人間国宝の夫・藤十郎氏と祭典に 扇参院議長南大河州を訪問 サンパウロ新聞より転載。
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今回の南大河州の50年祭の模様を取材の為にサンパウロ新聞の山口 貴史記者とニッケイ新聞の堀江 剛史記者がポルトアレグレに来られ精力的な取材を実施されどのような形で南伯を紹介してくれるか楽しみにしていましたが、本日のサンパウロ新聞WEB版に山口記者の記事が掲載されておりますので転載して置きます。
扇 千景参議院議長は、50周年祭の慶祝団団長として参議院議員3名と人間国宝の坂田 藤序Yと共にポルトアレグレを訪問されました。南伯50年の歴史で日本国代浮ニしては最高位の国賓でありRIGOTTO州知事も選挙戦を休み歓迎シュラスコ会を実施、もう少しゆっくりしたスケジュールでまた訪問して頂きたいと要請しておられました。
写真もサンパウロ新聞掲載分をそのまま使用しました。
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人間国宝の夫・藤序Y氏と祭典に 扇参院議長南大河州を訪問
【ポルトアレグレ発】二十日ポルトアレグレで行われた『南大河州日本移民五十年祭』に扇千景参議院議長ら参議院議員団四人、人間国宝で扇議長の夫である坂田藤十郎氏が会場に姿を現し、祭りの雰囲気を楽しんだ。
南大河州各地などから会場に集まった多くの来場者が扇議長一行を拍手で迎え、メインステージでは地元日系団体、ガウーショの伝統芸狽ナはなく、日本から招待されたプロ太鼓グループ『ひのき屋』が演奏し出迎えた。
その後、扇大臣一行は会場内を見学、ひな飾りや地元の日本人家庭に残されてあった日本製品を見て「よくこんなに古いものが残ってますねえ」と感心しきりの様子だった。
同会場で行われた日系団体との懇談ではブラジル側、日本側双方で十数名が出席。扇議長は「五十年目で皆さんが参加し、今日まで頑張ってこられたことが今に繋がっていると思います」と謝辞を述べた。
出席した鈴木貞夫南伯援協会長は「涙が出るほど感激しております」と訪問に感謝の意を述べた。
懇談では、扇議長は今年六月に改正された公職選挙法について説明、日系団体側からは格下げされたポルトアレグレ出張駐在館事務所を領事館に戻してほしいという要請が出された。
また、扇議長がメインステージでの挨拶がなかったことで来場者から「一言くらい声を聞きたかった」、「何かメッセージを残してほしかった」という声が聞かれた。
それについて、対応にあたったポルトアレグレ出張駐在館事務所は「スケジュールになく、時間もなかった。日系団体との懇談の時間を大切にしたかった」との見方を示した。
〔写真:南大河州の日系団体関係者と記念撮影をする扇議長(前列右二人目)〕
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