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リオグランデの港町に半年以上お住いになった賀多井 光国さんのHPよりお借りしたヒオグランデの紹介欄です。
港町神戸で生まれ神戸で育ち1962年に神戸より移住船あるぜんちな丸第12次航でブラジルに移住して来た私は、船と船の男に憧れを抱いており多くの元船乗り(多くは船長さん)に親しくして頂いておりますが、神戸の高根さんに又一人川崎汽船の元船長さん?を紹介して頂きました。岡山にお住みの賀多井 光国さんです。最近公開された賀多井さんのHPよりお仕事で半年以上リオグランデの港に滞在し異境で朝顔を咲かせたとの記録があります。沢山の写真の中からリオグランデの港の入り口にフランスの技術で作った防波堤の岩の上を帆を立てて走るトロッコがありますが、これがギネスブックに記録されているとの事。写真はこれをお借りしました。


ブラジルの一番南の州、リオ グランジ ド スル州の州都は、ポルト アレグレで、そこから ヒオ グランジまでバスで4.5時間かかります。古い小さな港町で、石畳の道は、情緒があり、大都会では味わえない、田舎のよさが一杯の町です。昔は漁業の基地として日本の漁船も沢山出入りしていたそうです。縁あって仕事の為 2002年10月から2003年5月まで滞在する機会がありました。今の日本人には馴染みの薄い町ですが、私にはとても気に入った町でした。
 スペイン語読みにすると リオ グランデ ですが、ポルトガル語では、これを ヒオ グランジ と読みます。
ヒオグランジは、日本の宮崎県の反対側に位置して、時差は12時間、四季があってこの季節も日本と正反対です。しかし、ここに住む人達は、Rio Grande の天候を称して、”Tempo Louco”(狂った天気)と呼んでいました。暑いと思ったら急変して気温が下がり、強風が吹き荒れ、バケツをひっくり返したような激しい雨が降ります。
 物価も安いし人情はいいし、住むにはいいところですが、何分にも遠すぎます。成田から飛行機で、Los Angeles 経由で、 Sao Paulo まで約25時間、Porto Alegre まで2時間足らず、さらにそこから高速バスで4.5時間、待ち合わせ時間を含めると、実に約40時間の旅になります。
 この地方は、ブラジルらしからぬ土地柄で、自らをヒオグランジーノとして誇り高く、独特の文化を持っているように感じました。
ギネスブックにも登録されている、カシノビーチは、ウルグアイまでの綺麗な長い海岸線は有名です。また、シュハスコ(牛肉の串焼き)はダイナミックで、ブラジルの味でした。  機会があれば、また訪れたい町の一つです。  Viva Rio Grande !



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