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東北関東大震災の記録(その5=終わり)
4月1日の閣議で今回の未曾有の大震災は、『東日本大震災』と呼ぶことに決まったそうですが、このHPでは従来通り東北関東大震災の記録として(その5)を記録に残して置きたいと思います。地震発生後1ヶ月になりますが、まだまだその爪痕は大きく15万人以上の人が避難生活を続けているようで何時になれば福島第1原発の制御が出来るかの目処も立っておらずこれからの復旧作業も何年掛かるか想像も着きません。この経験を今後に生かして欲しいものです。ブラジルでは地震、台風がなく津波もアフリカ側から襲って来る心配もなく定期的に起こる水害と旱害、人災とも云える治安の悪さ、貧困等の問題は有りますが総じて住み易い国と云えます。有難いことです。
(その5)は、番外として天皇陛下のテレビでのお言葉も全文掲載して置きたいと思います。当地でも天皇陛下のテレビでの国民への呼び掛けは報道されており良く描けた似顔絵まで掲載されていました。この似顔絵を今回の写真として使用する事にしました。皆さんの参加に感謝しています。


日本は3連休で地震後の立て直し作業に入って来ているようですね。
http://blogs.yahoo.co.jp/yoshijiwada2/24225728.html

東北関東大震災が起きて10日が過ぎようとしていますが、まだ生存者が瓦礫の中から見つかったとかのニュースもあり原発も冷却水が送り込まれ電力も回復して来ているとのことで一応のコントロールが出来て来ているようで首都圏の計画停電も3連休で一部中止等立て直しの兆候が見えて来ているようですが、これからまだまだ何が起こるか予断を許せない状況が続き復旧、復興作業はこれからでしょうから日本の皆さんは困難が続くようですね。
当地、ポルトアレグレの地元紙でも話題はフランスによるリビアの空爆、オバマ大統領のブラジル訪問等のニュースが第1面を飾っていますが、それでも日本の地震関係のニュースは、放射線による危険の解説記事、日本にいるブラジル人(特にガウショー)の体験談等が報告され始めています。
今朝のポルトアレグレの最低気温が14度まで下がり私も今年初めて長袖のシャツを着用しています。そろそろ秋の訪れでしょうか?
午後から日本製鋼所の東京とデトロイトからの出張者が入って来られ来週の土曜日まで1週間ブラジル(主にサンパウロ地区)に滞在することになっており私も明日からサンパウロに出かけます。
多分メーリングリストの交信も頻度が落ちる事になると思いますができるだけご返事は出せるように努力します。
明日、日本からの正式返事を待って私の訪日中止をお知らせしますが、大阪の井ノ口さん(リビア旅行をキャンセルし代替旅行にアルべニアに行かれるとの事)、霧島の前田さんからもskypeで訪日中止を残念に思うとのコメントを頂きました。
私自身も大変残念に思っています。
(コメント集)
Prezado(a)s,
Soube que TIM está liberando gratuitamente a ligação telefônica para o Japão, a fim de apoiar as vítimas de terremoto e tsunami. Esse apoio permanecerá até 31 de março. Portanto, se souber de alguma pessoa ou de amigo que tenha parente no Japão, repasse essa informação que certamente servirá de grande ajuda. Os que estão no Japão, pode informar seus familiares para poderem se comunicar.
Abraços,
Tomoko Gaudioso
日本にご親戚がいるでしょうか。
今回津波や原発の被害を考慮してTIMのケータイ電話会社が、3月31日を期限として、日本への電話料を無料にしているそうです。パラナ州その他日本に親戚がいる方たちに知らせてください。日本にいるご家族の安否を心配しているかたがたの役に立つと思います。
とりあえずおしらせまで。
木村智子

日の丸は必ず立ち上がる 富田さんからの激が届いています。
http://blogs.yahoo.co.jp/yoshijiwada2/24319323.html

和田さん&私たちの40年の皆さん
昨日のMSN産経ニュースに感動的な写真が載っていました。津波に流され、泥にまみれた日の丸の写真です。
先週、訪れたパリは至る所に三色旗が翻っていました。今私がいる、アメリカも学校、役所、会社の敷地内に必ず星条旗が掲揚されています。
それを見ながら、日の丸を見ることが少ない日本をいつもさみしく思っていたのでした。
 しかし、この日の丸写真を見て、久し振りに感動しました。私はこの旗を掲げた人の強い意志を感じたのでした。
 是非、津波に流された、泥まみれの釜石の「日の丸」を下記のBLOGでご覧になってください。
http://blogs.yahoo.co.jp/stomita2000/19565395.html
そして、「がんばれ、日本!」と雄叫びをあげて下さい。

(コメント集)
富田 さん
良い写真を見付けられたですね。私もこの写真には感動します。
又写真と文をお借りしてトラックバックさせて頂きます。

和田さん、有難う。富田です。
BRASILからの「GANBARE NIPPON !」
が聞こえました。
「日の丸」をトラックバックしてくださって有難う。
多くの人に見て欲しい、日の丸です。
ところで、伊豆山さんが紹介している、「Prayforjapan」のツイッターも素晴らしい。
東北大震災の被害者の皆さんの書き込みです。感動して私は泣きました。
下記のアドレスで伊豆山さんの言う、「世界に誇る日本人がいます」
http://prayforjapan.jp/tweet.html
facebook@prayforjapan.jp
Facebookは日本語が出来ない人のために各種言語の翻訳があります。
是非ご一覧ください。

すばらしい日本人 リオの山下さんからのお便りです。
http://blogs.yahoo.co.jp/yoshijiwada2/24386698.html

山下@リオです
日本の道路の修復技術とスピードは諸外国には驚異的であろうと、以前、地震による東名高速の
ガケくずれを1週間ほどで復旧させたときに書いたことがあるが、
今回も半年以上かかりそうな工事を数日で終えるのが脅威のマトのようです。
http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2011&d=0327&f=national_0327_145.shtml
地震発生当日の3月11日
6日後の3月17日 常磐自動車道 水戸IC〜那珂IC(上り線)の復旧現場

(コメント集)
山下さん テキサス サナントニオの富田です。
この道路修復のニュースはアメリカで広く報道されたようで、今日(日曜)友人のドクターは「日本人は凄いな」と心底感銘した様子で、集まった人たちに我がことのように自慢していました。
すると、ほとんどの人はこの件を知っていました。

【惨状】  サンパウロにお住みの富田博義さんからのお便りです。
和田様
三浦君の無事を祝う記事を読みました。私は今日次のようなメールを友人からもらい自分の想像をはるかに上回る惨状の現実に愕然としました。
 『昨日兄と電話で話しました。家は二階まで浸水したが持って行かれなかったようです。
 庭には小船やどこかの屋根が3軒分とがれきの山。墓石が倒れてないか心配していました。避難所は小学校の講堂で初日は何もなし、2日目におにぎり一個とか。それでもケガ無く避難出来て幸せだったと言っていました。もしあれが夜だったら俺も逃げれなかったと。しかし親戚、友人達が行方不明の人が沢山います。
 自分の親が行方不明のまま献身的に他の老人の看護に回っていたり、そんな話を数件聞かされています。
 船を失い、養殖設備を失って明日からなんで食べていこうかと困惑している漁民の話など知人の名前が出てくるので聞いているのが辛いです。 ともかく外部からの資金援助がないとあの町は復興しません。 勝手なことを言って許して下さい。頭から故郷の昔の姿が浮かんで落ち着きません。』
富田


四月バカです 工藤さんのメールが届きました。
http://blogs.yahoo.co.jp/yoshijiwada2/24478219.html

四月バカの工藤の馬鹿話をお許してください。
(1)2028・Senday Olympic(仙台オリンピック)の開催
自然災害と原発災害鎮魂メモリアルオリンピックは・奈良の大仏建立と同意義と考える。
*1945年に原爆投下の敗戦、19年後の1964年に東京オリンピックを開催した、
戦災廃墟の後始末から新幹線・高速道路網・東京都市の上下水道など、戦前より以上に驚異的な完全再建国家を世界に示した経験をふまえて・・・・・。
2028の17年後のSenday Olympic 開催を期待する。(東京オリンピックよりも2年早く)、三陸地方の東北人特有の辛抱強さ、雨にも負けず・風にも負けず・雪にも夏の暑さにも負けず・・・・
今回の地震・津浪・原発災害にも負けずに置き換えても不思議ではない。
世界の皆様から物心両面から声援、援助を受けての感謝に報いて、天災・人災鎮魂の奇跡の発展の「甦る大和魂」実現の可能性がある。
オリンピック施設は、先の東京オリンピック会場施設の太陽光発電利用をさらに進歩させて、日本の科学的進歩の実用化を世界に紹介できるであろう。
20m以下の都市構造は何れかの時に三陸地震・津波・原発[電力]施設災害の恐れがないとは言えない。
現在の発展した大都市の大部分が標高20m以下である。何時壊滅的な天災があるとも・・
遷都のモデル、考え方教訓に全く新しい近代計画都市を作るべきである。例ブラジリア
世界から見ると、三陸海岸の地震・津波・原発災害は、日本全体の災害であり、イメージダウンである。
私達関東(東京)に住む者にとっては、三陸地帯とは福島・宮城・岩手+茨城と分離できない一地域・一体感で受け止めている。
この一体感を前提に地域復興計画は地震・津波の慢性的な天災地域を、自然災害回避を如何に活用するかと云うことになる。
結論的に、今回の20m高さの津浪を教訓にして、標高20m以下の場所には、居住家屋、公共施設を作らない。
ただし漁業関係施設は30m以上の建物として、20m以上の施設に、電力施設はじめ、ブレン施設(頭脳的情報施設)・需要施設を集約して20m程度の津波で下部が洗い流されても、その後の運営には迅速に対応復興できるような法的規制をすべきである。
災害に強い都市の構築。津浪防波堤の構築は無力・無意味であった。その低位地帯に、森つくり、果樹の標高線栽培、5年間植樹計画・10年後に経営確立・青果販売・2次加工品・残渣の家畜飼料・エタノール製造などの活用は食品革命をもたらすであろう。
これは戦後の農地改革以上の土地所有権に対する強権となる。
果樹の輸出産業の貿易振興は可能である。自然食品の果汁などの幼児・老人などの弱者の健康食品を開発可能である。
沿岸に森を作ることにより、津浪被害対策と沿岸漁業は栄養豊富で良質な海産物が相乗的に振興されると確信する。

(2) 大統領制・国会議員数の半数削減(国会議員は道州制からの代議員)・道州制地方分権の政治改革。
これは明治維新・敗戦後の政治改革に匹敵する、日本国民の自らによる、国民のための・国民政治の歴史的第三次国家再建である。
(3) TPPの導入、地震・津波・原発災害の複合的国家危機にアメリカの莫大な援助を受けての日本国再建は、さらにTPP国際的改革へ発展するのは必然であろう。

(4) 目ざといフランスは原発システムを売り込むチャンスを世界にアッピールした。

(5) アメリカの軍事力はハードの戦争目的でない災害復興目的とした、新しいソフトの平和的友好の相乗効果を最大限に世界にアッピールチャンスを得ることが出来た。

(6)ロシア・中国などの自国益優先外交政策、産油国・イスラム・アラブ諸国は、これからどのように変化するであろうか・・・・。
皆々様のさらなる建設的な論説・ご高配を拝聴いたいと思います。
以上 下衆の勘繰りです。

(コメント集)
工藤 さん 和田です。
工藤さんの4月バカ読ませて頂きました。これは4月バカの夢物語でなく絶対に実現させるべき復興劇です。微力ながら『私たちの40年!!』でもキャンペンを張ることにしましょう。これは『私たちの40年!!』のHPにも皆さんのコメントと共に掲載させて頂きます。2027年では、私は生きているかどうか分かりませんがもし生きていれば87歳ですが是非仙台まで出かけ復興した東北地方を見てみたいです。
4月バカに終わってしまわないように大風呂敷を広げる工藤さんのアイデアを皆で盛り上げましょう。
工藤さん有難う。東北地方復興のシンボルとして実現させましょう。

丸木で〜す
そちらから1日遅れで、こちらも4月1日になりました。
工藤さんのエイプリルフールは下種の勘繰りどころか、格調高い見識ですよ。ブラジリアを見習い首都移転や大統領制、道州制等々、口先ばかりで一向に進展してないプロジェクトは、これを機会に本格的に着手すべき項目です。「皇国の興廃この一戦にあり」、東郷元帥の言葉を噛み締め事に当らないと、江沢民が予言したように日本は滅んでしまいます。仙台オリンピック大賛成です!

屋根上で3週間漂流の犬、飼い主のもとへ 気仙沼 朝日新聞WEB版より
http://blogs.yahoo.co.jp/yoshijiwada2/24540698.html

東北関東大震災の話題が途絶えていましたが、今朝の朝日新聞に3週間漂流したワンちゃんが救出され飼い主のもとに戻ったと言う明るい話題がほうどうされていました。写真と共にお借りして記録に残しておきたいと思います。
気仙沼市本吉町沖で海上保安庁の巡視船に救助され、塩釜港に運ばれた犬=2日午後5時4分、宮城県塩釜市、小宮路勝撮影

震災から3週間後の1日に宮城県気仙沼市沖の漂流する屋根の上で発見・救助された犬の飼い主が見つかった。保護していた県動物愛護センターが4日、飼い主に引き渡した。
 ニュースで保護されたことを知った気仙沼市内の女性が、以前撮影した犬の写真と特徴を記したメールを、救助した海上保安庁に送って名乗り出た。
 センターによると、4日午後2時半ごろにセンターを訪れた女性から、あらためて犬の特徴を聞き取った。尾の先が白いことや首輪の色、女性の持つ写真と顔がよく似ていることから、飼い主に間違いないと判断した。犬の名前は「バン」で、女性を見つけて喜んでほえていた。女性は自宅が被災し、仙台市内の避難所で暮らしているという。(佐藤正人)
http://blogs.yahoo.co.jp/yoshijiwada2/folder/292086.html

東北関東大震災の記録(その4)
http://40anos.nikkeybrasil.com.br/jp/biografia.php?cod=1537

東北関東大震災が起きて既に3週間が過ぎました。サンパウロへの出張等もあり地震記録に間隔が空いてしまいましたが、(その4)を掲載して置きます。BLOGに記録されているものを拾う作業ですのでそれ程苦になりません。4回位で終了すると思っていたのですが、まだ続きそうです。次回は番外編として工藤さんの仙台オリンピック提唱とか3週間漂流したワンちゃん生還の話し等明るい話題で締めたいと願っています。コメント頂いた皆さんに感謝です。
地元紙でも大震災の話題からオバマ大統領の来伯、リビア空爆の話題等に移り福島の原発の行方と義捐金活動、日本は立ちあがれるのかと云ったこれからの復興の話題に移って来ていますが、写真は地元紙に掲載された東京電力の会長が深々と頭を下げ福島電発は廃棄処分をすると告げている写真をお借りして使用する事にしました。

(コメント集)
和田様
津波に取り残された妻を救うためスキュバー装備で飛びこんだ夫が海外で話題に。
(LA times)
原文を後で送ります。  加藤    


【東日本大震災】天皇陛下のお言葉全文
http://blogs.yahoo.co.jp/yoshijiwada2/24647076.html

東日本大震災の被災者や国民にお言葉を述べられる天皇陛下
 天皇陛下は16日、東日本大震災の被災者や国民に向けたビデオメッセージを発表された。陛下がビデオでお気持ちを述べられるのは初めて。お言葉の全文は次の通り。
     ◇
 この度の東北地方太平洋沖地震は、マグニチュード9・0という例を見ない規模の巨大地震であり、被災地の悲惨な状況に深く心を痛めています。地震や津波による死者の数は日を追って増加し、犠牲者が何人になるのかも分かりません。一人でも多くの人の無事が確認されることを願っています。また、現在、原子力発電所の状況が予断を許さぬものであることを深く案じ、関係者の尽力により事態の更なる悪化が回避されることを切に願っています。
 現在、国を挙げての救援活動が進められていますが、厳しい寒さの中で、多くの人々が、食糧、飲料水、燃料などの不足により、極めて苦しい避難生活を余儀なくされています。その速やかな救済のために全力を挙げることにより、被災者の状況が少しでも好転し、人々の復興への希望につながっていくことを心から願わずにはいられません。そして、何にも増して、この大災害を生き抜き、被災者としての自らを励ましつつ、これからの日々を生きようとしている人々の雄々しさに深く胸を打たれています。
自衛隊、警察、消防、海上保安庁を始めとする国や地方自治体の人々、諸外国から救援のために来日した人々、国内のさまざまな救援組織に属する人々が、余震の続く危険な状況の中で、日夜救援活動を進めている努力に感謝し、その労を深くねぎらいたく思います。
 今回、世界各国の元首から相次いでお見舞いの電報が届き、その多くに各国国民の気持ちが被災者とともにあるとの言葉が添えられていました。これを被災地の人々にお伝えします。
 海外においては、この深い悲しみの中で、日本人が、取り乱すことなく助け合い、秩序ある対応を示していることに触れた論調も多いと聞いています。これからも皆が相携え、いたわり合って、この不幸な時期を乗り越えることを衷心より願っています。
 被災者のこれからの苦難の日々を、私たち皆が、さまざまな形で少しでも多く分かち合っていくことが大切であろうと思います。被災した人々が決して希望を捨てることなく、身体(からだ)を大切に明日からの日々を生き抜いてくれるよう、また、国民一人びとりが、被災した各地域の上にこれからも長く心を寄せ、被災者とともにそれぞれの地域の復興の道のりを見守り続けていくことを心より願っています。

(コメント集)
東北関東大震災の記録(その5)を『私たちの40年!!』HPに収録して置くに当たり御即位後22年間で初めての日本国民に対する心の籠った有難いお言葉を番外編として残して置くことしました。写真と共に全文を提供して呉れた産経新聞に感謝します。

上記は、当地ポルトアレグレのCORREIO do POVO紙の記事です
上の写真は当地ポルトアレグレのZERO HORA紙に掲載された天皇陛下の似顔絵です。日本では不敬罪になりそうで考え付かないかも知れませんがそこはブラジル何でも取り上げます。これを【東北関東大震災】の記録(その5)の写真に使わせて貰う事にしました。

東北関東大震災の記録(その5=終わり)
http://40anos.nikkeybrasil.com.br/jp/biografia.php?cod=1538
4月1日の閣議で今回の未曾有の大震災は、『東日本大震災』と呼ぶことに決まったそうですが、このHPでは従来通り東北関東大震災の記録として(その5)を記録に残して置きたいと思います。地震発生後1ヶ月になりますが、まだまだその爪痕は大きく15万人以上の人が避難生活を続けているようで何時になれば福島第1原発の制御が出来るかの目処も立っておらずこれからの復旧作業も何年掛かるか想像も着きません。この経験を今後に生かして欲しいものです。ブラジルでは地震、台風がなく津波もアフリカ側から襲って来る心配もなく定期的に起こる水害と旱害、人災とも云える治安の悪さ、貧困等の問題は有りますが総じて住み易い国と云えます。有難いことです。
(その5)は、番外として天皇陛下のテレビでのお言葉も全文掲載して置きたいと思います。当地でも天皇陛下のテレビでの国民への呼び掛けは報道されており良く描けた似顔絵まで掲載されていました。この似顔絵を今回の写真として使用する事にしました。皆さんの参加に感謝しています。

(コメント集)
大束さん
次に起こりうる原発事故対策(大震災から1か月)
大束さんの云われる通りです。大震災から1ヶ月、良く纏めておられますね。
『私たちの40年!!』のHPに東北関東大震災の記録(その5=終わり)を掲載しましたが、この大束さんの総括を最後の書き込みとして収録して置きたいと思います。全文お借りしますのでご了承ください。有難う御座います。

次に起こりうる原発事故対策(大震災から1か月)
東日本大震災が起こって、1か月。誰が見てももっとも深刻なのが東電第1原発事故である。
日本は第2次世界大戦敗戦前後に、海外移住者の放棄、沖縄戦、広島・長崎原爆被害、ロシア抑留、満州引き揚げなどで、生き地獄そのものの苦しい思いをした人たちが沢山いるが、今回の大地震+大津波に加えての東電原発事故はそれまでは全く平和な暮らしをしていた人たちへの突然の人災なので、被害にあわれた人たちの苦しみや不安は終戦時とは比べようがない。
こんな大事故が、統一選挙のちょうど1か月前に突然に起こったのは偶然ではなく、天地創造の神様が、日本国民全員への忠告としての警報ではないだろうか?
本日開票結果の知事、県会議員、市長、市会議員の多くが原発計画を根本的に見直す意志を表明したことは日本だけでなく、世界の平和的発展への大きな転換期になるような気がする。
連日のNHKニュースは楽観的な面ばかり選択して報じているようで不満だが、なんとしても納得できない「想定外」、明らかな「設計ミス」、誰が見ても明らかな「監督・指導ミス」などが判明してきて、釘づけ状態で聞き入っていないと安心できない。これからもまだまだ新しいびっくりするようなニュースが出て来るのではないか。
いつ起こるかわからない次の大震災(関東大震災?)を想定するに、今すぐにでも我々国民が出来ること、いや始めなければならないことは国民総参加で、日本の原発すべての安全対策チェックへの参加である。
現在の日本にとって原発は必要不可欠であると言う前提で、国、県、市町村レベルで、本当に日本に原発は必要なのかどうかの再検討をしてもらいたい。
日本国は何処から見ても原発を管理する能力にかけている。すなわち、総理大臣も、その傘下の「原子力委員会(40名)」も、安全規制の責任グループ「原子力安全委員会(400名)」も、安全を監督する「原子力安全保安院」も、勿論東京電力もすべてが本来の機能を発揮していなかったことが近日の報道で明らかになりはじめた。
このような状態で、我々は何が出来るか? それは、国民の代表である市町村議員、県会議員、国会議員の動向を注意深く監視して、かつそれら代表を通じて今後の日本の原発政策を監視し、現存する原発の安全対策をチェックし、避難対策・避難訓練等に積極的に参加することである。
いつ起こるかわからない次の大震災には、「想定外」などと言うごまかしは許されない日本国であってほしい。
大束





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