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商船三井本社・資料室に潜って見付けた資料!!
『私達の40年!!』計画を始めてから日本側の船関係者への具体的コンタクトの窓口として多くの時間を割き多大の協力をして呉れている関船長さん(寄稿文に其の経緯を説明して呉れている)は、毎回1-2時間程度を商船三井の本社・資料室に幾つものダンボール箱に収められている40年前の資料を丹念に根気よく調べて呉れました。少なくとも私たちが乗船してきたあるぜんちな丸第12次航の乗組員の名簿、配船表、1962年4月26日の取締役会に於けるあるぜんちな丸関係の報告の一部を見付け出して呉れました。下記参考に記載して置きます。添付写真は毎日1-2時間資料探しをしてくれた関船長さんの冬山の写真です。


あるぜんちな丸第12次航の寄港地発着日時の抜粋。
【OUT】
広畑: 3/23~25
名古屋: 3/26~27
横浜: 3/28~30
神戸: 3/31~4/02出港
Los Angeles: 4/15~16
Cristobal: 4/23~24
Curacao: 4/23
La Guaira: 4/27
Belem: 5/02~03
Salvador: 5/07
Rio de Janeiro: 5/09~10
Santos: 5/11~13
Buenos Aires: 5/17到着
【IN】
Buenos Aires: 5/24出港
Rio Grande: 5/25
Santos: 5/28~31
Cristobal: 6/10~11
Los Angeles: 6/19~20
San Francisco: 6/21~22
Honolulu:6/28
横浜: 7/07到着
となっています。従い神戸を離れて30日でべレン、サルバドールが35日、リオが37日、サントスが39日の旅程であった事が確認される。
もう一つの資料は、1962年4月26日の三井OSK(商船三井)の取締役会の先客部4月分取締役会報告書に下記記載がが残っている。移住激減の兆しがみられ役員会でも『今後の移住船運営策立案中』との記載があり時代を象徴しているのは興味深い。
1962年4月26日の取締役会報告記録。
【先客部
4月分取締役会報告
東航南米線 あるぜんちな丸 12−0
先客賃収(日本乗船のみ)
        予算     実算    対比  
乗船人員   912名   805名   88.26%
賃収   \87,645,330.00 \76,255,270.00  87.00% 
本船は年度末船にあたるERIL船欠航の為、移住者682名、一般客123名が乗船し過去半年間の最高賃収をあげ得たが、次船あふりか丸は200名を下回る見込みにて今後の移住船運営策立案中
以上】
上記【~~】がB−5版ファイル用紙1頁に記載されて閉じてありました。

平成14年3月18日タイプアップ
和田 好司



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