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故郷の思い出 水野 房子さん【船内ニュースさくより転載】
船内ニュースには、数多くの船内学校から寄せられた当時の生徒さんからの投書、寄稿文が掲載されております。何れもしっかりした文章が多くその一つの故郷の思いでを転載して置きますが中三だった水野房子さんは、現在どこでどうしておられるのでしょうか?その後の40年を是非綴って頂きたい方のお一人です。水野さんは、アルゼンチンのミッショネス州グアルアッペス移住地に入られその後ブエノスアイレスに転住、同船者の大西さんと結婚され現在もブエノスアイレス近郊にお住みである事が判明しました。次回ブエノス訪問時には是非連絡を取って見たいと願っています。
上記文章は、もう2年も前に書いたものですが、適当な写真が見つからず掲載されずにファイルしていました。今回房子さんのご主人、同船者の大西猛則さんお会する事が出来、お二人の新婚当時の写真をお借りしましたので掲載させて貰うことにしました。房子さんは現在千葉県でお仕事をしておられるとの事で近い内にアルゼンチンに戻って来られるとのことです。お父様の水野吉男さんには、お会い出来ました。お一人で元気にお過ごしでした。


私の故郷は、長野県の富士見高原です。富士見高原は、四方を山に囲まれた美しい所です。前には駒ヶ岳うしろには八ヶ岳右には日本アルプス左には富士山とくに八ヶ岳はすぐ後ろにあり、秋には家中でよく“きのこ”とりに出かけました。私の家の横に富士見町へ通ずる道路があり、中学校が四キロメートル離れた富士見町にあるので私達は、毎日往復二里の道を歩かねばなりませんでした。私の家のすぐ横からその道路にさくら並木が五十メートル程続いていました。春になると家の前の彼岸桜が真先に花を開きそれから他の木も次々と花を咲かせますがその美しさはなんともいえない程です。今頃はもうさくらが散る頃ででしょうか、風が吹く度にうす紅の花びらがひらひら舞い落ちる様子は忘れられません。
中三 水野 房子
(平成14年4月14日 和田タイプアップ)



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