戦後移住再開50周年記念事業 事業計画について。
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戦後移住50周年記念実行委員会(中沢宏一委員長)の主要メンバーのお一人大西悦雄さんから50周年祭の記念事業の一つとして日本の国花さくら及びブラジルの国花イッペー植樹事業についての説明、協力要請、檄が届きました。
主催行事として1)戦後移住50周年記念式典2)記念講演会3)戦後移住50周年記念誌の編纂刊行4)記念シンポジューム5)写真展「写真で見る戦後移住50年史」6)さくら、イッペー植樹事業7)戦後移住者戦没者慰霊祭 等々盛り沢山な行事を計画している。
【小生は個人的に在日の知人たちにも資金協力を願うべく、情報をながしてきましたが、和田さんの事を思い出して、コピーを送付させてもらったものです。
『私たちの40年!!』に掲載して頂ければ、こんなにうれしい事はありません。
ご参考までに、4月4日付のメールコピーと趣意書をお送りします。大西】との添え書きがありました。
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お花見の季節になると、移民はひとしく祖国日本に抱く郷愁の念を強く駆り立てられます。
ブラジルの日本人社会はこれまで、戦前移民の人達が中心になってリードして来ており、小生も含め戦後移住者達には、各種日系団体の中で活躍する場を与えられておりません。しかし、それらの団体のリーダーが、5年後に控えた、移民百周年の行事を取り仕切るには、余りにも老齢化がすすんでおり、企画力・行動力の面から果して、任せておいて良いものだろうかと懸念されております。
今年は、戦後移民再開50年目にあたりますが、これを機会に、戦前移民とのきずなのない、工業移住者協会・産業開発青年隊・東京農大会・コチア青年協議会などが語り合って、戦後移住者協会を設立、百周年祭のお手伝いをする為の、実績作りとして、各種記念行事を計画しております。
添付趣意書の事業を遂行するための資金作りが必要ですが、当地経済不況の折り、寄付集めもままならず、お世話になって来たブラジル社会への恩返しに、桜を植樹する事とし、ご賛同者に苗木を買って頂き、経費を捻出するべく活動をすすめております。
植樹場所は、サンパウロ市が現在造成中の公園・隣接のオザスコ市が造成中の日本庭園・サンパウロ大学キャンパス等ですが、ご協力者の氏名と桜の木の番号を纏めて刻印した記念板を設置する事になっております。
ブラジル便り読者の皆様にも是非ご協力頂きたく、茲に、謹んでお願い申上げる次第です。在日の皆様には苗木1本5000円となっております。個別に送金すると銀行手数料が掛りますので、現在、日本側での振り込み口座を準備中です。
=戦後移住50周年記念祭委員:大西悦雄=
来たる百周年に、老移民達にもお花見をさせてやって下さい。
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