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東洋人街に味処【一心】を開かれた八幡八郎さん。
10月下旬サンパウロに出張しました。自動車ショウやF1のレースがあり殆どのホテルが一杯で何とか頼み込み今回は、ニッケイ・パラセに3泊しました。10月21日(土)に僚友滝谷 英一さんと夕食に出掛けました。便利な場所で色々なオプシオンがありサンパウロに出てくる楽しみの一つがこの食べ歩きです。ホテルから直ぐ近くに明るい味処【一心】と言う看板がある新しい店が開店していました。開店2ヶ月でまだ店の造作等も終わっておらず正式開店披露もしていないとのことでしたが、経営者は、昔馴染みの【こけし】のオーナであった八幡八郎さんがお嬢さん、息子さんに残して遣りたいとの事で再度日本食店を開店したそうです。日本酒の熱燗に寿司、刺身を楽しみ最後に味噌ラーメンを食べながらお話を伺いました。
写真は、八幡ご夫妻、合わせて160歳です。


味処【一心】を経営しておられる八幡八郎さん、大正8年広島生まれで八郎と名付けられ1921年に家族に連れられてブラジルに移住。ブラジルに在住85年、現在86歳。奥さんの政美さん74歳とお二人でエスツダンテ街にあった日本料理店【こけし】を35年間遣っておられのでブラジルに古い方は覚えておられると思います。10年近く前から引退しておられましたが、今回長女の文子さん55歳、長男の丈治さん50歳のお二人に日本食店【一心】を残して遣りたいとの希望で家族全員で【一心】を始められました。
今もサンパウロ市には【こけし】出身の日本食店経営者が数人おられるようですが、現在【一心】で寿司を握っている職人は、ブラジル生まれの高野洋一さん35歳で日本での寿司職人としての修行をしたりカリフォルニアでも2年間寿司職人として働いた経験がある研究熱心な方で試作品を色々供して呉れどうですか?と真剣に聞いて来る人なつこさを感じさせる。寿司ネタが少しこっんがありどうしたのかと聞くと米の炊き方を間違って申し訳ないと恐縮していた。
ビールは、缶ビールしか置いておらずこれを3缶、熱燗1本、寿司と刺身の盛り合わせ(中)、最後に味噌ラーメン二人分を二人で楽しみR$88,00.-(40ドル弱)。サンパウロの東洋人街の中ではリーゾナブルな価格設定。店も明るく八幡さん、奥さん、お嬢さん、息子さんと家族全員で働いておられた。
時間が許せば次回にはゆっくり移住者の大先輩としての八幡さんのブラジル85年の話しを聞かせて頂きたいと願っています。



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