第35回バーチャル座談会『新春放談、行く年来る年2017/2018』その5
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バーチャル座談会その5をリリーズします。クリスマス前後の話題が中心ですが、同船者鈴木章子さんが2017年度の外務大臣賞を頂きサンパウロ新聞で3回に渡り紹介されており全文を40年‼ホームページにも収録していますが、鈴木さんが着ておられるシャツにパイナップルが描かれておりブラジルではアバカシは、余り良い意味で使われておらず本当の意味を知りたいとの駒形さんの単純な疑問に多くの方が反応されています。写真をどれにしようかと迷ったのですが、しゅくこさんが送って来られた神戸の世界1高いクリスマスツリーのライトアップを使わせて貰う事にしました。辻さんが送って下さった備前焼の花器にも惹かれたのです。。。 |
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和田: 同船者鈴木章子さんのサンパウロ新聞による紹介記事
https://40anos.nikkeybrasil.com.br/jp/biografia.php?cod=1847
同船者のコロニア随一の陶芸家として高く評価されており、平成29年度の外務大臣表彰を受章した鈴木章子さん(88、東京)がサンパウロ新聞で3回に分けて紹介されており貴重な記録としてホームページに残して置くことにしました。鈴木さんは、夫君の画家の鈴木幸男さん(故人)とお二人であるぜんちな丸第12次航で62年5月11日にサントスに上陸され早い段階からコチア市に住み着かれ同船者の若い青年たちが同船者として色々面倒を見て頂きました。また着伯50周年の記念式典開催時には、貴重な作品2点を式典の経費の一部になればと寄贈して呉れております。同船者の中では、芸術面に置ける一番の成功者でありブラジル陶芸界の最高峰として現在も活躍されています。ご自宅にブラジルで初めての登り窯を作られ手廻しのろくろで作品を作り続けておられます。写真もサンパウロ新聞に掲載されていたものの一つをお借りして使用させて頂きました。
駒形: 教えて下さい。
鈴木章子さんが持っているうちわにABACAXI <パイナップル)の絵があります。これについての質問です。
実は私の息子の夫人(嫁)が我が家にパイナップルの絵をプレゼントしてくれました。客間の壁にかける大きなものです。
我々仕事中は厄介ごとや面倒なことを押し付けられると「又 ABACAXIか」と嫌がったものですが、現代ではABACAXI (パイナップル)は別の意味があるのでしょうか? 店頭でもパイナップルの置物などが飾ってありますが。時代遅れの老爺にご教示ください。
和田: 駒形さん 同船者の鈴木章子さんが持っているうちわにアバカシの絵がとありますがと書いておられますが、駒形さんの見間違いでアバカシを描いたシャツを着ておられるのです。別の杖を持っておられる写真を見て下さい。
麻生さん、古谷さんが質問に答えて呉れているようにアバカシは、普段使う意味よりおめでたいという意味があるようですね。章子さんもその意味を理解していてサンパウロ新聞の取材に答えるのにこのシャツを選ばれたのではないかと想像します。次回お会いする機会があれば直接本人に聞いて見ます。私もイビウナのヤクルト球場で行われた早慶戦観戦後帰路相田稲門会会長にコチアの鈴木さんのアトリエに連れて行って貰いました。相田さんなら鈴木さんの大のお友達ですので聞いて貰えるかも知れませんね。
麻生: 駒形さん パイナップルは造語で松ボックリの形に似ているのでPine、味が甘い熟したリンゴの味なのでappleとし、会わせてPINEAPPLEと云う語を作りました。果実の大きさ、風格、味、どれをとっても果物の王様の風情があります。台湾では鳳梨とか王梨(オンライ)と呼び、大地の恵み、富の象徴として御祝い事に欠かせません。パイナップルの絵は、こうした繁栄を祝う(祈る)意味合いです。
ブラジルでは、ドジな奴、頓馬、間抜けをアバカシ(ポ語でパイナップル)と揶揄しますが、本来の意味とは何の関係もありません。
駒形: やっぱり麻生さんです。 意味解釈、 有難うございました。PINE APPLE・ LIBERDADEには台湾の人が多いから、台湾センスが入って来たのでしょうかね。(絵をくれたNORAはブラジル人です)
# 日本海軍の話、 記述者の峰村さんに麻生さんの感想を伝えました。
サンパウロにも同好の士がいるか、と喜んで居ました。
この後、続くそうです。 一度会ってOLDMANS「戦争談義」など如何ですか?
麻生: 駒形さん 良いですね!
いずれ機会があったら、大先輩の御説を拝聴したいですね。
峰村さんの教養は只者ではありません。文章を通しても、其の厚さが
伝わってきます。文章を見て、感服し。人物見たさに、訪日の折、自宅を訪問し、ブラジルから拝顔に来ましたと、会っていただいた人物がいます。元武装共産党時代の委員長、田中清玄氏です。会って、貫禄に圧倒されました。
(青山のアパートに獄中結婚した、シンパの小宮山英子氏と暮らしていました)
もう30年前の話ですが、峰村さんの文章を見て、30年前の若気の至りを彷彿させてくれました。駒方さんに御礼申し上げます。
古谷: 駒形さん Wikipedia には以下の説明があります。ご参考まで。
パイナップル(パインアップル、パインナップル、英:pineapple、学名:Ananas comosus)は、熱帯アメリカ原産のパイナップル科の多年草。単にパインと略して呼ばれることもあるほか、和名は鳳梨(ほうり)である。また、果実だけをパイナップルと呼び、植物としてはアナナスと呼ぶこともある。
「パイナップル」 (pineapple) という名前は、本来は松 (pine) の果実 (apple)、すなわち「松かさ」(松ぼっくり)を指すものであったが、これが18世紀ごろに似た外見をもつ本種の果実に転用され今に至る(英語の“apple”という語は、かつては「リンゴ以外をも含む果実一般」を指すものとしても用いられていた。
駒形: 古谷さん ご説明、有難う御座いました。 麻生さんにお礼発信した後で、これを拝読致しました。 古谷さんらしい、学術的説明で勉強になりました。有難う御座います。 FELIZ NATAL PARA FAMILIA TUDO !
丸木で~す 峰村さんの海戦史には第一次大戦の地中海でのマルタ島沖海戦も記述されるのでしょうか?来年月にブラジルに行った時に読めれば有難いのですが、サンパウロの書店で西風を売ってるのでしょうか? 僕の祖父(母の父)がマルタ島ドイツ海軍基地からドイツの軍艦を分捕り横須賀に凱旋した史実を詳しく知りたいのです。
麻生: 丸木さん 峰村氏の、日本的な、あまりに日本的な、にはマルタ島海戦は掲載されていません。
ー西風6号は書店いはないと思います。駒形さんに依頼して取り寄せるのがベストと思います。
ー日本海軍マルタ島戦記=本名、日本海軍地中海遠征、片岡安太郎著紀伊国屋書店発行の本が出ているそうです。アマゾンで取り寄せたらと思います。
丸木で~す 西風6号は中島さんから受取り読みました。ニューヨークの紀伊国屋書店び照会してアマゾンで取り寄せるか、トロントOCSにオーダーします。
駒形: 丸木さん 西風は同人誌みたいなものですから、書店にはないと思います。お出でになったら私が進呈します。
海軍史続きは今後の西風に発表されるものですから、内容はまだ分かりません。そのうち峰村さんに聞いて見ます。(来年ですね) 峰村さんは海軍史専門家ではないので、軍艦分捕りのこと、どこまで知っているのか?です。
丸木で~す 東芝の先輩で海兵出身の森田左京さんが海戦史で習われた話に出てきたので詳細を知りたいのです。
母からは聞いた事もなく家族の誰も知らない史実です。和田さんのホームページの寄稿集に掲載されてる「なつメロ合唱の集い」に書いた様にブラジルへ行く楽しみが森田先輩と一献傾ける事でした。
TOMOKO: ブエノスアイレスはブラジル同様、今夜がクリスマスイブです。
皆さん、楽しいクリスマスを!
和田: トモコ さん 昨年のクリスマスは、暑いポルトアレグレを逃げ出しバレロッチに避暑に行き、帰路クリスマスにトモコさんのお宅に寄せて貰いバレロッテ名物のチョコレートを持参お嬢さんたちに喜んで貰いましたね。もう一年が発ってしまいました。今年は、娘が19時間掛けてアルゼンチンのロザリオ迄車で行きクリスマス後にブエノス、モンテヴィデオを経由正月にポルトアレグレに戻って来るようです。義妹一家は、トーレスに行き我が家は、久しぶりに静かなクリスマスを恵子と二人で迎えることになります。フランス製のシャンペンでも開けて二人でイヴを過ごすことになりそうです。車も人もめっきり減りこれぐらいの町の規模なら良いのにと静かなポルトアレグレを楽しんでいます。
トモコさんのご家族も来る年も幸せな充実した1年をお過ごし下さい。又ブエノスにも出かけます。
和田:≪しゅくこのイペー誕生!=その後2≫ しゅくこのイペーアマレーロは、しゅくこさんの誕生日にしゅくこのジャカランダが花を付けて呉れず代わりに綺麗な花を付けていたのでしゅくこのイペーと命名し11月28日に初めて紹介しましたが、その後、多産系の名に恥じず咲いていた花が全てサネを付け12月10日花談議130でも紹介しましたが、12月23日には、それは見事に育ち大量の種を供給して呉れそうです。背丈が低く私の顔の高さで撮った写真が素敵?です。しゅくこのイペーの四季咲き多産系の見事なサネ、サネ、サネの写真を残して置くことにします。
しゅくこ: 和田さ〜ん 丸木さ〜ん
和田さん しゅくこのジャカランダ、そして、イペくん、 なんか妙に表情がありますね。動物的とさえいえるような。
恐いくらいの見事な咲きっぷり。
ジャカらんだの花房の先がピンと張って上向きになっているのは、なにかを主張しているような、老木とは思えない若いお嬢さんの乳房のように見えますが、妄想も過ぎますか?
どちらも、しゅくこの、と名前をつけるのはもったいない感じです。また、観察記録をたのしみにしています。
丸木さん コメントをありがとうございました。
花咲爺様がモゴモゴと動き出した感じで先が楽しみです。。
丸木さんなら、、花は花でも、ぼくはこんなふうに見えますよ、という違った視点で発信してくださるのではないか、と思えますが、どうでしょうか。
花でも下を向いて咲いているのを、顔をあげさせるとギョッとするほど気味の悪いものもありますし、なぜか訳も分からず好きになれない花の色なんてものもあります。さらには実とか種とかに、一年中驚かされる生活が待っています。
またのコメントを楽しみにしています。obrigada
昨日、神戸の友人から、港の世界一高いクリスマス・ツリーの写真を送ってきました。
出石さんのお知らせより一歩先にいってしまってごめんなさい。
今日はクリスマス・イブ。Enjoy
和田: しゅくこさんからのしゅくこのジャカランダとイペー君へのコメント、挨拶と神戸の世界一高いクリスマスツリーのお友達から送って貰った写真を付けての丸木さんへのクリスマスへの挨拶が届いています。花とは余り関係なさそうな丸木さんに花咲爺への転向を促す誘いの言葉寄せられており面白いです。
オリジナルBLOGは、下記です。
https://blogs.yahoo.co.jp/yoshijiwada/49370638.html
しゅくこ: ≪藤山一郎の青い山脈に纏わる思い出≫ 古谷さ〜ん & みなさまへ 青春日記 49 , 50 を拝読いたしましたよ〜。
今回の49は、藤山一郎さんの「青春日記」に触れていらっしゃいましたね。
わたしはその歌は知らないのですが、「青い山脈」は口ずさんでいだ覚えがあります。
戦後は、犬小屋のようなところに住んでいる人や、岸和田のだんじり祭りでは、道端でゴザを敷いて悲しい曲をアコーデオンを弾き、物乞いをしている傷痍軍人、長屋住まいのわたしの家の二軒先には何時も目を泣きはらして女給をしていた戦争未亡人、その隣には、豚箱に出たりはいったりを繰り返している泥棒夫婦。
小学生のわたしは戦争の事情がわからなくても、そんな環境の中でいつもお腹を空かして悲しい苦しい時代の空気のなかで育ちました。
そんなときに「青い山脈」は暗い雲を吹き飛ばすような「古い上着よ、さよーなら。さみしい夢よ、さよーならァ 青い山脈」と藤山一郎さんの明るい声とメロディがちまたに流れていました。
社会全体がお互いを励ますようにその歌が唇から突いて出てきたのではないでしょうか?
wikiによると、服部良一さんが電車の窓から六甲山脈をながめているときにこの曲が湧いたとか、でも「青い山脈」の映画の舞台が秋田なので、てっきり東北のどこかの山並みだと思っていました。
藤山一郎さんは他にもたくさんの名曲をラジオでもテレビでも歌ってこられ、その中でも「長崎の鐘」については、亡き父がクリスチャンであったことから、わたしは学校で集団暴行を受けたときに、体を張ってまもってくれ、でも、登校拒否をしていたそんないつか、その歌にまつわる永井隆博士の生涯を話してくれたことは忘れられません。
アメリカから帰ってきてしばらく、その父が亡くなり、ふと長崎まで行って、永井博士が執筆活動をした病床「如己堂」や永井記念館を訪ねたものでした。
(ちなみに記念館はもともとは図書館であって、ブラジル在住の邦人の寄付などで建ったことは、今回はじめて知りました。)
この歌も大ヒットし、藤山一郎さんは1993年に亡くなられましたが、ずっと愛されてきた歌手だった意味がわかりました。曲の背景にあるものを知るといままでとは違う心で聴けて、とくに戦後の歌は複雑な感動を覚えるものですね。
muito obrigada
古谷: しゅくこさ〜ん 24日付けの貴信を拝承しました。
しゅくこさんは、立派なお父上をお持ちで幸せでしたね。お父上の立派な気質は、当然貴女に受け継がれています。平素は、気づかなくても、「イザ鎌倉!」の危急の際、きっと大活躍します。羨ましいですね。
私の戦後の思い出は、唯々「空腹」です。食糧事情は戦時中より酷かったのです。私は、「ハラ減ッタ」と文句を言うだけでしたが、十分な食材を得られぬ母は、心中泣きたかったと思います。
今、「青春日記 第51話」を書いている処です。しゅくこさんのみならず、丸木さんが大口開けて、笑いこける内容です。クリスマスプレゼントには間に合いませんが、歳末大売り出しには間に合わせます。お待ち下さい。
井川: ≪イペーの種子は、12月25日横浜植物防疫所東京支所にて検査を受け、無事合格しました≫ 和田さん、石田さん 和田さんから送っていただいたイペーの種子は、12月25日横浜植物防疫所東京支所にて検査を受け、無事合格しました。
石田さんからの種子は、12月26日到着しましたが、やはり検査は受けていませんでした。明日検査を受ける予定です。
なお、種子に写真のようなシールを貼っておけば、ほぼ100%スルーすることはないそうです。(パソコンで取り出せます)
以上ご報告まで。有難うございました。
和田: 11月末に送ったイペ―の種は、『イペーの種在中』とシールを貼って送ったのですが、井川さん、杉井さん、はなさんの3ヶ所とも検疫を受けずにそのまま配達されたようです。過去10年間、いつもの通り送っていましたが、検疫を受けることが公機関等に種を配布する時に必要との事で受け取ってから検疫所に持ち込み検疫を受けて頂いています。今後イペーの種の郵便での送付は辞めようと思って居ますが、井川会長、杉井さん、はなさんには手数を掛けてしまいました。御免なさい。 今後貼り付けるシールの見本有難う。もし郵便で送ることがあれば貼り付けることにします。 オリジナルBLOGは、下記です。
https://blogs.yahoo.co.jp/yoshijiwada/49372795.html
石田: 井川様、 イペーの種、日本到着メール、ありがとうございました。植物検疫が、されてなく、明日、検査を受けるとの事。植物検疫は、横浜まで出向いて、持ち込み検査ですか?
お手数をおかけします。申し訳ありません。写真付きの、報告書で、状況が、理解出来ました。
写真にある、緑色の「要・植物検疫」のシールを貼れば、植物検疫を、すり抜ける事は、無いとの事です。ブラジルでは、この様なシールは、入手できません。今後の方法、どうすれば、良いか、一緒に考えましょう。
「花咲爺の会」に、少しでもお役に立てば、嬉しいです。
返って、お手数をおかけし、迷惑をかけたと、心配してます。
素敵な仲間に、加えて頂き、感謝申し上げます。
はな: ≪イペーの種到着後の検疫問題について≫ 和田さん、石田さん、井川さん お久しぶりです。まだギプスをはめたままですが、訓練のために左手はスプーンではなくお箸を使うようにしています。結構使えるものですね。
昭子さんとのラインも左手でぽとぽと打ってますので、時間がかかりミスタッチが多いのが・・・
石田さんからの種は12月25日に到着、今日27日に自宅での検疫を受けました。和田さんからの荷物をバーコードからブラジル引き受けから自宅までの経緯を調べて資料を下さいました。
国際交換局から川崎郵便局に到着。ここでミススルーをしているので川崎郵便局に強く指摘しておきました、と言われましたが郵便局も民間になってからが中々こういうことに注意がいかなくて、と言われました。
シールの話も、出す側はきちんと検疫所の指示通りしているわけでこちら側の(日本サイド)不手際であるのに出す側にPCから打ち出してシールを貼ってください、というのは??と正論を言われました。親切で真面目な方でした。
今回たくさんの種が届いたのでこういうことはもう無いと思いますと言いましたら、これからも何かあったら連絡してください、と本当に親切で感謝です。
和田さんからの小包
石田さんのエアメイル。わざわざイペーと書いてある文字にかかるようにスタンプされました。ここにきちんと書いていますよ!!というアピールでしょうか?
鉛筆の下手な日付は左手で書いた到着日。
ありがとうございました。
和田: 11月末に今年のイペーの種、特に大量のイペー市より送って頂いた種を井川会長、杉井さん、はなさんの3ヶ所に分けて送りましたがイペーの種在中とシールを貼って送りましたが何れも検疫を受けないまま配達され別個検疫所に持ち込み検疫を受ける事になりました。クリチーバから石田さんが送った種も検疫がなされておらず別個、検疫を受ける事になりました。 詳細とコメントは、下記BLOGを参照下さい。 https://blogs.yahoo.co.jp/yoshijiwada/49373638.html
石田: はな様、井川様、和田様、 イペーの種、日本到着の連絡、ありがとうございました。
植物検疫の、経過報告、今後の検討課題が、良く理解できる、写真付きで、完璧なメールです。インテリで、心の優しい、はなさんに、いつの日か、会ってみたいです。
「花咲爺さん」会の皆様に、微力ながら協力できた事、これに勝る喜びは、ありません。素敵な仲間に誘って頂き、感謝申し上げます。今後共、よろしくお願い、致します。和田さん、ありがとう。
井川: はなさん、和田さん、石田さん、みなさん
はなさん、右手ご不自由なのに、ご面倒おかけして、すみませんでした。
仰せのように、タネの見落としは、わが国の税関役人の怠慢か無能のせいでしょう。同じ国民として、われわれが尻拭いをするのが当然ですね? 次回からは、私がシールを入手し、事前にブラジルへ送るようにします。
今年はいろいろお世話になりました。皆様、よいお年を!!
和田: 井川さん 花咲爺の会の会長職を押し付けて何かと苦労を掛け大変な1年でしたね。年度末にブラジルより送った種は、全て無検査パス。普通ならそれを喜ぶべきなのでしょうが、使用用途からして正式検疫を受けた証明書を準備して置きたいとのご希望ですので今後は、指定シールを貼って送る必要が有るようですね。今後私の所からのイペーの種を郵送する作業は、遣りませんので態々シールを送って頂く必要はありません。イペーの種を送る必要が出れば自分で成田に持ち込み検疫を受けたものを手渡すことにして郵便で送るんは辞めます。皆さんに大変ご迷惑を掛け申し訳ありませんでした。来春の播種、上手く育って呉れると嬉しいのですが。。。
来る年もイペーと共に爺の会の発展を願っています。良きお年をお迎え下さい。
辻: ≪備前焼花器「貴婦人」と「マリア」が届きました≫
和田さん あっという間に年の瀬です。今年も大変お世話になりました。それにしても、和田さんの50年に注ぐエネルギーには、いつも感心させられております。私はといえば、この一年も相変わらずのバタバタでした。しかし今年は1つ、長年の想いを形にする事が出来たラッキーな年でもありました。自分の想い以外全くの知識も経験もないまま、ずうずうしくお願いした焼物なのですが、素晴らしい結果が出ました。以下は半年間の経過の駄文と作品の写真です。ご覧いただけたら幸いです。
今年の春から、岡山県倉敷の歴史地区本町にある備前焼ギャラリー・オーナーの木村さんに頼み込んで、作家の安田龍彦氏を紹介いただき、長年思い描いていた花器の製作をお願いしていました。今週その作品2点「貴婦人」と「マリア」が手元に届きました。私は花器の形状とツートーンのデザイン、それに加えて、文章で作品への思い入れを説明させていただいただけなのですが、出来上がった作品を見て、見事に思いが作品に吹き込まれていました。
出来上がったマリアは私のイメージとピッタリ、それにも増して、貴婦人は私のイメージをはるかに超えて、上品に仕上がっていました。年が明けたところで、この素晴らしい出来映えの作品に合う生花のプロにアレンジメントをお願いして、知人にお披露目をしようと考えております。詳細はこちらをどうぞ:
http://crossroadx.exblog.jp/27880187/
作品名 「貴婦人」
作品名 「マリア」
和田: 辻さん 年末に凄い備前焼の花器を見せて頂き有難う。貴婦人、マリアの2作品をイメージを名工に伝えそれを思った通り具現する辻さんの名器に掛ける執念のようなものが完成品から漂います。
恵子も備前焼の店に行き轆轤を回させて貰い出来上がったものを半年内にカマに灯を付ける時に一緒に焼いて呉れるとの事で預けて来ましたが、東京の杉浦さんが焼き上がった作品を取りに行って呉れブラジルまで運んで呉れましたが、余りに重厚で見事な作品に仕上がっておりこれは店の人が似せて作って呉れたのではないかと疑いましたが、手に取って見てその異常な重さに気が付きこれは間違いなく恵子の作品だと現在もアトリエに大事に飾っています。上手な人なら底まで手を入れて底の壁厚が薄くなるまで伸ばしもう少し大きな壺に出来上がっている筈だと理解したいのです。素人の作品は、底厚が大きく壺の大きさ以上に重量があるのです。日本に行くとガラス細工、和紙細工等何でも自分で体験して見るのが好きで色々体験して喜んでいますが、備前焼の壺の作成もその一つでした。
バーチャル座談会を飾る有難い書き込みを有難う。
辻: 和田さん そうだったんですね。奥様は自分で轆轤を回されたんですか、羨ましいですね。
今度作品の写真を見せてください。ギャラリー・オーナーのお話では、そもそも備前は無骨な男性のイメージの焼き物なのだそうです。女性が作った作品興味あります。
私は、今回それを知らずに女性的なイメージ作品をお願いしたわけですが、出来た作品がイメージを超えたとギャラリーオーナーが驚いていました。此れは作家の方が、備前の特徴である護摩を抑えて。白い部分を大胆に使う手法が見事に当たった為のようです。
それと奥様にお伝えください。轆轤も良いのですが、備前は窯開き、窯出しの立会いもお勧めします。2、3日はかかりますが、思いがけない発見で時間を忘れます。
それでは、良いお年をお迎えください。
井川: 辻さん 横から失礼します。備前焼、すばらしいできばえですね? 初めてとはとても思えません。命名もしゃれてますね? 貴婦人とマリア! どんな花をどんなふうに生けるのか、今からたのしみですね? 完成写真を期待しています。 では、良いお年を! 来年もよろしくお願いします!
辻: 井川さん 褒めて頂いて有難うございます。そうなんです、どんな花をどう生けるかが問題なんです。花屋さんは六本木の「ゴトウ」と決めているんです。年明けに作品を持ち込んで、アレンジの専門家に相談して決める予定です。それからお披露目です。
命名の経緯は色々ありますので次回お目にかかった時に説明させていただきます。それでは良いお年をお迎えください。
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