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石井さん2度目の五輪=柔道63キロ級=30歳今も発展途上--------3月20日(土)ニッケイ新聞
早稲田の柔道部でその猛者振りを発揮していた石井千秋さんは、ブラジル相撲界でも何度か横綱を張り、移住国ブラジルに30歳の時に帰化ミューヘンオリンピックで見事銅メダルを獲得ブラジルの誇りと称えられた。時は移り今回のアテネオリンピックには、ご令嬢のVANIAさんが63キロ級で女子柔道ブラジル代表として参加する事が決定しているとの嬉しいニュースがニッケイ新聞に掲載されています。
「自分は三十歳で帰化したので世界選手権には二回しか出ていない。彼女は十五年も世界の一線で戦っている。完全に超えられたよ」と目を細めている千秋さんの笑顔が目に浮かびます。適当な写真が手元にないので少し小さいですがインタネットで見つけたVANIAさんの写真を使用しました。
尚、同日付でポルトアレグレ出身の女子体操代表としてアテネでメダルを期待されているダイアーネさんの記事もオリンピック関係記事として掲載して置きます。


石井さん2度目の五輪=柔道63キロ級=30歳今も発展途上--------3月20日(土)
 柔道の石井ヴァーニア選手が今年八月に開かれるアテネ五輪にブラジル代表として出場することが正式に決まった。石井さんは前回シドニー大会に続き二度目の五輪出場となる。十六日パウリスタ・スポーツ賞贈呈式で本人が明かした。
 石井さんは「いまは勝てないと思う選手はいない。ベストを尽くせば結果が出るはず」。そう語りメダル獲得に自信をのぞかせた。
 シドニー五輪は七位。だが昨年大阪で開かれた世界選手権で五位、今年二月のブルガリア国際では三位の好成績を残した。この四年間でメダルを十分狙える力を養ってきている。
 父親でミュンヘン五輪の柔道銅メダリスト、千秋さんは「有象無象の世界選手権と違って五輪は選ばれた選手が出てくる。でも各クラスの参加人数二十二人と少ない。組み合わせ次第でチャンスは大きい」と、愛娘の飛躍に期待を寄せる。
 十五歳から本格的に柔道の道に入った。世界選手権に五回出場の実績を持つ。パン・アメリカン大会では金・銀・銅すべてのメダルを手中に収めた。今年で三十歳を迎えたが、シドニー五輪など国際舞台での経験を生かしその強さはいまも発展途上にある。
 「自分は三十歳で帰化したので世界選手権には二回しか出ていない。彼女は十五
年も世界の一線で戦っている。完全に超えられたよ」と千秋さん。
 出場する六十三キロ級はなかでも強豪が最もひしめくクラスのひとつだ。とくにイスラエル、キューバ両国の選手との熾烈なメダル争いが展開される、と石井さんはみている。「これが最後の五輪とは考えていない。ただ一戦一戦を大切にしていくだけ」。


伯国体操界に新星=ダイアーネ 五輪金メダル候補--------------3月20日(土)
 【エポカ誌15日、エスタード・デ・サンパウロ紙17日】高い難度のアクロバット技術を持つブラジル人女子体操選手ダイアーネ・ドス・サントス(21)が、各伯字紙で「体操界の新たな星」と報道されている。2003年半ばから注目されているダイアーネは、ライバル選手たちに「五輪の金メダル有力候補だ」と恐れられるほど。ルーマニアの体操監督オクタヴィアン・ベル氏は、「ドス・サントスは現在、体操のマイケル・ジョーダンである。宙で止まるがごとくのジャンプ力とバランス能力を備えている」と驚いている。
 03年8月16〜24日の第37回世界体操競技選手権大会(アメリカ・アナハイムで開催)と同11月28〜30日のDTBポカール(ドイツ・シュツットゥガルト)、04年3月5〜7日のコトブス国際(ドイツ・コトブス)の3大会で、ダイアーネは金メダルを受賞。同13日〜14日のフランス国際(フランス・リヨン)では、床運動で金、跳馬で銀メダルを獲得しており、その活躍ぶりにブラジル代表は体操史上初めて、同3月18〜19日に開催のアテネ五輪テスト大会に招待された。
 ガウッシャ(リオ・グランデ・ド・スル州出身の女性)のダイアーネは、謙虚であると同時に勇敢だ。彼女はアナハイム世界選手権大会の女子床運動で、最大2メートルの高さまで宙を舞うジャンプ(後ろとび2回ひねり前方かかえ込み2回宙返り)を初披露。国際体操連盟(FIG)が彼女の苗字をとって「ドス・サントス」ジャンプと命名したほどで、9.737の高得点を出して優勝した。同大会史上初の、南米人の金メダルとなった。
 ダイアーネの最高得点はコトブス国際での9.762である。フランス国際後、4大会で連続優勝したダイアーネは現在、FIGの女子床運動ランキングのトップ(265.5ポイント)を飾っている。
 豪快な技を決めるダイアーネは、毎日約7時間の厳しいトレーニングで、五輪に備えている。「みんながオリンピックでの優勝を目指している。わたしもがんばっているけど、勝てないかもしれないわ。今はただ精一杯、自分のできる限りのことをやっているの」と話す。
 ダイアーネが体操を始めたのは11歳の時。リオ・グランデ・ド・スル州ポルト・アレグレ市の広場で遊んでいたところをスカウトされた。パンアメリカン大会が始まる前にひざを手術したダイアーネは、「怪我をする前にリハビリをやらないと」と、自分の体調にも気をつかっている。
 アテネでは、新しい振り付け「ブラジレイリーニョ」を紹介する予定。五輪開催までにほかの選手が彼女の技を真似する可能性もあるので、まったく別の新しい技を披露すると思われる。体重41キロの“ブラジレイリーニャ”ダイアーネ。ブラジル人の期待を一身に受け、金メダル獲得を夢見ている。




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