早稲田大学創立125周年記念事業募金について ブラジル稲門会相田会長。
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我が母校早稲田大学は2007年に建学125周年記念を迎える。記念事業総経費360億円の大型落Zのもとに次世紀への布石、躍進の礎を築かんとしている。ブラジル稲門会、相田祐弘会長から母校への協力要請の下記檄文が届いた。
校友、卒業生からの個人寄付金100億円を集める為に卒業生一人一口5万円との基準額に対し手ブラジル稲門会では、諸般の事情を勘酌して一口2万円レアル貨で400レアイスとして募金を募るとの事。ブラジル稲門会の一員として貧者の一灯を投じるする事にした。
写真は、初代総長、大隈重信候の学生時代見慣れた銅像です。 |
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早稲田大学創立125周年記念事業募金について
募金要領通知
サンパウロ、 2006年 7月 吉日
ブラジル稲門会会員各位
拝啓、
初冬の候、皆様益々ご健勝のこととお慶び垂オ上げます。
扨、皆様も既にご承知の通り、来る2007年は、母校早稲田大学の創立125周年に当たります。 大隈候は、人生125歳説を唱えられておられましたが、この125周年を特に記念して、母校では将来を展望した記念事業を企画し、その実現の為の募金活動を数年前より始められていることも、既にご存知のことと思います。
ここブラジルにおいては、2000年、時の総長、奥島孝康氏ご一行が來伯された際に、沢山の募金資料をお持ちいただき、ブラジル稲門会としての協力の依頼を受けました。 又、2004年に白井克彦総長が來伯された折にも、募金のアピールをされて行かれましたが、我々ブラジル稲門会としては、具体的な募金の実行には今まで着手することなく、現在に至りました。
しかし、時はどんどん経過して、どうしても募金活動を始めなければならない最後の時期に来ています。 私達は、青春の一時期を早稲田の杜に学んだ者として、母校からの要請に、できる限り応えなければならない、皆様のよきご理解と協力によって、できるだけ多くの基金を母校へお送りすることができるように頑張って行きたいと思います。
今回の母校の記念事業総経費は360億円で、その内、募金目標額は200億円(個人100億、法人100億)となっています。 記念事業計画の大要は次の通りです。
1. インテリジェント教育研究棟2棟の建設 〜ネットワーク型授業の拠点として〜
西早稲田キャンパス整備計画の一環として、清水正博記念館(14号館、1998年竣工)に引き続き、21世紀の教育研究を担うモデル校舎を建設し、ここでマルチメディア型・ネットワーク型授業環境を整備し、世界中の大学との双方向型授業を展開する。
事業資金: 約230億円
2. 新学生会館の建設 〜グローカル・ユニバーシティ創造の拠点として〜
戸山キャンパス内に建設し、多彩な人材の出会いと切磋琢磨により自由闊達な早稲田
文化を創造する場として、早稲田スピリットの醸成を支援する。
事業資金: 約80億円
3. 大隈講堂の多機伯^文化ホールへの再生 〜 グ.ユニバーシティ発信の拠点として〜
1999年に東京都の歴史的建造物に指定された大隈講堂も1927年の竣工から70
余年、新時代に向けてより使いやすい多機伯^文化ホールへと再生する。
事業資金: 約50億円
この他、募金対象以外の記念事業として次の企画があります。
● プロジェクト型研究所の設置 : 10億円
● 創立125周年記念チェア(冠教授・冠講座)の設置 : 50億円
● 国際交流促進のための奨学金制度の拡充 : 40億円
● 博物資料の充実・電子化 : 10億円
● 雑誌センター・電子図書館の設置 : 10億円
このように、早稲田大学は建学の理念「学問の独立」「学問の活用」「模範国民の造成」を実現するために、「独創的な先端研究への挑戦」、「全学の生涯学習機関化」、「地球市民の育成」を目標とし、これを早稲田大学第二世紀宣言と位置つけて、新世紀にふさわしい大学の穀zをめざしています。
母校からの募金要望は1口、5万円ということですが、こちらで先日行った幹事会では、ブラジルの諸般事情を斟酌して、1口、約2万円、レアル価で 400 レアイスが適当ではないかということになりました。 勿論、何口でも歓迎致します。
このような募金活動は創立100周年記念の際にも(1981年)、故高井義信幹事長を中心として行われました。 当時ブラジル経済は超インフレ時代で、現在とは比べものにならない深刻な状況であったにも拘わらず、1口5万円で、(多くは少額月賦払いで)、多くの校友が募金に参加下さり、約250万円を大学へ送金した実績があります。 私個人としては、今回の募金に於いても、1口、400レアイスにこだわらず、この機会に、母校のこれからの発展に寄与するために、夫々が最大限の裁量を持って応募して頂けることを期待致します。
早稲田大學は、(他の大学も同じと思いますが、)その歴史の中の節々で、その都度、校友からの募金によって施設の充実を図ってきました。 募金の栞にある今までの記念事業と募金の歴史を記しますと;
1902年(明治35年)創立20周年記念事業(第1期募金)
大学部の創設、等 募金計画: 30万円
1907年(明治40年)創立25周年記念事業(第2期募金)
理工科の新設、等 募金計画: 150万円
1917年(大正6年)創立35周年記念事業
大學各部の拡充 募金計画: 50万円
1922年(大正11年)創立40周年(故大隈重信記念事業)
大隈講堂の建設、大學の内容改善、等 200万円
1932年(昭和7年)創立50周年記念事業
理工学部中央研究所新築、等 50万円
1940年(昭和15年)創立60周年記念事業(紀元2600年奉祝記念事業)
大學の内容充実、校地の拡張、等 100万円
1947年(昭和22年)早稲田大學復興会発足、地方校友会の再建 1億円
1962年(昭和37年)創立80周年記念事業
理工学部・付属研究所の拡充、
法文系学部の充実、第2学生会館の建設、等 20億円
1982年(昭和57年)創立100周年記念事業
新学部(人間科学部)の設置、総合学術情報センターの建設、等 200億円
1990年(平成2年)研究教育強化事業(文学部100周年、理工学部80周年記念事業)
理工学総合研究センター棟、理工系大学院棟の建設、
文学部研究棟・図書館棟の建設 40億円
2007年(平成19年)創立125周年記念事業
このように早稲田大學の発展の歴史は数多くの方々の芳志によって築かれたものです。 私達が在籍し、学んだ或る時期の大學は、それ以前に卒業した校友の善意によって支えられていた、ということを認識しなければなりません。 私達は今在る自分を育んでくれた母校に、それらのRetributionをする任務が在ると考えるべきです。
母校の今後の発展を期待し、支援しようとする真の早稲田精神を持ってこの募金活動が行われますことを希望して止みません。
● お錐桙ン方法
下記の錐桴曹ノご記入いただき、幹事までメールかFax.又は郵便でお錐桙ンお願いします。
錐桙ン期限は2006年8月31日までと致します。
● 支払い/振込み方法
支払いは、日本への送金を考慮して、足立操氏のITAU銀行の口座に振り込んでいただくこととします。 そして振込み証(comprovante)を、Fax.か郵便で、相田祐弘(長期組)或は伊藤聖治氏(短期組)までお送りいただき、それに対して稲門会から領収書を発行することと致します。
足立氏の銀行口座番号: Banco : ITAU
Agencia: 0646 −SP Nova Paulista
CC. : 46264−8
Nome da Conta : Misao Adachi
相田祐弘の Fax.番号: (011)5054‐3913
郵送先: Av. Macuco, 523, ap.112, Moema, Sao Paulo, 04523-001
e‐mail: yyaida@uol.com.br
伊藤聖治氏の Fax.番号 : (011)3145‐1936
郵送先: Av. Paulista, 854, 12o. andar, S. Paulo, 01310-100
e‐mail: itou-kiyo@spl.marubeni.com
● 払込期限/月賦払い
2006年 9月01日 から 2007年 2月28日 までの 6ヶ月間。
この間の月賦分割払込を認めます。 出来るだけ多くの校友が小額の月賦払いで母校希望している5万円、或はそれ以上の額を目標に頑張って下さることを期待いたします。
● 大学への送金/報告
2007年4月中に集計した金額を大学に送金します。 その際、醵金者の芳名(学部、卒年)と醵金合計額の明細を添付、提出いたします。
以上、 この「ブラジル稲門会」としての募金活動が、皆様の深いご理解と、大きな協力、ご支援によって、最良の成果を得られんことを祈っています。
末筆ながら、皆様のご健勝と益々のご活躍をお祈り垂オ上げます。
敬具
ブラジル稲門会
会長 相田祐弘
幹事一同
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早稲田大學創立125周年記念事業募金錐桴
氏名:
学科、卒年:
現住所:
電話、連絡先:
寄付金嵐闃z: R$.□□□.□□□,00
支払い方法: A):☐☐☐☐年☐☐月に一括払い。
B):☐☐☐☐年☐☐月より □回の月賦分割払い。
錐桙ン日:
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