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船にみるる日本人移民史 笠戸丸からクルーズ客船へ 山田廸生著
『私たちの40年!!』HPの寄稿集も340編を越え初めての方には何所から手を着ければ良いか?読みたい話題を見つけるのに苦労することから話題別目次を付けました。そんな項目の一つにブラジル関係書籍紹介と言う欄を設けましたが、それ程多くもないブラジル関係の書籍(特に移民に付いての本)を手元にあるものだけでも紹介して置こうと思い立ちました。手始めに1960年早稲大学文学部史学科卒日本海事史学界の山田廸生著の「船にみる日本人移民史」を紹介したいと思います。この本は、元船長さんの関 計比児さんが送って下さった本で笠戸丸移民から戦前、戦後のブラジル移民全盛の頃の話し、船内での生活、食事までに及び移住船でブラジルにやって来た我々には懐かしい生活描写に引き込まれます。特に第4章の蒼氓の船旅は、我々の神戸移民収容所での生活、南米移住船の洋上生活、南米移民船の食事と自分達の体験に照らし合わせて読むと興味深いものがこみ上げてくる。中公新書1441 1998年10月25日発行 写真は表紙です。


表紙の耳の部分には下記の記述がある「明治初年に始まった海外移民は高度成長期まで続けられ、北米、南米、ハワイの移民輸送は日本の海外定期航路の基盤となった。この間、国策と移民たちの意識は出稼ぎ渡航から家族移住へと変化し、船自体も性格が変わった。「人間を運ぶ貨物船」と言われた劣悪な船内環境は、衛生。居住性を重視した設計へと改善され、現在のクルーズ客船へと発展する。移民たちの夢と不安を乗せて航海した船と船内生活の変化を辿り、移民史の空白を埋める」



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