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移民の心伝える記念碑 【2001年5月5日ニッケイ新聞より転載】
神戸の日伯協会で発行している隔月発行の「ブラジル」の編集をしておられる黒田公男氏(元神戸新聞記者)が神戸港移民乗船記念碑実行委員会事務局長として書かれた記事が移民乗船記念碑神戸港で建立除幕式等のニュースと共にニッケイ新聞2001年5月5日号に掲載されておりますので転載させて戴きました。同移民乗船記念碑の除幕式に参加された同船者の岡山県出身の窪津健さんご夫妻も直接参加しておられました。このニッケイ新聞は、窪津さんよりお借りしたものです。写真は、関係記事の出ている新聞です。
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“野球移民”も乗せて 36年度最後の移民船 あるぜんちな丸出港【神奈川新聞記事より抜粋】
同船者の中に八名の豊和工業に技術移住者として呼寄せられた“野球移民”がいました。その中の一人に神奈川県出身の名取満臣さん1943年6月20日生まれがいました。名取さんは八名中、唯一人ブラジルに住み着いておられ現在もサンパウロ市在住で宝石商として日本との貿易を手掛けておられます。名取さんより横浜出港時の様子を伝える貴重な当時の神奈川新聞の切り抜きを提供して戴きました。雨の中を見送られて出航する36年度最後の移民船「あるぜんちな丸」との説明書きで大きな出港風景の写真が掲載されています。私には出港当時に雨が降っていた事は全く記憶にありませんが、それぞれの人が思い思いに最後の故郷に思いを馳せて船出した事だけは確かな様です。新聞に出ている後藤忍さん一家、ガルアッペス移住地に赴任された室伏豊さんの消息もこれを手掛かりに探して見たいと思います。
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インタネットを始められた藤井美智子さん。
船内新聞編集部の主要メンバーの一人藤井美智子さん(旧性吉田)がインタネットを始められたとの便りが届きました。又仲間が一人増え『私たちの40年!!』HPは、船内新聞の延長のような気持で皆で充実させて行ける体制が整いつつあります。嬉しい限りです。船内の世話人代表をしておられたお父様の昌治さんが8月で88歳になられるとの事、お元気な内に一度お会いしたいと思っていますが実現するでしょうか。写真は、四十年祭の日の夜、妹の和子さん(左)と楽しそうな団欒の一時です。
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2002年W杯へ「買い手がつけば、どこにでも売る」ブラジルを悩ませる経済格差【週間読売より転載】
日韓合同のワールドカップは、5月31日にフランスがセネガールに1−0で敗れる大番狂わせで始まり現在進行中ですが、2002年という年は、W杯を語らずには、過せない年でもあり、『私たちの40年!!』HPでもいくつかサッカーの話題を拾って見ました。その第一回は、3月3日付け週間読売Yomiuri Weeklyに掲載された川島健司(運動部記者)の上記記事です。川島記者は、2月に取材のために来伯、ポルトアレグレにも来られ取材をお手伝いし一緒に地元イネルナシオナルの試合を観戦したり、携帯電話でブラジル選抜軍のフェリッペ監督にインタビュウしたりゼロオーラ紙に情報交換を兼ね表敬訪問しました。インテルのペルシオ・フランサ副会長の談話を捉えてのブラジルサッカー界の問題点を指摘しています。
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神戸ブラジル代表歓迎 W杯 『移民救った国』リオと姉妹都市で交流盛ん。【ニッケイ新聞6月14日号より転載】
ワールドカップたけなわの日本、韓国ですが、本日ベストエイトを目指してブラジルは、ベルギーと対戦しました。リバルド、ロナルドのツウトップの得点で何とか勝ち準々決勝に進めましたが、21日未明には強豪イギリスと静岡で対戦します。本日の試合は、我々とも関係の深い神戸の新しいウイングスタジアムでのゲーム、ニッケイ新聞の6月14日付けニュースに【時事】通報として上記の記事が出ておりました。W杯関連として転載して置きます。順調に行けば6月26日準決勝でブラジルー日本が埼玉で対戦する可能性が出て来ております。もし実現する事になれば滞伯40年のあるぜんちな丸同船者に『故国日本を応援するか?第2の故国ブラジルを応援するか?』電話でアンケートを取って見る積りです。先ずブラジル、日本が勝ち抜く事が先決ですが、アンケート結果も楽しみです。
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移民乗船記念碑 神戸港で建立除幕式 海外移住史を後世に 日伯関係者ら300人出席【ニッケイ新聞2001年5月5日より転載】
私たちが1962年4月2日に神戸港をあるぜんちな丸第12次航として南米に移住してきましたが、5月12日のサンパウロにおける四十周年の集いの席上、同船者の一人窪津章さんご夫妻(岡山県出身)が【2001年5月5日付けのニッケイ新聞】を持参してこられ昨年の4月28日に行われた移民乗船記念碑の除幕式にご夫婦で60余名の慶祝祝賀団の一員として参加されたとのお話を伺いました。除幕式直後に撮られた写真と共にお借りした新聞のニュースを皆さんとも共有したいとの気持ちで転載させて戴きました。窪津さん有難う御座います。
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「ありがとう・夢」準備順調 8月、日本から大衆演劇座長ら 【6月8日付けニッケイ新聞よリ】
コロニアで大衆演劇を追い求めて38年になる丹下セツ子さんが「第2回ありがとう・夢」と題して8月10日と11日に文化協会大講堂で行われる。あるぜんちな丸第12次航の上甲板の自由渡航者の一人として原節子さんが乗っておられたブラジルに住む母上の丹下キヨ子さんを訪ねて渡伯するとの事で船内でも評判であった。その原節子さんと丹下のセッちゃんとの繋がりが分からずにいたが今回サンパウロに出た際にトップセンターの日本食店「雅」で夕食をする機会がありたまたま座敷が満席で取れずカウンターに座る事になりテキパキと立ち回るセツ子さんに長年の疑問を投げかけ回答を得る機会があった。私たちの同船者の原節子さんは丹下セツ子さんの妹さんでセツ子さんより2年早くブラジルに来られ4年ほど滞伯後1966年に帰国された。その後セツ子さんの20周年記念講演その他に3度ほど来伯しているがあまりブラジルは好きでないとの事で現在東京の池袋に元気に住んでおられるとの消息が分かりセツ子さんとの関係も明確になりました。妹さんの節子さんの名前を芸名としてセツ子として使っているとの事です。同船者の原節子さんに連絡を取って見る積りです。
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ベルギー戦で同点弾の鈴木 ブラジル武者修行実る 【ニッケイ新聞6月7日より転載】
熱戦を繰り広げている日韓合同のアジア初のW杯は、日本が決勝トーナメント第1戦でトルコに1−0で惨敗し準決勝でのブラジルとの対戦は、夢となってしまった。日本を下し、セネガールに勝ち抜いてきたトルコは26日に再度ブラジルと準決勝で対戦する。少し古いですが、日本は、W杯に置ける歴史的な初めての勝ち点1を緒戦のベルギー戦で挙げる事が出来ましたが今大会日本初ゴールを挙げた鈴木選手がブラジルでの武者修行の経験があるとの事で6月7日付けのニッケイ新聞に出ていた記事を転載して置きます。日本は、予選リーグをベルギーと2−2で引き分けロシアに1−0で勝ち、最終戦チュニジアにも2−0で勝利、勝ち点7を挙げH組1位で決勝リーグに進出し共催国としての役目を十分に果たし今後のW杯への進出、活躍が期待される事に成りいずれ世界の王者ブラジルとの決勝リーグでの対戦も実現する事になると期待しております。
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