第47回海外日系人大会のアトラクションの部に、歌手の「井上祐見」さんが招かれました。
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来伯8回を数える井上 祐見さんが第47回海外日系人大会のアトラクションの部に招待されて参加者を魅了したようです。下記メールをマネジャーの中嶋年張さんより受け取り早速関係記事の掲載されているBLOGを覗いてみました。ペルから日本に留学しておられる橋谷さんのBLOGは、ペルだけでなく南米をカバーした留学生が日本から送る留学生の記録で魅力のあるHPです。リンクさせて貰う事にしました。
写真も同BLOGからお借りしたものです。井上祐見さんのブラジル、アルゼンチン、パラグアイ、ボリビア、ウルグアイ訪問に次回からもう一つペルが加わるのではないでしょうか?ポルトアレグレに来て頂く可能性が減るようですが、嬉しい話しです。ブラジル移民100周年にあたる井上祐見南米公演10回目には是非ポルトアレグレにも来て頂きたいと願ってます。
邦字新聞の関係記事も一緒に掲載して置きます。
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和田 様
大変ご無沙汰致しております。
今年は結局直接お会いする機会もなく南米公演は終わってしまいましたが、相変わらずお忙しくしておられますでしょうか?
こちらではそろそろ朝夕も涼しくなりそろそろ食欲の秋に突入か!といった状況です。
井上も私もあまり多くを食する方でもありませんし、かといって美食家でもありませんがどうしても、この季節になると食に興味をそそられてなりません。
ところで最近は南米公演を終えて帰国した後に海外日系人大会に参加する事があるのですが、今年は会議の後のアトラクションで正式に歌わせて頂きました。
参加された方のブログで井上祐見が紹介されてますので
のぞいてみて下さい。
http://blog.canpan.info/heiji/archive/127
久方のご報告まで
中嶋年張
第47回海外日系人大会のアトラクションの部に、歌手の「井上祐見」さんが招かれました。
ステージに上がった瞬間から、美しく透き通る声に、感動を味わいました。
ボ〜ッと見とれていたボクを、後ろの友人たちがからかっていました。
コンサートの前半は明るい歌が多く、会場が盛り上がりました。でも後半からじっくりと歌い始め、それにじっと前列で聞き入る1世のおじいさん、おばあさんがいました。
いつとなく、後ろの友人たちの笑い声が聞こえなくなり、集中した表情が目立つ様になりました。「Eu sou Japonesa(私は日本人女性)」という曲は最後の方に流れ、本当に心に届く不思議な力を感じました。
「En sou Japonesa」
移住坂を登れば 神戸の街並み 海の向こうは
異国の空よ
ドラが鳴る 別れの メリケン波止場は
涙たそがれ いつか戻ると 心に誓う
En sou Japonesa いつまでも
En sou Japonesa 忘れない
いつも心に 抱いている 白地に赤く燃える想い
自分のお爺ちゃんやお婆ちゃんのことを思い出し、目が潤うのを感じました。
会場に目を向けたら、涙を流しているヒトが大勢いて、自分も隠れながら、涙を拭いていました。
コンサート中に、井上さんは南米に興味を持った理由として「ブラジルでの『のど自慢大会』を見て、現地では歌で日本語を継承していることを知り、ここだったら自分の歌を必要としてくれるのかな、私が日本語の歌を届けたら喜んでもらえるのかな、と思い、公演を企画しました」と説明しました。
人を感動させる美しい声を持っていますので、これからも頑張ってください !!
第47回海外日系人大会開く 常陸宮さまお迎えし開会式 サンパウロ新聞
《テーマは「日系社会の新たなる発展を目指して」》
【東京支社】第四十七回海外日系人大会(海外日系人協会主催、外務省、全国知事会、東京都など十団体後援)が、「日系社会の新たなる発展を目指して」をテーマに二十六日から三日間、東京を主な会場にして始まった。大会初日には東京・ 千代田区 の憲政記念開会で常陸宮殿下ご臨席のもと、海外からの参加者十八カ国百六十人、国内からの参加者百四十人、計三百人が出席して開かれた。式典終了後全体会議に移り、第三回海外日系文芸祭賞入賞者の紹介、第七回海外日系新聞放送協会賞の表彰式が行われた。
《18か国160人が参加 来年聖市で開催を決める》
式典では、常陸宮殿下がおことばを述べられ、「海外日系人大会は日系人を通じて国際交流と相互理解に大きな役割を果たしてきた」と同大会を高く評価、大会関係者の開催への尽力に敬意を表された。続けて中南米諸国ら出稼ぎに来日している人たちに触れられ、これまで日本からの移住者がこれらの国で温かく受け入れられてきたことから、「我が国もこれらの国の日系人の方を温かく迎えられることを切に望みます」と述べられた。
また大会には、この日内閣総理大臣に就任したばかりで、組閣中の安倍首相からも祝辞が寄せられ、日系人が各国で活躍していることは日本にとって大変名誉なことであり、「心から敬意を表したい」と述べた。
会場内には、この祝辞は安倍首相が公にするメッセージの第一号ではないかと、「記念すべき大会になった」と喜ぶ声も聞かれた。
式典に続いて開かれた全体会議では、事務局から、次回の四十八回大会はブラジル日本移民百周年記念祭のプレ大会として、サンパウロでパンアメリカン日系人大会と合同で七月に開くことが報告され、了承された。これで来年の日系人大会がサンパウロで開かれることが正式に決まった。同大会が海外で開催されるのは、一九六八年六月、ハワイで開催されたのに次いで二回目になる。
大会には、二年後に移民百周年祭を控えたブラジル日系社会御三家の各会長(上原文協会長、酒井援協会長、松尾県連会長)も顔をそろえたほか、尾西兵庫県人会会長、菊池援協副会長、横田サンタクルス病院代表らの顔も見え、日系社会の重鎮が揃って顔を見せる盛況を見せていた。
〔写真:おことばを述べられる常陸宮殿下〕
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