“乗り損なった男達”(移住船に乗り損なった在日組と日本の高度成長に乗り損なった在南米組の両方にかけている)出版計画。
|
|
昨年、10月に早稲田大学の海外移住研究会OBがブラジルを訪問した。その内の一人吉村さんが掲題の“乗り損なった男達”の出版計画を立てているとの嬉しいニュースが南米旅行報告書のひとくち集に出ている。曰く『今回の旅行を契機に、2,3年かけて“乗り損なった男達”(移住船に乗り損なった在日組と日本の高度成長に乗り損なった在南米組の両方にかけている)と題して早大海外移住研の存在を世にアピールする本をだそうではないか。内外OBのご協力をお願いする。皆の力を結集すれば後世まで読み継がれる成果品が生れるだろう。ワセダブランドがきっとものを言うに違いない。』実現を期待したい。
1月15日に新年会兼南米旅行報告会が神田須田町の海老専家で開催されたとの事でその時に撮った皆さんのお元気そうな写真をお借りしました。
|
|
在南米移住研OB各位
新年明けましておめでとうございます。
旧年10月訪伯の際は色々お世話になりました。若き頃移住することを夢見た土地を、大学卒業後40数年目にして初めて踏み、感慨ひとしおです。なんといっても、大きく環境の違う世界(言葉のバリアーなどなど)に徒手空拳で飛び込みながら、子供さんを立派に育てられ、明るく元気に毎日の生活を送っておられる在伯移住研OB達の姿に直に接し、勇気を戴いた感じがします。
1月15日、当地では新年会を兼ね、今回の旅行の報告会を開催します。その際には、皆様のご様子をOB留守組や家族によく伝えたいと思います。
最後に、各位及びご家族皆様の本年のご多幸をお祈りします。
2005年1月1日
黒瀬 宏洋
移住研各位
東京で開いた新年会の模様をホームページに掲載しました。
wwwhost.biz/">http://kurose.wwwhost.biz/
→早稲田海外移住研OB会のページ
→南米訪問団記録
→2005年新年会(兼 南米旅行報告会)
なお、これにて一連の「南米訪問記録」は完結しました。お読みいただき有難うございました。
黒瀬 宏洋 in Setagaya,Tokyo
平成17年・早稲田大学海外移住研究会OB会恒例の新年会を、昨年10月実施した南米旅行の報告会を兼ねて、最近開店した海老専家・神田須田町店で開催した。
開会に先立ち、横内幹事から年会費制導入(名簿記載の在日会員各位から年会費(一人当たり)¥1000を徴収するとの内容)の提案があり、出席会員全員が了承した。本日出席の全会員より徴収し、出席されなかった会員には、後日幹事より請求の嵐閨B
定刻となり、佐藤会長の年頭挨拶、山之内の音頭による乾杯に続き、旅行参加者を除く出席者が順次近況を報告した。次いで、菅間団長が自身で撮影・編集したビデオを映し出しながら南米訪問団の報告を行った。4時間の大作のためかなり端折らざるを得なかったが、歓迎会、イグアスの滝、リオ、ワルテル&エリーザ夫妻宅訪問、石井農場、お別れパーティーのさわりの場面を臨場感生々しく伝えてくれた。撮影者の腕前の良さもあって、動画の迫力を藷分に楽しむことができた。旅行参加者も各自旅行の感想などを述べたあと、岡部の閉会の辞、井上指揮による校歌斉唱、記念撮影で本日の会をお開きにした。
記念撮影 前列右から、岡部夫人、岡部、吉村夫人、山之内夫人、2列目 佐藤夫人 3列目右から、横内、三浦、山之内、工内、菅間、4列目右から、佐藤、佐々木、大藪、5列目右から、井上、河原、黒瀬、6列目右から、神谷、吉村、7列目右から 岩田、堀口 以上 20名 (水島 途中退席)
ひとこと集:
水島 遅れてきて早く退席するのは垂オ訳ない。今日は会合が三つ重なってしまった。いま中国にはまっている。昨年は2回訪中した。今年も8月に友好訪問の嵐閧ナある。南米にも次の機会には是非参加したい。
堀口 今回の南米旅行を、妻の体調のせいとはいえ、ドタキャンして済まない。山古志村の地震惨状を頻繁に伝えるテレビ画面を見て、観光客が清水トンネルを越えようとしなくなった。このため新潟県観光業界の不況は深刻である。越後湯沢、新潟市などでは、地震の揺れを一寸感じた程度で、全然被害を受けていない。是非新潟に遊びに来てもらいたい。
神谷 犬の世話で、旅行に加わることができなかった。しかし、南米旅行記を読み、楽しい旅行をご一緒した感じだ。
大藪 体調不安を抱え、旅行に参加できなかった。社交ダンスを楽しむ傍ら、社交ダンスのあれこれを雑誌に寄稿している。また、アルゼンチン・タンゴ・ダンスのビデオを買い求め、ダンス相方ともどもダンスの練習に励んでいる。
工内 退職後、ヨーロッパでロングステイを経験したが、昨年は体調のため国内旅行だけで終わった。次回の南米旅行には是非出掛けたい。
佐々木 養鶏(200万羽)などの仕事に現在携わっている。ちなみに、一羽の鶏は年300個の卵を産む。
横内 幹事として会への参加を呼びかけて、このように集まってもらうことが唯一の楽しみとなっている。とにかく、日々を大切にしてゆきたい。
河原 広島出身だが、茨城で遅咲きの夫・雄図を色々とサポートする毎日です。
井上 (よう、葬儀委員長!の声がかかる。)最近、生きるテーマとして、先輩達を拝見し、癒し・安心などと考えている。
岩田 (移住研の教養学部!の声がかかる)週4日のアルバイトの筈の仕事が結獄Zしく、疲れ気味。人生のラストチャプターを心静かに過ごすため、仕事は一年くらいで辞めようと思っている。
佐藤 サンパウロだけでなく、ポルトアレグレ、アスンションなどからも集まった懐かしい顔ぶれから大歓迎を受け感激した。皆で唄う都の西北はいいものだ。
山之内 学生時代から憧れていたブラジルを始めチリ、アルゼンチン、ウルガイ4ヶ国を廻れて喜んでいる。学生の頃から親しく付き合っている村井、後藤と旧交をあたためることもできた。また、石井農場、菅間のブラジルの両親宅、山本宅訪問など普通のツアーでは味わえない体験ができてよかった。
山之内夫人 アンデスの山々と湖を見ながら口にした白ワインの味が忘れられない。
黒瀬 「生きて帰れよ!」と送られた1ヶ月に及ぶ旅行から無事に戻れて何よりであった。記憶を辿りながら纏めた旅行記最終巻も12/30なんとかホームページに掲載を終え安堵している。ここで恥をさらすと、サンチャゴ最終日、デジカメのメモリーが尽きてしまった。現地でメモリーの調達もままならず、以後、全面的に岡部夫人と山之内夫人の撮る写真に頼ることになった。
岡部 奥州旅行などで足慣らしをして南米旅行に臨んだお陰か、最初は無理と思ったアマゾンも大いに楽しめた。また、チリを訪ねるとの山本との約束も果たすことができた。
岡部夫人 夫の付き添いででかけ楽しませていただきました。(黒瀬注:特に、サンチャゴ以降の写真を提供いただき、ホームページもなんとか格好がついた。)
吉村 今回の旅行を契機に、2,3年かけて“乗り損なった男達”(移住船に乗り損なった在日組と日本の高度成長に乗り損なった在南米組の両方にかけている)と題して早大海外移住研の存在を世にアピールする本をだそうではないか。内外OBのご協力をお願いする。皆の力を結集すれば後世まで読み継がれる成果品が生れるだろう。ワセダブランドがきっとものを言うに違いない。
三浦 今朝、快晴の石巻を発ち、途中、福島は雪、着いた東京は雨であった。久し振りに靖国神社に参詣し、酒を2,3合飲んでここにやってきた。生活習慣の違う男どもの同室での1週間は相手への思いやりと我慢することの大切さを教えられた。
菅間 今度の旅で感動したことは、(1)イグアスの滝での岡部さんの素敵な笑顔、と(2)三浦のウン叙怏~のトルマリンを母親に買い求めた孝行振りであった。ブエノスアイレスでは、最大限楽しむことに専念した。ダンスはあまり上達しなかったが、有名なタンゴダンサーと親しくなれ、今後の何よりの宝となろう。
以上(文責 黒瀬)
|
|