日本ブラジル交流協会25周年記念「感謝の集い」3月10日にニッケイパレスホテルで開催。
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25年間で都合748人の研修生をブラジルに派遣、日伯の懸け橋的人材の育成を目指して来た日本ブラジル交流協会は、3月10日に「感謝の集い」を開催しその四半世紀の歴史を閉じることになった。今後はOBの皆さんが中心になり研修事業を継続して行くとの事です。
謹啓 晩夏の候、ますますご清栄のこととお慶びもうし上げます。皆さまには常日頃より格別のご厚誼にあずかり心よりお礼もうし上げます。
さて、当協会におきまして25年にわたり748名もの研修生を当地に派遣することができましたのも、ひとえに皆さま方のご厚情のたまものと存じます。つきましては、これまでお世話いただきました皆さまをお招きし、心ばかりの「感謝の集い」を開催させていただきたく存じます。ご多用中のところはなはだ恐縮ですが、何卒ご出席いただきたくお願いもうし上げます。
なお、「感謝の集い」式典に続きまして、ささやかではございますが宴の席を準備いたしております。懐かしい往時を振り返りながらご歓談いただけましたら幸いです。併せてご案内いたします。
謹白
2006年2月吉日
(社)日本ブラジル交流協会 会長 玉井 義臣
写真は、2003年訪日時に撮らして貰った玉井会長のリラックスしたものです。
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3月10日(金)に日本ブラジル交流協会の25期生48名の研修終了式、帰国に併せて4半期に亘る研修制度の幕引きとして【感謝の集い】を日本ブラジル交流協会主催で実施した。
この【感謝の集い】の前に10日午前中にブラジル日本交流協会の拡大懇談会が行われた。社団法人日本ブラジル交流協会としてのブラジル研修生派遣制度は25期生48名(過去最高)を最後に派遣制度の中止、専属事務局閉鎖、今後は貸付金の回収事務のみを2008年3月まで継続し日本移民100周年記念事業の一環として社団法人日本ブラジル交流協会としてこの移民100周年に何らかの事業実施が可狽ゥどうかを見極めたうえで6月には正式解散との日本側の正式通知を受けて2000年にブラジル公益法人として登録されているブラジル日本交流協会のブラジル派遣制度の継承、存続の可柏ォについて理事会で検討された。山内 淳会長から日本側の社団法人の決定事項を尊重し今後は出来れば来年の2007年には26期生として10名前後の研修生を受け入れる事で研修制度事業の継続を図りたい。従い現理事の皆さんに任期2年の延長に同意して貰いたいとの要請が出されて江頭理事の『若い者の考え方を助ェ理解して行くだけの柔軟性が欠けて来ているので出来れば若い方に代わって貰いたい。日本サイドの事業をブラジルで引受けて継承して行くに当たりブラジル日本交流協会の財政的裏づけが有るのかどうか?』等のご意見が出されこれに対しては山内会長は、『研修制度が適正規模(20名前後まで)で軌道に乗れば助ェ遣って行ける。サンパウロを中心とした元研修生を中心とした現理事会で助ェ運営していく事は可狽ナあり地方理事の皆さんに資金的な面も含め迷惑を掛ける事はない』との力強い説明があり出席者全員でこれを受け2年間の理事会の延長に同意しブラジル側の研修制度運営母体が継続することが決定される。後は具体的にブラジル入国査証取得方法、大学での研修制度利用、企業による呼び寄せ方式等具体的に検討し3月末に帰国する藤本明司事務局長が日本側のカウンターとなり25期生48人を含むOBによる受け入れ団体の組織作りと運営を実施するとの形で2007年度の研修生10名前後の派遣を実現させる為の具体的な活動を開始することが決まった。
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