早稲田大学海外移住研究会の近藤 博之先輩からのお便りを頂きました。
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一昨年の夏、大阪の妹がブラジルに来ていた時に訪問したフロリアノポリスの島の北部サンティーニヨにお住みの近藤先輩から今年も近況を知らせるお手紙が届きました。
早稲田大学海外移住研究会の先輩でバレー部で鍛えた長身の元気な近藤先輩より『お互い今年も元気でがんばりましょう。』との檄を受けると頑張らなければとの気持ちが湧き上がります。
もう43年も前にあるぜんちな丸でサントス上陸時に拾って貰った先輩でもあり近々ポルトアレグレに来て頂いて機嫌の良い飲み方をされる近藤先輩と杯を傾けたいと思います。
写真は、フロリアノポリス訪問時に撮らせて頂いた近藤先輩を挟んで右側は拓殖大学卒の海田さんです。
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和田様 皆々様
年が改まりましたが皆様お元気にお過ごしのことと思います。
新年の賀状は旧年、私の兄、祐二郎(静岡で医者をしておりました)が他界いたしましたので欠礼いたします。
本日はここに日頃の御無音をお詫びし、私達の近況及び新しき年の抱負など記させていただきます。
私は当フロリアノポリスのこの美しいサンティーニヨの海岸に過ごす事2年、毎朝水平線より昇る太陽を拝み、祈り、全身に生命エネルギーを受けて充実、すっかり健康を回復いたしました。
また孫達は、娘恵子の方には三人が日本で学業を終え今年就職し自立出来るようになりました。恵子も日本に出かけました目的の80%は、達成出来たように思われます。
また故利秋の遺児たち二人も15才、16才となりウムアラーマ市(パラナ州)において学業、アルバイト、スポーツ等に励んでおり、近々大学の課程に進むことと思います。嫁のマリも薬剤師として地方の人々のために働いております。
これらのことは、ひとえに皆様の励ましのお陰であり、ここにご報告垂オ上げ御礼垂オ上げる次第です。
私はこの地に過ごす日々においてつくづく健康のありがたさを知り、今当地の人々の健康増進のために微力を尽くしております。
先日、私がかって在住しましたラーモス移住地(ここより300km内陸に入る)に【ふるさと創生】の話が持ち上がりました。その地は、孫達の生まれ故郷ですので、私もその地を【第二のふるさと】と位置付けラーモスの山とサンティーニヨの海を結びつけ、健康増進ラインを作り、人々のために尽くしたいと年頭にあたり初夢を見た次第です。
人生一回、この与えられたというか、自分が選んだ移民人生をがんばっていきたいと思います。
お互い今年も元気でがんばりましょう。
2006年1月
近藤 博之
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