「勝てるんじゃないか」=決起大会260人集う=谷さん文協会長に手ごたえ(顛末記2)
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選挙事務所を開設し3月24日に決起大会を開き戦後移住者、ブラジル稲門会、日本学生移住連盟、盛和塾、日本語センター、宮崎県人会等の支援団体を中心とした260人が集まったとの事。100周年祭を真近に控えその推進母体になる文化協会会長選挙には大きな関心が集まる。これまで候補者が見つからず役員人事に苦労してきた文協会長選挙に3名の候補者が名乗りを上げての三つ巴の選挙合戦に突入しようとしている。
「目立った動きを見せず余裕の高ヲともいえる現執行部の上原幸啓氏、シャッパの一部を公開し、県連会長、元聖州財務長長官だった池田昭博氏をも抱き込んだ下本八郎氏、五百人以上の新規会員を獲得した谷広海氏。そして、三氏に共同シャッパ作成を要請する高等審議会。この三つ巴状態のまま、選挙戦になだれ込むのか、それとも=B」(ニッケイ新聞)
写真は、谷選挙事務所に陣中見舞いに出かけた時に撮った谷候補を囲んで産業開発青年隊の同船者牧さんと3人のショットです。
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「勝てるんじゃないか」=決起大会260人集う=谷さん文協会長に手ごたえ 3月29日 (1111)
谷さんの決起大会に260人が駆けつけたとのニュースが本日のニッケイ新聞に掲載されているようです。ニッケイ新聞WEB版よりお借りしました。
3月29日(火) ニッケイ新聞
「フレーフレー谷さん!」。集まった約二百六署lの支持者が、文協会長を目指す谷広海さんに必勝のエールを送った。二庶l日午後七時半から、リベルダーデ区のニッケイパラセホテルで「谷さんを文協会長にする決起大会」が開かれた。会場には文協、日系社会の将来を憂える一世を中心にした支持者が結集、大きな盛りあがりを見せた。当日は九藷人が文協に新規入会、谷さんは「勝てるんじゃないか、という感触を得た」とニッケイ新聞の取材に答えた。
上原幸啓現会長、下本八郎元州議が出馬を楓セ、文協始まって以来の複数シャッパが提出されると見られている来月序Z日の会長選挙。
現在活発な選挙活動を続けている谷さんが、前代未聞の事務所開きに続いて、二庶l日、決起大会を開催した。
稲門会(早大OB会)、ブラジル盛和塾、学移連、各県人会の幹部たちや、市内在住の一世を中心とした約二百六署lが出席、遠くはバイーア、リオからも支援者が訪れ、「戦後移民初の会長を」と気炎を上げた。
会場入口に設けられた文協会員垂オ込み所で参加者の約三割、九藷人が新規会員となり、「百人集まらなかったら負ける」と思っていたという谷さんをして「勝てる感触を得た」と言わしめる大会となったようだ。
応援であいさつに立った鈴木正威人文研理事は、「ブラジルには約七万人の永住者がいる」と一世地盤の存在を強調したうえで、「(百周年事業が)一部の二世が主体となり、移民不在のまま行われるのはどうか」と問題提起した。
「戦後移民は、個人主義かつ小市民的家族観を持っており、公共事業には傍観者だった」としながらも、〇三年の戦後移住五庶年事業の成功を指摘。
「ドンキホーテ精神を持った谷さんを会長にし、二世との連携を図りながら、三年後には総力を結集して、歴史に残る仕事をやっていかねば」と百周年における戦後移住者の役割を位置付けた。
谷さんは、「谷という男を知ってもらい、人格や実行力を買ってほしい」と呼びかけ、知人から「一世最後のチャンス」と出馬を勧められたエピメ[ドを披露、「引き受けた以上は貫徹する。初心が間違っていなければ、成功する」と撫を引き締めた。
エジプト遠征を果たしたナポレオンの偉業を例に出し、「明日から進軍し、勝利を得て新しい文協を作りたい。昔の純粋だった気持ちでやっていきたい」との強い決意に、会場から「頑張れ!」の声援もあった。
谷さんと壇上に上がった涼子夫人は「主人のことは私でさえ立派だと思います」と話し、温かい拍手が送られた。
稲門会メンバーで谷さんの後輩に当たる石岡紳一郎さんが応援団調のエールを送り、援協副会長の坂和三郎会長が「人格的にも素晴らしい谷さんを会長に!」と乾杯の音頭を取った。
各テーブルには日本酒やウイスキーが並び、出席者がグラス片手に和やか雰囲気を見せるなか、希望者が壇上に上がり、それぞれに谷さんへの檄を飛ばしていた。
谷効果、新規会員続々=懸念は有力2世の反応? 3月29日 (1113)
もう一つ谷関連ニュースです。
3月29日(火)ニッケイ新聞
「一世の代浮ニして会長になってほしい。レオポルジーナ案はご破算にしてもいいと思う」(八書縺A男性)
「リベルダーデを盛り上げてほしい。今日、文協会員の垂オ込みをしました」(七書縺A女性)
「こういう人間がでてこなければ盛りあがらない。今の体制にはみんな不満を持っていると思う」(六書縺A男性)
「いい人そう」(二書縺A女性)
「日本の感覚を持っていて日本とつながりのある人間でこそ百周年を成功に導けるのでは」(六書縺A男性)
=決起大会では谷さんへのエールが相次いだ。
谷さんの三男、豪海さんも「父はいつも動いている人。会長になったら文協は変わると思う。家族も応援している」と誇らしげ。
会員獲得に奔走した谷さんによれば、大会までに百九人、先週末だけで七、八署lが会員垂オ込み書を提出しているという。大会当日分を合わせると、今回の選挙に絡んだ新規会員が三百人近くになり、大きな影響を与えると思われる。
谷陣営は今大会に向け、千六百人の非会員に招待状を送っており、さらに、選挙までには二千六百人の会員に手紙などで投票を呼びかける考えだ。
今回の決起集会、卵zを上回る人員を集めたが、会場には二世有力者の姿が見えなかったことから、「組閣や票取りの不安要素になる可柏ォ」を指摘する声もあった。
上原、下本両対立候補に二世票が分散するとの見方もあり、会長選の行方はまだまだ見えそうにない。
文協を考える会。小川代普¥繻エ氏指示を楓セ=会長選挙 4月1日 (1163)
本日のニッケイ新聞の報道です。
4月1日(金) ニッケイ新聞
「上原先生を応援します」。文協を考える会代普A文協広報担当理事の小川彰夫さん(62、二世)は三月三処齠午前、今回の文協役員選挙に対する正式な立場を楓セした。
二百人ともいわれる同考える会を組織し、昨年暮れまでに百人以上が文協会員になった。現執行部への批判勢力として一連の動きに先鞭をつけた〃台風の目〃だったが、他候補が派手に出馬宣言するなか、公には沈黙を保ってきた。
「僕自身が立候補するつもりは最初からありませんでした。もっと文協や百周年について関心を持ってもらいたいという一心で会を組織し、一石を投じました」と初心を振り返る。
シャッパが三つという異例の事態になりそうな今回の文協会長選。そのきっかけは、同考える会が対抗シャッパをたてるかもしれないとの話(二月曙ワ日付け)から始まった、といっても過言ではない。
毎日目まぐるしく状況が移り変わる。三月二諸ェ日の上原文協会長の記者会見で、同考える会が最も問題にしてきた「ヴィラ・レオポルジーナ案」の一時凍結が発浮ウれた。
「僕の考えでは、もうヴィラ・レオポルジーナ案が再浮上することはないと思います。コロニアの意識調査を専門の会社に依頼するというのも、無駄な出費になるだけ。そう考えた上で、幸啓先生とやっていくことにしました」との決意を明らかにした。
「何か建てるならバイロ・ジャポネース(日本人街)のリベルダーデ。でも建物が本当に必要なのか、他にもっといいアイデアはないのか、もう一回考えてもいいと思う」。
翌二暑纉、上原文協会長、渡部和夫祭典協会補佐、大竹ルイ建築家、上野リカルドさん(上野アントニオさんの子息)らと共に、池崎博文さんらが最近購入したアチカ出版のあるの土地を視察した。日伯総合センターをここに建てることを視野に入れた見学だったという。この場で小川さんは、上原支持の立場を明確にした。
「今までのようにエライ人たちが決めるのでなく、みんなの意見を聞いて、コムニダーデの気持ちをまとめるような文協であってほしい。日系社会全体の指揮者になってほしい。それができるはずだと思います」
考える会は今後どうなるのか。「これからも、必要に応じて文協のあり方を問い直す団体として存続し続けていきたい。民主的な議論が生まれるためには、シャッパが一つでは意味がない。〇七年にも対抗シャッパが生まれるでしょう。そうして、あるべき姿へ落ち着いていくのではないでしょうか」。
今回の選挙に対して「人を選ぶのでなく、日系社会の将来の方向性を選んでほしい」と訴えた。
文協の民主的改革を提唱・下本八郎氏出馬正式楓セ理事会シャパ一部も発普@4月3日 (1173)
サンパウロ新聞の4月1日付けWEB版に4月16日に行われる日本文化協会会長選挙に立っている3人の候補者に付いての記事が平行して掲載されていました。その第一陣下本八郎候補に付いてのニュースです。
文協の民主的改革を提唱・下本八郎氏出馬正式楓セ理事会シャパ一部も発 【サンパウロ新聞4月1日付けWEB版より】
四月序Z日のブラジル日本文化協会の会長選挙に向けて、元サンパウロ州議で会計士の下本八郎氏(六九、二世)が出馬を楓セ。その記者会見が三藷正午から聖市バロン・ルー・ホテルで開かれ、報道陣や同氏の支持者たちが出席した。下本氏は、現在の文協執行部について「民主的な話し合いが無い中で物事が決まる」ことに不満を訴え、三年後に迫った百周年事業を「数多くの人々の納得のいく形で実現したい」との考えを示した。
会見では、下本氏の親戚で世話役でもある内海博氏が「(現会長の)上原さん、(日本語センター理事長の)谷さんに続いて第三のシャッパという形で、横田パウロ氏をはじめとする方々の支持により、下本氏が会長選挙に出馬することになりました」とあいさつ。「五諸Nの歴史で初めて文協会長を投票する形で決めることになり、『誰が会長になっても良い』という時代は過ぎました。これからどう文協が発展するのか、『もう、何かしなければならない』という危機感を持って臨みます」と下本氏の心境を代弁した。
下本氏はマニフェスト(選挙公約)として、現在の文協が抱えている二百万レアルを超える税金未納問題(INSS)について、政府上層部との折衝により、解決すること。また、百周年記念事業について、各団体がそれぞれの地域で行う式典や事業を「百年祭記念誌(仮名)」の形で残すことの必要性を説いた。
さらに、若い世代の文協参加を訴え、具体的な内容は「会長になってから行なっていく」とし、「文協の各委員会にもっと若い世代に積極的に入ってもらいたい」と述べた。
この日の会見では下本氏が、監査役を含めて三序Z人から告ャされるシャッパについて、署lのみ名前を読み挙げた。名前は次の通り(敬称略)。下本八郎、中沢宏一、ナガド・ジョージ、山本エジャ刀A宮原ジョルジ、オオサカ・ノブコ、山根エイタロウ、横田パウロ、木原ヨシノリ、池田アキヒロ。
会長立候補の一番のきっかけとして文協評議員で監査役でもある下本氏は、「文協の今の理事の人たちは、会員に相談なく自分たちだけで物事を決めてしまう。百周年にしても少ない人数で決め、日系社会の意見を聞かない」と現執行部を痛烈に批判。「今のやり方を変え、もっとたくさんの人々との話し合いの上で百周年など事業を進めていきたい」と語った。
「下本八郎を文協会長に推す委員会」連絡事務所の住所と電話番号は次の通り。住所=聖市ペンニャ区コロネル・メイレーリ街一七〇番。電話番号=0××・11・6093・7206。
日系社会の団結、親睦を最重視・ビルの移転考えず・上原文協会長、記者会見で言明 4月3日 (1174)
サンパウロ新聞4月1日付けWEB版よりの現執行部文協上原会長の記者会見の模様を伝えています。
日系社会の団結、親睦を最重視・ビルの移転考えず・上原文協会長、記者会見で言明
「文協は今の場所から移動しないことを断言します」=B二諸ェ日午後五時から行われた文協記者会見の冒頭で、上原幸啓会長はこう語った。会見では、同協会隣接地の軍施設購入の可柏ォや、百周年記念事業の「日伯総合センター」案について専門家に依頼しての意識調査を行う考えがあることなども挙げられた。この日の会見では、四月序Z日の役員選挙を前に、次期会長立候補に伴う上原氏の楓セは一切行われなかったが、文協現執行部がこの二年間活動してきたことを暗にアピールしたとも取れる内容だった。
《隣接地買収交渉は継続・会長続投楓セは後日に譲る》
会見には、上原会長、副会長の吉岡黎明氏、松尾治氏、伝田英二氏のほか、文協改革委員の渡部和夫氏が出席。
上原会長は(1)文協は今後も現在の場所から移動しないこと(2)創立五庶年の今年、改築工事を行うことなどモダンな建物に造りあげること(3)文協隣接の軍施設の購入計画(4)昨年の会計が黒字に転換したこと、を列挙した。
(3)については詳細を伝田副会長が説明。現執行部がスタートした二年ほど前に軍側から「施設を譲ってもよい」との打診があり、同執行部は軍大佐と会見し、施設内を見学。軍側の言質を再確認している。しかし、「その頃は現執行部が始まったばかりで、大きな話はできなかった」(伝田副会長)という。
その半年後、軍側から「残念だが、あの施設はイビラプエラ公園近くの軍楽隊が使うことになり、譲ることはできなくなった」と連絡があり、その後は同地に楽隊が入る訳でもなく当時の大佐も何時の間にかいなくなり、話が頓挫していたようだ。
文協では、先ごろ開催された「文化祭り(バザー)」や日曜コンサートでの観客の盛況ぶりを目の当たりにして、設備拡大の必要性を実感。今月二庶l日に開かれた理事会で「今後のために軍施設購入の交渉を進めた方が良い」との提案を出し、席上で承認されたという。
また、(4)については、INSS(国立社会保険院)問題は別にして、「お荷物」と揶揄(やゆ)される国士舘スポーツセンター、移民史料館の赤字分を含めても、昨年の会計が全体で黒字に転換したという。詳細額は、四月序Z日の総会の席上で発浮ウれる。黒字転換の背景として伝田氏は職員数を四曙ワ人から三序Z人に減らしたことが大きいとし、そのほかに、水道代、紙代などの経費節約に努めたことを挙げた。
これらを含めて上原会長は、現在、賛否両論の意見が噴出している百周年記念事業の「日伯総合センター」案について、「ビラ・レオポルジーナ区の土地所有者(宝石協会)との交渉は続けているが、まだ決まった書類にサインはしていない」と軍施設購入による文協施設拡大を考える余地があることを示唆。「一時的に交渉をストップする考えもある」とし、「すべては(四月三藷開催嵐閧フ百周年協会の)総会にかけて決める」と話した。
なお、次期会長立候補に伴う上原氏の記者会見は後日、開かれる嵐閨B
谷候補を文協会長に=E気焔あげ決起大会賑わう 4月3日 (1175)
掲題は、サンパウロ新聞の4月1日付けWEB版の報道ですが、決起大会以後の動きに付いては選挙事務所の事務局長をしておられる徳力啓三さんよりの報告の通り新しい文協会員600人を帯同しての谷陣営は、前回の文協選挙時の10倍に当る1500人の委任状を含む参加者があったと過程すると過半数を抑え当選確実と成る見込みとの卵zですが、選挙は最後まで分らない事、現執行部が如何なる対応策を考え出すかまだまだ嵐fを許さないと思います。
戦後移住者の一人、また谷一家のブラジル移住に多大の影響を与えた責任者でもあり是非谷候補に勝って貰いたいと願ってますが、4月16日の選挙当日は、成田到着の日で直接この歴史的な日に不在となるのは残念ですが。。。
谷候補を文協会長に=E気焔あげ決起大会賑わう 【サンパウロ新聞4月1日付けWEB版より】
谷広海候補を支援する『谷さんを文協会長にする会』は二庶l日夜、サンパウロ市のニッケイ・パレス・ホテルで決起大会を開催した。
この日は同会が来場者に文協入会の手続き代行もおこない、谷支持者に関係なく八庶O人が文協会員に加入した。
谷候補と同じ早大出身の簾田武志さん(二庶オ歳)も新規会員になった一人、「先輩が文協会長選挙に出馬したと知り、是非応援させてもらおうと思った」と若者からも支持されていた。
決起大会は、県連、日語センター、ブラジル・ニッポン移住者協会、学移連、稲門会など、主に戦後移住者組が過半数を占め、出席者は約三百人にのぼった。
はじめに支持者が谷候補を激励したあと、谷氏は夫妻で壇上に立ち、ブラジルに渡伯してからの生い立ちや、文協会長に出馬した動機を述べ、「純粋な気持ちでコロニアに尽くしたい。どうか谷を勝たせて欲しい」と深々と頭を下げると盛大な拍手が贈られた。
続いて早大後輩による「フレー、フレー」の応援歌や、坂和三郎援協副会長が「ガンバレー!谷さーん」と力強い乾杯音頭をとるなどし、会は異常なほど盛り上がりを見せていた。
この日、谷候補の長女、茜さん(二処鼾ホ)も大学の休暇を利用し、マセオ市からはるばる父親の手伝いに駆け付けた。ブラジル倫理の会の山田充伸会長は、「谷さんは家族をとても大事にするという倫理観念がとても強い。きっと素晴らしい会長になってくれる」と期待を寄せていた。
3月31日新会員入会手続き終了 4月3日 (1176)
夢vetの皆様
谷さんを文協会長にする会の事務局長をやっております徳力です。
色々な日系の新聞ニュースがありますが、ホットニュースを届けます。
今まで殆ど時間がなく、皆様に報告しなければならないと感じつつも私の方から出さなくても、新聞で見てもらえると省力させていただいておりました。
文協会員への入会手続きを昨日3月31日までに済ますと、4月16日の文協選挙に清き1票を行使できることになっておりました。谷陣営では新会員を獲得するために、事務所開き(3月4日)、非会員宛てに1500通の手紙をだし、日伯両語で書かれた谷さんのプロフィルを3500冊用意しました。
3月24日には決起大会をホテル日系の2階を借りきり、300名弱の支持者が集まり盛大でした。
扨、昨日の締め切りの結果は谷派が文協に持ち込んだ入会垂オ込み書は596通にのぼりました。28日には96通、29日には102通。
30日には180通、そして昨日31日は218通、なんとまー良く集まったものと感激でありました。沢山の方々が事務所を訪れ、又遠くの方は郵便で垂オ込み書に55レアルをつけて送ってくださいました。私どもの卵z以上、特に最後に日に着いた150通はまったく卵z外、谷さんの雄たけびに答えって下さったコロニアの声と本当に暖かく、うれしいものでありました。
谷さんも私も、目をしばたたかせ、皆さんの御声援にお答えしなければ決心を新たにしたものでした。この卵z外の入会錐桴曹フ数の多さには文協の受付の職員も大変驚いておりました。(これらの錐桴曹ノは選挙当日の委任状がてんぷされていますので、この数字は直に一票になります。)
この結果からみると、既に会員であるから方から送られてきている約70票の委任状と谷派で直接文協に垂オ込みした方、約70名を加えるとおおよそ740票を獲得したことになります。どのように多くみても選挙に参加される方を1500票(2年前の評議員選挙の10倍と卵z)で概算すると選挙前にほぼ50%を獲得したものと考えられます。まだ不確かな部分が残り、選挙規定がいつ変更されるのか解らぬので、確定には程遠いとも考えられますがこのような状態になっており、着々谷派は足場を固めています。
皆様方の暖かいご支援と清き一票を掘り起こしてくださることをお願い垂オ上げます。文協会員で会費を納めている方は一票を持っています。
4月16日の選挙では、是非とも谷さんへ一票をおすすめ願いします。
コロニア総代として、コロニアを良くまとめ、100周年記念事業を成功させるのは谷さん以外に考えられません。移住者の祭り 100年祭をコロニア一丸となって成功させるため夢vetの皆さんの声援と協力お願いします。
徳力啓三
高等審議会「統一」を要請=上原、下本両氏「連立」も=谷氏「ありえない」と否定=文協会長選 三つ巴か 4月4日 (1183)
谷候補が巻き起こしている日本文化協会会長選挙の大きな波紋は、4月6日の選挙公示、16日の投票日までまだまだ大きな津波、うねりが見られるようで関係当事者のみでなくコロニアの大きな関心事となっており毎日の動きを伝える邦字新聞の報道から目が離せない。ニッケイ新聞、サンパウロ新聞とも社会の木鐸としての役割を良く果たし正確な事実を報道してくれており安心して転用させて貰っています。4月2日(土)のニッケイ新聞の記事を転載して置きます。
高等審議会「統一」を要請=上原、下本両氏「連立」も=谷氏「ありえない」と否定=文協会長選 三つ巴か
ニッケイ新聞 4月2日(土)
文協会長選挙のシャッパが公示される六日まで一週間を切った現在、コロニアはいまだかつてない状況を迎えている。目立った動きを見せず余裕の高ヲともいえる現執行部の上原幸啓氏、シャッパの一部を公開し、県連会長、元聖州財務長長官だった池田昭博氏をも抱き込んだ下本八郎氏、五百人以上の新規会員を獲得した谷広海氏。そして、三氏に共同シャッパ作成を要請する高等審議会。この三つ巴状態のまま、選挙戦になだれ込むのか、それとも=B
三藷に行われた高等審議会の会合には、植木茂彬、貞方賢彦、横田パウロ、野村丈吾、安田ファビオ、篠又幸市郎、大竹ルイ、山崎チヅカら各委員が参集。委員以外には上原幸啓文協会長、中島剛事務局長、大原毅評議員会長、下本八郎氏が出席した。
午後七時から始められた会合は三時間半を超え、話し合われた内容は大きく二つ。今回の決議事項が直接の権限をもつことはないが、執行部や百周年事業になんらかの形で反映されると見られている。その意向は三氏にすでに伝えられている。
百周年事業は、リベルダーデ地区を中心に行われるべきとの考えを示したことが一つ。五諸N前の文協創立にも関わった安田ファビオ氏、センターのデザインを手掛けた大竹ルイ氏も含めた参加者全員の統一意見だったという。ある委員によれば「レオポルジーナ案は廃案の方向で話が進んだ」ようだ。
もう一つは、日系社会が割れないように対立候補同士が話し合う必要性が確認された。つまり、選挙で対立意識を深めるよりも、全員で一つのシャッパを作ることが望ましいとの考えだ。
同席していた上原、下本両氏は、「それができれば最高だが・・・」と返答している。
三処齠には、谷氏のもとに植木氏からの電話でその意向が伝えられたが、「今回の選挙によって文協への関心が大きくなり、かつ民主的といえる。すでに五百人以上の賛同者がいる現在、時期的にも遅過ぎる」と谷氏は高等審議会の垂オ出を固辞。
「新しい民法で会員の直接投票による選挙方式が取られているにも関わらず、(統一シャッパを作るといった)昔のスタイルを引きずるのはどうか」と疑問を投げかける。
それこそコロニアの弊害だったではないか=Aと困惑を隠さない谷氏もシャッパ作成には苦労しているようだ。確かに、三序Z人もの無報酬で働く理事を集めるのは容易ではない。多くの二世の入閣を嵐閧オていた谷氏だが、現状況を睨んでか「中立を守りたい」と断られる場合が多く、図らずも一世中心のシャッパが提出されそうだという。
谷氏の支援者は一世が中心だが、「自分も帰化しており、ブラジル人という意識があるので、個人的には一世、二世という感覚はないし、両世代の溝を深めたくない」と苦しい心中を語る。
谷派と見られていた中沢県連会長は、下本派のシャッパに名を連ねた。本紙の取材では「谷派との合流を呼びかける役割を自認している」と話していたが、現時点では谷陣営との接触はないようだ。
一方、上原氏は「(続投することになれば)副会長の数を増やしたい」と話しており、選挙に関して、現行の体制を維持するのか、との問いには明言を避けている。なお、三処齠には、百人以上の会員を獲得した小川彰夫氏(文協を考える会代普jが上原支持を楓セしている。
文協事務局によれば、先月二庶O日までの会員数は約二千四百人。四月一日現在で約三千二百人となっており(取材時集計中)、この一週間で八百人近くの新規入会の瑞ソが行われたことになる。このうち五百は谷陣営からのものと見られている。
かつて会員だったことがあり、未払い会費がある人に選挙権は発生しないため、この数字は減少する可柏ォもある。千人近いという幽霊会員のなかで、現在までに未払い分を払って選挙権を得たのは、百人に満たない。
選挙までの一週間で現会員に投票を呼びかける必要が各陣営に求められるようだが、今までの流れから、下本、上原両氏連立の可柏ォも否定できない。
三年後に控えた百周年事業に大きく影響すると思われる今回の文協選挙、シャッパ公示までコロニアは熱い一週間をおくりそうだ。
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