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クリスマスおめでとう御座います!!2004年
毎年、さわやか商会の代表者としてクリスマスの挨拶状を出しており昨年始めてこの『私たちの40年!!』のホームページの寄稿集に掲載しました。今年もこのクリスマスの挨拶状を掲載して置きます。
仕事の合間にというか、このHPの管理運営者の私が好きな趣味としての時間を割きのめり込めるのは、矢張りさわやか商会というファミリー会社があり年間15万ドルの収入があるから家族が生活出来るのだと思います。そぐわない感もありますが、このHPの管理運営者としての私のもう一つの顔と言うか、本業と言うか日常の生活の経済面を支えているささやかなファミリー会社【さわやか商会】の代表として毎年クリスマスにその年を振り返り簡単な挨拶状を関係者に送っておりますが、今年もその挨拶状をこのHPの寄稿集にも掲載する事にしました。それはこのHPが私の生活の中において大きな位置を占めさわやか商会の繁栄がこのHPを支えこのHPがさわやか商会を支えると言った相関関係と言うか切り離せない所まで日常生活でも混沌として来ている現われで本業の仕事の合間にHPの管理運営をして行くと言った立場からHPへの愛着、思いが仕事を支え活力の源となって来ているような気がするのです。HPの継続の源もさわやか商会と言えそうです。【一部昨年と同文】
写真は、さわやか商会の少し賑やかになった事務所のドアの看板です。


ブラジル到着が1962年5月11日でしたので42回目のクリスマス、正月迎える事になります。さわやか商会の日常業務を通じてご支援頂いている皆さん、『私たちの40年!!』ホームページ、メイリング・リストを通じてお付き合い頂いている皆さんには今更ながらとも思いますが、この一年を振り返りながら新しい年への展望といったものを纏めて置きたいと思います。

さわやか商会は、神戸の震災の年1995年の9月末に創設した家族会社ですが、10年の歳月を経て揺るぎない会社に育ちこれから5年の間に基盤を強固なものにして次代にバトンタッチして行きたいと思います。その一つとして創立10周年記念として来年には、自社ビルは無理でも事務所を自前のものとして購入したいと計画しております。【自分の城】築城を夢見て移住してきた昔の自分とは程遠いささやかな夢実現ですが、家賃を払わなくて済む場所があれば、ファミリーのそれぞれがそれをベースに好きな仕事を展開して行けるのではないかと思います。

今年、3月にRS州の連邦大学の経営学部を卒業した末娘の小百合がいつも『さわやか商会は、お父さんの元気な間の遊び場所で会社としての魅力はない。私は多国籍企業で勉強したことを生かして行きたい』と言っていましたが中々思うような就職先も決まらず悩んでいましたが、女房の妹のリリアが39歳で初産、会社を休む必要が出て来た事から事務所の運営上の支障を見かね『お父さんの遊び場で一緒に遊んで上げる』との一大決心をしてこの7月からさわやか商会の総務、財務、営業担当で手伝って呉れています。何時まで続くか分かりませんが定款上は、既に会社の代表権を持っていた事から小切手その他のサインも全て滞りなく処理して呉れるので助かっています。商売の感も良くリリア叔母さんの産休の間に新規商売が次々纏まり小さな会社での仕事の面白みを覚えて呉れています。

もうこの10月で丸9年を経過、すでに10年目に突入しており1995年に55歳にして立つと気負い立って設立した家族会社も多くの理解者、協力者に助けられやっと支え棒なしに風雪に耐えられる所まで成長して来ました。誰に遠慮もしなくて済む家族だけ(私に女房、娘3人に義理の妹)の会社で遣り易いのですが、経営審議会長の女房を中心とした女性軍の力が強く『仕事をしなくても良いとは云わないが損だけはしないように』との経営方針が打ち出されており無難な日本企業の販売エイジエント、ブラジル連絡事務所としてのリスクのない仕事が中心となり以前の弥勒輸出入有限会社経営当時の年間売り上げが100万ドルにも達する物流を動かす醍醐味は、ありませんが年齢と体力、気力に応じた仕事への移行が旨く行っていると云えるのでしょう。これも多くの皆さんのお陰と感謝しております。

昨年、4月より三菱重工(株)工作機械事業部の南伯2州、今年4月からは、アルゼンチン市場も守備範囲に入れて工作機械の拡販をお手伝いさせて頂いておりますがこれが非常に面白く日本製鋼所の仕事と共に今年は、年間90日近くポルトアレグレを留守にして走りまわっていました。来年1月で満65歳のブラジルで言うIDOSO(老人)のカエゴリーに入ることから無理はできませんが気力と体力が続く限りこれからもこのパターンを続けて行きたいと願っております。

今年、4月から始めた日本製鋼所の押出機(造粒機)の販売は、丸紅当時から数えると既に25年以上やって来ている仕事で私なりに思い入れのある仕事でもありさわやか商会の事務所内に日本製鋼所のブラジル連絡事務所を置いて事業展開している。近い将来ブラジル連絡事務所が現地法人化する所まで仕事が増える事を目指しています。広い南米の各地にある石油化学センター内に設置されている既存押出機のアフターサービスと新規押出機の売込みと今後多いに期待できる仕事です。

もう一つ、さわやか商会の事務所内にブラジル連絡事務所を置くモリテックス(株)の南米向け製品販売活動は、光ファイバーを中心とした関連製品のハイテク技術を持つ各種製品特にコズメチック用の電子顕微鏡(チャームビュウ)等の単品の販売が増えて来ています。モリテックスブラジル連絡事務所の体制強化、製品の輸入販売活動を展開して行く積りです。

シーメンスブラジル会社EPCOS社向け、日本高度紙のコンデンサー用の絶縁紙売り込みも日本紙パルプ商事のエイジエントとして好成績を上げており、シーメンスドイツ工場の閉鎖に伴う機械のブラジルへの移転により絶縁紙の消費が倍増して来ておりさわやか商会のコンスタントな収入源として育って来ています。化学品関係の原料、製品輸入に付いてもイヌイ(株)、三ツ矢貿易(株)のブラジル窓口として実績が挙がっております。

21年間お世話になった丸紅ブラジル会社にもさわやか商会設立後も何かとご支援頂いて来ました。さわやか商会が順調に育って来たのも丸紅ブラジル会社での経験と実績がベースにあったからこそで感謝しております。現在も丸紅ブラジル会社を通じて日清紡の綿糸を地元大手メリヤス工場向けに売込んでおります。長年丸紅ブラジル会社を通じてお手伝いさせて頂いていた日本製鋼所の押出機の販売プロモートは、今年の4月からは、ブラジル連絡事務所として日本製鋼所との直接契約に移行しています。

女性軍が得意?とする日本食店、日本食材店等に取次いでいる東山酒造(キリンビール)の味噌、醤油、酒、日本米、山本山(みどり)の海苔、わさび、お茶等の販売促進も年々市場が拡大しており、特に一昨年から始めた山本山の日本茶のヂスツリビュターの仕事は、買付けが一度に重なりますので荷物が着くと狭い事務所は、廊下までお茶で一杯になります。自前のもう少し広い事務所に引越したいとの女性軍の希望でもあり実現させたいと思っています。

日本向け郵便によるC to Cのプロポリス、アガリツクス等の健康食品、ブラジル焼酎ピンガその他のブラジル物産の郵送事業?は、これからも継続して行く積りです。

昨年11月より女子職員をさわやか商会で採用し、ペトロブラスの精油所で大きな工事を実施中の東洋エンジニアリング社に出向させる少し変わった業務は、来年末には現場工事が終了予定で終わりますが、出来ればこの種の業務は断るべきだとの経営審議会長の意見です。さわやか商会の出資者、連邦大学助教授で公務員である女房は、出資のみで手伝う事ができませんが、娘3人は、18歳になると親権を解除さわやか商会の役員として名前だけを使わせて貰っていましたが、既に述べた通り末娘の小百合が今年7月から名実ともに常勤役員として手伝って呉れています。小百合に義妹にあたる西村リリアがさわやか商会の中心になり継承して貰う事になりそうですが、今後は彼女達が遣り易い仕事、私がタッチしなくても転がって行く仕事等に業務をシフトして行く事、ダボ鯊精神を抑えて仕事、業務の選択を厳しくして利益率が良い仕事に限られた時間を割いて行くことを目指したいと思います。仕事量に合わせ新規職員の採用、社業拡大も視野に入れておりますが、経営審議会長の女房は、【自分で出来る範囲の仕事を選び儲けなくとも良いので損をしない堅実経営を目指すように】との経営方針を打ち出しており拡大路線は、望めそうにないのが現状です。

着伯40年を記念して『私たちの40年!!』ホームページを開設しあるぜんちな丸第12次航で一緒に着伯した681名の同船者の動向を記録に残して置きたいとの気持で始めましたが、「忙中閑あり」結構嵌まり込んでおりこれが趣味というか楽しみになって来ております。エンドレスの仕事で私が耄碌するまで続くのではないかと思いますができれば2008年の日本移民百周年には、何らかの形で決着を付けたいと思います。今年の7月にYAHOOのメーリング・リストを導入し現在121名のメンバーが記録されており情報交換の場所として喜んで??頂いています。年末には『私たちの40年!!』HPも12万回のアクセスを記録しそうでMLも800回をマークしそうです。

年末年始には恒例のバーチャル座談会を開き皆さんの発言、ご挨拶等を座談会風に纏めて起きたいと願っており、皆さんのコメントをお願いする次第です。来る年も『私たちの40年!!』HP、MLを通じて仲間としてお付き合い頂ければと念願しております。

ブラジルコロニアも老齢化し新しい移民の枯渇、ブラジルへの進出企業の減少、日本からは一番遠くて一番近しいブラジルと日本の相関関係は、疎いものとなって来ており2008年の日本移民100周年記念を迎えるにあたり日伯の交流が再度活気を取り戻す事を願っておりますが、『私たちの40年!!』のあるぜんちな丸第12次航の我々681名も多くの方が鬼籍に入り毎年櫛の歯が抜けるように欠けて行きます。一人でも多くの同船者にお会いしてお話を伺いたいと言う私の願いも難しくなって来ています。来年も仕事の合間に出来るだけ機会を作り時間を割いて『私たちの40年!!』HPの本来の目的に見合う作業を続けて行きたいとの切なる願いが新しい年への一つの目的であり希望です。体力と気力の続く限り仕事に『私たちの40年!!』HPに携わって行きたいと思います。

クリスマス おめでとう。メリー・クリスマス。フェリース・ナタール。皆さんの健康と繁栄をお祈りします。

平成16年12月24日
              さわやか商会代表
                和田 好司



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