーナリズムを勉強し、卒業後すぐに来日。記者として日本で取材を担当。
「私が担当した取材では、携帯電話のストラップ、徳川家の歴史、原宿の若者ファッションなどがおもしろかったですね。特に、徳川家の歴史は教科書で少し勉強したことがあるだけ。それを自分で調べてブラジルの読者に理解できるような記事を作るということで、ものすごいプレッシャーでした。
この雑誌に関わるようになって、これまで知っているつもりでいた日本のことを、実は案外知らないんだという事実に気付かされました。日本のことを人に伝えるって難しい。でも、日系人として日本のいいところを誇りをもってブラジルに伝えたいですね。新しい「いまの日本や若者文化も含め、脚色なしでありのまま伝えていきたいと思っています。



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